ブログ

2024-09-11 22:50:00

2024年9月10日 (火) 夜練44 @小部中学校

こんにちは!

 

本日の夜練メニューは前回の進捗が悪く、予定通りに消化出来ませんでしたので続きでした。

ここ最近、組手率が高くなってきています。

回数を重ねる毎に生徒たちの動きも軽やかになり反応も上がってきたように感じます。

”継続は力なり”

 

 

1・体幹トレ

2・組手

 

 【体幹トレーニング

 

EB47C5ED-078E-45A1-A95D-5B49BF8D7528.jpeg

 

プランク・バックプランク・サイドプランクで132分経過です。

せっかくだし組手デーの時は、動きを加えた体幹の方が良いかな。

動きの中で軸を保つようなトレーニングに変え、この後のメニューに僅かでも繋げていきたいな

 

 

【組手】

フットワークです。

どうしても足元に意識が強く働くと構えが崩れるといった具合です。

なかなかいっぺんに複数のことに注意を払うのは難しいですが逆に言えばまだ身体が覚えきっていない、数が足りていないとも言えます。

腕が下がる

肘が伸びている

脇が開く

 

奥拳の開きを矯正するにはフリスビーを握ってステップ繰り返すと効果があるかも知れませんね。

道具に頼らずとも意識ひとつの気もしますが。

 

BCE05AF9-8B4C-4479-BE21-0DCA5D19DC78.jpeg D44344DE-EF22-462B-8AA5-763B1A2B1935.jpeg ED5AF963-6CEC-4920-92FB-4B679CBFC0C8.jpeg

 

引きつけやジャンプ系をそこそこの量繰り返しました。

幸い冷房も扇風機もありますし夜練だと一時の暑さもありません。

組手で追い込んでもぶっ倒れることもありません。

 

体力も必要になってくるし、心肺機能も上げないといけませんのでステップに時間を割きました。

 

ここ最近の定番、

その場ステップ・前後フットワーク・サイドステップ・高速ステップ・スイッチ・ランダム

1クール4分30秒を2セット

なかなかハードだったと思いますが、動けるようになってきました。

 

しんどい練習の中でも注意が必要なのは、腰の高さと構えを崩さないこと。

 

 

愚直に同じことを繰り返したあとは、新メニュー投下。

4人(3人)組となり反応練習。

 

B40B5E34-42F2-449F-BEEF-15E18CECB35F.jpeg B52CF077-23ED-43E7-BDEB-71199D596ABB.jpeg

 

とにかく、組手はスピードと反射神経を上げないと勝負になりません。

意識を研ぎすませ集中力を高めれば、動きが変わる。

それを強く感じた夜練でした。

集中力が持続した状態で、反応練習やってみたらどの生徒も速射出来ていた。

正直これは驚きでした。

3年生4年生向けのメニューのつもりでしたが、がっつり集中した状態で今まで見たことの無い反応を見せてくれた生徒がいました。

今日やった反応練習は3人の台がランダムで一歩踏み込み、そこに反応して刻み突きを出す練習でした。

もちろん、誰がどのタイミングで一歩前に出てくるか分かりません。

2人同時なら2本突く。

そんなルールで行いました。

これは相手の動き出しに反応して極める『後の先』

予め意図を説明して練習スタートしますので、出来ないながらも真剣です。

素早く反応する意識。

意識が高くないとただの、刻み突きの練習に成り下がってしまいます。

今日はそんな練習じゃありませんので、反応速度を上げる事が目的と意図を明確に説明しました。

鍛えていることが何なのか理解出来ると意識が変わります。

意識が変わると取り組み方も変わってきます。

まだやり始めたばかりですが、一定のカタチになるまで続けることも重要だと感じています。

体育館のラインを使ってやりましたが、ラダーを使った方が良いかな。

 

一歩踏み出したかどうかが分かりにくい場面が多かった。

ラダーだと枠の中に足を踏み入れるので明確です。

神経系トレで、自分の思い通りに身体を操れるようにしてあげたいと思います。

 

4人打ち込みのあとは、想定練習。

少しずつ実践を想定したメニューにフェーズが変わったゆり道場。

大会を経て次、勝つために取り組まないといけない事、敗因を分析して短所を補っていくしかありません。

大会に果敢に挑戦する生徒が増えたこともあり、私自身その子達に勝ちに繋がる練習を考え提供していく事にマインドが変化してきました。

 

ここ最近、刻み突きの量が多い。

スピード勝負の場合、やはり刻みが最速ですので。

今日は、その刻みを活かすための入り方を練習しました。

 

大事なのはフェイントをフェイントで終わらせないこと。

そんな練習をひたすら2種類繰り返しました。

 

残り時間7分余ったので、リクエストを受け中段スピード対決。

これかなり久々だったような気がします。

私の手の平に向かって、どちらの突きが速かったかを競う対決です。

 

6名の生徒で勝ち残り戦。

最速王は4年生S君でした。

これ案外盛り上がんねんな!

