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2024年9月29日(日)第2回谷派空手道心武館 段級審査会 @垂水体育館
こんにちは!
本年度2度目の審査会が本日垂水体育館で開催されました。
空手道を志す以上、誰もが憧れる黒帯。
みんなこの日を楽しみにしてたんじゃないかな。
指定形を覚えだした生徒達は緑帯に挑戦。
6人の生徒とともに白帯から始まったゆり道場。
あっという間だ。
垂水体育館まあまあ遠距離ですが、海も近いし駐車場も広いので好きな会場です。
13時丁度に会場入りしましたが、たくさんの生徒が既に到着していました。
中に入り素早く設営の準備を済ませ出欠の確認です。
私は他の先生とともに白帯3人体制でした。
ダントツで審査を受ける数が多かった白帯。
元気いっぱいで出席の連絡をしてくれるゆり生たち。
審査に集中してますので、写真撮れるのはこの瞬間くらいです。
タイミングもあり全員とはいきませんでしたが、たくさん写真撮れた。
受審しなかった生徒も挨拶に来てくれて、教えをちゃんと守ってくれていて嬉しかった。
自分から挨拶が出来て損することはありませんので、ゆりの生徒たちにはずっと守ってほしいことのひとつです。
ゆりからも6名白帯生が受審し、隣にはオレンジと青がたくさん。
気になるけど見学する時間なんてありません。
白帯基本審査では、私の進め方と他道場の先生とで違いがありました。
どちらかというと私のは身振り手振り、押えてほしいポイントを予め伝えた上で審査するスタイルですが、他の先生は口頭でどんどん進めていきます。
少しでも気を抜くとたちまち着いていけないやや難易度の高い進め方と感じました。
右と左があやふやなうちはちょい早いかな。
ゆり生は良い緊張感の中ちゃんと頑張ってました。
返事も気合いの声も出ていましたしね。
基本審査の次は形でした。
四の形、十二の形の審査ですが果敢に平安二段に挑戦する生徒も。
普段とは異なる雰囲気で緊張も伴いますがよく頑張っていたんじゃないかな。
ゆりの生徒に限ったことではありませんが、目線が下がり気味だったのが気にかかりました。
最後は組手でした。
5年生Aちゃん、キレイな上段蹴りが飛び出しある先生からお褒めの言葉も。
タイミングも良くキレイにつま先までピンと伸びていて、しっかり引き足も取れていました。
随分動きが滑らかになってきた印象です。
道場で打ち込みの数を増やして眼慣らししてほしいと思います。
ちょっとずつ審査会や大会の雰囲気に慣れていってもらい、帯の色が変わる喜びや自身の成長を感じていってもらいたいと思います。
2024年8月25日(日) 第6回心武館特別練習会 (組手) @西舞子小学校
こんにちは!
日中の稽古が連続で続きます。
指導してるだけでもクラクラするのに、生徒たちは今日は組手です。
冷房つけてカーテンで西日対策施しましたが少しは軽減出来たかな。
小休止多め、水分補給たっぷりで2時間30分頑張りました。
館長も仰ってましたが真夏は避けたいところですね。
目まいします。
今日最後までやり切った生徒たち。
根性と体力ついたと思います。
何事もやらんと根性も体力もつきません。
2日続けてよく頑張ったと思います。
ホントに。
普段の道場稽古がぬるく感じるくらいだったと思います。
こういった刺激は大事なこと。
道場だけではマンネリになるし、違った相手と組手してほしいな。
さて本日のメニューは、15分程度かけて入念にストレッチ。
組手の特練ですので、しっかり伸ばして準備しないと良い動き出来ません。
ストレッチで可動域を広げて稽古開始です。
何やったかな?
