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2025年10月11日 (土)道場稽古164
こんにちは!
本日から来月の桜小音楽会が終わるまでの間、多目的室に移動です。
スタートした頃は、大きさ的に楽勝でしたが今では2部練は手狭になってきたかな。
それだけ生徒の数が増えたってことか。
-バンビクラス-
0・体験教室
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・形
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・固定式基本
8・形
9・組手
バンビクラス
【体験教室】
1年生の男の子と年中さんの女の子がお越しくださいました。
しっかりと自己紹介できてビックリ!
元気でにこやかで終始楽しそう。
武道ですので礼儀作法をとても大切にしています。
日常生活にも役立つ着座・座礼・立礼を稽古に入る前に学びました。
他にも、お辞儀の深さ・目付け・跪座の意味等も指導しています。
この後、バンビ生と合同で稽古する前に拳の握り方も学びました。
【ウォーミングアップ】
この時期はどの学校も運動会等の行事が入り、お休みがやや多めでした。
アップはいつもの感じで、ケンケンやジャンプ系を中心に組手構えとなってステップでした。
足首とバネ強化して動ける身体作りです。
あとは仰向け(うつ伏せ)ダッシュで反応力を高めました。
【体幹トレーニング】
バックフルアップ・サイドプランク・V字プランクで306分経過しました。
気になった生徒のフォームを正しながら体幹鍛えました。
体幹が強いと素早く方向転換してもピタッと止まれるようになり、形の極めどころで身体がふらつかないようにも繋がっていきます。
【固定式基本】
手技と同じくらい重要な引き手。
まずは両引き手の練習から行いました。
ポイントは、
1・手首は曲げない
2・床と平行を保つ
3・高さは帯よりも上
4・脇は開かない
5・拳はお腹よりも前に出さない
引き手の次は突き。
左右どちらの手で突いても狙う位置は同じで、自分の身体の中心で胸のちょい下にある「みぞおち」を狙います。空手の用語では「水月」とも呼ばれます。
急所をめがけて突きの練習をしています。
受けはひとつだけ。
中段横受けでした。
相手が自分の身体をめがけて突いてきた時の受け技。
これもポイントを記しておきます。
1・拳は肩の高さ
2・肘とお腹の間は拳ひとつ分のスペース
最後は基立ちとなり正面蹴りを左右の足で行いました。
ここでタイムアップ。
体験教室が終了の時間となりました。
ちょいお休みする生徒が多かったこと以外はいつもと同じ、ゆりのバンビクラスでした。
【形】
全員で四の形・十二の形をブザーを使って稽古しました。
一つひとつの動作を速く。
まずはこの意識で形を打つことです。
打つ毎に追加で注文を重ねていくことに。
・引き手の強さ
・手技と引き手のタイミング
・手技と引き手に加え軸足のタイミング
・おへその向き(締め)
いっぺんに言うと逆効果になるので焦らず一つずつ。
このあとグループを分けての稽古。
神戸市を目前に控えた3人と平安二段でした。
とても良い仕上がり具合に感じました。
出会った頃はバンビちゃんやったのに、今では目の色変えて真剣に稽古を重ねています。
今日新たに追加したこと。
スピードに乗った四股立ちの入り方でした。
二つの動きをミックスすることでスピードを上げていきます。
自然と身体に落とし込めるようになるまで、反復練習あるのみです。
良い感じに仕上がったと思います。
普段通りに打てますように!
(つづく)
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
手技の瞬発力を行いました。
糸東流らしさ、キレ味鋭い手技を出すための下準備。
両手タッチが出来る生徒は両手タッチを2回、もしくは両肩タッチと難易度を上げていくことね。
腕立て伏せの姿勢から行っています。
【体幹トレーニング】
片足逆突きとレッグレイズで445分経過しました。
片足になるだけでも十分不安定の中、安定感を上げていくんですが足裏全体で立つとどこかバランスが保てない。
どこの重心を預けると安定するか探求してほしいかな。
結構サラッと説明してたりしてるよ。
余談ですが夏の清水 希容セミナーでアップの後、真っ先に行ったのが足指のマッサージ。
「足の指が床の感覚を感じる部位なので伸ばしたり、さすったり、手指を挟んだりして床の感覚をキャッチ出来るように」
必ず行ってるとのことでした。
形選手には床を掴む感覚はとても重要なことだと思います。
稽古前のちょっとした時間に仲間と話しながらでもこんな「準備」が出来るようになってくれたら良いな。
当然、試合前の準備も然り。
【固定式基本】
突き。
それもキレイな突き。
不必要なリキミの無いキレイな突き。
これ一本で基本稽古を終わるつもりでした。
応用で2連突き・3連突きも混ぜて行いました。
連続で突いても一本いっぽんを極める意識で。
その上でスピード感を持つことね。
さらには四股立ち突きでした。
途中苦しくても決して腰を上げない。
当然分かってることなので歯を食いしばって頑張ってます。
【形】
ちょい手狭ですが、全員で四の形と十二の形。
スピードと極め。
当たり前ですがここを求めて打たないといけません。
転身時の頭の浮き、
軸の移し替え、
回った後の歩幅、
技のタイミング、
上級生はこの形で、この辺を自分で調整してほしいと思っています。
理解している前提で稽古を進めているので、しっかりついて来てほしいと思います。
当然、上記ポイントを基本形や指定形に当てはめていきます。
要するに、ポイントを理解して応用出来る能力が必要になってきます。
「その時言われたことは、その形でのこと」
ではなくて、
平安五段ではこの挙動で応用出来るな!
この身体の使い方はここと同じ!
