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2024年11月17日 (土)青空田中道場 5
こんにちは!
早くも5回目の開催となった青空教室。
初回からずっと来てくれる子に加え、ニューフェイスも2人増えました。
雨が心配でしたけど何とか持ちこたえてくれました。
曇り空で肌寒いかなと思い、たくさん着込みましたが風も無く少し汗ばむくらいでした。
待ち合わせの公園にぞろぞろと歩いていましたら、子供達が既に到着していて着いた瞬間に大繩したい!
自宅まで取りに帰ろうと歩きだすと子供達が着いてくるではありませんか。
大繩久しぶりに使いました。
みんなでワイワイ遊びながら軽く汗を流すことに。
ジャンプ力、タイミング、リズム感がつきますので運動神経が良くなるでしょうね。
みんなで飛べたのは11回、久々なのでまずまずかな。
大繩は7つのコーディネーション能力のうち、
・リズム能力
・反応能力
これを鍛えることが出来ます。
リズム能力はイメージつくと思いますので説明は割愛しますが、反応能力とは脳の判断力と身体の連携を指します。
視覚・聴覚から得る情報を素早く筋肉に落とし込む能力です。
大繩は盛り上がるし、身体も温まるしでアップには持ってこいですね。
今日は組手デー
バンビの生徒も居ましたが全員で組手基本を。
横一列になって構え方から。
構えた状態から前足と前拳を前方に送り出し刻み突き。
これをフームを大事にしながらゆっくりペースで繰り返し、身体に染み込ませました。
肘を曲げて構えて突いて、構えた位置に戻すだけ。
シンプルに何度も繰り返しました。
フォーム固めした後は実際にミットに向かって突きの練習。
小休止挟んで次は、中段逆突きと上段逆突きでした。
中段突きは足元滑るし転びそうだから深く潜りにくいのであっさり進め、軽く前足を踏み出し高速で上段突きの練習を多めに行いました。
コツは前拳の使い方。
これも号令に合わせ何度も繰り返しミットに突きこみました。
同じ方法で、上段・上段のワンツーも。
せっかくのミット打ちですので、しっかり突き込むようにね。
踏み込みが浅い生徒は突きが届きませんので、距離の調整を自分で出来るように。
これもコーディネーションのうち『定位能力』が必要です。
自分のいる位置と、対象物との距離を測る能力です。
組手では、遠間から飛び込む時は長い突き(線)を副審に見せないといけないし、逆に近間で長い突きを出したらコンタクトしてしまうのでNG。
その時は短く突く変わりに引きを大きく見せなくてはいけません。
定位能力が足りないと距離感掴めませんのでこれも必要な能力です。
最後は中段回し蹴り!
身体も枠(肩幅)の中から刺すように蹴りますが、その練習でした。
しっかりと膝を抱え込まないで蹴ると中段蹴れずに下半身蹴ってしまいます。
帯より下を蹴ると反則なので注意してね!
さぁ!来週は垂水区大会!
私は大会に応援行きますので稽古はありません。
審査に向けて家練する努力を忘れずに!
2024年10月26日 (土)青空田中道場 4
こんにちは!
明日は小学校が選挙会場ですので前日からの準備につき、この日ばかりは体育館も多目的室もアウト。
かと言って何もしないのは退屈過ぎますので、閃いたのは1年半ぶりの開催となった青空教室。
どんより曇り空でしたが、暑くもなく寒くもなく。
来てくれた生徒たちと朝から空手。
何と気持ちの良いことでしょう!