2024-09-03 23:58:00

2024年9月3日 (火) 夜練43 @小部中学校

こんにちは!

 

大会明け一発目の夜練。

生徒達は土日稽古と大会、一日おいてまた夜練と空手三昧の日々。

まっさらだった生徒たちがどんどん逞しく成長していく姿を直ぐそばで観ていると感慨深いものがあります。

バンビたちと空手している時間はもう一度子育てしてる不思議な感じだし。

 

コツコツと積み重ねてきたことが、少しずつ競技空手で実を結んできました。

 

生徒たちに対して願うことは、どんなことでも良いので夢中になれる何かを見つけてほしいということ。

私の場合はこの空手教室。

自由に使える時間の大半を費やしているといって過言ではありません。

先日、眠い目をこすりながら作り上げた新しいチラシがもうすぐ届きます。

桜の宮まつりに間に合わせるため、最後怒涛の追い込みで仕上げました。

体験コーナーに来てくれた人たちに配る気満々でいてます。

 

中旬には県大会が控えていますし、神戸市大会の準備も当番で当たっています。

慣れない作業をしながらお祭りの段取りも考えていかないといけませんし、月末には審査も控えています。

ブログのストックもだし、振り返れば教室の無い日も空手ばっかりの日常を送っています。

 

退屈な毎日を過ごすよりも忙しいくらいが自分には丁度良い感じです。

有難いことに自分について来てくれる生徒がいる事で、毎日がとても充実しています。

感謝しかありません。

脳みそフル回転して、理想に近づけるよう頑張って生徒に還元したいと思います。

 

 

1・体幹トレ

2・組手

 

 

【体幹トレーニング】

 

F333C556-D50F-4226-BD22-56681C923EE4.jpeg

 

久々バックプランクの登場。

特に意味はありませんが。

プランク・バックプランク・V字プランクで129分経過しました。

汗で滑って体幹どころじゃなかったかな。

動きを加えた体幹トレの方が夏場は良いのかも知れません。

 

 

【組手】

 

A2C5AAD1-5B47-40C1-B21A-B2C233762CBC.jpeg 3CED2330-536A-4DCF-AF47-31AF09CF841C.jpeg

 

2時間の枠の中で組手に絞って稽古しました。(体幹はするが)

体育館の中をダッシュ・抱え込みジャンプ・アンクルジャンプ・カエル飛びジャンプの後は、

フットワークしてバックステップしてサイドランでした。

2列で軽くアップし、今度は組手のフットワーク。

フットワークもまだまだ基本を固める段階。

構えは下がるし、

腰は浮いてくるし、

相手から目を離すし、

脇は開くし、

 

まだまだです。

ステップ・前後フットワーク・横のステップ・高速ステップ・ランダムに加え、逆体バージョンも投入しました。

5,6本はやったかな。

逆体もいれるとこの倍かな。

徹底的に構えを矯正しないと、試合に出てやられるのは自分です。

何で前拳上げるの?

なんで踵浮かすの?

なんで奥拳は胸の前なの?

腰が浮いたらどうなるの?

口を酸っぱくして言ってますが各人それぞれ癖をお持ちです。

意識ひとつ、思考するだけで動きに変化が生じますが、まだまだ同じ指摘を繰り返します。

 

フットワークして、基本技に移りました。

刻み突き・中段逆突き・逆突き上段の3つ。

刻みと中段はフォームについておさらい。

 

生徒とのやりとりで理解を深める方法を取りました。

逆上の入り方。

2種類やって見せ、それぞれ感じたことを話してもらいました。

まず後ろ足で始動してみせ、意見を聞いてみたところ。

「技を出そうとする瞬間が分かる」

と答えた生徒がいてました。

正解です。

 

勢いよく後ろ足で踏み込んで入ると「おこり」が生まれます。

これをモーションと表現することが一般的です。

相手にバレないように突かないといけないのに、後ろ足始動だと一度沈んで入るので、ここで気配を感じられます。

 

