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2025年9月13日 (土)道場稽古161
こんにちは!
随分と涼しくなってきました。
体育館、冷房は稼働しましたが扇風機は無しで最後までいけました。
8月下旬に行われた審査結果の発表を本日行いました。
皆に改めて伝えたこと。
審査結果については自分自身のことだけを気にかけておき、道場から離れたところで審査の話題は出さない・しないこと。
受けたくても受けることが出来なかった人、チカラ及ばず再審査となった人の気持ちを考え、自分自身の結果も含めて話題には出さないようにと伝えています。
そんな気遣いが出来るよう心も成長していってください。
進級した生徒は、次の稽古から新しい帯を締めてきてね。
道場で注文される方いらっしゃいましたら早めに連絡ください。
まとめて発注することで一人あたりの送料安く出来たらと思います。
もうひとつ!
お祭りのアイデアを発表しました。
道場生全員で舞台の上で基本やって、2部生全員でグループ毎に形打って、初めての試みで組手の打込みを披露したいと思います!
去年は想像を上回る多くの人が集まってくださり体育館中が人であふれ返りました。
過去2回、お祭り演武を観て入会してくださった生徒も3名居てますし空手道をアピールする・北区の空手人口を増やす絶好の機会です。
元気いっぱいの姿を見せてくれたら言うこと無し!
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・組手
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・固定式基本
8・形
9・組手
バンビクラス
【早練】
幼児のK君と早練でした。
入会して間もないK君ですが、想像以上のペースで形を覚えていってる。
順調すぎてこっちがビックリするくらいです。
十二の形では誰もが通る初めての壁。
3回突いてからの反時計回りでの270度回転。
ここをつまづくことなくサラリとやってのけました。
まず順番。
とにかく順番が頭に入ればあとはコツコツと練習あるのみ。
いっぺんに詰め込みすぎないよう様子を見ながら小さな壁を乗り越えていきたいと思います。
ええ感じ。
さて来週はI君とYちゃん兄妹。
12:20集合!
【ウォーミングアップ】
組手系の動き多めでした。
みんなに伝えたことは自分の出せるスピードより、あともうちょっと全力だすこと。
限界超えたところからチカラ(スピード)がついてきます。
もうちょい無理して頑張ってね。
強い足首作って、ゴムボールのようなバネ作って、組手が出来る身体にしていこう。
【体幹トレーニング】
今日は動きを加えた体幹と用意してきました。
左右の足で片足立ち。
”かかし” みたいなやつね。
手を広げて抱え足取って60秒ジッとバランスを取る。
身体の真ん中に意識を集中させると思った以上にふらつかないはず。
もうひとつも片足バランス。
片足立ちの体勢から上体をお辞儀させ抱え込んだ足を後ろで伸ばします。
木の枝に止まる鳥のように床をしっかり掴んでみてね。
これで297分経過。
【固定式基本】
今日の基本はしんどかったんとちゃうかな!
いつもと異なる基本ばかりだったことと思います。
突き
中段横受け
上段揚げ受け
下段払い
正面蹴り
ここまではいつもと同じ。
平行立ちとなっての左右正面蹴り。
これも時々やってるかな。
初めての下半身強化タイムに突入することに、、
まず四股立ち突き。
ベストな高さを一人ひとりチェックし、腰をあげないよう指導です。
この状態で四股立ち突き。
何本突いたか数えてませんが50本近く突いたんじゃないかな。
自分に負けて腰を上げないようにアドバイスしましたが分かってくれたかな?
次、平安形に進んだ生徒は分かってると思いますが、改めて前屈立ちの作り方を説明しました。
初めての生徒も半数近くいるので名前と作り方、それと注意するポイントを説明しました。
基立ちよりも、自分の靴一足分を後ろに長く取り、前足の指が上からのぞいて膝で隠れるくらい深く腰を落とします。
前足付け根に、学校のプリント用紙が挟める位に腰を落とし後ろ足をピンと張ります。
この初登場の前屈立ちの状態で腰を上げず、上段突きと中段突きを左右の腕で何本も突きました。
締めくくりは平行立ちから、一度屈伸してからの正面蹴り!
空手に必要な筋肉は固定式や移動基本の中で養っていきます。
土台作りね。
形も組手も下半身がフラフラしていたら、空手にならないのでどっしりとした下半身、体幹トレで強い軸を作っています。
ちょっとずつ!
しんどい稽古も入れていくよ!
歯を食いしばってついてくる生徒が私は大好きです!
みんな頑張れ!
【組手】
久々の組手!
今日は打ち込みを習いました。
早めに道場入りしていたR君に台になってもらい「刻み突き」の打ち込みでした。
大事なポイントは3つのタイミングを合わせること。
1・前拳
2・前足の踏み込み
3・気合い
この3つです。
ほかにもまだありますが、まずはこの3つね。
道場訓にもある「礼に始まり 礼に終わる」
これは、自分一人では決して稽古出来ないよっていう意味ね。
空手を教えてくれる指導者、道場に通わせてくれる両親、自分の技を受けてくれて切磋琢磨出来る仲間が居て始めて空手が出来ます。
この日は自分の技を受けてくれる、お兄ちゃんが打ち込みの台になってくれています。
打ち込みの前に礼、打ち終わった後にも礼。
感謝の気持ちを込めて礼をします。
特にうちの道場では、心の教育をとても大事にしています。
自分が稽古出来るのはいろんな周りの人のサポートがあるからこそ。
心も身体も鍛えていこう!
