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2024-07-17 23:21:00

2024年7月16日 (火) 夜練38 @小部中学校

こんにちは!

 

本日の夜練テーマは基本形の見直し!

9名の生徒とともに120分形オンリーでした。

初めての生徒も数名居てましたが、最後まで良い集中力で頑張っていました。

6級・5級の生徒は平安初段・三段・四段を打たないといけません。

お久しぶりですが、忘れない程度に家練しとかないといけません。

また会員ページに動画載せてますのでそれも観ておかないとね。

 

道場で打てずに固まっているということは明らかな稽古不足。

受審したかったら自ら進んで稽古しないとね。

今日来た青帯の生徒は挙動は完璧に覚えることが出来たと思います。

審査まで休まず来てしっかり稽古すること。

審査は正確に打てて当たり前ですので、あやふやな状態で審査に臨まないように!

 

 

1・体幹

2・平安形

 

 

【体幹トレーニング】

 

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プランク・バックプランク・V字プランクで114分経過しました。

腹筋を使って身体を支えて頑張ってほしいですね。

体幹が強くなってきてる生徒もいれば直ぐにバランスを崩してしまう生徒も。

 

 

【平安形】

ここ最近、綿密に時間管理し稽古を進めています。

この日もドンピシャで上手く収まりました。

ひとつの形を20分間で設定し、体幹トレ込みでキレイに2時間収まることが出来た。

 

仕事でもそうですが、予め立てた予定の通り進行することに喜びを感じるタイプです。

完全なる自己まんですが。

 

稽古は平安二段からスタートしました。

 

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全員がしっかり打てる形ですが、あえてひと挙動ずつに分けました。

各種立ち方のポイント、タイミング、軸の動かし方、演武線等をおさらいの意味を込めて、とても丁寧に稽古を重ねました。

突きひとつとっても、ただ腕を伸ばすだけの生徒もいれば、下半身の締めを意識した突きを出せる生徒もいるといった具合です。

 

形は基本の組み合わせですので、普段の基本で指導してる内容が心と身体に染みわたってたら演武する形のレベルもワンランク上がると思います。

本人次第です。

覚えた形を何となく演武してたらダメで、キレや極め・緊張感を自ら高められる人に良い結果が結びつくと思います。

普通にこなしてても良くて『現状維持』

上を目指さなレベルは上がらへんよ。

 

 

次は平安五段。

初挑戦の生徒もいてましたし、じっくり時間をかけて。

ただ新しい立ち方や技の説明は今回割愛しました。

また機会があれば早練で是非。

 

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今の青帯生にとって、平安二段と同じくらい大事になってくる形。

この形で勝ち進まなければ指定形打てませんのでね。

今回少しですが色付けしました。

 

今回の練習会の意味はいろいろあって、

・来るべき審査会に向けて再度おさらいの場を持つ

・下半期の大会シーズンに向け、勝負形に磨きをかける

・新しい形に触れる

 

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先日の指定形で顕著に現れましたが、生徒たちは知らない技や形を学ぶのが大好き。

学ぶ時の目の輝きが違います。

平安五段は身体に染みついた形ですので、新鮮さに欠けます。

突きの強さ(キレ)を上げる指導を用意してきましたが、なんとも反応が薄い、、

天井眺めたり、爪を触ってたり、、

練習を練習で終わらせてるうちは、結果に結びつかへんよ。

こなすだけの練習してる間に、ライバル達はレベルアップするための練習してるので。

いつも言ってる『意識』ね。

まだ意識が低い。

 

あんましガミガミ怒ると時間をムダにしてしまいますので、一言注意して終わり。

 

次の稽古が楽しみだ。

どれだけ意識して稽古に取り入れてるか黙って見とこかなと思います。

 

一回いっかいの稽古をムダにしないこと。

たった一回と思うかも知れませんが、私はそうは捉えません。

1ヵ月で8時間分の差が開くことになるよ。

 

 

