谷派空手道修交会心武館
神戸ゆり道場

形稽古により集中力を養い、組手稽古を通じ強い気持ちと
相手を思いやる心が芽生えます。

ブログ

2024-08-31 21:32:00

2024年8月31日 (土)道場稽古116

こんにちは!

 

大会前日ですが、警報が出ていたら稽古をお休みするつもりでしたが良い天気!

最後に調整出来て良かったです。

体験の女の子も秒で馴染んでくれて良かった!

仲間が増えた!

来週から宜しくね!

 

 

-バンビクラス-

01・ウォーミングアップ

02・ラダートレーニング

03・体幹トレ

04・固定式基本

05・ミット

 

-モンキークラス-

06・ルーティーントレ

07・体幹トレ

08・固定式基本

09・形

10・組手

 

 

バンビクラス

【ウォーミングアップ】

 

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今日も元気にアップです。

とにかくいつも元気いっぱいです。

入会から1年を過ぎた幼児たちの動きに軽やかさも。

運動神経上がってきてますね!

ジョグ・バックラン・サイドステップ・抱え込みジャンプ・アンクルジャンプ・カエル飛びジャンプ・組手フットワーク・グーパー・2イン2アウトでした。

 

 

【ラダートレーニング】

以前、2イン2アウトが複雑過ぎてなかなか出来なかったR君、今日の動きは滑らかに軽やかに駆け抜けていました!

他のみんなも良いテンション!

 

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何でもそうですが楽しんでやると動きが俊敏になります。

速く駆け抜けるコツ2つを伝えたら見事にみんなスピードアップしてました。

ちいさな自信の積み重ね。

自分も出来るって感じれた事でどんどん動きがダイナミックにスピーディに変化してきました。

・クイックラン

・グーパー

・ラテラル

・ラテラル2イン2アウト

・2イン2アウト

 

 

【体幹トレーニング】

 

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プランク・V字プランク・サイドプランクで162分経過しました。

形も組手もラダーでも体幹力が必要です。

急な方向転換でもピタッと身体を支えられるよう体幹を鍛えています。

 

 

【固定式基本】

ほんの少し道場でのルールについてのお話を。

道場の出入りでは稽古を見守ってくださる神様に向けて一礼です。

正座の仕方、座礼、立礼を練習しました。

礼法を学んだ後は立ち方でした。

閉足立ち

結び立ち

平行立ち

八字立ち

ナイハンチ

四股立ち

まずはここからね。

 

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立ち方を学び引き手と突き、そして正面蹴りの練習に続きました。

四股立ち突きは先週と同じ、根性メニューです。

強い下半身を作るにはシンドイ稽古を繰り返し筋肉をつけるしかありません。

デカい声出てるしお祭り楽しみですね!

 

 

【ミット打ち】

体験生が来てくれた時に取り入れることが多いミット。

ミットめがけて思いっきり突きや蹴りです。

子供達は例外なくみんなこれが大好き!

中段突きと正面蹴りでした。

次は回し蹴りね!

 

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(つづく)

 

 

モンキークラス

【ルーティーントレーニング】

 

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拳立て伏せ頑張る生徒の姿も。

脇を閉じて肘を畳んでやってみよう。

拳を固めることが一番の目的だから無理しないでね。

下半身の瞬発力は3つ目を投入しました。

膝立ちの姿勢から瞬発力でランジ!

ランジの後は反対の足でランジね。

空手って形も組手もどっちともこなして空手です。

組手には一瞬のスピードが必要なので、これまでの3種類出来るようになろう。

1番始めのやつが一番難易度高いかな。

出来ることをひとつずつ増やしてほしいと思います。

この時間なにするかは自分で決めてね。

手技の瞬発力とお尻歩きはいつもと同じでした。

 

 

【体幹トレーニング】

おっと今日は4分するつもりだったのに忘れてました。

来週1分多くします。

最近復活した足刀蹴り、最近の投入したレッグレイズ、一番キツいV字プランクで302分経過しました。

足刀蹴りは押し出す力と引きつける力どちらも必要。

さらには体幹使って行うので強烈に腹筋を刺激する激シンドイやつ。

 

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同じことやるなら、しっかり自分の身体をいじめて強い体幹作ってほしいと思います。

ナンボでも手を抜けるしナンボでもしんどく出来ます。

全ては自分次第ね!

 

 

【固定式基本】

四股立ち突き、四股立ち斜角突きで下半身のキレを磨きました。

組手同様に基本もキレが必要です。

一瞬で腰を切り返すスピード。

これが有るのと無いのとでは形の美しさがかなり変わってきます。

 

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明日、大会がありますし良い目をしていました。

僅か10分の中で緊張感あふれる基本稽古でした。

凄く良かったよ!

 

 

【形】

1回戦で打つ形の自主練でした。

引き続き良い緊張感の中での自主練。

 

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皆に共通することを記しておきます。

 

まず大事にしてほしいのは立ち方。

基立ちと前屈立ちに明確な違いをつけることと、次にタイミングも大事です。

手技・引き手・軸足の張り。

この3つのタイミングを揃えておこう。

まだあって準備の早さ。

転身した時に立ち方が極まるとともに手技を揃えないといけません。

スピードに乗って転身した場合、どのタイミングで準備しないといけないか。

ここを重点的に指導しています。

 

最後に四股立ち手刀下段払い。

ここの入り方もね。

切れ味鋭い平安二段打てるようにね。

 

平安五段では第一挙動をひたすら繰り返しました。

腕で回して受けるのではなく、手首のスナップを使って。

スピードの上げ方はもう十分理解出来ていますので手首のスナップね。

突きは息を止めずに。(息止めると肩が上ずるよ)

 

みんな頑張れ!

 

 

【組手】

 

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最後は大会出場組と出場しない組に分かれての稽古でした。

しない組はミットを使って打ち込み。

 

出場組は審判をつけての試合形式でした。

試合形式と言っても、流れの中で指導するポイントを見つけては試合を止め説明を。

 

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動きや技の確認がメインですので8割の力で。

明日が本番なので調整がメインです。

全体的に言えることとして、距離が掴めてないかな。

出入りを使って技に入るタイミングを伺わなくてはいけません。

練習ではリラックスして考えながら動けるのでしょうが、試合形式となると動きが固くなったり単調になったりです。

 

途中からひとつ課題を与えました。

次に自分の出番を控える間、自らどんな技を試すか決めて試合形式に入ることにしました。

フェイントを使う

プレスかけて相手を動かしてカウンターを狙う

突きと蹴りのコンビネーション

どんなこと考えて挑んだかが重要です。

自分なりに考えていろんな技を試してみよう!