みんな真剣な眼差しで食い入るように聞いてくれるので、ここから先は自ら研究心を持ち応用してほしい。
そのためには、まず教わったことを何度も何度も部分練習し、身体に染み込ます。
翌週になって同じ指摘を受けていたらまだ身についていないということね。
平安二段・平安五段・バッサイ大・セイエンチン
60分近くかけて稽古しました。
基本これまでに指導したことが中心ですが、この日新たに伝えたことがひとつ。
形が上手いとか下手とかキツいことばで表現してしまいましたが決定的な違いについて伝えました。
上手な選手は腰を切るタイミングと手技が同じということ。
バッサイ大では振り捨てが一番分かり易いと思います。
もしくは突きと受けの連続動作。
これもバッサイ大です。
腰を左右に切り返すタイミングで手技を揃えてみてね。
あんまり、、なパターンは総じて腰を切ったあと遅れて手技が出ています。
ここの意識を変えるだけでもちょっぴり形が上達するはず。
そんなメッセージを送ってます。
空手ノートつけてくれる生徒が現れたら嬉しいな。
【組手】
組手練はこれまで自らが先に仕掛け展開を作っていくような稽古を重ねていました。
攻撃のカタチを作ることに終始していましたが、当然競技となると相手は攻撃もしてくれば動きもするし、思ったような展開にはならないことの方が多いはず。
そんなこともあり、この日のテーマは状況に応じた技の選択。
ガードしてからの反撃でした。
ざっと4パターン。
1・中段回し蹴りをガード → 中段回し蹴り
2・中段カウンター
3・相手の中段突きをガード → 刻み突き
4・相手の上段蹴りをガード → 刻み突き
全部の相手の動きを見た上での対処。
これまでやってこなかった部類の練習です。
唯一やってたのは中段カウンターだけ。
自分の攻撃が上手くハマればそんな組手でも良いんでしょうが、試合運びの引き出しは多いに越したことはありませんので、しっかり捌いて返す練習を60分かけて行いました。
練習したことしか咄嗟の場面で出ませんので、回数を重ね身体が勝手に反応するくらいにやり続ける他ありません。
今回は初めてだったので対戦相手役を私が行い、生徒は一列になって返しの練習です。
どう返すか、浸透しだした頃にペア練で導入したいと思います。
組手練も段々と空手脳が問われるようになってきました。
今は意識しながらスローでやってますが、これが無意識レベルで出せるようになると勝率がグッと上がると思います。
なので、しっかり習得してほしいと思います。
今までにない稽古内容なので刺激的だったと思います。
いろんなパターン練習して技の引き出しを増やしていきたいと思います。
組手は組手の楽しさがあると改めて感じた練習会でした。
2025年9月27日 (土)道場稽古163
こんにちは!
本日は1部・2部集まってのお祭り練習でした。
残念ながら全員集合とはなりませんでしたが久々の合同練習。
来週の本番に向けて何とかカタチになったかな。
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・お祭り合同練習
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・固定式基本
8・形
9・組手
バンビクラス
【早練】
本日の早練は3人まとめて。
神戸市で打つ平安二段でした。
一人ずつ修正し最後は3人で。
・引き手の取り方
・手首の曲がり
・猫足立ちの軸
・拳の握り
・技の強さ
それぞれ課題は異なりますが、マンツーマンタイムで指摘されたことを忘れないように。
道場練や家練で思い出しながら頑張ってね。
今年バンビ生も大会に挑戦する生徒が増えてきました。
これは予想していなかったことでとても嬉しい!
少しでもチカラがつくよう、私も早練でバックアップします。
今日のYちゃん、とても形がよくなってた。
修交会では緊張のあまり打ち急ぎ、本来のチカラを発揮出来ませんでしたが今日の平安二段だと大丈夫!
【ウォーミングアップ】
アップの内容もちょっとずつですが空手の要素を高めています。
この時間帯で心がけてほしいことは、
①反応の速さ
②一歩目の速さ
③バネ
いつものジャンプ系・組手ステップに加え、この日は半回転ダッシュや敏捷性を高めるステップをメニューに入れました。
敏捷性を上げるにはラダートレが有効ですので大会明けにちょっと多めに時間を割いてみても良いかも知れませんね。
スポンジのように何でも吸収する時期ですしラダートレ取り入れようかな。
【体幹トレーニング】
バックフルアップ・V字プランク・プランクで303分経過しました。
新入会のKちゃん。ちっちゃい身体でV字プランクを頑張ってました。
観ていて癒しの時間です。
バンビ生たち、まだまだ筋力がありませんので長く耐え忍ぶことが出来ませんが、体勢崩れても直ぐにリカバリーしてほしいかな。
頑張りは全部自分の身体に返ってくるので。
いっぱい頑張ればそれだけチカラになって返ってくるよ。
【固定式基本】
良い感じに修正出来た正面蹴り。
隣の子とペアを組み、自分の前で「亀」になってもらうことに。
抱え足と引き足。
これまで以上に意識してやらないと、蹴っ飛ばしてしまいます。
蹴ってはいけない意識が高まると案外蹴らないもんです。
膝をしっかりと高く抱え込んで正面蹴りが出来ていました。
これは大成功だった。
四股立ちの姿勢を覚えるために、壁を使って稽古してみました。
踵・お尻・背中
この3つを壁に当て四股立ちの姿勢を矯正。
身体が感覚を覚えているうちに四股立ち突きを行いました。
結構長めに。
50本は続けたかな。
いつも言ってることですが、空手の稽古は毎回同じことの繰り返し。
何度も何度も繰り返すことでキレや技の強さが上がります。
そして何よりも忍耐力が芽生えます。
しんどくてもグッと歯を食いしばって続けられる忍耐力。
ゆり空手でこれを学んでほしいと思います。
今年は退会した生徒が多い年ですが、簡単には辞めないでほしい。
基本稽古はやってて同じことの繰り返しだし、しんどいはずだけどこれを愚直に続けられる人は、まず心が強くなる。
黒帯を締めるその日まで、しんどい稽古を続けること。
その頃には自分に自信が持てる人になっていると思います。
続けた人にしか見えない景色があるはず。
【お祭り練習】
舞台の上に30名の生徒が上がりました。
3列で並んでみましたが、基本稽古を披露するにはギリギリいっぱいってとこかな。
基本から形に移り、今回の新しい取組みとして組手の打ち込みを披露します。
なんやかんやとやってるうちに、あっという間に1時間経過。
後半まで全く時計を見ていなかった。
最後は駆け足ぎみになったけで高学年だしきっと大丈夫だと思います。
・リーダーは一定のリズムで形を打つ
・リーダーを目線で追いながら形を打つ
・締めくくりは2拍あける
上手いとか下手とかじゃなく、観客の皆さんに観てほしいのは元気の良さ!