このまま平安初段に移りました。

初めて組が数名いてますが頑張ってついて来てましたね。

打てる人向けの要素高めでした。

ここでの指導ポイントは受け技の極めと第一挙動の分解。

後半の基立ち移動、なかなか難しい挙動ですが技を流しがちになりますが、それじゃダメ。

 

 

平安三段です。

ここも前半の挙動が雑になりがちですのでポイントを指導しています。

また肘受けの意味なんかも雑学ですが挟んでいます。

挙動も少なく比較的覚えやすい形と言えますが、打ってきた数が二段・五段と比べ圧倒的に少ないので、、、

中段横受けひとつ取っても打ち慣れていない形でだすと、どこかぎこちない。

中段横受けは中段横受けであって、それ以上でもそれ以下でもありません。

ということは、まだまだ基本が身についていないと言えますね。

 

 

ラストは平安四段。

 

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この形の最大の見せ所、裏拳打ちからの転身。

交差立ちからくるっと回って猫足立ちを取ります。

不安定な立ち方からフルスピードで軸をブラさず回るのは容易ではありません。

形競技ではリスキー過ぎて打つ選手をほとんど見ない形です。

1週間、体幹ストリームを渡して猫足立ちでの転身を家練で課した生徒も居てます。

ここをクリア出来れば形の競技力がグッと高まるはず。

他の形にも応用が利くので強化したい挙動です。

 

 

平安形全てに言えることですが、似たような技で『払い』と『打ち』があります。

稽古の中で、常に答えを言ってますので何してる技か理解しながら演武するようにね。

黒帯に近づいてくると、審査の中で技の意味や名前なんかが質問飛んでくるよ!

 

 

7月の夜練は今日でお終い!

8月も3回だけだし、ちょっと物足りないな。

悩む、、、

2024-07-10 23:29:00

2024年7月9日 (火) 夜練37 @小部中学校

こんにちは!

 

7月の夜練は1回毎にテーマを変えて取り組んでいます。

先週は組手ざんまい編で今週は、糸東流 第一指定形編!と銘打ち行うことに。

 

同じことを繰り返すだけだと、どうしてもマンネリに陥りがちですし飽きさせない工夫、生徒が食いつくような何か刺激が必要です。

夜練は任意ですし、もっと空手したいっ!って生徒が集まりますので新しいこと始めたりするのはこの場が持ってこいな感じでもあります。

だんだんカタチになってきたら土曜稽古に横展開、夜練組が土曜稽古を引っ張ってくれたらと考えています。

 

2時間あるし、2ついけるやろと思ってましたが、新しい立ち方や技、さらには分解まで踏み込みましたので後半駆け足になってしまいました。

私の指導の仕方では2時間フルに使って1つに絞らなアカンと分かりました。

 

 

特に分解。

ここを全空連第一指定形DVDに沿って指導しました。

コレなにしてんねやろ?

そんな疑問がこれから学ぶ形で、どんどん出てくることと思います。

分解が分かれば形の表現も変わってきますので、まずしっかり私が理解し生徒に指導することが大切だと感じています。

分解の理解が無いまま演武しても、理に反した挙動になりがちです。

 

例えばセイエンチン。

那覇手の形は接近戦を想定していますので、相手に掴まれた時の外し技が後半多数出てきます。

後方に下がりながら肘繰り受けして引き外したり、後方から組みつかれた時の攻防にも理解が足りないと立ち方と技のタイミングがズレがちになってしまいます。

でも分解を知る事でどのようにして動かないといけないかが分かりますので、手と足がバラバラに動くことはあり得ません。

技の一致性がマズいと形の資格を持つ審判目線ではきっと減点対象となることでしょう。

そんな意味でも分解の理解度は形の技量を上げるとともに必須項目と考えています。

 

今日の稽古は表向き、初めての形を楽しく学ぶ!ですが、今日の裏メニューは「分解を知る」でした。

意味が分かれば形がもっと好きになること間違いなし!

