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2023年10月4日 (水) 夜練5 @大池中学校
こんにちは!
今週に入り気温がグッと下がってきたこともあり形道着にしようか迷いましたが、アイロンかける時間も無く結局組手道着。
冷房無しで丁度良いくらいでした。
3人ともTシャツ1枚で頑張ってましたが、寒くなかったかな。
1・体幹
2・形
【体幹トレーニング】
バランスディスクの上で逆突きを極める体幹トレーニングを取り入れました。
片足でディスクに乗り、ゆっくり腰を落としバランスを整えたあと一気に姿勢を起こし逆突き!
この時前足は膝を十分に引きつけておきます。
これを片足1分30秒ずつ計3分でした。
突きの回数よりもしっかりバランスを取り突いたあともビタ止まり。
静 → 動 → 静
沈んで止まり、
軸足を伸ばして突く!
突いたら片足でビタ止まり!
目的は重心をまっすぐに整えること。
極めの瞬間バランスが左右どちらかに偏ると美しさが損なわれます。
その矯正にバランスディスクを用いました。
左右の軸ブレを可視化するには、先週の体幹ストリームは有効です。
フルスピードで動いたあとビタ止まり出来れば、違いを生み出せます。
挙動の中で審判にオッ❗️と思わせる事が出来たらインパクト大です。
果てしなく地味で退屈な練習ですが、知恵を絞って効果的な練習メニュー用意しています。
日々の積み重ね。
これで15分経過です。
地面に根が生えたような、どっしりとした形が打てることを信じてやるしかありません。
【形】
一人ずつ大会で打つ形を演武。
指摘箇所を黙々と一人で打ち込み精度を高めます。
-十二の形-
常に強い技を心がけること。
3回突いて転身した後の引き手がいつも弱いです。
『技は引き手で極める』と言われるくらい引き手は大事です。
引き手が強いと技の見栄えが上がります。
シンプルにまずそこから。
-平安二段その1-
十二の形同様に個別にチェックしました。
それぞれ感じた事、指摘した事を記します。
突きは基立ち
受けは前屈立ち
中途半端にならず2つの立ち方のメリハリをつけること。
まだまだ、挙動があやふやです。
動画観て家練繰り返してね。
間に合えば垂水区は平安二段❗️
1ヶ月半あります。頑張れ❗️
-平安二段その2-
立ち方の不安定さの補い方。
移動時や転身時、立ち方の安定感が足りないケースが見受けられます。
上体を支える筋力は当然ながら必要です。
これは稽古時の移動基本で養われます。
稽古すればするほど下半身が強くなり安定感が増します。
では、形を打つ際に心がけておくこと。
この辺りのアドバイスをし、懸命に鏡の前で自主練に励んでいました。
どこに重心を乗せると、しっくり来るのか、自分でアレコレ探してみて下さい。
本人には伝えましたが、指導方法が全生徒に共通してハマる訳ではありません。
一度トライしてしっくり来なかったら、無理に取り入れる必要は無いよ。
あと安全運転じゃダメ。
思い切って攻めの形を打つようにね。
立ち方を安定させる方法の習得と、チカラ強い形が日頃から打てるようになれば、大きく伸びると思います。
それにしても、今日大きな声出てたな❗️
神戸市に向けた強い気持ちが伝わってきたよ。
頑張れ❗️
-平安二段その3-
立ち方の違いを明確にすること。
前屈立ちは、より深く。
普段から気になっていた四股立ちの広さ。
自分で正確に測る方法を今日指導しました。
大池中学校には大きな鏡が2つあるのでビフォーアフターで、ハッキリ認識出来たことだと思います。
指摘を受けた事を次までにキッチリ修正してくるという無敵のスキルを持つKちゃん。
スポンジの如く教わった事を吸収していきます。
・軸の移し方
・小さな引き手の使い方
・逆腰
・リズム感
・緩急
ここまでホントに順調に来ています。
あとは立ち方を深く取る事と四股立ちの幅。
神戸市に向けてこの調子で頑張れ❗️
神戸市大会はひとつの形を繰り返しても良いのですが、念には念を入れ2つ準備です。
本人達にはこう伝えました。
初めから五段で行くか途中五段に形を変えるかは、自分の意思で決めるよう伝えました。
大会に向け懸命に努力して、自分で決断する。
これから先のこと考えると、自分で意思決定する機会を奪ってはいけないと自分自身考えを改めました。
-平安五段その1-
脇構えの位置を修正しています。
次の前屈立ち / 支え受けの入り方や、肘当て・横受けの時の注意点も伝えました。
打ち込むことで、スピード感や力強さが出てきます。
失敗を恐れずダイナミックな形を打ってもらいたいな。
第一挙動随分良くなってきた。
コツは踵の使い方と鼠径部でした。
忘れずにね。
-平安五段その2-
生徒が打つ平安五段。
それぞれ色が出てきました。
強調したい挙動が違いますね。
この日、修正したのは交差立ち / 交差受けのタイミング。
何度も鏡の前で繰り返し確認していました。
もう一つは横払いの時の立ち方。
ここも正確にね。
最後の後屈立ち。踵を深くめり込ますように。
ここで2名の生徒が退室。
ひとり残ったKちゃんに希望を聞くことに。
平安四段でした。
小手受けの動かし方
支え受けの動かし方
掬い受け / 下段払い / 裏打ちの連続動作
猫足立ちの入り方
このあたりをおさらいしています。
気分転換にアーナンも。
勉強中ですが一緒に打つのは楽しいですね。
組手やろかと思いましたが、希望者いませんでしたー
2023年9月28日 (木) 夜練4 @鵯台中学校
こんにちは!