当日は楽しみながらね!
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
唯一お尻歩きを。
肩はそのままに骨盤だけを自在に操れるようになること。
形をもう一段階高いレベルに引き上げるには、最低限これが出来ないと。
【体幹トレーニング】
レッグレイズ・足刀蹴り・プランクで442分経過しました。
足刀蹴りは押し込みの強さに加え、引きつける強さも必要です。
両足を同時に強く使って。
もちろん体幹トレなので軸を使ってビタ止まりで。
【固定式基本】
四股立ち突き・斜角突きで下半身強化。
いつもよりもさらに、四股立ちの強化。
軸が折れないこと。
肩甲骨を寄せ、美しいラインを見せる。
どうしてもお尻を強調すると前傾してしまう生徒がいるので、今日はお尻を出さずに。
斜角突きも斜めに前屈立ち逆突き・正面に四股立ち突きです。
腰のキレを使ってシャープに切り返すことが目的。
また頭の高さをかえずに行いますので、これも下半身がしんどいはず。
最後は猫足立ち手刀受け / 正面蹴り
猫足立ちは鼠径部を締める意識を忘れずに。
あらゆる形に猫足立ちや四股立ちは出てきますので、基本稽古をきっちりやり切ろう。
【形】
神戸市組と出ない組に分かれての形練。
大会が近づいてきますと、このようにグループ分け。
大会が近くなってきますと、私は大会組に指導する時間を割きます。
手厚い指導でバックアップすることで入賞者を増やしたい。
子供って良くも悪くも単純で、ひとつの勝ち、ひとつの入賞で空手道への取り組みが劇的に変化するから。
そんな生徒を一人でも二人でも増やし活気あふれる道場にしたい。
横柄にならないよう注意が必要ですが、自分に自信をつけさす事はとても大事なこと。
その意味で、決して差別はしませんが区別はします。
これはご理解願いたいところです。
気になったことをひとつ。
いつも言ってることのリピートになりますが、形練に意味を自分で見出すこと。
自分の長所を伸ばす形練に充てるのか、指摘を潰す作業に充てるのか。
はたまた教わったテクニック的要素を強化していくのか。
そのどれもが感じられないような形練をしていてはいけない。
これはどのことを指しているかは本人は分かっていると思う。
稽古前の黙想、何を想ってるか今度聞いてみよか。
【組手】
技の反復練習でした。
これで3週続けてかな。
どちらかと言えば「広く 浅く」の要素が高かったと思いますが、セイエンチンも3週に分けての深堀り。
この組手も同様に技の深堀りに焦点を当てました。
前手で相手の刻み突きを捌いて(バックスステップしながら)逆上でしたが、今日のは応用編でした。
前手で捌いて前手で返す練習でした。
しかも互いの前拳が触れ合う近距離。
刻み突きを放つ方は、ポイントを獲りに行くつもりで本気の寸止めフルスピードです。
この緊張感の中で真剣にやっておかないと、試合で活かせないし何よりもケガに繋がります。
今日もケガ人なしでやり切りましたが、気を抜くとリスクが高まります。
ケガしてもダメだし、もちろんさせてもいけません。
近間を想定しての練習でしたので「下がって捌くか」「その位置で捌くか」
これはやってる選手がその場で一瞬で判断しないといけません。
差し込まれたらバックステップ。
前で落とせると判断したら引き込む必要はありません。
一瞬の判断力と、それが出来るだけの瞬発力。
小さい頃から鍛えてきた敏捷性や瞬発力がここにきて求められる組手になってきています。
”臨機応変”
これから必要になる能力です。
後半は、刻みで取るパターンと逆上で取るパターンを交互に行いました。
どっちでも咄嗟の判断で出せるようにする練習でした。
最後の5分間は中段の差し合いをして稽古を終えました。
さあ!
来週はいよいよお祭り本番!
雨降りませんように。
2025年9月20日 (土)道場稽古162
こんにちは!
修交会大会も終え、次は新入会の生徒とともに早練で土曜空手がスタート。
道場指導形を覚えられると稽古が益々楽しくなると思うのでマンツーマンタイム導入しました。
神戸市大会が近いので、その時はまた大会組で固めます。
(体験問合せがありましたらゴメン!)