 

 

1・体幹

2・形(バッサイ大)

3・形(セイエンチン)

 

 

【体幹トレーニング】

プランク・バックプランク・サイドプランクで111分経過しました。

塵も積もれば」なんとかってやつですね。

夜練もこの夏のうちに2時間超えですね。

 

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形の上手い人に軸が整っていない人はいてません。

猫背にならず、反り腰にもならず、無意味な力みのない、自然で美しい立ち方を目指していこう。

 

大会や特練・審査会等で、上手い子の立ち方を観察する習慣をつけて自分で情報収集する意識を持ってほしい。

週に一度の小さな世界で満足することなく、自ら勉強する姿勢・感度を高めてほしいと思っています。

良いお手本はそこら中にあるよ。

 

この意味が分かれば、おしゃべりなんかも減ってくるやろな。

いつも言ってる意識の差ってここに気づくかで変わるよ。

早く気づいたもん勝ち。

 

 

【形 バッサイ大】

 

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数人まったくの初めて組が居てました。

約50分の予定でスタート。

いっぱい時間ありますし、覚えやすいように細かく区切っては繰り返し、また始めからスタートし少しずつ繋げていきました。

おそらくこれが今の生徒にとって覚えやすい入り方だと思っています。

 

細かく何度も反復してゴールを目指す覚え方。

このブログでは内容は割愛しますが途中、意味不明な挙動は分解で説明を挟みました。

 

・この伸ばした腕は突き?それとも払い?

・流し受けってなに?

・掛け手ってどうすんの?

・気合いの前に右足上げてんのは何してんの?

・なに?内受けって

・蹴ったあと、腕を曲げ伸ばししてるけど?

・拳槌打ちのあと、寄り足するのはなんで?

・諸手突きってどこ突いてるの?

 

まず挙動を確実に覚え、次に分解の意味を学びそこから数を打ち込む段階に移ります。

そこから先は大会に向けて、

・細かい引き手の出し入れの仕方

・高速で回転する方法

・軸を崩さず蹴りを放つ方法

・振り捨ての時軸を乗せる方法

 

このような細かい身体の使い方を勉強していきます。

 

 

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スピードが持ち味の生徒にとってこれから先、とても大事な形になっていきます。

手先の滑らかな動かし方、緩急強弱のつけ方、転身のスピード感を雑にしてはいけない大事な形です。

 

個人的な見解ですが、首里手の形はシャープに前後左右切り返しが出来る女子選手に向いていると感じます。

得手不得手ありますので、各人の体格や強みにマッチした形を選択していきたいと思います。

 

 

【形 セイエンチン】

19:30ピッタリに終了したバッサイ大までは完璧に予定通り。

セイエンチンが後半駆け足になってしまいました。

最初の臍下丹田に力を込める方法(身体の締め)や呼吸法で随分と時間を費やしました。

重厚感ある那覇手の形は、呼吸法と三戦立ちを分からないと話になりません。

これから先、セーパイやスーパーリンペイといった形を学ぶ前に知っておいてほしいことでした。

 

これも内容の方は割愛しますが、これ何って挙動を中心に皆で理解を深める時間を多く取りました。

左右対をなす挙動が多いと言える形ですので、割りと覚えやすかったのではないでしょうか。

 

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重厚感ある形ですが、形競技では一瞬のスピード感が無いと非常に退屈な形になってしまいます。

まだみんな気づいていないと思いますが、道場稽古での移動基本では既にここに取り組んでいます。

前に出るスピード、間髪入れずに後方に四股立ち移動するアレね。

 

この形はドッシリとした強い下半身。

極めの強さを持った選手向けと言えるでしょう。

 

最初から最後まで同じスピードで打ってしまうと、見どころも何も無く極めて退屈な形になってしまうので注意が必要です。

 

 

指定形は唯一無二。

決して崩すこと無く教範のとおりに正確に覚えていこう。

 

競技空手において中学生以降、1回戦は第一指定形、2回戦は第二指定形と決まっています。

そこから先、自由形を打ちたければ少なくとも2勝しないと自由形を披露する場はありません。

その意味でも、これから先の空手道人生でずっとずっと付き合っていく、とても大切な形です。

 

(おっと!小学生の間は基本形で勝ち進まなければ指定形は打てないよ!)