 

中段差し合いから素早く刻み突きに入ったR君。

とても狙いが良かったよ。

 

審判のやめっ!

が、かからないうちは決して自分で判断してはいけませんね。

良い動きでした。

 

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打ち込みの数を増やして、自分の技のカタチを作っていかないといけないかな。

ただ単に打ち込みするんじゃなく、プレスやフェイントを加えて動きの中から打ち込みをしないといけないと感じています。

試合を想定した打ち込みをこれからしていこう!

 

生徒たちは、明日は悔いを残さないように普段の力を発揮してほしいと思います!

保護者の皆様におかれましては、結果だけに捉われることなくコートから戻ってきたお子さんに優しく声をかけてあげてください。

大会に挑戦するだけでも勇気のいることだと思います。

挑戦した時点で自分に勝ってます。

大会に向けてのプロセスを褒めてあげてくださいね。

2024-08-24 22:47:00

2024年8月24日 (土)道場稽古115

こんにちは!

 

大会を目前に控え、今必要なメニューを考えに考えて当日を迎えるようにしています。

出場する生徒たちも熱心に稽古に取り組み日々上達しています。

小休止の合間も空手の話題だし、2部生も早めに道場入りし思いおもいにアップしたり、なんならバンビ生と一緒に身体を動かす生徒も居たり、居残り組も。

夜練もスタートして丁度1年が経過し、ここ最近では週2で頑張る生徒が随分と増えてきました。

道場だけでなく特練やジュニア講習会にも積極的に挑戦するまでになってきました。

夢中になれる何かがあるってすごく大事なことだと思います。

 

 

-バンビクラス-

01・ウォーミングアップ

02・体幹トレ

03・固定式基本

04・形

 

-モンキークラス-

05・ルーティーントレ

06・体幹トレ

07・組手

08・固定式基本

09・形

10・居残り稽古

 

 

バンビクラス

【ウォーミングアップ

 

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いつものアップにスキップを増やしました。

組手はリズム感が必要になりますので増やしておこうと思います。

ジャンプ系と組手フットワークはしっかりやっておこう。

リズム感にバネが無いとイメージした通り動けないよ。

アンクルジャンプとカエル飛びジャンプね。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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バックフルアップ・V字プランク・プランクで159分経過しました。

V字プランクではふんばりが足りず足をつけてしまいがちですが、おへその下に意識を集中させることで粘りが出てきます。

実際に今日、我慢出来る時間が伸びた生徒がいました。

その調子!

 

 

【固定式基本】

先週から始まった根性トレ!

当然筋力が足りませんのでキツいのは当然ですが、やらないと筋力つかないのでやります。

四股立ち突きでした。

 

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上半身が倒れると絶対ダメなのでお家で練習するとすれば、背中と両踵を壁につけて四股立ちの姿勢を覚えよう。

腰が高いと四股立ちでは言えませんので、深く腰を落として。

幼児は深いくらいが良いと思います。

腰が浮いてくると深く落として。

 

突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払いもこなして、正面蹴り。

基立ちの作り方をしっかり覚えて、正確に基立ち出来るようにね。

蹴りは帯の高さを蹴れるように。

足を上げるコツは膝を上げるというよりも、鼠径部から持ち上げる意識です。

 

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【形】

先週の続き肩幅をキープしてまわる練習です。

これはもう繰り返し繰り返し練習するしかありません。

まだまだ理解度の方は??ですが、じっくりと時間をかけてやっていきます。

一人ひとり観ていきましたが、上手く回転出来ない理由は『足の裏全体』で回ろうとするからです。

ズルズルって感じかな。

前足を軸足に引きつけたら、母指球に重心を乗せるとスムーズに回ることが出来ます。

 

まず順番を覚えたら、

1・軸足に足を引きつける

2・母指球に重心をのせ回る

3・回った瞬間肩幅に足を開く

 

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少しずつ出来ることを増やしていこう!

 

 

(つづく)

 

 

モンキークラス

【ルーティーントレーニング】

生徒とともに拳立て10秒。

今日は下半身の瞬発力メニュー変えました。

ホントは膝立ち出来るようになってほしいですが、まだハードルが高い生徒用です。

片膝立ちから一気に引きつけ立ち上がります。

一瞬で爆発させよう!

 

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手技とお尻歩きは今までとおりでした。

意識高く目的を見失わないようにね。

今やってることの繋がりを考えてみよう!

 

 

【体幹トレーニング】

足刀蹴り・レッグレイズ・プランクで299分。

キリが悪いので来週1分追加したいと思います。

 

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足刀蹴りは踵で押し込み、踵で引きつけるようにね。

つま先まで集中させてないと軸が保てないし技も極まらないよ。

レッグレイズは正しいフォームで真剣に追い込んだら1分で腹筋崩壊するくらいキツい。

どうせやるならキツい方でね。

スピードあげたら効果が薄れます。

ゆっくり上げ下げして踵は床スレスレ。

 

 

【組手】

1時間みっちり組手。

来週大会ですし、1分しっかり動けるように体力もつけていかないと。

2部に上がって間もない生徒もいてますし構え方からステップの練習でした。

 

上に跳ねるのではなく浮かした踵を踏む感じ。

沈むようにね。

空中に浮いた瞬間は無防備な状態。

技も仕掛けられなければ、受けることも出来ません。

膝も突っ張らないように。

 

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基本的なステップに続きます。

前後に5歩。歩幅を変えずドタバタせず両足同時に。

疲れてくると腰が浮き、構えが下がります。

これは絶対にNGなので、意識して癖をつけないといけません。

ストップウォッチ片手に癖を矯正でした。

続いて左右のステップ。

これも両足同時に飛んではいけません。

前足リードで移動したい方向の反対側に少し踏み込んで。

タン・タンじゃなく、タ、ターンのリズムです。

 