もう一つ、一般Eさんが夏の審査に合格したこともあり、一回空けて次はいよいよ段審査。
是非納得の一本を仕立ててもらいたく、田中家の黒帯をたくさん持参しました。
帯にも幅や素材、厚みに違いがあったり刺繍の雰囲気もメーカーによって書体に特徴があったりです。
刺繍色や肌触り、締めた感触は実際に手に取ってみないと分からない部分がありますので、拘りの一本を仕立てられるよう持参することにしました。
仕立てもそれなりに時間を要するので早め早めに練りだしといた方が良いしね。
-バンビクラス-
00・早練
01・ウォーミングアップ
02・体幹トレ
03・固定式基本
04・形
05・組手
-モンキークラス-
06・ルーティーントレ
07・体幹トレ
08・固定式基本
09・形
10・組手
【早練】
入会してまだ日の浅い2年生I君と年長Yちゃん。
それに本日正式入会した年少Kちゃん。
道場史上、最年少3歳ちゃん。
いつも道場に来て人懐っこくて可愛い女の子です。
お兄ちゃんお姉ちゃんに混じって楽しく全身運動してるだけで十分オッケー!
道場でずっと稽古してた四の形と十二の形、順番覚えてた!
順番さえ覚えれば、いっこずつ修正していこうと思う。
急いでいっぱい詰め込み過ぎるとパンクしてしまうとダメなので、いっこずつね。
11月の垂水区も出場すると決めたので10月夜練や土曜練で、しっかりと良い準備積んでいこうと思います。
【ウォーミングアップ】
チビちゃん達がワイワイと楽しそうに飛び跳ねてるこの時間が大好きです。
ホントに楽しそうに空手を始めてくれてる。
最近ではちょっとずつ、空手の動きを増やしています。
気づいてたかな?
組手ステップやジャンプ、下半身鍛えて動ける身体作りしています。
みんな大好きな仰向け(うつ伏せ)ダッシュ。
遊びの中でもしっかり競争心も芽生えてるし、こうやって反射神経鍛えてます。
隣の子よりも速く!
上手い具合に競い合ってて2部に上がった時の組手が楽しみに感じます。
何でもそうだと思いますが負けず嫌いって気持ち大事やしね。
【体幹トレーニング】
バックフルアップ・サイドプランク・プランクでとうとう300分経過!
なんと通算5時間。
チビちゃんのうちから、これだけやってる道場あるかな?
天性のものを持ってる人なんて稀。
ほとんどの人はそうじゃないので愚直に続けて鍛えるしか無いんよね。
【固定式基本】
下半身強化月間とでも言おうか。
・四股立ち突き
・屈伸正面蹴り
・前屈立ち2連突き
技術も大事だけど、それよりも強い気持ちでしんどい稽古を乗り切る根性。
続けることの大切さ。
やり切った後の達成感をゆり空手で感じてほしいと思ってます。
【形】
バンビ空手も形の稽古らしくなってきた。
幼児でも理解出来そうな言葉を選びながら形練しています。
言葉の意味が理解出来ると動きがピリッとしてくる。
仮想の敵と戦ってるイメージ。
後ろから敵が攻撃してきたら、素早く回って中段横受け。
間髪いれずに攻撃技。
バンビ達の成長を感じます。
一生懸命頑張ってます。
【組手】
時間配分が上手くはまり60分の稽古の中で、基本やって形やって、組手の時間まで確保出来ました。
先週、形見送って組手に振ったこともあり、感覚を忘れてほしくありませんでした。
一列に並んでブザーに合わせて刻み突き。
突き・足の踏み込み・気合い
この3点セットを忘れずに答えられた生徒がいてました。
どうするか頭で整理出来たら、慌てずゆっくりと身体に落とし込みます。
スローな動作から始め徐々にスピードを上げていき最後はミットめがけて突き!
両手にミットをはめて2人ずつ受けます。
号令に合わせて隣よりも速く!
最後の方は、競争心を煽りながら突きの稽古でした。
ちょっとずつ新しいことが増えてきたバンビ空手。
刺激があって楽しいんじゃないかな!
(つづく)
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
久々のお尻歩き。
腰のキレがまだまだ物足りない部分もあるので、身体の使い方をこの時間で掴んでおきます。
両肩はそのままで左右の腰を切る感覚を養います。
【体幹トレーニング】
これも久々のレッグレイズ・足刀蹴り・プランクで439分経過しました。
足刀蹴りは引きつけるチカラ、腸腰筋が無いとキレが生まれません。
クルルンファや泊バッサイで足刀蹴りが登場しますので、来るべき日に備えておこう。
やってることは形に繋がるように練っています。
信じてついてきてね。
【固定式基本】
バンビタイムとほぼ同じメニューだったかな。
四股立ち、屈伸正面蹴りなんかでした。
四股立ちにもスタンスがあって、どの程度足を広げるか一人ひとりが理解していないとダメ。
広げれば良いってもんじゃないよ。
横から見て身体がくの字に折れる生徒。
いつも指摘されてる生徒。
ここはホントに注意してほしい。
それだと意識が足りないかな。
お尻を出すことで腰が折れてしまうなら、先に意識してほしいのは背中を壁につける意識。
両手を上に上げてゆさゆさするルーティーンは姿勢を整えるためにやってること。
そこに肩甲骨を寄せて、四股立ちを作ってみてね。
鏡の前で横から自分の姿勢を一度見てみよう。
正面蹴りは屈伸付きで。
抱え足と引き足。
床からそのまま持ち上げるようにしないとダメ。
まだまだ白・オレンジはつま先が下向いてるかな。
スナップ効かせた蹴りを出すには、膝から下を靴飛ばしする感覚を持つようにね。
【形】
毎週書いてる気がするが、稽古に取組む姿勢がホントに良くなった。
集中出来てるし、上達したい気持ちが伝わってくるし良い感じ。
そこそこ強度の高い基本やっても、くらいついてきますのでサクサク進む感じで形の時間を多く取れる。
この日用意したメニューはセイエンチンのスピードアップ。
三戦立ちから四股立ちに入る挙動のスピードの上げ方。