今日から怒涛の空手4連チャン開始です。
電車の遅れもなくスムーズに帰宅。
前日のうちに出発の準備を済ませておいたので、少しだけ時間の余裕をもって出発出来ました。
なんか遠足前日の準備みたいな感じです。
稽古する内容も通勤電車の中で考えているくらい夢中になっています。
最近始めた夜練が新鮮過ぎて楽しみで仕方ありません。
1・体幹(1)
2・移動式基本
3・形
4・体幹(2)
【体幹トレーニング(1)】
今日は3人でしたので、一人ずつリクエストしてもらいました。
V字プランク
2ポイントプランク
プランク
第1回目の夜練から体幹してますので時間のカウントが楽だな。
4回夜練してますのでトータル12分経過です。
今日は私も2種類だけ参加。
プランクは腹筋でお腹を持ち上げる意識でね。
頭の先から足の先まで一直線になるように。
強い体幹があるからこそ、力強い形が打てるようになります。
理想の形が打てることを信じて、地味な練習を乗り越えよう!
【移動式基本】
予定していた横移動基本は時間の都合で省略しましたが、
基立ち・四股立ち・猫足立ちを頑張りました。
広い体育館を3人でひたすら繰り返しました。
約30分弱だったかな。
腰を締める感覚を掴んでもらうことが、今日の練習会でのテーマでした。
2部の生徒には普段の稽古で伝えていますが、1部の生徒も合流していますので改めて目的の説明から。
この練習の目的は何か
目的を達成するためにはどこに意識を置くのか
この2点を十分説明した上で稽古に入ります。
説明を怠ると、生徒は意図を掴めずにカタチだけの稽古に陥ってしまいます。
先週はプラスアルファのちょっとした色づけの練習会でしたが、
今日は基本に立ち返りました。
・何を
・何のために
・どのように
指導者と生徒との関係はひたすらこれの繰り返しなんかなとも思います。
『何のため』が腹落ちした生徒は一気に伸びるんとちゃうかなと思います。
論理的思考力が身につけば黒帯を締める頃には、後輩たちに指導出来ているんじゃないかな。
理屈では無く身体で覚え込ますのも指導方法のひとつかも知れませんが、
理にかなった身体の使い方を学んだ方が成長出来るに違いありません。
(理屈が頭で分かれば、あとは応用するだけだから)
腹落ちするまで時間がかかるかも分かりませんが、意味さえ分かれば感覚でカタチをなぞるよりも成長は早いと思います。
空手教室なのに思考させてばかりですが、これも生徒のためを想ってのこと。
うんうん唸りながら考える癖をつけて、一回いっかいの練習の質を高めてもらいたいと思います。
思考する生徒の集団。
それが理想とする道場かな。
横移動で腰のキレを磨く練習をしたかったのですが、残念ながらタイムオーバーでした。
いずれ取り入れます。
【形】
平安五段組に与えたテーマは『メリハリ』
このメリハリで挙動の強弱や緩急をつけることで、形を表現します。
最初から最後まで、一本調子で進行する形よりも抑揚をつけることで、形の中で見せ所を作ります。
今日は、さわりの部分だけでしたが意図が伝わったかと思います。
形は挙動を覚えたら、次は自分の形を作り上げます。
どこを強調するか、どう見せるか は同じ形であっても、人それぞれ違いがあります。
質の高い自主練で自分の平安五段を磨いてもらいたいと思います。
前述のとおり私の考え方は無意識で100本打つよりも、思考して打つ10本の形の方が値打ちがあります。
黙々と自分の世界に入れる生徒を目指してね。
(今日の平安五段組はその資質があるはず)
垂水区でデビューする1年生のH君。
土曜の稽古と比べ少人数なのが良かったのか、来るたびに集中力が高まっています。
今日、彼に伝えたこと。
ずばり『やる気』です。
上手いとか下手とか関係なく、わずか1分の時間の中で自分の持てる力を発揮すること。
これは私の思う ”やる気” の定義です。
・全力で突く
・全力で受ける
・腹の底から声を絞り出す
・最後まで堂々と(オドオドしない・キョロキョロしない)
今日はやる気が伝わってきました。
この気持ちを忘れないでね。
大会に挑戦するにあたり、スタートラインに立てたかなと思います。
(ゆり生全員に言えることですが、この気持ちを持てなければ、無理に出る必要はありません)