お昼間は自宅でゆっくりしながら、大好きな新喜劇を。
軽くお昼寝したあと昨日届いたばかりの書籍を読み終えたところで、ぼちぼちブログを書いています。
1部と2部の生徒とで用意してきたメニューが異なるので、20分交代で出たり入ったり。
バンビ生は四の形と十二の形をマンツーマンで。
2部生は何が良いかいろいろ考えた結果、新しい形にチャレンジ。
直近の夜練でも初めての形を打ち結果的に全員が連チャンで新しい形となりました。
左右対をなす比較的短い形でしたので、割と覚えやすかったんじゃないかな。
せっかくなので平安形やバッサイ大には無い、初登場した技の名前を記しておきましょうか。
・足刀蹴り
・両掌底当て
・肘当て
・後ろ肘当て
・肘繰り受け
・押え受け
・掌底押え受け
・裏受け
・裏掛け受け
・回し受け
・天地の構え
・二の字構え
・三戦立ち
・平行三戦立ち
さて次回の青空教室は11月16日!
この日も選挙で道場使えませんので時間も場所も全く同じ。
次は何しよかな?
2023年4月8日 (土)青空田中道場 3
いつもありがとうございます!
なんとっ!
ホームページが10万アクセスを突破しています!
2022年のお正月休みに立ち上げた、ゆりのホームページ。
こんなに沢山お越しいただけるなんて、想像もつきませんでした。
このブログがどこかで誰かのお役にたっていると思うと、パワーが湧いてきます。
まさに継続は力なり です。
さて本日は、お世話になっている稽古場所が選挙会場となっていますため利用出来ませんでした。
審査や大会を目前に控える状況で週に一度しか稽古日が無いゆり生にとって、身体を動かせる場を提供しないといけませんので、こんな時は近くの公園で青空教室です。
昨日まで大雨でしたが、この公園は水はけがとても良く心配無用。
少し肌寒かったですが、私が到着した時には皆走り回ってスタンバイ完了!
01:柔軟・ストレッチ
02:その場基本
03:固定式基本(新入会)
04:形(新入会)
05:形
06:組手(新入会)
07:組手
【柔軟・ストレッチ】
長い突きの源、肩甲骨を伸ばすストレッチです。
しなやかな蹴りを出すには股関節の柔らかさは欠かせません。
道場で教えるストレッチは、所有する松久先生のストレッチDVDから得たもの。
インプットしたことを、道場生にシェアしています。
【その場基本】
全員で円となり、その場基本です。
直近の審査内容と今後の基本審査をミックスしました。
新入会の生徒には少し難しかったと思いますが一緒にでした。
前屈立ち 中段横受け → 基立ち 追い突き
前屈立ち 上段揚げ受け → 基立ち 追い突き
前屈立ち 中段横受け → 正面蹴り → 追い突き
四股立ち 下段払い → 四股立ち突き
【固定式基本(新入会)】
ここからは2グループに分けて稽古に移りました。
その他の生徒は、休憩の合図とともに走り回って遊んでます。
じっくり固定式基本を時間をかけて。
突き手に意識が偏りがちですが、引き手に力強さが出て来ました。
突きと中段横受けでした。
【形(新入会)】
集中して四の形。
第一挙動の一歩目右足を出すこと、転身時の中段横受けの移り方を何度も何度も練習です。
移動しながら中段横受けしますので、その辺が難しかったと思いますが今は空手を楽しむ時期。
楽しい!って思ってもらえたらそれでオッケーです。
【形】
今度は審査に挑戦する生徒と四の形・十二の形です。
受ければ受かるような審査ではありませんので、形を忘れたり間違った時点で不合格だと思ってください。
事前にその話をした上で形稽古です。
普段から口を酸っぱくして、呪文のように唱えていますのでサクサク進みます。
次、神戸市・北区大会に向けて平安二段のポイントをガッツリ指導です。
内容は割愛しますが通常稽古よりもたっぷり時間を割きました。今日の指導内容を忘れずにしておき審査や大会に向けて正しい努力を重ねてほしいと思います。
皆平等に偏りなく指導しています。
ここから先は稽古の取組み方、意識の持ち方ひとつで伸びしろは異なります。
劇的に成長する人もいれば、停滞する人も出てくるかも知れません。
北区大会が終わるまで、一回本気で頑張ってほしいと思います。
頑張った結果、旗一本・一勝・入賞と繋がればやる気スイッチが必ず入ります。
私は私で、生徒のモチベーションが上がるような声のかけ方なんかを勉強していきたいと思います。
良い指導者は生徒をその気にさせるのがホントに上手いです。
【組手(新入会)】
組手構えについて説明です。
組手構えから、刻み突きの説明に入ります。
大きく前足を踏み込み前拳に体重を乗せます。