後方に四股立ちを2回繰り返し、前に出て基立ち / 打ち受けの挙動。
この2つの挙動に的を絞って、部分練習をひたすら繰り返しました。
基本に引き続き、形でも良い集中力を見せてくれました。
とにかく指導を理解すること。
よく見て、よく聞いて、自宅に持ち帰る。
自主練で身体に馴染ませ、次の稽古に備える。
最近この意味を理解してくれる生徒が増えてきたように思う。
めっちゃくちゃ真剣に説明聞いてくれるし、一生懸命自主練してくれる。
多分、自分の動きにキレが出だしたのを感じたんだと思う。
ホンマや!って感じで。
三戦立ちから四股立ちの速さ
四股立ちから四股立ちの速さ
四股立ちから基立ちへの速さ
太腿速く動かそうとしても大して速くならない。
どの部分を動かすか、
どこの部位に意識を置くか、
全3回に分けて指導したセイエンチン編。
実際にやってみて自分の動きの変化に楽しくなってきたんじゃないかな。
他にも神戸市組の平安二段を3名のバンビ生と特訓。
平安五段組も特訓でした。
お尻歩きの成果を発揮させる挙動を中心に部分練でした。
大きく肩を動かさず、腰だけ切る感覚。
ここに焦点を当てての平安五段でした。
なにより真剣に形練してくれる生徒が少しずつでも上手くなっていく過程に携われることに幸せを感じる。
もっと練習積んで上達させてあげたいと思う。
【組手】
この日のテーマのひとつ拳固め。
拳立ても同様の目的でやってますが、実際にミットを素手で突かせたかった。
普段寸止め空手やってるせいか突きがペラい。
競技ではそれで良くても、稽古では別。
ミットに「当てる」のでは無く、持ち手の腹にまで伝わる・めり込むような突きの感覚を持ってもらいたかった。
実際に効かす突きを前屈立ちで打ち込みました。
もうひとつは前回と同様のペア練。
相手の刻み突きにバックステップでパーリングして逆上。
下がる → 前に出る
2週に渡りこの練習に時間を割きました。
来週は応用編。
パーリングした前拳で、そのまま刻み突きを練習します。
前で勝負する空手と後の先。
どっちも出来るように繰り返し練習するしかない。
2025年9月13日 (土)道場稽古161
こんにちは!
随分と涼しくなってきました。
体育館、冷房は稼働しましたが扇風機は無しで最後までいけました。
8月下旬に行われた審査結果の発表を本日行いました。
皆に改めて伝えたこと。
審査結果については自分自身のことだけを気にかけておき、道場から離れたところで審査の話題は出さない・しないこと。
受けたくても受けることが出来なかった人、チカラ及ばず再審査となった人の気持ちを考え、自分自身の結果も含めて話題には出さないようにと伝えています。
そんな気遣いが出来るよう心も成長していってください。
進級した生徒は、次の稽古から新しい帯を締めてきてね。
道場で注文される方いらっしゃいましたら早めに連絡ください。
まとめて発注することで一人あたりの送料安く出来たらと思います。
もうひとつ!
お祭りのアイデアを発表しました。
道場生全員で舞台の上で基本やって、2部生全員でグループ毎に形打って、初めての試みで組手の打込みを披露したいと思います!
去年は想像を上回る多くの人が集まってくださり体育館中が人であふれ返りました。
過去2回、お祭り演武を観て入会してくださった生徒も3名居てますし空手道をアピールする・北区の空手人口を増やす絶好の機会です。
元気いっぱいの姿を見せてくれたら言うこと無し!
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・組手
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・固定式基本
8・形
9・組手
バンビクラス
【早練】
幼児のK君と早練でした。
入会して間もないK君ですが、想像以上のペースで形を覚えていってる。
順調すぎてこっちがビックリするくらいです。
十二の形では誰もが通る初めての壁。
3回突いてからの反時計回りでの270度回転。
ここをつまづくことなくサラリとやってのけました。
まず順番。
とにかく順番が頭に入ればあとはコツコツと練習あるのみ。
いっぺんに詰め込みすぎないよう様子を見ながら小さな壁を乗り越えていきたいと思います。
ええ感じ。
さて来週はI君とYちゃん兄妹。
12:20集合!
【ウォーミングアップ】
組手系の動き多めでした。
みんなに伝えたことは自分の出せるスピードより、あともうちょっと全力だすこと。
限界超えたところからチカラ(スピード)がついてきます。
もうちょい無理して頑張ってね。
強い足首作って、ゴムボールのようなバネ作って、組手が出来る身体にしていこう。
【体幹トレーニング】
今日は動きを加えた体幹と用意してきました。
左右の足で片足立ち。
”かかし” みたいなやつね。
手を広げて抱え足取って60秒ジッとバランスを取る。
身体の真ん中に意識を集中させると思った以上にふらつかないはず。
もうひとつも片足バランス。
片足立ちの体勢から上体をお辞儀させ抱え込んだ足を後ろで伸ばします。
木の枝に止まる鳥のように床をしっかり掴んでみてね。
これで297分経過。
【固定式基本】
今日の基本はしんどかったんとちゃうかな!
いつもと異なる基本ばかりだったことと思います。
突き
中段横受け
上段揚げ受け
下段払い
正面蹴り
ここまではいつもと同じ。
平行立ちとなっての左右正面蹴り。
これも時々やってるかな。
初めての下半身強化タイムに突入することに、、
まず四股立ち突き。
ベストな高さを一人ひとりチェックし、腰をあげないよう指導です。
この状態で四股立ち突き。
何本突いたか数えてませんが50本近く突いたんじゃないかな。
自分に負けて腰を上げないようにアドバイスしましたが分かってくれたかな?
