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2024-10-07 19:15:00

守礼堂 -黒帯-

こんにちは!

 

守礼堂帯.jpeg

 

6本目の黒帯紹介は守礼堂でした。

生地は洋八(綿)で4.5㎝幅のテープ帯。

4㎝だとちょっと物足りなく5㎝だと太すぎな感じ。

より重厚感が増す二重巻きテープにしようかとも思いましたが5㎝幅オンリーなので見送りました。

 

帯を締めた時の感触は、洋八帯の特徴でしょうか硬くてザラつきを感じました。

 

刺繍色はなんと3本目のゴールド。

以前同じ色は持たないでおこうと考えた時期があり、その時に候補に挙がったのがブロンズ。

黒帯に近い同系色だと肝心の刺繍が目立ちにくく感じたため土壇場で見送り、道着の刺繍と同じ金色にすることに。

黒帯に映えるゴールド。

安定のゴールドでした。

 

守礼堂.jpeg 守礼堂帯 (3).jpeg

 

刺繍の内容はこんな感じです。

"心武館神戸ゆり道場"

"筆記体で名前”

”2022.3.26”

”不撓不屈”

道場開設日と座右の銘を刻みました。

 

守礼堂帯 (4).jpeg 守礼堂帯 (5).jpeg

 

2022年3月26日の稽古開始前に一言ご挨拶させてもらった後、皆さんから頂いた大きな拍手は一生忘れることの無い思い出です。

この先どんな困難があろうとも最後までやり遂げ、謙虚な気持ちを持ち続け初心を忘れることの無いよう裏に刺繍を入れました。

 

守礼堂の筆記体のクオリティの高さは所有する道着で実績がありますので、何の心配もありませんでした。

これも大事な帯です。

2024-10-04 09:15:00

山雅 SUN

こんにちは!

 

山雅組手 (2).jpeg 山雅組手.jpeg

 

山雅の組手用道着SUN

お店で仕立てしました。

今回は敢えて、いつもの組手用とは異なり少しだけ太めに作ってもらいました。

 

好みが変わりちょい太いくらいが最近のお気に入りです。

細いのばかり仕立ててましたので気分転換です。

 

脇のダブつきが好きじゃないので、2㎝だけ絞りを入れました。

ズボンもパンツタイプだとジャージみたいで好みじゃないので、5㎝ハイウェストにしてタックを入れました。

ハイウェストなので当然紐で締めますが、なんとゴム紐もついてます。

ズボンはく時にズレないので楽は楽ですねゴムも。

 

組手道着の丈は長めが好きですので当然ロングに、後ろは更に長くしました。

ステッチは10本に変更し、前身丈も3㎝違いにしましたので着崩れしません。

 

 

生地は所有する道着に近いものは無くサラッとした手触りでちょい伸びる感じ。

伸縮性のあるストレッチ生地です。

お店で初めて手にした時ワクワクしましたね。

色味は守礼堂の和技に近く真っ白。

素材はとても薄くて柔らかい感じです。

プロにお任せしましたのでズボンの履き心地も良く、とても動きやすいです。

道着の長さ、腕や太腿の太さ、スリットの深さなんかは完璧でした。

 

採寸してもらったので肩まわりの引っかかりもなくスムーズに突きが出せますし、やや太目にしたことで膝を抱えてもストレスを感じません。

大満足の山雅 組手用道着SUNのご紹介でした。

2024-09-19 00:15:00

山雅 -黒帯-

こんにちは!