ジョグ、グーパー、ラテラル、シャッフル、2イン2アウト、ステップ、バックステップ、寄せ、引きつけ、スパイダーマン、ブリッジだったかな。
アップの後、下半身強化中段突きのフォームを取り、前に揺すって可動域を広げていきます。
姿勢が崩れてしまっては旗が上がらないので、強い足腰は必要ですね。
稽古の中で鍛えていかないといけません。
突然強くはならないけど、積み重ねる意外強くする方法は無い。
ここから拳サポはめてペア相手と打ち込みに入りました。
刻み突きと中段突きを相手を変えながら、ひたすら繰り返していました。
組手オンリーなのでひとつのメニューにタップリ時間を割けます。
基本的な技の精度を高めるには丁寧に繰り返し身体で覚える他ありません。
その意味では、今日来た生徒はしっかり数をこなすことが出来たと思います。
とっかえひっかえ近くの人に自分から声をかけての打ち込みでした。
最後は防具を全部つけて学年毎に分かれての打ち込み。
私は3年生担当でした。
何しようか考えた結果、一本取り。
相手に技を極められるまで、ずっと試合形式。
ここで飛び切り頑張ってたのが組手が大好きなR君。
ガンガン自分から動いて仕掛けて技出して、頭から湯気が出るくらい頑張ってた。
やっぱりこれくらいの負けん気とテンションでやらんとね!
最後はヘロヘロになってたけど、組手が大好きってことはもの凄く伝わった。
ただ!
せっかくのアドバイスをしてもらってる最中は、しっかり聞くことね。
例え自分に向けての言葉じゃなかったとしても、自分が成長していくために貪欲に拾っておく。
そのためには常にアンテナ立てとかなアカンねん。
上達するヒントはそこらじゅうに転がってるから、耳ダンボにしてしっかり拾ってね。
そんなことが自然と出来るようになることを今後期待しています。
2024年8月4日(日) 第5回心武館特別練習会 (形) @西舞子小学校
こんにちは!
春の神戸市大会前ぶりの特練。
今回は修交会大会に向けて形のみの特練でした。(組手は25日ね)
13:30稽古開始だったはずが14時に変更でした。
多分暑かったからかな。
13時過ぎに入室してましたので入念にアップ出来ました。
道場からは7名の生徒が参加。
しっかり挨拶もできて立派です。
これから先、後輩が出来た時君たちの背中を見て自然と真似してくれることと思います。
とても良いお手本に成長してくれています。
開始前に指導者が集まり本日のスケジュールの確認を。
柔軟 / ストレッチ:20分
基本 :30分
形2つ :40分
試合形式:60分
普段から身体が固い私も子供達と一緒にストレッチ。
この時点でもう汗びっちょりでした。
小休止挟みつつ基本に入ります。
白・オレンジ
青
緑・茶・黒
3グループに分かれて行いました。
私は青帯グループの指導補助に。
基本中の基本
・中段横受け / 中段追い突き
・上段揚げ受け / 上段追い突き
・下段払い / 中段追い突き
これまでの審査で良く出てくる内容ですが、かなり丁寧に指導してくださいました。
普段とは違う先生だし、真剣な眼差しで聞いていました。
青帯を代表して皆の前でゆりの生徒が中段横受けを披露しましたが残念ながら『ダメ』
「その受け方では自分の手を痛めてしまう」でした。
いつだったか夜練で、彼には平安五段の第一挙動で受け方を指導したところでしたが、、
ここで、どこがダメな受け方なのか質問タイム。
ゆりの生徒が答えてくれましたが何と『正解!』
普段から目で話が聞けるR君、立派でした!