次、平安形に進んだ生徒は分かってると思いますが、改めて前屈立ちの作り方を説明しました。
初めての生徒も半数近くいるので名前と作り方、それと注意するポイントを説明しました。
基立ちよりも、自分の靴一足分を後ろに長く取り、前足の指が上からのぞいて膝で隠れるくらい深く腰を落とします。
前足付け根に、学校のプリント用紙が挟める位に腰を落とし後ろ足をピンと張ります。
この初登場の前屈立ちの状態で腰を上げず、上段突きと中段突きを左右の腕で何本も突きました。
締めくくりは平行立ちから、一度屈伸してからの正面蹴り!
空手に必要な筋肉は固定式や移動基本の中で養っていきます。
土台作りね。
形も組手も下半身がフラフラしていたら、空手にならないのでどっしりとした下半身、体幹トレで強い軸を作っています。
ちょっとずつ!
しんどい稽古も入れていくよ!
歯を食いしばってついてくる生徒が私は大好きです!
みんな頑張れ!
【組手】
久々の組手!
今日は打ち込みを習いました。
早めに道場入りしていたR君に台になってもらい「刻み突き」の打ち込みでした。
大事なポイントは3つのタイミングを合わせること。
1・前拳
2・前足の踏み込み
3・気合い
この3つです。
ほかにもまだありますが、まずはこの3つね。
道場訓にもある「礼に始まり 礼に終わる」
これは、自分一人では決して稽古出来ないよっていう意味ね。
空手を教えてくれる指導者、道場に通わせてくれる両親、自分の技を受けてくれて切磋琢磨出来る仲間が居て始めて空手が出来ます。
この日は自分の技を受けてくれる、お兄ちゃんが打ち込みの台になってくれています。
打ち込みの前に礼、打ち終わった後にも礼。
感謝の気持ちを込めて礼をします。
特にうちの道場では、心の教育をとても大事にしています。
自分が稽古出来るのはいろんな周りの人のサポートがあるからこそ。
心も身体も鍛えていこう!
でもえらかったのは、稽古後のクラス入れ替えの時にちゃんとR君にお礼を言いに行ってたこと!
普段バンビクラスをお手伝いしてくださる、Eさんにもちゃんと「ありがとうございました」って言えてるしね!
バンビのチビちゃんにもちゃんと自分が大事にしてることが根付いてるんだと思うと凄くやりがいを感じます。
みんな心が育ってるよ!
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
拳立てをさらに5秒伸ばしてみました。
板間でやると10秒が限界でしたが15秒出来るようになってた。
効かす突きを放つには強い拳でないといけませんし、拳の握りも重要ですので。
手技の瞬発力、下半身の瞬発力の行いました。
時間をかけすぎずパッと済ませて競技力を高めたいと思います。
【体幹トレーニング】
左右の片足逆突き。
ジワーっと沈んで軸を整え、一気に伸び上がり抱え足とともに片足逆突きしています。
伸びる瞬間に肩が上ずらないこと。
もうひとつは片足バランスです。
抱え足から前傾しながら後方に足を伸ばします。
とにかく1分間、片足でバランスを取る。
どこに重心を乗せたらバランスが安定するか。
これは単純作業の中で、自分で見つけるもの。
すこしずつ考えるチカラもつけてほしいと思う。
これで436分経過しました。
【固定式基本】
これも短時間集中型。
2部生たち、随分成長してきてる。
やる気が凄く伝わってくる。
手を抜かず全力でやり切ってる。
この日はお休みが多く2部生は11人だけでしたので、2列で向かい合っての基本稽古でした。
突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・左右正面蹴り
なんとバンビと全く同じでした。
先週行った四股立ち移動。
前 → 後ろ → 前
上半身主導で回るのでは無くて、下半身主導でも無い。
どうすれば素早く切り返せるのか。
この日のテーマでした。
後の形練でモロに出てくる、この身体の使い方。
「意識をどこに置くか」
基本稽古はまずここまで。
このあとが本番(メインテーマ)です。
【形】
セイエンチンの後半戦でした。
おさらいがてら、始めから気合いの挙動まで数回打ち後半戦開始!
接近戦を想定した形ですので、相手に掴まれた時の外し技が2度出てきます。
ここを重点的に分解で説明し、生徒の理解を深めました。
基本稽古やこの形の時間、もの凄い集中力を発揮してくれた道場生たち。
食い入るように説明を聞いてくれるし、理解したい!上達したい!って気持ちが伝わってきてとてもやりがいを感じる。
挙動を理解し、ひと通り形を学んだところで競技力を高める部分練に移りました。
スローな形の中で、一瞬のスピードを発揮させる挙動が全部で4回。
ここで "普通" のスピードで動いても、観ている人の胸に響くものがありません。
今回指導したのは、後ろに下がって四股立ち下段払いする方法。
その日の指導の中で、ここだけはしっかり理解して!って時には、予め伝えるようにしています。
理屈さえ理解出来れば自宅に持ち帰って自主練出来るから。
ホント真面目に聞いてくれた。
それからの部分練。
四股立ちからの四股立ち切り替えし。
この挙動で実際に試してみたところ、明らかにスピードが上がった生徒がいました。
感触を聞いてみたところ、やはり自分でもスピードが乗ったことに気づいたようです。
身体の使い方ひとつで自分の秘めたポテンシャル発揮出来るんだから。
こうなれば練習が確実に楽しくなる。
次回は、三戦立ちから四股立ちの入り方。
ここの加速方法について説明します。
【組手】
ステップの練習を最近続けてる。
土台となる下半身、ステップのスピード感を養うためにやってます。
流れるような軽やかな、リズミカルなステップを目指して。
入る瞬間にリキむと技の入りがバレるから下半身はしっかりタメを作り、上半身は逆に脱力です。
そのあとはペア練。
互いの拳サポが触れ合うラインまで近づき、片側はブザーに合わせ刻み突き一択。
もう一人はバックステップとともにパーリング。
バックステップ側。
これは如何に相手の攻撃に反応して距離を保てるかが練習の目的。
ブザーが鳴った瞬間、下がってる子がいたが意図を正しく理解しないとね。
フットワークとこのペア練だけで40分弱続けました。
ラストはブザー無しの真剣勝負。
フェイントあり、プレスあり。
本気のフルスピードの突きを5㎝手前でコントロール。
本気でやるからこそ、緊張感芽生えるし上達する。
これにバックステップ側は一歩踏み込んでの逆上で返しを加えました。
基本も形も組手も良い練習出来たと思います。
2025年9月6日 (土)道場稽古160
こんにちは!