 

 

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今日は誕生日でしたー

2024-07-02 22:48:00

2024年7月2日 (火) 夜練36 @小部中学校

Hello! July!!

 

1年の中で一番好きな7月。

梅雨明けが待ち遠しくて、どこまでも突き抜けるようなあの青空がたまらなく好きです。

蝉がミンミン鳴く公園で、朝早くから一人ボーっとしたりなんかも。

そういえば青空教室なんかもやってたな。

 

 

1・体幹

2・組手

 

 

【体幹トレーニング】

 

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今日の体幹は動きを加えたやつでした。

大きく横にジャンプして片足でバランスを取ります。

これを3分間続けて108分経過。

今日は組手オンリーなので身体を動かしました。

次回、新メニュー投入しようと思います。

かなり腹筋にくるやつね。(覚えてたら、、)

 

 

【組手】

組手だけど組手では無くて、組手に必要な動作をいくつも準備してきました。

一言で言うと、動かない身体を動けるようにするメニュー。

脳からの指令を素早く身体に神経伝達出来るかどうかは個人差があります。

 

瞬時に切り替えしたり、相手の技に反応したりといった具合です。

動かない身体とは、神経伝達が遅いことを指します。

これが遅いと相手のスピードについていけませんので、組手を伸ばしたい人には必須のメニューです。

拳サポもいらないしミットも防具も必要ありません。

 

全力で走って、本能で反応して、気合いでチューブするだけでした。

おっと、全力でラダーする中で、冷静に指示された色を目で追い、正確にキャッチする手と目のコーディネーショントレーニングもやりました。

とにかく2時間、組手に必要な能力を高めました。

難しい技とか理屈とか抜きにして遊びの中で能力を高めた。

 

まずはフットワーク。

 

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結構量をこなしたかな。

組手構えで素早く動き刻み突きを出す練習。

バックステップからの逆上なんかも。

10人いたので5人2列でした。

 

アンクルジャンプ、抱え込みジャンプも挟みながら基礎体力向上でした。

とにかく組手はスピードね。

スピードを意識したフットワークをしないといけない。

このあと、体育館いっぱいを使って全力ダッシュ。

ブザーが鳴るまで全速力でダッシュし鳴ったら切り返し。

ここで軸の強さを感じてほしいところ、体勢立て直した時に踏ん張れるかどうか。

アウトエッジでバチっと止めてほしいな。

もちろん膝に溜めがなかったら身体持っていかれるよ。

この時点で走ってばっかり。

疲れてるかな?と思ったがどうだったでしょうか。

 

スピードアップの定番メニューと言えばラダー。

 

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大きく分けてスピード系・リズム系・ジャンプ系と3つありますが3つともやりました。

よくよく勉強したところ、ラダーは疲れるほど本数増やしちゃダメ(短時間を全力で)、ラダーの距離も適正な長さがあります。

去年買ったラダー20メートルはあります。

しかも3本も、、

距離が長いので生徒のスピードもみるみる落ち、パフォーマンスが悪化しだしました。

キレを磨く目的でラダーしてるのに、疲れるくらい本数増やしたら逆効果ってやつです。

ラダーを半分に折り、前半と後半に分けてやることにしました。

後半のラダーはシャッフルでリズミカルに駆けリアクティブキャッチです。

シャッフルの途中キャッチしそのままシャッフル続行。

アメフト選手でよく見かけるメニューそのままです。

 

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いっぺんに2つ違う動きするので神経伝達をビンビンに刺激しますね。