かなり質の高い基本稽古。
このまま揚げ受けと下段払いでした。
覚えてるかな「締め」と「最短ルート」ね。
3つの受け方は絶対大事なポイントでしたので、この日稽古した生徒は忘れずに道場稽古に活かしてほしい。
繰り返しになりますが、やがて帯の色が濃くなり後輩が出来た時、君たちの基本稽古や振る舞いなんかを観てそのまんま真似するよ。
この後は、猫足立ち / 手刀受け
逆腰の入れ方でした。
逆腰は難しい技ですが、突きや受けで腰を入れる感覚を早く身につけなければいけません。
白帯と色帯の違いはここにあると言っても過言ではありません。
改めて観ると、ゆりの生徒は猫足立ちが苦手。
全然量が足りないのかな。
後方から俯瞰して観てましたが歩幅にしても長さにしても、重心の位置や落とし具合、前足の立て方ひとつとっても美しさを感じない。
徹底して稽古せなアカンと強く感じました。
生徒にとっても私にとっても実に収穫のある基本稽古となりました。
最後は形、大会で打つ形が中心です。
ひとつの形をタップリ時間をかけるか、勝ち進んだことを想定して2つ稽古するか意見が割れましたが2つ稽古しました。
私は青帯の平安五段とバッサイ大。
道場生が3人いました。
白帯に行くか、はたまた茶黒に行くか、立ってた位置が中途半端で青帯となりました。
試合で活きる形の打ち方でしたが、スピード・パワーの上げ方が中心。まんま道場稽古と同じでしたので真新しさは無かったですが。
この調子でバッサイ大にも。
これも競技向けですので、若干ですが基本とは技の大きさを変えています。
ほんの少しですが。
身体の枠を大きく超えてしまうとあざとくなるので、そこは注意が必要です。
・肘は枠の中に収め、手首にかけてはほんの少し大きく
・中段受けは反対の肩口に真横に切る
・拳ひとつ分の出し入れ
・鼻の位置をズラさない
生徒にも伝えましたが、これが私の打ち方。
指導者によってコツや指導方法は異なります。
いくつもある方法のひとつとして、自分にしっくりくるようでしたら取り入れてみてね。
打ち込んで自分の形(緩急とか)を磨き上げていこう。
最後の最後は試合形式です。
入退場の所作もここで学びました。
それにしても女子中学生の形、凄かったですね!
凛とした佇まい。
眼力や気迫、気合いの声のデカさ。
セイエンチン・ニーパイポ・パープーレンを披露してくれました。
彼女たちとは、熱量も取組み方も稽古量も何もかも違いますが、あの演武を間近で観てどう感じたか聞いてみたいな。
自分もあんな形が打ちたい!
そう感じてくれたら嬉しいな。
2024年7月21日(日) 修交会大会向け 心武館合同練習会 @西舞子小学校
こんにちは!
当然のことながら灼熱の体育館。
後半、西日が当たる場所に立ってるだけで目まいがします。
急遽決まったこの日の練習会。
道場からは6名の生徒が集まりました。
割合は形 5名:組手 1名で全体で見ても形が大部分占めていました。
大会でメインで打つ形の強化ですので、必然的に平安二段と平安五段に集中します。
私は道場生と被らないよう後ろで様子を伺い、それとなく緑帯以上の平安五段組に紛れることに成功しました。
常々言ってますが、今日のような練習会にせっかく参加するのなら、道場生にはいろんな指導者に観ていただきレベルアップしてほしいと願っています。
道場以外では私の指導は極力避けた方が良い。
だっていつもと同じだから。
自分の指導に集中してましたので、道場生の頑張る姿は数枚写真撮る程度でした。
私はインナー着て、超久々の形用道着でした。
指導してるだけでも汗びっしょり。
生徒はもっとすごいことになってるんやろな、、
最後まで良く頑張ってた。
稽古の方は軽くジョグして柔軟体操です。
生徒に何かあってはいけませんので、こまめに小休止して水分補給を促します。
柔軟の後は、形:組手に分かれることに。
組手はペアになり技の確認といったところでしょうか。
形は平安二段に3名。
平安五段に2名。
1時間程度かな、ひたすら形を打ち最後は入退場の所作を含めて試合形式でした。
私の指導の方は緑帯2名と黒帯1名。
本部に指導に行く際、良く一緒になる女の子2名と出身道場のK君でした。
がっつり平安五段と思いきや、途中館長がやってきて一言「指定形も」
本人たちに聞いてみたらそれぞれ打つ形が違うじゃないですか!