大会明け一発目の土曜練。
この日はお休みする生徒が一人もおらず30名全員揃いました。
これだけ生徒の数が増えると案外と難しい全員集合。
みんな来てくれるとやっぱり嬉しいですね。
それと今日からバンビ生を一人ずつ呼び出して早練再開です。
神戸市大会の前は出場組で固めますが、オフシーズン中は一人ひとり個別で形を集中して覚える時間を設けたいと思います。
卒業の目安はこんな感じをイメージしています
基本:基立ち・前屈立ち・猫足立ち・四股立ちの正しい理解
形 :四の形・十二の形・平安二段が打てる
30分弱の時間ですが、やらないよりやった方が上達するのは間違いありません。
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・形
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・固定式基本
8・形
9・組手
バンビクラス
【早練】
入会したばかりの3年生Aちゃんと早練でした。
この早練、形の順番を覚えることが目的です。
順番を覚えたら、全体での形練にも入ってこれるようになるので、まず四の形・十二の形・平安二段この三つがゴールになるのかと。
横受けの準備の取り方と基立ちの幅に修正の余地はありますが、この早練タイムで四の形と十二の形は打てるようになりました。
次回は幼児のK君!
12:20集合!
【ウォーミングアップ】
ケンケンやジャンプ系中心に行いました。
自分の身体を支えられる位の筋力はつけたいところです。
ジャンプ系でバネのある身体作りに加え組手のステップ練習を行いました。
まだまだみんなドタバタしてますが、半年も続けたら成長を感じられるんじゃないかな。
【体幹トレーニング】
V字プランク・バックフルアップ・サイドプランクで294分経過しました。
サイドプランクは片手で身体を支えて真横に向くことでかなりしんどくなったと思います。
でもこれが基本のカタチね。
【固定式基本】
この日のメニューです。
・立ち方のおさらい
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
・平行立ちからの正面蹴り
引き手の取り方に手こずっていたS君。
少し良くなってきた感じ。
これは嬉しかったな。
身体(体側)から離さず、手技と同じタイミングで引き手を取りますが、どうしても脇が開いていました。
この日は良く聞いて自分で直そうとする姿勢が伺えました。
凄く嬉しかった。
【形】
私「空手って何のために習ってるの?」
生徒「大事な人を守るため」
形練の前にこのやり取りを挟み意識づけすることで動きが数倍良くなってきます。
形とは仮想の敵との攻防を表現しています。
後ろから攻撃してきた相手に素早く転身し中段横受け。
間髪入れずに一撃で相手を倒すつもりで突きを放ちます。
順番を覚えた後、次はもっともっとカッコ良く仕上げていく段階に移りますが、上のクラスの生徒と同じこと説明しても理解なんて出来るはずがありませんので、ここからが凄く難しい部分でもあります。
言葉ってとても大事で、どう上手く動くかを教えるよりも、
「空手って何?」
ここを腹落ちさせれば良いことに気がつきました。
大事な人を守るためにはどう動けば相手の攻撃を防げて、悪い人を追い払えるのか。
今のうちの生徒には、これだけのことが理解出来ていますので、小難しい説明よりも意識をそっちに誘導させてあげる事の方が遥かに有効でした。
まだまだ前屈立ちと四股立ちに甘さは残るものの、生徒なりに一生懸命頑張ってることは伝わってきます。
心と身体が成長していってくれればと思います。
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
この日も先週に引き続き、手技の瞬発力アップと下半身の瞬発力アップでした。
形の競技力が高まるよう動きにキレをつけていきます。
もともと瞬発力が高い生徒は今では両手タッチから両肩タッチへと難易度を自ら上げています。
それな!
【体幹トレーニング】
なんと!
