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2024-04-14 00:18:00

2024年4月13日 (土)道場稽古97

こんにちは!

 

注文していた道着が到着!

早めに道場入りしていただき新入会生2人と帯の締め方の練習です。

帯止め差し上げますのでお使いください。

 

また試合用の帯のサイズ合わせや刺繍色・幅選び、道着の仕立てなんかの打合せも。

 

 

 

先月、体験・見学のお問合せでやり取りを重ねる方から稽古中連絡を頂きました。(着信気づかずですみません、、)

体験教室は毎週土曜日13時から体育館で開催していますので、いつでもお越しください!

また見学の方も、いつでも大歓迎です。

教室選びでは、道場の雰囲気を知ることはとても重要だと言えます。

道場毎に大事にしているポイントや、拘りなんかもあるはずです。

近隣にはたくさん道場もありますし、納得いくまで観て体験して教室選びされた方が良いと思います。

 

当道場では、体験教室は2回までと制限させてもらってますが見学はいつでも何度でも大丈夫です。

勧誘は一切しませんのでご心配なく。

 

 

バンビクラス

01・ウォーミングアップ

02・体幹

03・固定式基本

04・形

 

モンキークラス

05・ルーティーントレ

06・体幹

07・固定式基本

08・審査向け基本 / 形

09・形

10・組手

11・居残り稽古 

 

 

-バンビクラス-

【ウォーミングアップ】

 

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体育館の窓を開け道場内をグルグルとジョグ。

ジョグからダッシュ、サイドステップ、バックラン、足上げでした。

一列に並んでジャンプ系なんかも。

これから短い距離、少ない回数でラダーなんかも取り入れていきます。

久しぶりの体育館。大きな音鳴らしても全然平気である。

それにしてもバンビ達は元気だし声も大きいし、なにより楽しそうに稽古してくれるので癒しの時間です。

もう一回子育てしてるような昔を思い出す不思議な感覚。

新入会生2人も良い笑顔を見せてくれます。

 

 

【体幹トレーニング】

サイドプランク・プランク・V字プランクでした。

 

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インナーマッスル鍛えながらバランス感覚も養うV字プランク。

それぞれ1分間キープ出来るようになってくれば、次意識することは美しい姿勢ね。

これで105分経過しました。

 

 

【固定式基本】

基本的な立ち方と拳の握り方からスタート。

何度も同じこと繰り返して、頭と身体に染み込ませています。

親指で2本の指をグッと握ることが大事です。

 

握りの確認をした後、引き手に入ります。

ただの引き手ですが、これがまた重要です。

攻撃でも防御でも必ず出てきますし、手技のスピードを上げようと思えば、引き手を速くとることです。

ただの引き手がこれだけ重要なわけ。

引き手のポイントを記しておきます。

1・手首を曲げない(骨が折れてしまう)

2・脇を開かない(道着がシュッシュとこすれる音が出るくらいに)

3・肘と手首は床と平行(手首が下がると突きがしゃくれる)

4・拳はお腹よりも前に出さない(グッと引き込む)

5・高さは帯よりも上(上からコンコン叩いて脇腹の柔らかい部分)

 

脇が開かないのと手首に気をつけておこう。

悪い癖がつくと修正が大変。

基本がまずいと形の見栄えが上がらないよ。

 

引き手の次は突き。

2部で取り入れている突き方を試してみました。

このクラスは難しいこと言っても理解出来るはずがありませんが、意図を説明しました。

説明は割愛しますが、要するに右でついても左でついても同じところをめがけて突いてほしいです。

身体の中心ライン(正中線と呼びます)を突くようにね。

 

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受け技も3種類。

焦らず急がずしっかり基礎を固めます。

・拳の握り方

・引き手

・突き

・中段横受け

・上段揚げ受け

・下段払い

・正面蹴り

・立ち方

 

この辺のことがスムーズに出来るようになるのが当面の目標です。

 

 

【形】

 

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新入会生も交えて全員で『四の形』を練習してみました。

出てくる技は中段横受けと突き。

回る方向は、左 → 右 → 前 → 後ろ

これまでは形の時間見取り稽古してましたが、見様見真似でついて来てもらうことに。

途中、小休止も挟みつつ稽古を重ねました。

全体で形を打ち、今度は個別指導に移ることに。

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気になったことを記しておきます。(全員に当てはまることばかりです)

1・引き手を強く取る

2・中段横受けは胸の前でバッテンを作る

3・立ち方は基立ち(前膝を軽く曲げておく)

