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2024年5月26日 (日)道場稽古103
こんにちは!
25日は桜の宮小学校で運動会が開催されましたので稽古はお休み。
振り替えで26日に行いました。
行事予定の確認が遅れたこともあり26日は予定を入れていた人もチラホラ。(ゴメンね)
-バンビクラス-
1・ウォーミングアップ
2・体幹
3・固定式基本
4・形
-モンキークラス-
5・ルーティーントレーニング
6・体幹
7・固定式基本
8・形
9・組手
バンビクラス
【ウォーミングアップ】
最近はラダーを多く取り入れていましたが、久々に体育館いっぱいを使ってアップです。
・ジョグ
・サイドステップ
・後ろ向きジョグ
・足上げ
・抱え込みジャンプ
・アンクルジャンプ
サクッと終わらせました。
【体幹トレーニング】
いつもは床と平行になり自重で体幹トレしてますが、今日は立って体幹。
2部でやってる片足逆突きを左右の足で。
もうひとつは片足立ち。
バランスを取る感覚が身につきますように。
これで123分経過しました。
【固定式基本】
バンビは60分しかありませんので、時間配分が超重要。
それでも基本が出来てないとやっぱりダメですので、ここもシッカリめにやってます。
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
・左右正面蹴り
R君の正面蹴りが凄く良くなってた。
ここ最近、平行立ちからの膝の抱え込みタッチをやってるからでしょうか。
ちゃんと抱え込んで蹴りを出せていました。
蹴りのスピードも出てたな。
イメージしやすいように、蹴りをムチに例えて説明しますが膝下を柔らかく使いスナップが効いていました。
これも体幹をずっとやってる成果なのかな?
フラフラすることなくキレイな正面蹴りでした。
着実に成長してる!
【形】
道場指導形である「四の形」
これが全員でバッチシ出来るようになるのが当面の目標です。
そのためには自宅で練習してきてもらう必要があります。
数名順番を覚えていますのでリクエストをいくつか。
1・ピシっピシッと形を打つ(素早く動いて強い技を出す)
2・引き手を強く取る(バッテンが出来てません)
3・後ろ足ピーン(腰が締まります)
カッコ良くね!
-モンキークラス-
【ルーティーントレーニング】
今日も懲りずに拳立て・手技と下半身の瞬発力・お尻歩きです。
お尻歩き後方から観てましたが、まだまだ扱えていないですね。
ぎこちなさが残ってる。
前回の夜練である生徒に教えた「腰の動かし方」
今度みんなに紹介してみようと思う。
目指すところは糸東流らしくキレっキレの腰の動き。
【体幹トレーニング】
片足逆突きと片足ジャンプで263分経過。
床を貼り替えたばかりなのでワックス効きまくり。
汗で滑るのでジャンプ系難しいかもしれませんね。
汗かきには形も組手も滑ってやりにくい季節に突入ですね。
軽く湿らした雑巾を用意したら良いかもね。
【固定式基本】
今日はいつもと少し内容を変えています。
1・屈伸逆突き(左右)
2・斜角突き
3・四股立ち
屈伸逆突きは完全なる下半身強化。
まだまだ自分に甘く前屈で極めるところを中途半端な立ち方で楽してる生徒も居てます。
何度か注意しましたが、それでも落とさない子はこれ以上言いません。
歯を食いしばってついて来てくれる生徒が可愛いのですが、、
しんどくない練習していても成長はしないよ。
しんどい練習を歯を食いしばってやり遂げた時、心も身体も大きく成長すると思って指導しています。
こんなけしんどいの乗り越えれた!
こんなことの積み重ねで自分に自信をつけていきます。
なんとしてもここを理解してもらいたくケツ叩いてますが、、
斜角突きは軸足で手技を極める感覚を知ってもらいたく取り入れています。
掴んでほしいのはスピードとタイミングです。
これも前屈立ちで行いますので下半身強化メニューでもあります。
最後の四股立ち。
ただの四股立ちですが、意識ひとつでスピードと力感溢れる四股立ちを目指しています。
同じ四股立ちでも、入り方が人よりスピードに勝っていたらオッ!となります。
ここを目指して頑張りました。
意識するところは2つ。
・身体で回らずパーツで回る
・360度観られている意識を持つ
この2つに拘って何度も何度も行いました。
伝えたい意味は伝わったと思う。
この挙動で違いを生み出せれば平安二段の最後の見せ所や、平安三段の四股立ち / 肘受け
加点されることでしょう。
最後に生徒に伝えたいことを記します。
稽古を単なる稽古で終わらせないこと。
全ては形に活かさないとダメ。
今教わってる練習は、この形ならあそこで使えるかな?