何人か良い動き、良い反応する生徒が居てましたね。

足元はシャッフルで手と目は飛行する物体を追いかけてます。

簡単なようでなかなか難しい。

昔は余裕で出来たのに今日何回かやってみたら1回もキャッチ出来なかった、、

 

グーパー、ラテラル、シャッフル、スタックアウト、スラローム、クイックラン、ケンケン、2イン2アウトでした。

 

がっつり身体動かしてるので小休止も長めに。

 

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休憩挟んで次はペアになって、リアクションボールです。

凹凸したボールなのでどこに跳ねるか分かりませんので、反射神経や動体視力を養うことが出来ます。

これは昔松宮の自治会館で娘と野球のグローブはめて遊んでた。

咄嗟の対応が取れますので、これはお勧めです。

機敏に動けるようになれば良いですね。

 

とにかく体育館が広いので5組ボールを追いかけまわしてました。

咄嗟の反応出来る身体作りでした。

生徒と一緒に久々ボールを追いかけましたけど楽しいですね!

 

 

最後はチューブ!

 

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ペア相手のテンションのかけ具合で負荷が全然異なるので良い稽古が出来るかどうかは相手次第、、

デカい体育館をひたすらワンツーで往復、後半足を止めてもらいその場でワンツー!

チューブトレは、ピンピンにテンション張った状態でなく、少し負荷がかかった状態で行い、初速を上げる事が目的です。

久々チューブということもあって、まぁこんなもんかも知れませんが、夜練くる子が道場を引っ張っていってほしいと思っているので、みんなのお手本になってもらいたい。

意図を正しく理解出来るよう、聞く力と思考する習慣をみんなしっかりつけてね。

 

でも今日はみんな最後まで良く頑張った!

8月も夜練組手やりたいな!

2024-06-28 00:23:00

2024年6月26日 (水) 夜練35 @小部中学校

こんにちは!

 

6月大会明けの夜練テーマは基本の見直し。

地味で面白くないと思いますが、形も組手も基本が出来てこそ。

生徒にも伝えましたが、シンドい時ほど自分に厳しく稽古と向き合ってほしい。

空手道を通じて、忍耐力を養ってほしいです。

「諦めない」「粘り強い」「愚直に取り組める」

このような人は将来社会に出た時に、必ず必要とされる人材になります。

 

一つひとつを意識して丁寧にね。

 

 

1・体幹

2・移動式基本

3・組手

 

 

【体幹トレーニング】

プランク、バックプランク、V字プランクで105分経過しました。

今日の体幹トレダメだった。

いつもは余裕なのに、この日は踏ん張りきれない人続出でした。

聞いてみたところプールの授業があったとか。

そらシンドいわな。

 

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【移動式基本】

メニューは先週とほぼ同じ。

四股立ちでは、せっかく体幹ストリームがあるので使うことに。

技に合わせて内腿叩いて足を開く意識付けを。

丁寧にパチっと立ち方極めつつスピードも意識したいところです。

1往復して疲れが見え始めた頃にもうひと追い込み。

前方に2つ移動して素早くひとつバック。

これはこの先に学ぶセイエンチンの挙動に向けてのもの。

前後の切り返しでスピード感を表現出来ないと観ていて退屈な形になってしまいます。

初めてなのでこんなものかな。

たとえ四股立ちと言えどもキレは必要です。

下半身強化しつつスピードも追い求めます。

ここは生徒に任せていても意識しにくい部分。

これやればどうなるか、形がどう変化するのか、稽古の意図を説明してヤル気を引き出さないといけません。

四股立ち挙動の中でちょいちょい挟む説明に「身体でまわらない」があります。

身体のどの部位を使えばよりシャープに切り替えせるか思い出しながら、一つひとつ丁寧に稽古してほしいと思います。

 

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疲れてきたところからが本当の稽古に始まり。

ここからどれだけ自分で追い込めるか。

私は手を抜く子より、下手くそでも歯を食いしばってついてくる生徒が大好きです。

生まれたばかりの小鹿のようにプルプル震えながら全力で努力する生徒が何より好きです。

シンドくなったら気合いの声をもう1段階デカくしたら乗り越えれるよ。

 

そこそこ質の高い移動基本が出来たんとちゃうかな。

 

 

【組手】

拳サポすらつけない組手。

ひたすらフットワークでした。

構えを崩さず、膝に溜めも崩してはいけません。

何で構えを崩したらいけないのか?