前後左右の次はその場ステップ。

しかも高速で。

疲れた時間帯に高速で追い込みます。

組手のリズム変えるためにも必要です。

最後は当然ランダム。

ランダムステップの中にプレスやフェイントも交えました。

4列になり互いに向き合って、対戦相手をイメージしながら。

イメージ出来るのと、出来ないのとでは大きな違いがありますのでそうしてます。

技なしでステップだけの練習でした。

 

次に準備していたのは『反応』の練習でした。

学年毎に分かれてペアを作り、台の人が両手をバッテンさせてグーを作ります。

 

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どちらかの手をパーにしたら、刻み蹴りもしくは裏回し蹴り。

前足で蹴る反応練習でした。

両手パーにしたら、刻み蹴りの後、前に着地させ床の反動を使って裏回し蹴り。

先週裏回しの基本を学んだので、身体に染み込ませるため取り入れました。

 

組手最後は突きの『間合い』と『反応』の練習でした。

組手で大事なのは、距離感と反射神経です。(これだけじゃないが)

互いに拳が触れ合う距離(赤信号と例えています)に立ち、台の人が腕を伸ばし一定のスピードで歩いて詰めたり下がったりします。

打ち込む側はステップを使い距離を保ち、台の腕が下りた瞬間逆突き。

バックステップする時は逆突き、前に詰める時は刻み突きもしくは逆上と技を決め練習しました。

 

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間髪いれずに技に入るには、膝の溜めが必要。

しんどくても組手構えを崩してはいけない理由がここにあります。

あとバネね。

ルーティーントレーニングでやってる下半身の瞬発力をこの瞬間発揮させよう!

 

ただただ蹴って突いての繰り返しですが、練習の意図を理解させながらアプローチの仕方を変えるだけで違った練習に映ります。

空手に飽きてしまったら伸びるもんも伸びないので、マンネリにならないよう刺激を与えながら工夫しています。

みんな楽しそうに頑張ってた。

 

上達の秘訣は楽しむこと。

『楽しむ』と『遊ぶ』は全く意味が違うので、『ふざけても良いんだ』の空気感にならないよう気をつけないといけませんが。

女子生徒も少しずつ組手に慣れてくれれば嬉しいな。

 

 

【固定式基本】

僅か5分の根性トレ。

ひたすら四股立ち突きでした。

四股立ちを取り、頭上に両手を伸ばして姿勢を整えます。

あとは腰の深さ。

 

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ガマン出来るようになってね。

自分に負けないことです。

肩甲骨とお尻で湾曲した美しいラインを忘れずに。

今日みんなデカい声出てたな!

 

 

【形】

16時終了の稽古が15分オーバー。

形で60分ちょい。

一人ずつ動画撮影しながら修正ポイントを本人と共有しました。

動画取って、

一緒に観て、

修正ポイントを伝えて、

理解させて、

その上でまた自主練とる方法にトライしてみました。

 

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反省点は生徒の数と稽古時間が合ってないこと。

残念ながら全員観ることが出来ませんでした。

もちろん皆平等ですが、大会を目前に控えていることもあり優先順位は出場組中心になります。

形練はこのやり方がベストだと感じていますので暫くこれでいきますが、自分自身の進め方に一考の余地があります。

次の夜練から修正していきます。

(全員観れなくてすみません)

 

 

【居残り稽古】

セイエンチン気合いのあと後半パートです。

僅か20分程度ですが、前回も感じたことですが小人数ですので割と深い部分の指導が出来ているかな。

立ち方や技のポイント、分解なんかです。

分解が理解出来るようになると、形において表現力が変わってきますのでね。

ひと通り挙動が理解出来たら、次は競技に通じる部分。

テクニック的なところに踏み込んでいきたいなと思います。

たくさん生徒も増えて来てるので、形の時間は平安の割り合いが多めになるのはしょうがないところ。

 

なので居残りの時間は当面、指定形の競技力アップに繋がる時間に充てようかなと思います。

まずはバッサイ大!

2024-08-18 02:02:00

2024年8月17日 (土)道場稽古114

こんにちは!

 

久しぶりの空手!

一度だけ夜練やりましたが、みんなの顔見るのは丸2週間ぶりでした。

私は早く身体を動かしたくてウズウズしてましたがみんなはどうだったかな?

 

超ロングの夏季休暇で、空手中心の生活を過ごしています。

何となく決めた早起きと毎日ブログ更新。

どちらも完走しました。

どんなブログもそうですが1本書くのに1時間から2時間費やしています。

当然DVDを視聴した上での作業ですので実際には、どんなに少なくとも倍の時間はかかってる。

毎日暇してましたが、大半の時間PCの前でカチカチしてました。

DVDに関しては「観る」だけに留まらず、実際にその場で身体を動かして感じてみたり、また文字にする事で理解度が増すので「観ながら書く」スタイルを取っています。

インプットしたことを道場で生徒達に落とし込み、みんなにシェアしていきたいのでそうしています。

 

さすがに平日にこのボリュームは不可能ですので道場稽古中心のブログに戻りますが、お手隙の際にでもお読みいただければ励みになります。

 

 

 

-バンビクラス-

01・ウォーミングアップ

02・体幹トレ

03・固定式基本

04・形

 

-モンキークラス-

05・ルーティーントレ

06・体幹トレ

07・固定式基本

08・形

09・組手

10・居残り稽古

 

 

バンビクラス

【ウォーミングアップ】

今日はお土産持っていきました。

道場入るなり、気になって仕方がないYちゃん。

それなにー?

なんのおかしー?

なにあじー?

先生なにたべたんー?

喋ってると可愛くてたまりません。

毎週癒されてるわ。

ホントに元気もらってます。

 

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みんなでおやつ選んでさぁ練習開始!

いつものようにジョグ・バックラン・サイドステップ・ケンケン・グーパー・フットワークでした。

ちょっとずつですがケンケンやジャンプ系で筋力をつけていき、体幹鍛えることで動ける身体作りをしていきます。

この時間は思いっきり身体動かそう!

 

 

【体幹トレーニング】

 

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プランク・バックフルアップ・V字プランクで156分経過しました。

バンビ生も、もうかれこれ1年近く体幹を続けていると思います。

ひとつのことをこれだけやってる道場他にないんちゃうかな。

大事に育てて立派に成長させてあげたい。

 

 

【固定式基本】

今日のバンビ生、何やら様子がいつもと違いました。

2週間ぶりだからでしょうか。

立ち方が素晴らしく立派に変身していました。

 

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明らかに今までと異なりとても美しい前屈立ちを見せてくれました。

しかも最後まで崩さず。

めちゃくちゃ良かったよ!