後ろ足で床を蹴る → 身体が一旦沈む →モーションが生まれる → 身体が浮く →バレる

これがダメなパターン。

 

正解は、

前足の膝を抜く → 前方への推進力が働く → 床を蹴らないのでムダな力みが生まれない → ノーモションで入れる → 相手にバレにくい

このように突きます。

力むと前膝が抜けないので、距離も出ません。

 

いつの間にか間合いに入られてた。

そんなのが理想です。

 

基本のあとは、フェイントです。

技に移行して良い時。

技に移行してもムダな時。

この説明に時間を割きました。

 

0913FF6E-70C6-448E-9A2F-5CC935B7E957.jpeg EC157815-BEF9-4F27-8CD3-D77E9AEEC286.jpeg

 

相手が自分の動きについてこれてる時、要するに反応出来ている時は技は極まりせん。

バックステップで距離を保たれるか、前で合わそうとしてきます。

 

打って良い瞬間は相手が反応出来ていない瞬間のみ。

これを出入りはプレス、フェイントを使って崩します。

 

プレスした時の相手の反応を観察する。

キープしたり出鼻に合わそうとしていると感じたら崩し切れていません。

崩す方法を5種類ほど試しました。

プレッシャーかけて相手が居ついた瞬間が狙いどころ。

これを駆け引き使って、タイミングを見定めます。

今日の説明で、

①間合いを使って何をしてるか、

②あの時間何をしないといけないか。

③相手がどうなれば崩したと言えるか

 

十分伝わったと思います。

これまでは、如何に相手の懐に侵入することに注力してきましたが、相手の気が張った状態だとなかなか技は極まりません。

 

それとタイミングを外して入る刻み突きを今日初めて練習しました。

これまで稽古した刻み突きに似ていますが、入るタイミングが普通ではありません。

異なるリズムで入るからこそ、相手は意表を突かれます。

 

時間が無くて出来ませんでしたが、中段に入ると見せながらの刻み突き。

いつだったか大原夜練でやってたかな。

タイムオーバーだったので次の機会にでも。

 

これもシンプルな技ですが、仕掛けが必要です。

如何に相手の意識に中段突きを植え込んでおくかがポイント。

中段狙うモーションを撒き餌にして、イメージを摺り込んでおき実際は切り返しで刻み突きです。

 

リズムだったりタイミングを崩したり変えたりして、相手が嫌がることを積極的に仕掛けてイニシアチブを握る。

嫌がることをしてナンボ。

仕掛けて探って、相手が反応してくるか、はたまた居ついてしまうか、プレスやフェイントを駆使して観察します。

技を出すのは、相手が居ついた瞬間ね!

 

ガムシャラな組手も粗々しくて面白いですが、クレバーに戦える選手の方が勝ち残ると思います。

 

トーナメント戦なので省エネで切り抜ける方があとあとの影響が小さくて済みます。

動きの中で相手の癖を見抜けるようになったら、更に勝率は増すよ。

このあたりは荒賀選手の書籍でタイプ別の試合運びでたくさん参考事例が載っています。

 

運動神経だけでは補えない頭脳を使った試合運びが出来るよう、そんなメニューを考えていきたいと思う。

2024-08-28 00:23:00

2024年8月27日 (火) 夜練42 @鵯台中学校

こんにちは!

 

先週の時点では今日の夜練台風で飛ぶことも覚悟してましたが大丈夫でした。

大会直前の今、稽古出来ないのはツラ過ぎます。

最後の調整に充てる土曜日稽古もひょっとしたら無理かも知れません。

何よりも生徒の安全が最優先ですので場合によっては、お休みしますので出場組は後悔を残さないためにも家練やっておくようにね。

ここまでズレると日曜日の大会そのものも怪しいですが、、

 

 

1・体幹トレ

2・形

3・組手

 

 

【体幹トレーニング】

 

E24E39B0-8766-4227-9C70-066F9A053A2D.jpeg

 

足刀蹴り・2ポイントプランク・V字プランクで126分経過。

先日の特練で知った2ポイントプランク。

私の知ってるのとは少し異なりますが、内容はかなりハードです。

前回、前々回と私もやりましたが10秒でフラフラする位の難易度です。

 

 

【形】

今日は過去最高を更新、12人集まってくれました。

大会を目前に控え、生徒たちのやる気も高い。

また土曜日怪しいので、来れる日はやっといた方が良いですね。

 