 

今年の夏、大阪のお店で道着とともに仕立てた黒帯。

自分の持ち物には拘りを強く持ってしまいます。

良い機会だし、道場用の帯を持つことにしましたが、問題は刺繍をどうするか。

拘りに拘りぬいた世界でただひとつの帯を仕立てました。

 

道場名を入れることと名前を筆記体にすることは決めていました。

お店には出荷前の帯がゴロゴロありましたが、筆記体自体需要が無く仕上がり具合のイメージが全くつきませんでしたので、

お店で軽く10分以上悩みましたが思い切って勝負し文字色はシルバーに決めました。

 

山雅帯.jpeg 山雅帯 (2).jpeg

 

初めての洋八帯。

感触はザラザラの手触りで、汗を含むとさらにザラついて硬くなりました。

肌に触れるとガリガリとこすれて痛い。

 

 

筆記体とともにもうひとつの拘りを帯の裏側に施しました。

生涯忘れることが無いであろう道場開設日と座右の銘を黒糸で刺繍しました。

次に仕立てる帯には必ず入れると決めていました。

 

山雅帯 (4).jpeg 山雅帯 (3).jpeg

 

黒帯もこれで5本目となりました。

それぞれに思い入れもありますし道場用と特練・寒稽古用とで使い分けていこうと思います。

2024-09-13 00:15:00

山雅 RMG

こんにちは!

 

山雅形 (3).jpeg 山雅形 (2).jpeg

 

この夏、山雅で爆買いでした。

これ以上道着を増やさないつもりでいましたが、道場で生徒が仕立てしてるのを見てると欲しくてたまらなくなりました。

 

折角仕立てしますので、大阪のお店に立ち寄り採寸して頂きました。

今回も細部にまで拘った道着で仕上がり具合は完璧!

 

山雅形.jpeg 山雅形 (4).jpeg

 

ざっくりですがイジッたところはこんな感じ。

前身丈+3㎝

脇絞り -2㎝

襟・裾 二重芯

12本ステッチ

ハイウェスト5㎝

 

ステッチの数をいつもより少しだけ増やし12本、いつもは芯は襟だけでしたが、今回は裾や裾にも。

これで音鳴りは増すんじゃないでしょうか。

また後ろ身丈も羽が作れるように芯を入れました。

もちろん形道着らしく、腕もズボン丈も短めの太めで、ついでに胸と背中にYAMAGAマーク入れときました。

 

前身丈は被りが出ないよう2㎝短くしたり、スリットの長さも慎重に決めました。

ズボンは、タックも2本ずつ入れサイドステッチに変更しました。

 

色はほんの少し青味がかった感じでしょうか。

 

それにしてもお店のお母さんは道着作りのプロ!

完璧な仕上がりで大満足でした。

 

おっと、綿とポリの混紡生地ですので軽くて乾きは早いと思います。

この冬は山雅RMG一択ですな。

2023-04-14 07:31:00

尚武 -白帯-

いつもありがとうございます!

 

2本目の白帯紹介は尚武です。

勝手なイメージですが、尚武イコール日本空手協会ではないでしょうか。

数あるブランドの中から、尚武で帯を仕立てました。

二女の白帯ですが、これも部屋の掃除をしていたら偶然出て来ました。

尚武の特徴は、帯幅がなんと3㎝。

 

凜白帯.jpeg

 

4㎝がスタンダードで形選手は4.5㎝です。

僅か1㎝ですが、全然違います。

私も尚武の白帯を保有していますが同じ3㎝幅で刺繍色は「金」

(同じ場所から出てこなかったので多分ロフトに片付けたと思う)

 

さて二女の刺繍色は小学生の女の子に人気のある「ピンク」

迷うことなくピンクでした。

長女同様に汗ばんだ白帯。

努力のあとが伺えます。

 

仕立てしましたので、裏抜け無し。

 

凜白帯 (3).jpeg

 

これは好き嫌い分かれますが、

刺繍の上から、縦に糸が走ると裏抜け無し

刺繍の上から、縦に糸が走らないと裏抜け有り

 

帯は、2枚の帯を縫い合わせて製作します。

縫い合わせる前に文字刺繍を入れ、工程の最後に2枚の帯を糸で縦方向に縫い合わせるので裏抜けしないって訳です。

なので裏抜け無しを選ぶ時は、仕立て以外は不可能です。

 

刺繍の具合は、今改めて見ると「守礼堂」に近いかな。

 

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