 

いつもの基本と比べ少しガマンの割り合いを増やしました。

四股立ち突きや、前屈立ちからの刻み逆突き。

 

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立ち方を崩さず、かなりの量頑張った。

しんどい時こそ、大きな気合いの声をお腹の底から出してやり切ろう!

自分に負けて膝緩めたら(楽したら)アカンよ。

空手って同じことの繰り返しですが、この繰り返しこそが人を成長させる側面を持ち合わせています。

何事も粘り強く継続するチカラがつきますので。

単調でいつも一緒の稽古ですが、知らずしらずのうちに諦めない粘り強い人に成長していきます。

これは社会に出た時に大事な要素でもあります。

これが自然と出来る人は、きっと必要とされる人材になれることでしょう。

しんどいし地味な稽古ばっかりですが、押忍の精神でやり切って粘り強い人に成長していこう!

突きや引き手、受け3つに正面蹴りも頑張りました。

 

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【形】

なかなか安定しない、基立ちの「幅」

でもこれが身体で理解出来ないと次の形に移れません。

特に方向転換する時に肩幅を保てない。

今までの指導方法では「前足を後ろで跨いで」としていましたが、背も低いので当然足も短いため上手く跨げません。

となれば、サーカスの綱渡りのように不安定な立ち方になってしまいます。

 

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今日はアプローチを変えいつもと異なる回り方を、幼児でも分かるようかみ砕いて説明し実技に移りました。

するとどうでしょう。

以前と比べ遥かに立ち方に安定感が増してきました。

ちょっと手ごたえを感じた形練となりました。

 

 

バンビ生の形はこの方法が今のところベストかな。

やっと見つけた。

 

 

モンキークラス

【ルーティーントレ】

 

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久しぶりの空手だからかな?

2部生からもやる気が満ち溢れているように感じました。

きっと楽しくないであろうルーティーンメニュー。

これも意欲的に取り組んでいます。

内容はいつもの如く、

手技の瞬発力

これは切れ味鋭い形を目指していますので、全員が当たり前のように出来るようになってほしいところです。

 

下半身の瞬発力

今日の組手練でどれだけ大事か、よく分かったことだと思います。

遠い間合いから仕掛けるには、バネが絶対に必要な要素です。

ホントにプライオボックス導入したい。

 

お尻歩き

滑らかに骨盤操作出来るようになっていた2年生S君。

本日の彼、この後の体幹トレでもマジの顔して本気でやり切っていた。

嬉しい。

一瞬の腰のキレを磨くには、自在に腰を操れなくてはいけません。

形が上手い選手に、この腰のキレが無い人はいないと言って過言ではありません。

形が上手くなりたいと本気で思うのなら体幹トレとともにこれも家練しといてね。

 

拳立て

10秒間やってます。

始めたばかりの頃は、いろんなところから悲鳴が上がっていましたが余裕出てきたのでしょうか。

へっちゃらのようです。

手首を捻ってケガしたら空手出来ませんので「出来る子だけ!」

の条件付きで拳立ての姿勢で腕立て伏せするよう促してみました。

ポイントは脇を締める事。

何人頑張ったか全員見てませんが、数人やってました。

無理せんといてね。

 

 

【体幹トレーニング】

前回うっかり抜けていたことにブログ書いてる時に気づきました。

ずっと継続してる事だし、途切れたくありませんので今日は6分間頑張ってもらいました(ゴメン)

これで296分経過です。

 

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内容はコレ

1・プランク

2・サイドプランク

3・バックフルアップ

4・V字プランク

5・レッグレイズ

6・足刀蹴り

 

ゆり生の中にとても美しいV字プランクを披露してくれる生徒が数人いてます。

背筋が伸び足も急角度で高く上がった状態を1分間キープします。

かなりしんどいはずなのに、気合いでやり通します。

私は根性でやり切る生徒が大好きです!

最近導入したV字プランク並みにキツいレッグレイズ。

ただでさえしんどいのにクランチも加えるKちゃん。

彼女もド根性の持ち主です。

地面スレスレにゆっくり降ろせばもっと負荷かかるよ!

 

さて久々登場の足刀蹴り。

何て名前がふさわしいか分かりませんが以前は「自転車こぎ」って呼んでました。

これはある道場で取り入れているクルルンファのキレを増す練習方法です。

いずれゆりの中からクルルンファを打つ生徒が現れても良いように定番メニューにしても良いかも知れませんね。

これもクランチの姿勢でやれば腹筋崩壊メニューにバージョンアップするよ。

 

体幹鍛えまくって軸で動ける強い身体を作ろう!

 

 

【固定式基本】

 

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根性練習です。

しんどくてもやらないと強い身体は作れませんので、やるしかありません。

形が上手くなりたいなら、基本を磨いて磨いて磨きぬかなくてはいけません。

つくづく思います。

”奥義は基本にあり”

フルスピードで動いてもビタ止まり。

転身してもビタ止まり。

ジャンプしてもビタ止まり。

2段蹴りしてもビタ止まり。

 

理想はそんな感じ。

理想を追求しようと思えば、まず土台となる下半身を鍛えないといけません。

数えていませんが四股立ち突きを結構な数やりました。

基立ちとなり斜角突きでは、腰の回転とタイミングの練習も。

3方突きでは、前屈立ちと四股立ちで。

短い時間でハードに追い込みました。

 

 

ド根性でやり切ってくれました。

私的には生徒の頑張る姿、美しい姿を見せてもらい大満足です。

これこそが、ゆり道場のあるべき姿。

 

 

【形】

基本に引き続き形も超真剣モード。

みんな空手が好きやねんな。

そう感じることが出来ました。

 

9月の大会を見据えて、勝負する形だけを稽古しました。

打ち込んで形の精度を高めたいところです。

キレや極めの強さを高めていかないといけないし、自分なりの形のリズム(強弱や緩急のこと)を追求していかなくてはいけません。

自分が上手くなる秘訣は、自分より上手い人の形を観て学ぶこと。

そして自分との違いを分析することです。

今後ゆり生に求めたいことは、自ら情報収集する癖をつけることです。

情報はどこにでも転がっています。

身近なところでは特練や試合会場なんかです。

 

