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2025年9月27日 (土)道場稽古163
こんにちは!
本日は1部・2部集まってのお祭り練習でした。
残念ながら全員集合とはなりませんでしたが久々の合同練習。
来週の本番に向けて何とかカタチになったかな。
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・お祭り合同練習
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・固定式基本
8・形
9・組手
バンビクラス
【早練】
本日の早練は3人まとめて。
神戸市で打つ平安二段でした。
一人ずつ修正し最後は3人で。
・引き手の取り方
・手首の曲がり
・猫足立ちの軸
・拳の握り
・技の強さ
それぞれ課題は異なりますが、マンツーマンタイムで指摘されたことを忘れないように。
道場練や家練で思い出しながら頑張ってね。
今年バンビ生も大会に挑戦する生徒が増えてきました。
これは予想していなかったことでとても嬉しい!
少しでもチカラがつくよう、私も早練でバックアップします。
今日のYちゃん、とても形がよくなってた。
修交会では緊張のあまり打ち急ぎ、本来のチカラを発揮出来ませんでしたが今日の平安二段だと大丈夫!
【ウォーミングアップ】
アップの内容もちょっとずつですが空手の要素を高めています。
この時間帯で心がけてほしいことは、
①反応の速さ
②一歩目の速さ
③バネ
いつものジャンプ系・組手ステップに加え、この日は半回転ダッシュや敏捷性を高めるステップをメニューに入れました。
敏捷性を上げるにはラダートレが有効ですので大会明けにちょっと多めに時間を割いてみても良いかも知れませんね。
スポンジのように何でも吸収する時期ですしラダートレ取り入れようかな。
【体幹トレーニング】
バックフルアップ・V字プランク・プランクで303分経過しました。
新入会のKちゃん。ちっちゃい身体でV字プランクを頑張ってました。
観ていて癒しの時間です。
バンビ生たち、まだまだ筋力がありませんので長く耐え忍ぶことが出来ませんが、体勢崩れても直ぐにリカバリーしてほしいかな。
頑張りは全部自分の身体に返ってくるので。
いっぱい頑張ればそれだけチカラになって返ってくるよ。
【固定式基本】
良い感じに修正出来た正面蹴り。
隣の子とペアを組み、自分の前で「亀」になってもらうことに。
抱え足と引き足。
これまで以上に意識してやらないと、蹴っ飛ばしてしまいます。
蹴ってはいけない意識が高まると案外蹴らないもんです。
膝をしっかりと高く抱え込んで正面蹴りが出来ていました。
これは大成功だった。
四股立ちの姿勢を覚えるために、壁を使って稽古してみました。
踵・お尻・背中
この3つを壁に当て四股立ちの姿勢を矯正。
身体が感覚を覚えているうちに四股立ち突きを行いました。
結構長めに。
50本は続けたかな。
いつも言ってることですが、空手の稽古は毎回同じことの繰り返し。
何度も何度も繰り返すことでキレや技の強さが上がります。
そして何よりも忍耐力が芽生えます。
しんどくてもグッと歯を食いしばって続けられる忍耐力。
ゆり空手でこれを学んでほしいと思います。
今年は退会した生徒が多い年ですが、簡単には辞めないでほしい。
基本稽古はやってて同じことの繰り返しだし、しんどいはずだけどこれを愚直に続けられる人は、まず心が強くなる。
黒帯を締めるその日まで、しんどい稽古を続けること。
その頃には自分に自信が持てる人になっていると思います。
続けた人にしか見えない景色があるはず。
【お祭り練習】
舞台の上に30名の生徒が上がりました。
3列で並んでみましたが、基本稽古を披露するにはギリギリいっぱいってとこかな。
基本から形に移り、今回の新しい取組みとして組手の打ち込みを披露します。
なんやかんやとやってるうちに、あっという間に1時間経過。
後半まで全く時計を見ていなかった。
最後は駆け足ぎみになったけで高学年だしきっと大丈夫だと思います。
・リーダーは一定のリズムで形を打つ
・リーダーを目線で追いながら形を打つ
・締めくくりは2拍あける
上手いとか下手とかじゃなく、観客の皆さんに観てほしいのは元気の良さ!