2人1組で大会で打つ形の動画撮影。

修正点をともに動画で確認しながら黙々と自主練のループです。

基本的なことばかりですが、基本を疎かにしてテクニックに走ってもダメ。

基本に忠実に。

手振れ、立ち方、軸足の張り、技のタイミング、正確な横受け、正確な突きの位置、バウンドしない、反り腰、脱力こんなところだったでしょうか。

みんな散り散りばらばらになり、良い空気感の中で打ち込んでたと思います。

形練は60分枠を取ってましたが終わったのが20時丁度。

 

ただ生徒達の理解度は高かったと感じました。

鏡の前で打たない限りなかなか自分の形を観る機会は少ないかと思いますが、今日の指導方法では指摘された部分を客観的に観ることができ、素直に受け入れることが出来たはず。

修正ポイントが分かれば、意識さえ高ければ自主練出来ます。

いつの間にか、そんな事が出来るまでになってきた。

自分次第で質の高い練習にもなりますし、反対に収穫の得られない練習にも平気でなります。

 

DE02C64F-BE88-464F-AF41-55410606E3E5.jpeg 6822ED90-14C2-4C06-B382-2EE9CB87303C.jpeg

 

努力は必ず報われるとは限りませんが、報われるまで努力を続けてほしい。

自分の中で目標を掲げて、粘り強くコツコツと努力を重ねてください。

大会目前の今、やるべきことは基本に立ち返ること。

正しい立ち方、

正しい受け方、

正しい突き方、

正しい引き手の位置、

 

それが出来た上でのテクニックです。

まず今日の指摘事項を徹底的に潰そう。

みんな頑張れ!

 

 

【組手】

1時間の予定が僅か30分。

用意してきたメニュー全部こなせませんでした。

 

D4E12FD7-2A15-41F3-8701-113558B37483.jpeg

 

土曜稽古の続き、フットワークの強化。

動きの中で腰を浮かさず、構えを崩さず。

こなしてきた量が足りないからか、ひとつのことを意識すると構えが下がったりです。

前拳はレーダーのように相手に向けておく。

これだけで威圧感ありますし、どこに行っても前拳で捉えられたら嫌に感じます。

これが脇が開いたり、手が下がったり、目線が違う方向向いてたら、全く圧を感じません。

組手は相手が嫌がることしてナンボです。

 

ステップ・前後のフットワーク・サイドステップ・高速ステップ・ランダム、最後に突き技。

少なくとも60秒は動けるように。

結構やった。

10分くらいやった。

まだまだスムーズに、とまではいきませんが上手くなるにはやる以外ない。

やらないと始まらないし、やらないと上手くならない。

始めから出来る人なんていないし、やればスポンジのように何でも吸収していく。

 

形は独特の緊張感があって好きですが、組手は思いっきり身体を動かせることもあり、伸び伸び楽しんでるかな。

”好きこそものの上手なれ”

 

最後は順番に100均のスポンジ棒で間合いの練習。

スポンジ棒の先を相手の前拳に見立てて、バックステップとサイドステップを駆使して距離をキープする練習を行いました。

 

 

目的は相手を自分の懐(赤信号)に入れないこと。

赤信号とは相手の攻撃が届く一番危ない距離。

その場に居つかないようにするための練習でした。

 

 

形も組手も楽しんで良い練習出来たんじゃないかな。

 

 

土曜日は軽めに試合形式します。

台風、試合前だけはマジで勘弁してほしい。

2024-08-22 00:49:00

2024年8月20日 (火) 夜練41 @小部中学校

こんにちは!

 

長い夏季休暇も明けて、普段の生活に戻りました。

ダッシュで帰って急いで準備して慌ただしく道場入りの繰り返しです。

本日のメニューは形と組手でした。

 

 

1・体幹トレ

2・形

3・組手

 

 

【体幹トレーニング】

 

357CB66C-8BA3-4BC0-A8E8-5A4A8F450497.jpeg

 

プランク・バックフルアップ・V字プランクの3つ。

これで123分経過でした。

体育館の床が汗で滑るので、キープしにくいですがみんな頑張って耐えています。

 

 

【形】

少しだけ基本を挟みました。

突きや蹴り、技のタイミングの確認です。

それと腰の締めも。

身体が流れていると力が拳に伝わらず極めが弱くなります。

このあたりの説明を加えながら稽古に励みました。

 