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そしてライバルを見つけること。

ライバルと思える存在がいれば、道場稽古の質をもう一つ高められるはずです。

だって負けたくないから。

負けたくない存在がいれば一回いっかいの稽古、もっと言えば1分1秒でもムダに出来ないことに自分で気がつくから。

自分が気を抜けば差が開いてしまうから。

ライバル見つけたら自然と自分に厳しくなれると思うのは私の考え方です。

なのでライバル見つけたとしても、結局のところ最後の敵はいつも自分自身という訳です。

 

 

おっとなんのブログやろか。

時間の都合で全員観ることが出来ませんでしたが(ゴメン)アドバイスに回れた人、受けた指導は忘れず次の稽古に活かすようにしてね。

 

 

【組手】

 

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教えてる内容は基本に沿ったことばかり。

ただ今日は生徒一人ひとりに考えながら打ち込みするよう事前にお話ししました。

 

学年別に小グループを作り打ち込みです。

技は刻み突き一本に拘りました。

ポイントに繋がる突き方。

この一点に絞って思考しました。

 

まず自分の間合いを知ること。

それぞれ体格が違いますので間合いが違います。

バネの有る無しで更に変わります。

 

5㎝手前で長い突きを放てなくてはポイントにはなりませんし、間合いが近く腕が曲がった突き方をすれば、これもまた旗は上がりません。

自分に適した間合いはどこか?

ストロークの長さ・バネの強さによって自分はどの距離からポイントに繋がる刻み突きが出すことが出来るのか、それを探すことから始めました。

 

距離を測る作業のあとは、突いた後の残心。

理想は "長い突き・長い引き手” です。

大きく引き手を取る方法も1セットで何度も繰り返し練習しました。

「突いた手を引く」意識だと、ロボットのような軌道になるのでそれはダメ。

肘を真後ろに強く引くことを心がけてね。

 

距離を知ることが出来れば、今度は距離を伸ばしていきます。

距離を伸ばすといっても、頑張って伸びるもんではありません。

私は気合いという言葉が好きな方ですが、気合いでどうにかなる問題ではありません。

 

遠間から飛び込んで届かすには、2ステップで入ること。

これも説明を丁寧に伝えひたすら練習しました。

ポイントは軸足の寄せ。

寄せは大きくなってはダメ。

その瞬間、カウンターの餌食になるので。

スタンスの半分まで寄せ、間髪入れずに前足を相手めがけて飛ばします。

 

この両足の連動がとても大事ですが、イメージは両足の内側を素早くくっつける感じです。

磁石が引っ付く感じと説明しましたが、軸足の引きつけが強くないと成立しない技です。

 

・自分の刻み突きの間合いを探す

・2ステップで更に遠間から飛び込む

 

 

ちょっとだけ頭を使った練習に突入しました。

「距離が合ってないなー」「ちょっと調整せなアカンなー」

その日の調子を自分でチェックして、自ら修正する癖(能力)が備われば大きく飛躍出来る事でしょう。

 

 

最後、時間が押してましたがやりたかった練習、裏回し蹴りを少しだけ。

相手の攻撃を引き込んで、前足で蹴る「裏回し蹴り」でした。

 

初めて?だったのでポイントを大きく4つに分けて練習しました。

軽い説明で終わらそうかとも思いましたが、結局15分オーバーでもう少し踏み込んで練習しました。

 

まだまだ試合で使うには練習が必要な高度な技ですが、良い線いってる生徒が数名。

なぜか女の子が多く3名使えそうな予感を感じさせてくれました。

 

20日の夜練でもやるよ。

 

 

【居残り稽古】

 

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約30分弱でしたが3名の生徒とセイエンチンを練習しました。

小人数なので細かめに。

呼吸の仕方、技の分解、軸の乗せ方を中心に前半の気合いの部分まで進みました。

 

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重点的に三戦立ちの歩幅と長さ、そして膝の倒し具合、つま先の向きを説明しています。

立ち方に力強さを表現するには、今日説明した幅が大事になってきます。

忘れないでね!

来週は後半パートに入ります。

他に希望者いれば合流してください。

2024-08-04 23:03:00

2024年8月3日 (土)道場稽古113

こんにちは!

 

体育館は西日が入り危険な暑さです。

7月、カーテン開けっぱなしで稽古してたら私も気分が悪くなりました。

そんなこともあり昨日はカーテン閉めました。

少し薄暗いですが気分が悪くなるよりはマシです。

大型扇風機4台、クーラー4台フル稼働で頑張ってます。

各自、体調が優れない時は涼しいところで休憩を取るようにしてください。

首に巻く冷感タオルなんかも稽古中使って頂いても構いません。

水分補給や塩分チャージなんかも、ご家庭で準備しておくようお願いいたします。

小休止は小まめに取りますが、稽古途中の水分補給も構いません。

体調管理が最優先です。

 

この真夏の暑さ、凍てつく真冬の寒さを乗り越えた生徒は、きっと精神力が高まっていることと思います。

来れる時は頑張ってね!

 

 

-バンビクラス-

1・ウォーミングアップ

2・体幹トレ

3・固定式基本

4・形

 

 

-モンキークラス-

5・ルーティーントレ

6・組手

7・形

 

 

バンビクラス

【ウォーミングアップ】

 

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幼児たちのウォーミングアップめっちゃくちゃ可愛いです。

当然足腰も弱く体幹も強くありませんので、生まれたばかりの子馬が立ち上がろうとしてる感じ。

このアップで組手フットワークやジャンプ・グーパーなんかをやって、少しずつ下半身を鍛えていきます。

入会して1年経つ幼児を観てると、足腰が強くなってるのを感じます。

週に1度だけでも続けていればしっかりしてくる。

ジョグ・ダッシュ・グーパー・サイドステップ・抱え込みジャンプ・アンクルジャンプ・仰向け(うつ伏せ)ダッシュ・組手フットワークでした。

 

 

【体幹トレーニング】

V字プランク・プランク・バックフルアップで153分経過しました。

 

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ふにゃふにゃの体幹で足腰の筋肉も足りませんが、入会から1年経過した幼児たちはそれなりに体幹がついてきています。

改めて観てみると継続の大切さを感じます。

確実に強くなってる!