この時点で五段に30分近く費やしてたので、切りの良いところで2つ目の形に移りました。
セイエンチン・バッサイ大・ニーパイポの3つを残り30分ですのでかなり駆け足気味になってしまいましたが、要点は伝えることが出来たかな。
最後の最後、試合形式で1本全力で打ち稽古を終えました。
形を観てもらったあと、一言アドバイスを貰ったと思います。
私以外の指導者から観てもらった貴重な新しい視点です。
教わったことは大事に忘れずに次の稽古に繋げて、少しずつレベルアップをしていこう!
※ 7月31日 (水) 鵯台中学校で夜練!
2024年4月28日(日)第1回谷派空手道心武館 段級審査会 @明石 勤労福祉会館
こんにちは!
道場生たちにとって待ちに待った審査会が勤労福祉会館で行われました。
午前中、三宮まで家族を送りそこから福祉会館に向かうことに。
普段使わない道で移動したのでホントにあってるのか不安でしたがナビのとおりに運転し無事到着。
なんと集合時間の1時間前に着いてしまいました。
イスに腰かけてゆっくり待っとこかと思ってましたら、なんと西明石の先生の姿が。
当日、館長から誰がどこを審査するか通達があります。
私は朝霧の先生と2審(オレンジ7級と青6級)でした。
イスに座り受付をしてますと、続々と道場生たちが。
さすがに審査中は写真撮る時間なんてありませんので、シャッターチャンスはこんな時くらいしかありません。
さて肝心の審査ですが、、
開始とともにチラッと朝霧の先生の顔を覗いてみると、どうぞ進めてください。
良い意味で進行は私のやり方に一任。
ははーん。
これは私自身の審査でもあると受け止めました。
いつの間にか、良くも悪くも開き直りが出来るようになった私です。
こうやって鍛えられて引き出しを増やしていくもんです。
崖に突き落とされた、子ライオンの心境です。
生徒だけではありません。
私も生涯学習というわけです。
いろんな指導方法がありますね。
基本・形・組手の順に審査は進みます。
道場生ですが緊張?してたのかな。
立ち方がうーん、、
道場ではもっと出来るのに。
基本は可もなく不可もなく
形の方は間違いこそありませんでしたが、打ち急いでしまったのかこれまでと比べ後退してしまった印象を受けました。
組手は積極的に技を出すことが出来ていましたので問題ありませんでした。
ただ、なによりも残念だったことが待機中のおしゃべり。
緊張感のかけらもなく、とても悲しい気持ちになりました。
グループ毎の審査が済むたびに、招集し一言ずつアドバイスを。
これは自分にとって非常に大事な時間でもあります。
同じ審査を観て朝霧の先生が感じたこと。
私が観た注意すべきポイント。
照らし合わせの作業でもあります。
中には激ウマな生徒もたくさん。
その子たちに対するアドバイスは目から鱗です。
とてもとてもとても上手いのですが、何かが違う。
その何かを生徒達に伝えていたり、審査後のちょっとした時間で身振り手振り私に教えてくださりました。
このアドバイスは大きかった。
自分の考え(道場での説明)より、ずっとシンプルで生徒にとって伝わりやすい表現かも知れません。
1審では白帯生たちが頑張っていたようです。
審査後に合流し、一人ひとりの表情を見ていると緊張から解放されたのか、とても清々しい顔をしていました。
この緊張感をいつまでも忘れず精進してくれることを願っています。
一般Eさん。
道場でもとても熱心に頑張っておられます。
後ろの方で拝見させてもらいましたが、とても素晴らしい形を打っていました。
道場でも生徒たちにとって、良いお手本となっています。
末永くよろしくお願いします。
おっと!
当道場から初めての飛び級が出現しました。
道場稽古では一切手を抜かず、超絶真面目にひたむきに頑張るKちゃん。
常に行動はテキパキで、
返事や気合は道場で一番デカく、
アドバイスを目で見てしっかり聞けて、
とにかく集中力の塊で、
隙間時間で教わったことを黙々と自主練出来て、
家練こなして、
自分に厳しく意識して稽古に取り組めるKちゃん。
ここまで空手に夢中になってくれてありがとうと言いたいです。
”ありがとう”
もっとたくさんの生徒を空手に夢中にさせることが私の役割です。