イチ・ニのリズムで何回も繰り返しリズム感が出てきたところで中段逆突き。
まずはカタチを覚えるところからですね。
【組手】
一列に並び、新入会同様に刻み突きのフォームの確認から。
真横に構えて真横で突きます。
後ろの肩が相手に見せては突きが短くなるので改めて意識付け。
中段突きは逆におへそを相手にぶつけるようにね。
次、ペアとなり間合いの練習です。
間合いを理解していないと、いくら技を出してもポイントに繋がらないばかりか体力を消耗し、試合運びが不利になっていきます。
互いに前拳を重ねあい、一人が誘導・もう片方がついていきます。
離されてもだめですし、距離を詰められたらそれはもう相手の間合いと言えます。
稽古の意図が理解出来たでしょうか。暫く続けようと思います。
間合いの大切さを伝えたところで、次は仕掛けのタイミングについて。
相手の出ばなを捉える練習です。
これを刻みと中段でかなり時間をかけて練習しました。
これも暫く続けよかな。
コツは伝わったと思いますが忘れてはいけないことは、突いた手を残さないことです。
突きは、残心を取るところまでが突きです。
せっかくタイミング良く技が極まっても残心を怠ればポイントは得られません。
※昨日、お世話になっている道場に通う生徒が退会されていました。
ゆりに限らず、愛情たっぷりで指導してきました。
残念ながら顔を合わせることが出来なかったですが、最後に心のこもったお手紙を頂きました。
お別れは寂しいことですが、愛情が伝わっていたと思うと不思議と報われた気持ちになりました。
ちゃんとお別れが出来なかったので、ブログを通してありがとうを伝えたいと思います。
2人とも元気でね!
2022年9月24日 (土)青空田中道場 2
こんにちは!
今週も、公園で朝から青空田中道場です。涼しくて身体を動かすにはちょうど良い季節になってきました。
早起きからの空手!なんて気持ちの良いことでしょう。
新たに大会参加者が3名増え、みんなで練習開始!
初めての組手試合に挑戦することもあり、反則とポイントのルール説明です。
先週参加した生徒は2度目のお話になりますが、おさらいです。
突き技(有効) :1ポイント
中段蹴り(技有り):2ポイント
上段蹴り(一本) :3ポイント
突きは10㎝手前、上段蹴りも10㎝手前で止めれるコントロールが必要です。
更には引き手を取って残心も。ここまでが突き(蹴り)の1セットです。
保護者の方向けに、「先取」・「カテゴリー1」・「カテゴリー2」についても触れています。
当ててしまったら、カテゴリー1
場外に出る(場外)、逃げる(逃避)、技を出さない(不活動)、オーバーに痛がる(誇張)、当たったふりをする(負傷の装い)、防御しない(無防備)はカテゴリー2になります。
ルールとポイントの次は、間合いについてです。
これも先週と同じく信号の色に例えました。
赤信号は危険な距離
黄信号は一歩踏み出せば届く距離
青信号は踏み出しても届かない距離
組手は、黄信号で距離とタイミングを計り、思い切り飛び込みます。
この間合いを間違うと、技を出してもポイントを取ってもらえず、疲れてしまうだけです。
なので技の練習は、そこそこにしておき、フットワークで距離を知る練習をすることから始めたいと思います。
注文している防具が届いたら、組手もガンガンやっていきますよ。
そりゃ寸止めとは言え、出会いがしらに突きや蹴りが当たり、痛みや怖さが勝ることもありますが、その恐怖心に打ち勝ってハートを鍛えていってほしいと思います。
これは持論ですが組手で痛みを知ることで、人に対して暴力を振るわない心の優しい子に育ちます。
黄信号の出入りから、実際に刻み突き・上段逆突き(逆上と呼びます)・ワンツーをだすところまでを稽古しました。
まだまだ動きに、ぎこちなさはありますが説明を思い出しながら、丁寧に技を出す練習を繰り返していきたいと思います。
防具のサイズ合わせしながら、のんびり休憩です。
休憩の後は形。
平安二段の挙動は覚えていますので、猫足立ちと四股立ちの正しい立ち方です。
一人ひとり体格によって、幅や長さに違いが生じます。
簡単に言えば、身長の高い人と低い人とでは、幅や長さが異なります。
最初にこれを頭で理解した上で「自分の猫足立ち」・「自分の四股立ち」を作りこみます。
さらには、立ち方をキレイに魅せる方法・演武線についても。
青空教室は、説明に重きを置いていますので、実際の練習量はそれほど多くありません。頭で理解して身体に落とし込んでもらいたいと思います。
2022年9月17日 (土)青空田中道場 1
こんにちは!