 

 

【固定式基本】

クーラーの涼しい風が当たる場所、扇風機の前に移動し快適に稽古です。

暑い中バテバテの環境で稽古しても集中力が持ちませんしね。

この日は稽古前にほんの少しだけ座学を行ってみました。

突きのコースである正中線についてでした。

幼児ですし言葉だけではイメージするのはきっと難しいと思いますので100均で買ったスポンジ棒を身体の中心に置き、突きを狙うコースの意識づけでした。

子供達が理解しやすい工夫が大事になってくる。

生徒の上達度合は指導者の創意工夫が大きく左右します。

運足や立ち方を指導するには足型をかたどったものを使ったり、突きのコースでは今回のような目印となるものが有効だと感じました。

手を変え品を変え、生徒達が理解出来るようにしないといけませんね。

 

引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払いでした。

 

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【形】

全員で四の形を合わせました。

まだ身体が小さく、足も短いので四の形方向転換が苦手です。

どうしても回った時に肩幅を保てない。

色々と考えましたがこのブログを書いてる今、試してみたい方法を思いつきました。

次の稽古でやってみよう。

きっとみんな上手く回ることが出来ると思います。

 

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さて中には四の形から、十二の形に進んだ生徒が居てます。

個別指導で回る時に見定めていきたいと思います。

やっと四の形を覚えた段階で次の形に移るのは、あまりにも危険なので形練の時間、全体稽古と自主練に分けていきたいと思います。

 

形を打つ際のキーワードです。

1・軸は真っ直ぐ

2・ピタッと止まる

3・腰を締める

4・引き手を強く取る

 

早く肩幅を保つ方法を試したいな。

 

 

モンキークラス

【ルーティーントレ】

拳立てで身体を支えられなかったH君、この日とうとう10秒間キープすることが出来ました!
コツは脇を締めながら縦拳で拳を固めること。

これも継続は力なりですね!

 

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ゴールデンエイジ期の今だからこそ、瞬発系は頑張ってほしいところ。

膝立ちからのジャンプが出来るようになってほしい。

上半身の使い方やタイミングに呼吸、いろんなことを考えて試してほしい。

出来ないままで終わらないようにね。

 

 

【組手】

おっと!

なんということでしょう、、

体幹トレが抜けていました。

何やったかどうしても思い出せず、スマホ見ても写真が残っていない。

体幹はどうしてもやめたく無いので次回6分間したいと思います。

 

さて今回は、形と組手の順番を入れ替えました。

形練の時、指導に熱が入り時間が押しに押しまくり組手の時間が削られていきます。

そんなこともあり、順番を入れ替えました。

組手に1時間、この後の形も1時間(ちょい延長したが)稽古することが出来ました。

 

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夏休み中でお休みやや多めでしたが、学年別に4グループ分かれミット打ちを行いました。

まずは刻み突きから。

ただ単調に技を出すのではなく距離やタイミングを変えながら、また相手をイメージしながら技を出す練習です。

3人1組ですのでグルグル順番に。

何度も行うことで、技の精度を高めていってほしいところです。

組手って形と違って正解がいくつもあると思います。

それこそ入り方なんて自分でいろいろ研究してバリエーションを増やさないといけません。

相手が嫌がることをやって自分のペースに引きずりこまなければいけませんので。

頭を使って打ち込みやらないと、練習のための練習止まりになってしまう。

試合で活きる練習にしないとダメ。

自ら創意工夫出来ないとね。

 

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刻み突きに入る瞬間に気づかないうちに悪い癖が出てしまう生徒もいてます。

打ち込みは一人ひとりをしっかりと観てアドバイス出来るので大事な時間です。

あとは、どれだけ意識して自ら癖を修正出来るかです。

何も考えずに本能だけで打っていては、ポイントは奪えません。

学年が上がれば試合の中で相手選手は癖を見つけ出そうと観察してきます。

フェイントにどう反応するのか?

技を出す瞬間に肘を引いたり、ク゚ッと息を止めたり、一回沈んだりなんかしてると癖を見破られてしまいます。

そうなれば突きや蹴りが極まるはずがありません。

空手脳の高い選手は動きの中で相手がどんなタイプか、どんな癖を持っているかを観察してきますので、余計な動作はこの打ち込みで修正していかなくては勝率を上げられません。

技が出せるようになったイコールポイントを奪える訳ではない。

一本調子のワンパターンな入り方だけでは、相手は次第に慣れてきます。

相手の虚をつく動きを大事になってくる。

こんな意識を持って打ち込みの中で、引き出しを増やしてほしいな。

 

3年生以下は逆上に移り同様の意識で相手を想定した打ち込みを行い、最後は中段突きに移行しました。

4年生は内容は割愛しますがコンビネーションの練習。

逆体相手に有効な技の練習をひたすら繰り返しました。

 

要点は4つ

・お鍋のふた

・山突き

・小指の向き

・足の位置

小指の向きひとつで突きの距離が延びることは松久DVDで知った小技。

一瞬のスピードを競う組手競技では絶対に必須のスキルです。

 

4年生は刻み突きとこの技だけで60分コースでした。

 

低学年グループも終盤それらしい動きに変わりつつある。

突いた後、軸足に溜めを戻す意識が芽生えてきた。

少し手応えを感じる事が出来た打ち込み稽古でした。

 

 

【形】

審査組・大会組・新しい形を覚えたい組の3つに分かれて形練。

生徒達も随分成長してきました。

私がとても嫌っている稽古中の余計な私語が無くなりました。

大会まで一か月切りましたので試合組優先にチェックしています。

一人ひとり直すところが異なりますが、共通することは「基本」です。

正確な立ち方や、最短距離のルートを通っての受け方。

 

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ここが出来た上での形練が理想的です。

個別指導では主に、スピード面やパワーの上げ方、メリハリや極め、軸の置き方や安定性、呼吸方法等が中心です。

でも、いくらテクニック面に磨きをかけたところで肝心要の基本が崩れていては本末転倒です。

 

先日の夜練に引き続き、平安三段に取り組んだS君とMちゃん。

比較的短い形だし今日できっと覚えたことでしょう。

 