4・おへそを真っ直ぐ前に向ける

5・肩幅程度に足を開く

 

順番を覚えることが出来たら、上記の注意事項を意識して形の練習をしてみてね。

 

 

(つづく)

 

 

-モンキークラス-

【ルーティーントレーニング】

 

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体育館に戻り拳立ての時間を10秒に縮めました。

床が固かったかな。

上半身の瞬発力は変わらず3回。

まだ始めたばかりなのであまり上手く出来てませんが、これも回を重ねるごとにスピードが上がり平気で出来てくるんでしょうね。

楽しみです。

 

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下半身の瞬発力もそう。

先週まで出来なかった膝立ちジャンプ。

ある生徒が飛べるようになったことに本人と一緒になって喜んでました。

いちにのさんで両手を上に上げた瞬間がジャンプのタイミング。

コツを掴んだら飛べました。

小さな成功体験をいっぱい積むことで、空手道を通じて自分に自信を持てるようになってほしいと心から願ってます。

先日、瞬発力を上げるトレーニングが紹介されたDVDを入手しました。

長いGW休みがありますので、そこで勉強し道場に持ち込みます。

 

うっかりお尻歩きが抜けていましたが、生徒の「忘れてるっ!」指摘で出来ました。(ありがとう)

骨盤の動きに足がついてくる感じね。

上半身と下半身が上手く連動すると、形に力強さが増すと思い取り入れています。

左右の骨盤の切り替えしも滑らかに行えるだろうし、シャープでキレのある形に成長しますように。

形が上手い選手の動きに、ぎこちなさはありません。

お尻歩きを通じて身体操作が出来ることが先決かな。

試行錯誤ですが、形の打ち込みはそれからでも遅くないと思っています。

身体の動かし方が頭と身体で理解した上で、形のレベルアップを図る方向で考えています。

自分の想うイメージの形(初速があって、自在に逆腰が扱えて、常に軸が整っていて、極めが強い形)に近づけば最高です。

生徒とまず目指す部分を共有することが大事ですね。

『何のために』が生徒に落とし込めているか否かで、成果も変わってきます。

同じことやって5伸びる人も居れば、1しか伸びない生徒もいてる。

 

日頃から言ってる『意識高く』

説明は相手の目を見て聞く。

極めてシンプルなことですが道場の課題のひとつです。

 

稽古前に一定時間、思いっきり全力で遊ばせるとその後の稽古は落ち着きを持って臨めると、ある先生の本で読んだことがあります。

そういう解決策は自分の引き出しには無かったな。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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大きく輪になって片足逆突きオンリーでした。

・片足立ちとなりジワッと真っ直ぐに沈む(軸を保つ)

・沈みきった状態で安定するまでキープ(床を掴む)

・曲げた軸足を一気に伸ばして逆突き(反対の足はしっかり抱え込む)

 

身体が前屈みになったりしないようにね。

体幹が強くなれば極めが強くなるよ!

形の競技力が向上することを信じて245分間続けています。

 

 

【固定式基本】

グッと拳を握れる生徒が居る反面、親指の締めが弱い生徒、しっかり握り込む習慣がついていない生徒がいるのも事実。

そんな理由があり始めたのが拳立てですが、今日は全員がしっかり握れていました。

短い本数を集中して突き、受け、正面蹴りでした。

今日指導した中段横受けの入り方。

忘れずにね。

自分の言葉で答えられるようになったら、理解出来たと言えます。

まだ指導中、目を見て聞けない生徒が居てます。

目を離すことなく、しっかり聞いてほしい。

 

 

審査向け基本 / 形

 

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最後の最後、審査に向けて道場内審査会を行いました。

基本審査は立ち方や技が正しく理解出来ているか見ています。

気になったのは正面蹴り。

畳み一枚のスペースがあればどこでも稽古出来ますので修正しておこう。

 

形もひと挙動ずつ丁寧に指導し、一人で平安二段と平安五段を演武してもらいました。

 

一人だし人前だしみんな観てるしで、少し緊張したかも知れませんがこんなのも良い経験かもね。

 

全員をしっかりと観たうえで、審査の用紙を配りました。

受ければ受かる審査ではありません。

用紙をもらった人は、引き続き努力をしよう。

努力を怠らずにコツコツと継続することが一番みんなに伝えたいことです。

 

 

【形】

道場を広く使い想いおもいに形の時間です。

私はグルグル回りながら指導。

 

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大会と審査を控える生徒が良い感じでやる気が伝わってきます。