四股立ちの切り替えしも行いました。

四股立ちで移動する際に動かすべき身体の部位。

意識が足りないと身体全体を使って回ろうとしてしまいます。

となれば当然、余分な動作が入り動きが遅くなってしまいます。

キレのある前後の切り替えし、セイエンチン最大の見せ所です。

運足は最短ルートを通り、膝の抜きと寄せを同時に使うことは意識づけ出来ていますが問題は上半身の使い方。

余分な動作を削げば格段にスピードが増します。

説明が難しいところですが上手く伝わったでしょうか。

 

5FA8BAC5-2124-492E-8C36-BF2FB6ECBD50.jpeg 38FBFBE9-95B6-46EC-AD77-790724933735.jpeg

 

先日から指導していたキレと極めを高める練習方法。

身体の中で意識して動かす部位はたったひとつだけ。

どこを動かせばスピードが増すのか理解出来たでしょうか。

これからの稽古の仕方として『修正する能力』が求められます。

 

嫌と言うほど基本を口やかましく指導してきました。

ただ闇雲に基本や形練していても、目覚ましい上達は見込めないと思います。

稽古の前(最中)に教わったことを予めシュミレーション。

良いイメージを持った状態で一本いっぽんを全力で稽古しないと自分のモノにはならないと考えています。

同じ指摘を繰り返し受けているうちは、停滞しているのと一緒。

学年が上がってくると稽古の仕方が問われます。

 

基本観ていて感じたこと。

中段横受けひとつ取っても癖が抜けていない。

・脇の開き(身体の枠の中)

・拳の位置(肩の高さ)

・手首の曲がり(曲げない)

・肘の曲げ具合(肘は身体から拳ひとつ分空ける)

・受け方(スクリューの動きで最後拳を返す)

そういったところが、まだまだと感じています。

 

ちょい基本のあとは形!

ひと挙動ずつコツを指導しながらの平安二段と平安五段。

これまで指導した内容とほとんど変わりません。

頭の中で整理してポイントをしっかり押さえて自主練してほしい。

 

今さら説明することはもうありません。

(新たな引き出しを得ればシェアします)

 

学んだことを丁寧に振り返りながら、大会当日まで懸命に反復練習してください。

 

8BF23357-88B4-4811-B94F-BA9134371CEA.jpeg

 

形競技で安定して上位に食い込もうと思えば、基本的な技や立ち方は確実に出来ていないとダメ。

同じ技でもバラつきが目立ちます。

基本に忠実に自主練、家練を重ねてほしい。

 

 

修交会で勝負する形は他に平安初段とセイエンチンでした。

個別指導しながら完成度を高めますが、ここからは自分で自分を追い込んでほしいと思います。

分からないところは自ら聞きに来てください。

 

聞いて、

学んで、

ひたすら打ち込んで、

確認を挟み、

修正しながらの無限ループ。

PDCAのサイクルと同じです。

 

形の完成度を高めて、当日はベストパフォーマンスを発揮してください。

持てるチカラを発揮出来れば勝っても負けても納得出来るはず。

 

大会に出場する人は悔いだけは残さないよう、ギリギリまで自分で稽古を積んでください。

闇雲に頑張るのではなく必要なのは正しい努力。

何も考えず(指摘されたことを振り返らず)練習することはしないようにね。

稽古の質を上げていこう!

 

私の考える正しい努力とは、

1・これまで受けた指導を纏め上げた空手ノートでの振り返り

2・今、自分が抱えている課題(現実)を整理する

3・あるべき姿をイメージする(現実を受け入れ、理想に近づく努力をすること)

 

言うてもまだ小学生です。

自分ひとりでこんなに意識高く出来れば苦労しません。

指導者・生徒・保護者が三位一体となって取り組まなければいけませんね。

 

思考出来る人は大きく飛躍します。

そのための手助けは惜しまないつもりです。

今、空手が楽しいと感じている生徒は夢中になって取り組んでみよう!