他の生徒達も打てる形を少しずつ増やして、形練の時間を充実させていこう。

 

最後はお約束の道場指導形・基本形・指定形を順に打っていきます。

平安四段だけ打ち直しが3回。

やはり打ち込んできた数が他の基本形よりも不足してますので、大事な部分が出来ていない生徒がチラホラと居てました。

来月末には、この形で受審する生徒もいてるので留意点を伝え打ち直しました。

 

 

※秋の神戸市大会の案内を会員ページに載せています。

次の大会は来年春までありませんので、多くの生徒に是非ともチャレンジしてほしいです。

今まで習ってきた自分の空手がどれくらい通用するか大会に出ないと知る術はありませんし、勝つことで自分に自信をつけてほしいと思っています。

大勢の人前で演武することで間違いなく度胸がつきます。

これはこれから先の人生でとても大切なこと。

出れるレベルの大会には積極的に挑戦し自分を高めていってほしいと思います。

 

 

-挑戦こそ我が人生-

2024-07-28 15:32:00

2024年7月27日 (土)道場稽古112

こんにちは!

 

形も組手もまんべんなく稽古するつもりでメニューを組み当日を迎えますが、どうしても形の時間が長くなってしまいます。

今日も80分超えていたかと。

そんなこともあり稽古時間を10分延長させてもらいました。

 

 

-バンビクラス-

0・早練

1・ウォーミングアップ

2・体幹トレ

3・固定式基本

4・形

 

-モンキークラス-

5・ルーティーントレ

6・体幹トレ

7・形

8・組手

 

 

バンビクラス

【早練】

入会したての最年少S君と。

道場の出入り。

立ち留まって立礼です。

入室して体温測定し出欠簿に体温の記入をお願いします。

 

早速、正座の仕方から覚えていきます。

途中、跪座の姿勢を取り親指を重ねます。

背筋をピンと立て拳2つ分広げ正座します。

数回順番を繰り返し今度は座礼に移りました。

手を置く順番や両手のカタチ、目付にもこれから拘っていきます。

立ち上がる順番、立礼の角度と目付もこれから学んでいきます。

 

礼の仕方から次は拳の握り方。

超かんたんな1,2の3で握る方法です。

突きは人差し指と中指の2本の拳頭で突き拳面を揃えます。

 

このあとは、引き手の取り方でした。

これからの早練では、引き手に加え突きと受け(中段横受け・上段揚げ受け・下段払い)が中心となります。

技を覚えたら、一番初めに覚える四の形まで進めていきたいと思います。

12:30には入室していますので良かったら是非お越しください。

 

 

【ウォーミングアップ】

 

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お休み多めでしたが新入会のS君、稽古前に自己紹介でした。

大きな声でしっかり挨拶してくれました!

他の道場生に混じって稽古前走り回ったり、すぐ溶け込んでました。

 

ジョグからダッシュ、サイドステップ、仰向け(うつ伏せ)ダッシュから組手の基礎固め、フットワークでした。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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バンビクラスも150分経過です。

2時間30分も積み重ねて来ました。

1年続けているバンビ生たち、今ではピシっと止まれるまでになってる。

毎週同じことやってると幼児でもしっかりチカラがついています。

あとはこの止まる感覚を形に繋げていきたいところです。

今日は、V字プランク・バックフルアップ・プランクの3つを頑張りました。

 

 

【固定式基本】

 

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いつもと同じこと。

立ち方からスタートでした。

1・閉足立ち

2・結び立ち

3・平行立ち

4・八字立ち

5・ナイハンチ

6・四股立ち

 

この順に足のカタチを変えていきます。

基本稽古は平行立ちを取り引き手や突き、受けを行います。

今日行った受け技は中段横受け・上段揚げ受け・下段払いの3つでした。

 

最近の基本稽古では、扇風機とクーラーの風が当たる場所に移動して行いますので大分楽ですね。

 

 

【形】

 

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9月の大会組や審査組も居てますので、四の形を中心に一部、十二の形、平安二段でした。

前回に引き続き、数回で全員で合わせた後個別指導でした。

中段受けに入る前に、胸の前でバッテン作ると引き手のパワーを使うことが出来て技の極めが生まれます。

ただ、バッテンの手。

手前側と奥側、これを説明するのが難しくて。

左手で横受けする時は、バッテン作る左手は身体の遠い方で。

右手で横受けする時は、バッテン作る右手は身体の遠い方となります。

 

しっかり練習を繰り返し、考えなくても勝手に身体が反応出来るようにね。

もうひとつ大事なのが歩幅です。

基立ちは常に肩幅に足を広げます。

また軸足の踵が浮いていてはダメ。

 

 

バンビは慌てず急ぎ過ぎずで進めていきます。

四の形が寝てても正しく打てるくらいになった段階で次の十二の形に移ります。

そうじゃないと、せっかく積み重ねた四の形まで崩れていきそうなので。

しっかり確実に一つずつ!

 

 

モンキークラス

【ルーティーントレ】

 

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拳立ての効果でしょうか拳の握りが整ってきたように感じます。

そろそろ素手でミット打ち込んでも良い時期かも知れませんね。

今日のお尻歩きで抜群の美しさを見せてくれたR君。

この時の滑らかな腰の動きそのままで形が打てたらレベルがあがるんだけどな。

どうしても余計な力感が抜けない所が見受けられます。

今日の形練でも具体的に指摘しましたが、コマの軸になったつもりでね。

下半身の瞬発力では、組手に必要なバネになります。

どれも短い時間ですが "継続は力なり" でやってます。

始めたばかりの頃の動画と見比べてみれば成長が感じられるのではないでしょうか。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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V字プランク・バックプランク・プランクで290分経過しました。

最近始めたばかりのルーティーントレと合わせて、運動出来る身体の土台作りを行っています。

空手教室ですが空手だけやってれば良いわけではありません。

・自ら思考する習慣

・脳からの指令を素早く筋肉に落とし込む能力

・瞬時に状況判断する空手脳

・軸作り

 

これらの取り組みは、他のスポーツでもきっと役に立つ事ばかりです。

空手を卒業しても、別の習い事でも、学校の体育の授業でも、これからの人生でムダにならないはずです。

 

 

【形】

思い切って今日は基本の時間を削り形に充てました。

9月は大会と審査が2つ入っています。

審査組は次の級に必要な形を中心に自主練。

大会組は一人ひとりにヒアリングした後、形を決めました。

 