何で膝の溜めが必要なのか?

大会経験のある生徒ならこの辺はもう十分理解出来ているはず。

でも疲れてくると手が下がってきて、腰も浮いてきます。

フットワークの中でひたすら声かけて、もうひと頑張りさせました。

 

少々寂しい人数だったこの日の夜練。

プールで体力削られてることもあったので、少人数を2列で行いました。

20メートルくらいかな?

フットワーク。

動かして良いのはズバリ足首だけ。

目線も変えず構えも崩さず、もちろん軸を保ったまま。

暫く繰り返した後、バックステップも同様に。

 

短い距離で刻み突きを連射です。

1本から2本、3本と続き最後は5本目で残心。

踏み込みと合わせる練習です。

これからの組手フットワークではスピード感と距離を求めていきます。

・ストロークの長さ

・後ろ足の寄せの強さ

・サイドへの切り替えし

躍動感溢れる組手が出来るように。

その中に技を交えていきます。

 

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最後はペアとなり、サイドステップオンリーで誘導と追いかけ。

相手をダマす動きを感覚的に掴む目的と、相手を振り切る瞬発力の重要性を身体で知ってもらうため。

どうすれば相手の裏を取れるか ”普通”にやっても着いてくるんならフェイントが必要だし、なにより一瞬の爆発力ね!

相手を置き去りにするような敏捷性ですね。

ゴールデンエイジ期にどれだけプライオ系やSAQトレ積むかによって、大きく伸びしろが異なります。

おっと!組手では逆に振られても、踏ん張れるだけの体幹力も必要ですね!

 

プール疲れもありますし今日はここまで。

全員で20時過ぎには稽古を終えました。

2024-06-20 10:53:00

2024年6月18日 (火) 夜練34 @大原中学校

こんにちは!

 

大会明け一発目の夜練。

ここしばらく形練に多くの時間を費やしてきましたので形はもうお腹一杯。

久々登場の移動基本がメイン。

基本に立ち返りました。

 

 

1・体幹

2・移動式基本

3・組手

 

 

【体幹トレーニング】

 

体幹.jpeg

 

V字プランク・バックプランク・プランクで102分経過。

サクッと済ませてしまいます。

それにしても3分間良く出来るわ。

1分で腹筋にくる。

 

 

【移動式基本】

縦にも横にも超絶に広い大原中学校の体育館。

途中ダラけてしまっては効果がありませんので、横向きの短い距離にしておきました。

説明に割く時間を極力短めに。

いざ稽古開始です。

 

下半身のパワーを拳先に伝える意味が理解出来れば、チカラ強さが増してきますね。

これかっ!って感覚が掴めたら良し。

腰に手を置き基立ちで締めの練習からスタートし後に追い突きも。

腰を切る練習をお尻歩きで続けていますが、ここが披露するポイントです。

小さく早く腰を切りつつも上半身は振り回さない。

途中片膝をつき長さの確認。

50メートルは超えてたかな。

同じ要領で前屈立ち / 逆突き

簡単に見えて以外と難しい前屈立ち。

基立ちをベースにして正しい前屈を取ってほしいが、なかなかそうはいきません。

頑張るイコール縦に長く、、

これになってる生徒もいる。

ポイントは「深く」ね。

 

次は猫足立ち手刀受け

 

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小手受けになってる生徒もいました。

手首はしっかりと立ててね。

猫足立ちでは前に踏み出す際、前足の出し方に少々コツがありますが、往復した後に説明しました。

最初に伝えていないといけませんでしたが、すっかり忘れてました。

 