 

 

【組手】

土曜稽古で裏回し蹴りをさわりだけ学びました。

十分な時間が取れませんでしたので、今日来てくれた生徒に改めて指導しました。

もうひとつ2:8の割り合いで蹴るダブルの刻み蹴りでした。

 

蹴り技は難易度が高く、その分競技では突き技よりも高得点です。

股関節まわりが柔らかくないと高く足を上げることが出来ませんし、腿裏が固いと「巻き込み」が出来ません。

引き足を取るところまでが蹴りですので柔軟性も同時に必要です。

 

936DC73D-B6AA-4EC6-BE96-A6C64B0F7B6F.jpeg 445C8BC5-D689-4504-94B1-B934E4C138E8.jpeg

 

股関節の詰まりや裏腿の硬さを取るストレッチを最後皆で共有しました。

方法が分かればあとは自分次第。

 

稽古や試合前に柔軟性を上げて良い準備をする。

関節の可動域を広げてアップに入り、試合でベストのパフォーマンスを発揮する。

強い選手は当たり前のようにやってるはずです。

稽古前に友達と無邪気に走り回るのも子供らしくて嫌いではありませんが、もう一段意識を高めて次からは友達とお喋りしながらストレッチなんかしててくれるともっと良い稽古が出来るかな。

 

 

”良い準備が良い結果を生み出します”

2024-08-07 21:06:00

2024年8月6日 (水) 夜練40 @鵯台中学校

こんにちは!

 

7月から始めたテーマ別の夜練。

本日の稽古で全て消化しました。

生徒には少しでも上達してほしいのですが、週1回じゃどうしても稽古量が足りません。

 

生徒(ご家庭)のニーズを掴み、希望に沿うカタチで夜練を開催すれば足を運んでくれるのかな?

そんな理由で5回分、どんなことをするのか詳細も事前に開示しました。

 

7月2日 10名:チューブでスピードアップ‼ 組手ざんまい編!

7月9日 10名:初登場‼ 糸東流 第一指定形編!

7月16日 9名:やっぱり基本形も大事だよね編!

7月31日 7名:みんなでアーナン編!

8月6日 11名:忍耐力あるのみ‼ ひたすら基本オンリー編!

 

結果はこうなりました。

本日の基本編11名が参加でしたが止むを得ず2名欠席でした。

基本編は実質13名と言えます。

11名参加は、夜練史上最多の人数です。

 

これから必要となる指定形に生徒が集まることは予想出来ました。

普段から組手の時間が極端に少ないことから組手編に集中するかなとも予測出来ました。

大きく予想が外れたのは自由形編でした。

大会にも審査にも必要の無い形を「今」覚える必要はないという判断でしょう。

そして今日、基本オンリー編が一番ニーズがあった。(ちょっと意外)

データ取りはこれにて終了。

今後は基本と組手を中心とした夜練にシフトしていきます。

いろんなメニューいっぱい用意して、楽しく上達していけたらと思います。

個人的には息抜がてら自由形でもやろかと思ってましたが控えます。

都度、希望者を募って居残り稽古の時間に引っ越しします。

今閃きましたが、毎月何かひとつに絞って自由参加でやろうかな。

夜練で基本を強化し、居残りの時間で気分転換に新しい形。

この進め方がベストかな。

 

1・体幹トレ

2・固定式基本

3・平安五段部分練習

4・移動式基本

 

 

【体幹トレーニング】

 

06DA9A8E-D2D9-40C0-B3B9-312245860AAC.jpeg

 

プランクと2ポイントプランクでとうとう120分経過です。夜練も2時間の大台に乗りました。

先日の特練でストレッチの時間中、最後に2ポイントプランクを僅か30秒弱行いましたが、道場版とどこか違います。

ノーマルプランクの姿勢から、片手・片足を伸ばすので難易度が格段に上がりました。

私も特練で生徒とやりましたが、かなり難しかった。

今日の2ポイントプランクは特練バージョンでした。

 

 

【固定式基本】

特練直後でタイミングが合いました。

おさらいがてら何を教わったのか質問ぶつけて見たところ、まぁまぁ理解していました。

・腰の切り返し

・突き

・2連突き

・基立ち斜角突き

・前屈立ち(四股立ち)3方突き

・中段横受け

・上段揚げ受け

・下段払い

 

腰の切り返しはウォーミングアップ。

 

8A4A7983-CA01-488B-AFC7-4FBF9EFF5CB1.jpeg

 

これが出来ないと良い形は打てませんので15秒2セットをフルスピードで。

ただちょっと時間が長かったかな。

ぎこちない動きなら、まだ自分の身体を操作しきれていません。

小さく速く、腰だけを動かせるように家でやっておいてください。

この動きはキレの源。

絶対に形に活きるので。

 

連突きはどうしても突き急ぐ生徒が。

2本とも極めないと。

 