でもえらかったのは、稽古後のクラス入れ替えの時にちゃんとR君にお礼を言いに行ってたこと!
普段バンビクラスをお手伝いしてくださる、Eさんにもちゃんと「ありがとうございました」って言えてるしね!
バンビのチビちゃんにもちゃんと自分が大事にしてることが根付いてるんだと思うと凄くやりがいを感じます。
みんな心が育ってるよ!
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
拳立てをさらに5秒伸ばしてみました。
板間でやると10秒が限界でしたが15秒出来るようになってた。
効かす突きを放つには強い拳でないといけませんし、拳の握りも重要ですので。
手技の瞬発力、下半身の瞬発力の行いました。
時間をかけすぎずパッと済ませて競技力を高めたいと思います。
【体幹トレーニング】
左右の片足逆突き。
ジワーっと沈んで軸を整え、一気に伸び上がり抱え足とともに片足逆突きしています。
伸びる瞬間に肩が上ずらないこと。
もうひとつは片足バランスです。
抱え足から前傾しながら後方に足を伸ばします。
とにかく1分間、片足でバランスを取る。
どこに重心を乗せたらバランスが安定するか。
これは単純作業の中で、自分で見つけるもの。
すこしずつ考えるチカラもつけてほしいと思う。
これで436分経過しました。
【固定式基本】
これも短時間集中型。
2部生たち、随分成長してきてる。
やる気が凄く伝わってくる。
手を抜かず全力でやり切ってる。
この日はお休みが多く2部生は11人だけでしたので、2列で向かい合っての基本稽古でした。
突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・左右正面蹴り
なんとバンビと全く同じでした。
先週行った四股立ち移動。
前 → 後ろ → 前
上半身主導で回るのでは無くて、下半身主導でも無い。
どうすれば素早く切り返せるのか。
この日のテーマでした。
後の形練でモロに出てくる、この身体の使い方。
「意識をどこに置くか」
基本稽古はまずここまで。
このあとが本番(メインテーマ)です。
【形】
セイエンチンの後半戦でした。
おさらいがてら、始めから気合いの挙動まで数回打ち後半戦開始!
接近戦を想定した形ですので、相手に掴まれた時の外し技が2度出てきます。
ここを重点的に分解で説明し、生徒の理解を深めました。
基本稽古やこの形の時間、もの凄い集中力を発揮してくれた道場生たち。
食い入るように説明を聞いてくれるし、理解したい!上達したい!って気持ちが伝わってきてとてもやりがいを感じる。
挙動を理解し、ひと通り形を学んだところで競技力を高める部分練に移りました。
スローな形の中で、一瞬のスピードを発揮させる挙動が全部で4回。
ここで "普通" のスピードで動いても、観ている人の胸に響くものがありません。
今回指導したのは、後ろに下がって四股立ち下段払いする方法。
その日の指導の中で、ここだけはしっかり理解して!って時には、予め伝えるようにしています。
理屈さえ理解出来れば自宅に持ち帰って自主練出来るから。
ホント真面目に聞いてくれた。
それからの部分練。
四股立ちからの四股立ち切り替えし。
この挙動で実際に試してみたところ、明らかにスピードが上がった生徒がいました。
感触を聞いてみたところ、やはり自分でもスピードが乗ったことに気づいたようです。
身体の使い方ひとつで自分の秘めたポテンシャル発揮出来るんだから。
こうなれば練習が確実に楽しくなる。
次回は、三戦立ちから四股立ちの入り方。
ここの加速方法について説明します。
【組手】
ステップの練習を最近続けてる。
土台となる下半身、ステップのスピード感を養うためにやってます。
流れるような軽やかな、リズミカルなステップを目指して。
入る瞬間にリキむと技の入りがバレるから下半身はしっかりタメを作り、上半身は逆に脱力です。
そのあとはペア練。
互いの拳サポが触れ合うラインまで近づき、片側はブザーに合わせ刻み突き一択。
もう一人はバックステップとともにパーリング。
バックステップ側。
これは如何に相手の攻撃に反応して距離を保てるかが練習の目的。
ブザーが鳴った瞬間、下がってる子がいたが意図を正しく理解しないとね。
フットワークとこのペア練だけで40分弱続けました。
ラストはブザー無しの真剣勝負。
フェイントあり、プレスあり。
本気のフルスピードの突きを5㎝手前でコントロール。
本気でやるからこそ、緊張感芽生えるし上達する。
これにバックステップ側は一歩踏み込んでの逆上で返しを加えました。
基本も形も組手も良い練習出来たと思います。