形の時間は集中力が大事です。

頭のてっぺんから爪先まで全神経を集中させておきます。

まだここが理解出来ていない(または持続出来ない)生徒が居る。

立礼の角度や目付の位置。

ここも拘ってほしいところ。

これだけではなく、礼を終え顔を上げた時の眼力と発声もね。

 

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さあ形練、まずは道場生全体で四の形。

腰が流れず締める感覚をこの形で掴んでほしいところ。

特に白帯生は審査で出てきますので、より美しい形を追求していこう。

同様に十二の形もでした。

 

全体形練、3つ目は平安二段です。

特に第一挙動と最後に四股立ち、ここは印象に強く残るとても大事な挙動です。

キレのある動き、力強さを表現しないといけません。

パチッとタイミングを合わせるとともに、四股立ちをよりスピーディに移動する方法を伝えました。

コツは上半身のある部分だけを使って回ること。

この手法に運足を合わせると大振りにならず素早く回ることが出来ます。

 

全体的に見て感じたことは重心が高い。

前屈立ちと基立ちの違いをしっかりつけること、四股立ちも同様です。

これは実際に自分の形の様子を動画撮影するか鏡の前で確認することで気づきが得られます。

きっと自分では落としているつもりなのでしょうね。

それとタイミング。

これもいつも言ってることですが軸足と同時ね。

移動足で合わすとドンと大きな音がなる。

それは間違いです。

大会、審査向けですのでしっかり時間をかけました。

 

次、平安五段。

これも大会と審査で打つ形ですので同様に十分な時間を費やしました。

青帯生にとっては平安二段同様に打ち込んできた形ですが、入会1年弱の生徒に届くよう細かく指導しなおしています。

これも第一挙動のスピード感が大事です。

でもスピードに捉われ受けが小さくなってしまっては本末転倒。

この挙動は私にとって、大きく受けて強く速い突を理想としています。

そのための手段が3つありそこを中心に指導しました。

中盤に出てくる基立ち / 肘当て → 交差立ち / 中段横受け にも見せ場がありこれまで2種類指導していますが、みんな同じ。

良いんですが個性に欠けるかな。

正確に一つひとつの技を見せる今の打ち方と、スピードに乗りシャープに極める方法とがあります。

ただどちらにも共通することですが、交差立ちは鼠径部を抜き深く落としてほしいです。

余計な力みから重心が高くなりがちです。

 

後半に見せ所は、交差立ち / 中段交差受け からの肘支え受け → 下段払い

お尻歩きの成果を発揮する場面と言えます。

1・支え受けで「右腰を締め」

2・払い受けの準備動作で「左腰を抜き」

3・下段払いで「右腰を締めなおす」

これは下半身のパワーを腰に伝達させ最後、手に伝わります。(うねりを使う)

ここをどれだけ小さく速く切り替えせるかが問われます。

 

とても難しい説明でしか例えられませんが、身体の外側を動かすのではなく内面を動かしています。

始めは身体の外側を動かす意識でも良いかも知れません。

腰の切り替えしを使う目的としては。

でもこの段階で満足していては、上半身がでんでん太鼓のように大きくブレてしまうので見栄えとしてはあまり良くありません。

如何にして小さく速く腰だけを切れるかに拘り続けよう。

最後の最後、基立ちから後屈立ちに入る角度にも注意が必要です。

自分の基立ちを理解していないと演武線が違ってしまいます。

踵を床に食い込ますイメージで入り、しっかり下半身を極めること。

 

最後は恒例の今までに習った形を順番に打っていきます。

道場指導形から始まり基本形、第一指定形でした。

まだ教えていませんが第二指定形もここに加わってくるよ。

打てる形をひとつでもふたつでも増やし、形練の時間を充実させていこう!

 

 

【組手】

構え方と膝の溜めを意識しフットワークを。

動きが軽くないと組手にならないので、フットワークは軽快にね。

足の裏全部くっつけてるとダメ。

お尻も振っちゃダメ。

大きく構えて、十分に膝の溜めを加えて、踵を浮かせ足首だけで進行させ、軸を崩さず軽快に。

更には突きも加えてスピードに乗って。

前拳と前足のタイミング、リズム感が重要です。

 

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アップがてらフットワークを済ませ、先週出来なかった練習です。

反射神経が無いと出来ないですが、やってみないと出来ることも出来ませんので取り入れました。

道場のモットーは、トライアンドエラーです。

 

組手の間合いを保ち、相手の技に軸を下げ引き込み奥拳でブロックします。

そこから前拳(刻み突き)を合わす練習でした。

 

自ら仕掛けるロングの刻み突きとは異なり、今度のは相手が詰めてきますので当然距離が近くなります。

近間で前に踏み込んでいては突きが相手に直撃してしまうので、前足はその場で踏み込み引き手を大きく取り技をアピールしないといけません。

 

ショートの刻み突きは初めての技なので挙動を大きく3つに分けて繰り返し練習でした。

慣れないことから意図が正しく理解出来ず、ただの刻み突きを放つ生徒も居てましたが、あくまでも引き込んでの技です。

フットワークで指導した残心の取り方の使いどころ。

相手との距離が近いとスイッチした足が前に出ていてはいけません。

それぞれの練習には繋がりがあることが理解出来ていたかな。

 

暑い中かなりの本数をやりました。

100本は突いたでしょうか。

最後はミットを持ち一人数本ですが打ってみることに。

しんどい時こそ大きな声出して乗り越えてほしいかな。

やり切った練習は、昨日までの自分を上回れるから。

 

次週からペア練に入り、実際に技を確かめていきます。

より距離感が理解出来ると思います。

手と眼のコーディネーション力が問われます。

自分のイメージと実際の距離感が合ってなければ、技が相手に入ってしまいます。

 

随分と技術的な要素が高まってきた組手練ですので、これからは安全面の配慮を怠らず性別・学年別に分けていかないといけません。

午後からは強い日差しが差し込むので、体育館はサウナ状態ですがメンホーつけてやった方が良いかも知れませんね。

 

 

形も組手も両方こなして空手です。

2部で稽古する以上、防具は必要となりますので準備をお願いします。

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2025.09.04 Thursday