後方から観てましたが、背筋の緊張感に欠けるかな。

360度観られている意識を持っておこう。

・軸を乗せる場所

・猫足立ちの長さ

・鼠蹊部の抜き

・踵のライン

・入り方

・下半身と上半身の向き

安定感を保つのは、とても難しい立ち方だと言えます。

 

トータルで1時間近くやったこの日の移動基本。

まだまだ続きます。

次は四股立ち。

 

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これも自分の四股立ちの長さがあります。

確認の仕方を改めて説明し稽古に入ります。

・最短距離

・抜きと寄せ

・湾曲した身体のライン

・鼠蹊部、膝、足首のロック

・肩甲骨の使い方

・上下動しない

・身体で回らない

 

四股立ちでもこれだけのことを意識しています。

無意識で何となく覚えてしまうのが一番やっかい。

移動する度に声かけしながらの稽古でした。

キレイで安定した立ち方で、そこからスピードを求め出しました。

スピードの上げ方はまだ夜練組にしか試していませんが、使いこなしてほしいところです。

スピード感に欠けるセイエンチンでは、退屈な形になってしまいますので。

この先、スーパーリンペイなんかを打つようになった時、もっさりした四股立ちしか出来なかったらちょっと残念ですので、スピードと極めの強さを意識して自分のものにして欲しいです。

 

最後は後屈立ちを含めたいろんな立ち方をミックスした移動基本でした。

前屈立ち / 下段払い

猫足立ち / 手刀受け

四股立ち / 下段払い

後屈立ち / 下段払い

 

正しい後屈立ちの作り方や自分で確認する方法を説明しています。

平安五段の最後の見せ所で、つま先の向きや角度、立ち方のラインが間違ってたら、極まるもんも極まりません。

ちょっと長めに時間をかけて説明しました。

 

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【組手】

ちょっとだけこの日のメニューは難しかったと思います。

相手に反応の仕方によって自分の出したい技を選択することがテーマでした。

そろそろ小難しい内容に入りつつあります。

大会明け割りと集まってくれた夜練。

ホントはもっと少ないと思ってたので、少人数向けのメニューでした。

数が増えると全体を観ないといけませんので進みがゆっくりになりがち。

その点、夜練は少ないので新しいこと始めるにはもってこい。

 

この日、伝えたかったのはプレスをかけた時の相手の反応を観察することです。

前で攻撃しかけたい気持ちをぐっと我慢して、間合いを詰めます。

・前拳て相手の拳先を探ったり

・奥拳で肩を動かしてみたり

・前拳・前足で間合いに侵入したり

リズムを変えながら探りを入れ相手がどう動くか良く観察。

中段カウンター狙いのタイプか、無理に打ちあわずバックステップして自分の攻撃出来るチャンスを伺うタイプかを分析です。

これまでは前で勝負する組手でした。

やはり引き出しがこれだけだと、スピードと反射神経の優れた相手からポイントを奪うのは至難の業です。

パターンにハマればこれだけで勝てるかもですが、北区大会では数試合裏目に出ていました。

旗が相手選手に上がっていた

 

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この日のテーマはバックステップする相手に対する攻め方でした。

始める前に意図を十分に説明してペア練に入りましたので、上手く試すことが出来ていました。

学年的に戦略的思考を持つのはまだ早いのかも、、なんて思ったりもしましたが、いざやってみると出来るではありませんか!

プレスの中からエサを撒き、思惑通り相手を動かし狙った技を極める練習に終始しました。

 

前に反応してくる相手にはこれまで通り差し合いで、打ち勝つしかありません。

スピードが必須になりますので、そこはチューブを使って特訓を考えています。

 

前でも下がっても、臨機応変に対応できるスキルを身に着ける第一歩目でした。

 

私が思った以上の動きを見せてくれた夜練組。

観てるこっちがテンションあがっちゃいました。

 

ひとつでもふたつでも引き出しを増やして、相手が嫌がるイヤらしい組手を目指したいですね!

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