あの形なら、ここで応用効くやん。
そんなこと思考しながら稽古出来るようになれば、グングン成長が加速しますね。
パーツの練習を何度も行い、形の中で活かしてほしいと思います。
脳みそフル回転させて正しい努力を重ねよう!
【形】
ここ最近、平安二段と五段に特化した稽古を重ねています。
道場の形稽古では、挙動ごとに説明を挟んでいます。
それこそ丸暗記するくらいにまで同じ説明をリピートしています。
1・キレ
2・スピード
3・極め
1:キレを出すために必要な要素とは。
2:スピードを加速させるために必要な身体の使い方とは。
3:極め力を上げるには移動の途中どうすれば安定感が増すのか。
生徒に質の高い自主練をさせるには、身体の使い方を論理的に説明し理解させなければいけません。
頭で理解させ身体が覚えるまで何度も反復練習することで形の精度が高まってくるんだと信じてやみません。
形練に入る前にこのあたりを生徒達に伝えました。
子供向けに説明をかみ砕くとこんな感じ。
1・先生の話を目で聞く。(聞き漏らしてはいけない)
2・聞いたことを頭の中で整理してみる。(要するにこういうことだなと考えてみる)
3・イメージしたことを実際にやってみる。(始めは大きな動作で徐々にコンパクトに)
4・無意識レベルで出来るまで繰り返す。(寝てても出来るくらいにまで)
なので指導者がお話してる時に、道着の紐を結んでいたり、指先をもじもじ動かしたり、明後日の方向見てたら、意識の高い子のレベルについてこれなくなるよ。
先週の夜練で前半パートしか出来ませんでしたが、今日は最後まで出来た!
今とにかく強い形を打てるように頑張っていますが、基本あっての色付けってことを間違わないようにね。
「基本に忠実に!」「基本を崩さない!」
【組手】
北区大会で2種目出場組は組手の練習。
形のみ出場組は引き続き形練。
H家はファミリー形。
大会不参加組は組手の練習。
私は組手の指導でしたので、形チームとはここでお別れ。
組手から目が離せませんが、元気な気合の声が聞こえてきたのでひと安心といったところ。
組手のメニューはこんな感じでした。
1・相手の出鼻を前で合わせる
2・捌いて返す打ち込み
3・中段突きのタイミング(出入り)
動き出しに反応して前で合わせる練習を行いました。
反射神経、反応力が高くないと組手でポイントを奪えません。
対戦相手が前に詰めてきた時に居ついていてはお話になりません。
このあたりを事前に説明し、いざ稽古です。
良い反応を見せていたのは、3年生のR君とR君。
リラックスした状態を維持出来ればスッと前に入れることを掴んだようです。
今度はペア練で相手が詰めた時に、刻み突きで合わす練習を繰り返しました。
段階的に進めたのが良かったのか、女子組も良い感じになってきました。
次、捌いてからの上段逆突き。
これは、軸を後方に下げることで相手との間合いを変えず距離だけ動かす方法です。
軸を後ろに下げながら自分の前拳で相手の技をつぶして前で逆上です。突きは残心までが突きなのでここもしっかり説明です。
奥拳は胸の前に置いておき、その位置から伸ばすだけ。
まだまだ脇が開いて打つので、2挙動になっています。
シンプルに固定しておくようにね。
「構えた位置から伸ばすだけ」
逆上を終え最後は、タイミングよく中段に潜る練習。
突いた後、軸足に溜めを作りバックステップするところまで。
これを一定のスピードで帯を時計回りに回し、間合いに入り突きを極めます。
もたもたしてると突き終わり、帯が飛んできます。
遊びの要素強めでしたが、遊びの要素も必要ですね。
ここで抜群のタイミングを見せていたのは3年生R君。
フットワークの中からリズム良く飛び込んで突きを極め、すばやく脱出していました。
何名か帯が足に直撃し痛そうにしてましたが、いかに手足の瞬発力が必要か身をもって分かったんじゃないでしょうか。
今日はジュニア講習会が中央体育館で開催されていましたが、道場からは2名が参加。
残念ながら出席出来ませんでしたが、来週は行くつもりです。
目前に迫ってきた北区大会、後悔を残さないよう一瞬一瞬を大切に全力で取り組もう。