新1年生のMちゃん、打つ形に力強さが出てきました。

 

表現が難しいですがノペッっとした単調な形もあれば、メリハリのある形があります。

最初から最後まで同じペースで進行し、技の強弱も全て同じな形を指しています。

(記憶に残らない形)

手技のスピードとタイミングが一致しだした感じかな。

後は立ち方の安定感です。

 

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全体的に共通することとして技の一致性。

軸足の張りで手技のタイミングを取ろう。

それと余計な力感。

逆です。

技を極める瞬間は息を止めるのではなく、薄く口を開き呼吸を止めません。

呼吸を止めてしまうと窮屈な形になるので注意。

でも、スッスッ スッスッ息吹出すのはNGね。

形を打ってる最中の呼吸の仕方は、シンプルに歩いてる時となんら変わりません。

息吹を出さず、息を止めず。

歩いてる時と同じ自然な呼吸で形を打とう。

 

 

【組手】

残りの時間、ここからはグループ分けです。

組手競技に出場する生徒で試合形式。

 

・神戸市大会 形出場者

・審査会あり

・大会、審査会なし

は形の時間を取りました。

 

これまで形の時間中、本人の自主性を促してきました。

『自分でスペースを見つけて形を打ち集中力が欠けてきたら小休止を挟み、決して人の邪魔をしない』

です。

どうだったかな?

一度も形の方へいけませんでしたが。

 

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私は主審しながら試合形式でした。

今日のテーマは間合い。

相手が間合いに侵入してきた時の反応の仕方です。

 

前で合わすか、バックステップで間を切るか。

一番ダメなのは反応出来ないこと。

 

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そこを意識付けしながらの試合形式でした。

なかなか良い動きを見せてくれたK君。

中段突きも深くてフォームも良く、ビビらず前で組手が出来ていました。

 

動きの中で技をコントロールするのはなかなか難しいですが、試合形式の中で距離間を掴む他ありません。

道場では後方の副審に旗を上げてもらうには、長い突きを見せないさいと指導していますが、距離が詰まって状態では話は別。

踏み込みは小さく取り、逆に残心を大きく見せなければいけません。

 

中段差し合いの場面もありました。

どちらかに旗が上がらなけければ試合は止まりません。

間髪入れずに次の技に移らなければいけませんが、互いに次の一手が出てきませんでした。

 

日頃から言ってること。

攻撃後は軸足にタメを戻す。

タメが戻ってれば2本目、3本目と技が途切れません。

 

今日やってみて感じたことですが、待ち時間の方が長いかな。

体育館いっぱいを使って、60パー程度で互いに技を出す練習。

ひと組ずつ、試合形式で進めてみようなかと。

短い稽古時間の中で効率を上げていくには、対人稽古の経験を重ねた方が得るものが多いかな。

 

後半、アドバイスしましたが試合とは、試し合いの場。

自分がどんな技を試すか課題を持って臨めるようになると、凄く良い状態ですね。

 

例えば、

「フットワークひとつとってもワンパターンにならないようにリズムに変化をつけてみよう」とか、

「敢えて危険ゾーンに身を晒して相手をおびき寄せてみよう」とか、

「相手のワンとツーの間をカウンターで狙ってみよう」とかね。

 

本能の赴くままの組手もアリと言えばアリかも知れませんが、頭で考えられる人の伸びしろは無限大だと思います。

狙った技がドンピシャで極まれば組手の楽しさにハマること間違いなしとちゃうかな。

 

 

【居残り稽古】

R君遅れてゴメン。

帯と道着のやり取りが残ってて少しだけでしたが組手でした。

 

居残りでやったのはタイミングのおさらい。

前で合わす中段カウンター

後ろにバックステップしながら捌いて逆上

 

中段カウンターも相手の刻み突きを潜るくらい深く。

組手前は股関節回りの柔軟をしっかりめに詰まりを取っておこう。

動的ストレッチの「ランジ」なんかもお勧めです。

 

間を切ってからの攻撃にもバリエーションが欲しいかな。

引き込んでの裏回し蹴り。

身長も高く蹴り好きなのでストレッチを大事にして足が上がるようにしよう。

 

やってて全く面白くないと思うが、自分の長所となるようストレッチから大事にして蹴りに磨きをかけてほしいと思います。

裏腿伸ばしや座って足をハチの字(∞マーク)に回すだけで股関節の可動域が増します。

まだ上段蹴れませんので、これらをしっかりやってると足が上がるよ。

準備を大切にね。

 

残ってくれてありがとう。