当日は楽しみながらね!
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
唯一お尻歩きを。
肩はそのままに骨盤だけを自在に操れるようになること。
形をもう一段階高いレベルに引き上げるには、最低限これが出来ないと。
【体幹トレーニング】
レッグレイズ・足刀蹴り・プランクで442分経過しました。
足刀蹴りは押し込みの強さに加え、引きつける強さも必要です。
両足を同時に強く使って。
もちろん体幹トレなので軸を使ってビタ止まりで。
【固定式基本】
四股立ち突き・斜角突きで下半身強化。
いつもよりもさらに、四股立ちの強化。
軸が折れないこと。
肩甲骨を寄せ、美しいラインを見せる。
どうしてもお尻を強調すると前傾してしまう生徒がいるので、今日はお尻を出さずに。
斜角突きも斜めに前屈立ち逆突き・正面に四股立ち突きです。
腰のキレを使ってシャープに切り返すことが目的。
また頭の高さをかえずに行いますので、これも下半身がしんどいはず。
最後は猫足立ち手刀受け / 正面蹴り
猫足立ちは鼠径部を締める意識を忘れずに。
あらゆる形に猫足立ちや四股立ちは出てきますので、基本稽古をきっちりやり切ろう。
【形】
神戸市組と出ない組に分かれての形練。
大会が近づいてきますと、このようにグループ分け。
大会が近くなってきますと、私は大会組に指導する時間を割きます。
手厚い指導でバックアップすることで入賞者を増やしたい。
子供って良くも悪くも単純で、ひとつの勝ち、ひとつの入賞で空手道への取り組みが劇的に変化するから。
そんな生徒を一人でも二人でも増やし活気あふれる道場にしたい。
横柄にならないよう注意が必要ですが、自分に自信をつけさす事はとても大事なこと。
その意味で、決して差別はしませんが区別はします。
これはご理解願いたいところです。
気になったことをひとつ。
いつも言ってることのリピートになりますが、形練に意味を自分で見出すこと。
自分の長所を伸ばす形練に充てるのか、指摘を潰す作業に充てるのか。
はたまた教わったテクニック的要素を強化していくのか。
そのどれもが感じられないような形練をしていてはいけない。
これはどのことを指しているかは本人は分かっていると思う。
稽古前の黙想、何を想ってるか今度聞いてみよか。
【組手】
技の反復練習でした。
これで3週続けてかな。
どちらかと言えば「広く 浅く」の要素が高かったと思いますが、セイエンチンも3週に分けての深堀り。
この組手も同様に技の深堀りに焦点を当てました。
前手で相手の刻み突きを捌いて(バックスステップしながら)逆上でしたが、今日のは応用編でした。
前手で捌いて前手で返す練習でした。
しかも互いの前拳が触れ合う近距離。
刻み突きを放つ方は、ポイントを獲りに行くつもりで本気の寸止めフルスピードです。
この緊張感の中で真剣にやっておかないと、試合で活かせないし何よりもケガに繋がります。
今日もケガ人なしでやり切りましたが、気を抜くとリスクが高まります。
ケガしてもダメだし、もちろんさせてもいけません。
近間を想定しての練習でしたので「下がって捌くか」「その位置で捌くか」
これはやってる選手がその場で一瞬で判断しないといけません。
差し込まれたらバックステップ。
前で落とせると判断したら引き込む必要はありません。
一瞬の判断力と、それが出来るだけの瞬発力。
小さい頃から鍛えてきた敏捷性や瞬発力がここにきて求められる組手になってきています。
”臨機応変”
これから必要になる能力です。
後半は、刻みで取るパターンと逆上で取るパターンを交互に行いました。
どっちでも咄嗟の判断で出せるようにする練習でした。
最後の5分間は中段の差し合いをして稽古を終えました。
さあ!
来週はいよいよお祭り本番!
雨降りませんように。