ルーティーン終えたあと基本に入ろうとしていた私。
「体幹抜けてる!」
体幹トレは、生徒の中では日常になってるんでしょうね。
耐え忍ぶ体幹がこのところ続いていたので、この日は動きを加えたのを用意していたのに。
片足逆突きを左右で2分間とプランクひとつで433分経過しました。
【固定式基本】
短時間集中型の基本タイム。
予定よりも少し時間がかかってしまいました。
短く切り上げるには全員の集中が必要不可欠です。
短い時間の中で全力でやり切る集中力も養いたいところです。
決して手を抜かず(流さず)、全力でやり切ってほしい。
いつもの基本に加え、この日は四股立ちにチカラを入れ稽古しました。
平行立ちからの四股立ち。
スピードを上げて四股立ちする方法を改めて指導しています。
足を動かしますが、足じゃない。
もちろん上半身でもない。
動かす部位・意識する場所はもっとコンパクトに。
しばらく繰り返したのち本日のメイン。
四股立ちの切り替えし。
ワン号令で、前 → 後ろ → 前
ここにどれだけのスピード感がつけられるか。
無意識で稽古してもスピード感は上がってきません。
目的(正しい立ち方とスピードアップ)を明確にしながら稽古に励みました。
この日の指導のポイントに加え、次週もうひとつ意識するポイントを追加します。
四股立ちで移動するだけですが、四股立ちだけではないってこと。
この身体の使い方を頭と身体で理解出来たら極めが強くなると確信を持っています。
この挙動は、このあとに控える形練のメイン練習に繋がります。
何気なくやってますが、ここの理解度ひとつで見栄えが大きく異なります。
頑張り所と言っても過言ではありません。
ものにするつもりで来週の基本稽古、本気でついてきてほしい。
もうひとつ、色帯も白帯も全体で手刀受けを。
白帯生にはまだ早かったですが頑張ってついてきていました。
【形】
審査も済み、ひとつ大会を終えたこのタイミングで新たに形のレパートリーを増やすことに。
ちょうどリクエストが重なったこともありセイエンチンを。
これも全員で行いました。
30分ちょっとの時間だったかな。
まずは全員が共通理解することが目的だったので、立ち方と技の説明を中心に進め丁度半分の折り返し地点まで行いました。
それにしても良い集中力だったと思います。
皆真剣に学ぼうとする姿勢が見てとれました。
次週は後半戦!
スムーズに入れるよう前半部分を頭に叩き込んでおいてほしいと思います。
挙動を覚えたら、試合で打てるくらいになるまで細かい部分を中心に指導に入ります。
やるからにはここが本当の目的になってくるよ。
そのつもりで集中して稽古するようにね。
今必要な形が他にある生徒は話は別ね。
まだ習っていない基本形の時間も今後設けていきますので。
バッサイ大とセイエンチン。
今後大会で打つ形を自分の意志で決めてくれたら良いと思います。
強いて言うとすれば、バッサイ大はスピードとキレに自信のある生徒向け。
前方、後方に素早い切り返しが続いたり、緩急織り交ぜた糸東流らしくとても優雅な形です。
一方セイエンチンの方は立ち方の安定感は必須。
地面に根の生えたようなどっしりとした四股立ちが出来ないと厳しい。
蹴り技もなく、左右対となる動きが多く派手さに欠けます。
さらに全体をとおして挙動がとてもスロー。
一瞬スピードを加速させる挙動が計4ヵ所出てきますが、ここでスピードに違いを出せないと観ていてとてもつまらない非常にやっかいな形と言えます。
そうならないためにも、この日の基本でやった四股立ち移動の稽古が必要になってきます。
四股立ちから四股立ちへの切り替えし。
セイエンチン選択する場合、次週の稽古は本気でものにしてね。
私が伝えたいことはここまで。
大会で自分が打つ形ですので悔いを残さないよう、最後は自分自身で選択していく経験を積まないといけません。
どっちを選んでも悔いを残さないよう頑張っていこう。
そのためにも、まず2つの形の挙動をしっかり理解しよう!
【組手】
週1・2時間稽古ですので、組手よりもどうしても基本と形に比重が増してしまう。
それじゃいけないと分かっていても、稽古の中で予定が狂い形練の時間を延長してしまうなんてことも。
先週・今週と強い決意で組手に60分時間を確保すると決め臨みました。
基本的な技、基本的なステップワーク、技に移るタイミング等課題は残っていますので、基本に立ち返っています。
バンビ練と同じくフットワークやジャンプ系でスタート。
自分の限界をもうちょっとだけ超えた中で追い込むと、体力と強いバネが育ちます。
結局自分に厳しく出来るかがその後の伸びしろに影響してきます。
半年先、1年先もっと成長していたいなら一回いっかいの練習を「あともう少し」だけ強度を高めてやってみて。
ステップを終えこの日のメインのひとつ、打ち込み。
ほんとは素手でやろうかと思ったくらい。
スキンタッチの空手に慣れてしまうと、本当に威力のある強い突きは出せないようになる気がして、、
これくらったら立たれへんで!
だから寸止めでやってるねんで!
生徒一人ひとりが、これを自信を持って言える道場にしたいなぁと。
ミットは強く打ち込む。
風穴があく位に強く。
次週もう一回、目的を伝え打ち込みしたいと思います。
ステップもいらない。
突きが届く距離にまで近づいて本気で穴をあける位の意識で打ち込む。
自分の突きの強さを認識する時間を取ろうと思う。
もうひとつ準備してきたのは蹴りの練習メニューでした。
久々に登場したテコンドーミット。
カスタネット式なのでクリーンヒットしたら良い音なるしテンション高まる。
もうひとつ両面ミット使って4列になって、裏回し蹴りの練習でした。
前足の裏回し蹴り
これは相手を引き込んみカウンター的に出せると有効です。
また攻防の中で相手と密着した時が出しどころ。
後ろ足の裏回し蹴り
こっちは相手との距離がある時、一気に間を詰めながら入る技。
ポイントは、
1・前足の抱え込み
2・蹴る瞬間に軸足を捻る
3・上半身を後ろに倒す(顔は相手を見る)
蹴りは突きと違って片足で立たないといけないし、
腕よりも重い足を上げないといけないし、
突きよりも難易度が高いから高得点です。
試合で極めきれなくても、動きの中で蹴りの攻防を見せておくだけで相手に蹴りもあるぞと警戒させることが出来るので練習する必要があります。
蹴りを思いとおりに出すにはストレッチ。
腿裏が柔らかくないと巻き込むような裏回し蹴りが出せないので、試合前や練習前ストレッチやっておこう。
それと抱え込みね。
これが無いと足を振り回すような大振りな技になるので、すぐ相手に気づかれてしまう。
足を抱え込むと回し蹴りと軌道が同じになるので、意表をついた裏回し蹴りが出せることを理解していこう。