体育館がクーラー設置工事なので使用出来ません。
道場稽古はお休みですが、11月の垂水区大会にエントリーする生徒3人と近くの公園で空手です!
垂水区大会は平安二段、組手競技にも挑戦です!
【形】
受けと攻撃時の立ち方の違いを説明します。
形競技において重要ポイントは、「立ち方」・「姿勢」・「リズム」です。
前屈立ちするところで、基立ちではいけませんので分かり易く説明しました。
受け技の時:前屈立ち
突き技の時:基立ち
次に姿勢です。
軸を置く位置が非常に重要となります。ほとんどの場合、身体の中心に軸を置きますが猫足立ちは異なり、後ろ足(軸足)踵に軸を置きます。
また方向転換する時にも軸移動が存在しますが、これはまた次の機会で。(次の軸に乗るですね)
まずは挙動を正確に覚えることからスタートです。
猫足立ち・四股立ちをより美しく魅せるポイントなんかも。今日は生徒3人だけ。普段の道場稽古とは違い保護者の方にもそばで聞いて頂きました。
自宅練習で参考にしてもらえたら嬉しいです。
最後はリズムです。
平安二段を繰り返し正確に覚えることがゴールでしたが、リズムについても触れておきます。
始めから終わりまで、一本調子で淡々と進んでいくと見所も少なく審判を釘付けに出来ません。
無駄な力みが無く、流れるような演武を目指します。また緩急も必要になってきます。
ゆっくり動く挙動や、ピタッと止まることでスピード感が強調されます。
この辺も次の機会で伝えます。
【組手】
フットワーク・刻み突きのおさらいと「間合い」について。
技が決まる基準は、下記6項目満たすことです。
・良い姿勢
・良い態度
・良いタイミング
・技の力とスピード
・残心
・正確な距離
攻撃を仕掛ける距離(タイミング)についてを信号の色に例えて説明しました。
組手競技はむやみやたらに動いても、体力を消耗するだけで逆効果です。
赤信号:お互いの拳が届く危険な距離(チャンスでもあり、ピンチでもある)
黄信号:前手、前足を伸ばして、相手の拳サポにタッチできる距離(この距離でチャンスを探る)
青信号:前手、前足を伸ばしても相手に届かない距離(この距離で技をだしてもポイントにならない)(相手の間合いを切ったり、呼吸を整える時に使います)
これがポイント奪取に繋がる距離(間合い)です。
自分から、相手の拳サポにタッチ出来たら「自分の間合い」、逆にタッチされたら「相手の間合い」です。この感覚は組手を行う上で重要です。
間合いを理解したところで、動きの中から刻み突きを出す練習に移ります。
残心(引き手、バックステップ)までが1セット。距離やタイミングが良くても残心が無ければ旗はあがりません。
どちらかと言えば保護者の方向けに、ポイントと反則について丁寧に説明しました。
また、組手競技に出場しますので防具のサイズ確認なんかも。
なんやかんやで終わったのは16時。形・組手ともに説明に沢山時間をかけました。
来週は23日に開催します。垂水区出場される方、一緒に練習しましょう!