B6663EE3-45D0-43BE-862C-12E074CFB63F.jpeg

 

速く突く方法を記します。

1・突き手よりも引き手を強く取る意識を持つ

2・肘を飛ばす感覚を持つ

3・脱力

 

斜角突きは軸足のタイミングで手技を合わせます。

下半身の連動、うねりを使って技を出せるように。キレを上げる事が目的です。

3方突きも目的は同じ。

キレとともに下半身強化でした。 

 

19A714C8-0534-4B49-AF63-0E858EBCA8E7.jpeg 3777E028-2F6B-4317-80D0-D283B29F020E.jpeg B703319C-C507-49ED-A6E5-F73E919CD91F.jpeg

 

前屈立ちと四股立ちの高さは一緒ですので、自分に負けて重心が浮かないようにね。

技術よりも重心の位置を変えずに行う根性練習かな。

 

受け3つは完全なるおさらい。

 

CD2C2F37-BBD7-4F1B-BDA1-4AE511A0C61C.jpeg EBB92AFF-318D-4067-B643-0A5F012D16CA.jpeg

 

初級の生徒もいてますし、時間たっぷりあるので、詳しく説明しながら。

そこそこの数を時間をかけて丁寧に行いました。

それぞれ留意点ありますので、当たり前のようにサラッと答えれるように。

 

 

平安五段部分練習

さて、ここまで練習したことを平安五段の挙動で実際に使ってみることに。

前屈立ち 肘支え受け

前屈立ち 下段交差受け

前屈立ち 肘支え受け → バラし → 前屈立ち 下段払い 

 

6BF76793-9624-4397-A687-7B48B41DA150.jpeg 1704AB72-CB97-4BE5-8AD3-6481D4B3A26E.jpeg 40D809D4-C35F-4DFC-B720-BDF63B9AD17E.jpeg

 

今日やった細かい腰の切り返し、お尻歩きの成果の見せ所です。

大きく肩を揺さぶって入ってしまったり、腰が稼働せず真身のまま移動したり、腰が流れていたりとまだまだですが、意図を理解し練習を繰り返すしか上達しません。

たたみ一畳の広さがあれば練習出来るので、平安五段で勝負する生徒はここをしっかりと頑張ってほしいです。

 

 

【移動式基本】

ラスト30分、移動基本でした。

足りているようで量が不足している移動基本。

数を打ち自分の立ち方を身体で覚えないといけません。

動く度に歩幅が変わったり、カタチが崩れてしまわないように。

自分で軸の位置を確認出来るようになれば成長していると言えますが、観た感じまだまだ。

力んでいたり反り腰だったりと言った具合です。

基立ち / 追い突き

前屈立ち / 逆突き

四股立ち / 下段払い

何らかわり映えしない移動基本ですが、ひとつ動く毎に意識するポイントの声かけ。

軸・締め・スピード・運足・タイミング・正確性・脱力です。

やはり地味な稽古には、少しばかり変化をつけないと生徒達も面白くありません。

四股立ち移動だけアレンジを加えました。 

 

前方に2回移動し、素早く一つ下がります。

素早く動きますが、立ち方と技をしっかり極める事が大前提です。

四股立ち移動でスピード感を出すことで重厚な形の中で違いを表現出来ます。

今日生徒に伝えたコツ。

 

8361D758-E7A7-4A5D-BDF2-CC29820E34F7.jpeg 40479378-3604-4C02-BA7F-CA63347E84AD.jpeg B009CD5D-9C35-4E6E-B4B4-B55817CEA8EF.jpeg

 

四股立ち移動は身体を使って(動かして)移動していては自分の思う程スピードは上がりません。

下半身で誘導する事は大前提としてもう一つ意識する部位があります。

セイエンチンを打つのなら重要な要素です。

この辺りは次の機会に詳しく触れようかな。

それよりもなによりも、演武線が乱れているうちはまだ早い。

最短ルート且つ重心の上下動が無い事が最低条件かな。

予め伝えましたが根性練習ね。

自分に負けて膝を緩めてしまわない事です。

空手が好きな生徒は、シンドい練習も

歯を食いしばってついて来てほしいと思う。

キツい時、気合いの声をもう1段階上げると不思議と乗り越えれるよ。

 

 

夏休みに入りましたので暫く稽古はお休み。

退屈である。 

 

AF9E2170-0DC5-4861-8EBA-31AA24EFCE95.jpeg

 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10