平安二段全体を観るつもりでしたが第一挙動に焦点を定め、ひたすら部分練習でした。
・軸足の使い方
・重心移動
・上半身の使い方
いっぺんに3つですので苦労しますが、最初と最後の挙動は特に念入りに仕上げたいところ。
垂水区まで継続して努力してね。
どんなスポーツでも共通して言えることですが、諦めたらそこで終わり。
自分がここまでよく頑張ったなと思えるくらい、大会に向け努力出来たら勝っても負けても納得感が得られるはず。
最後の敵はいつも自分自身です。
試合とは読んで字の如く試し合いの場。
しっかり準備をし、今の自分の力がどこまで通用するか確認してほしいと思います。
(これもゆり生全員に言うてます)
【体幹トレーニング(2)】
1時間近く形練習をした2名の生徒とはここでお別れ。
残り30分、Kちゃんとマンツーマン。
神戸市は形で大会参加しますので、形の競技力をつけるためにも体幹の強化で地味な練習を積み重ねてもらいます。
我が家の "体幹ストリーム” で30分間体幹トレーニングです。
同時に腸腰筋を鍛えれるランジをしたり、四股立ち移動・猫足立ちでの転身の練習です。
体幹が強い子はフルスピードで動いてもビタ止まり出来ます。
理想はここ。
不規則に動く水を安定させようと、インナーマッスルがビンビンに刺激され無意識に身体のバランスを保とうとする反射運動がおこります。
これもまた地味で退屈で面白味にかける地獄のようなトレーニングです。
体幹ストリームでトレーニングを重ねることで軸が整います。
軸が整うと地面に根が生えたように、立ち方が安定します。
この先、成長とともにスピードアップしたとしても軸が整っていればふらつくこともありません。
素早く移動しても回転してもビタ止まり出来れば、それだけで違いが見せれます。
インナーマッスルを強化して自分の身体をコントロール出来るようになれば、極めが強い形に変貌を遂げることでしょう。
私も効果的な練習方法を勉強し、生徒とともに喜びを分かちあえたらと思います。
2023年9月19日 (火) 夜練3 @鵯台中学校
こんにちは!
8月のプレ夜練から早いものでもう5回目です。
気分転換に新しい形の練習をしたり試行錯誤の繰り返し。
参加される方の希望を予め伺い、進めたりといった感じです。
今回は10月・11月と続く大会に向け、ガッツリ基本と形のリクエストがありましたので、それ中心でメニューを組むことに。
1・体幹
2・固定式基本
3・形
【体幹トレーニング】
今日の体幹は、バックフルアップ・プランク・V字プランクで9分経過。
ひとつくらいは、混ざってやりたいですが今日はパス。
プランクでは、しっかり腰を持ち上げて筋力をつけてもらいたいところです。
この調子で頑張れ!
【固定式基本】
初級クラスから2名参加してくれました。
少人数だし、かみ砕いて説明を行いました。
平行立ちでは、どこに重心をのせると拳先に力が伝わるのか。
2部の生徒には通常の基本と同じですが改めて聞いてもらいました。
前から押されても潰れない立ち方を説明しています。
突きだけでなく、受けにも通じますので忘れないでね。
今日は一歩深い部分の指導です。
『逆腰』です。
道場開設から、ちょうど1年半。
細かい部分の指導に入ってきました。
基本が身についた上での、ちょっとした色のつけ方。
形で勝ちたいと思えば、必要になるテクニックのひとつ。
今日はその第一歩目。
少人数良いですね。一人ひとりをじっくり観察出来ます。
何と言いますか指導が楽しくて?ほとんど写真撮ってなかったなー
打って響く練習会でした。生徒が真剣そのものなので、しっかり説明を聞き実践しようとしてくれます。
生徒がその気なら、当然指導に熱がこもります。
なんかめっちゃ楽しかった。
初めはオーバーアクションで逆腰しながら、どんどんスピードをあげ動作も小さくしていきました。
この感覚を忘れへんでもらいたいですね。
突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払いだけで30分超えたんじゃないかな。
基本が身につけば打つ形が(良い方向に)変化してきます。
シャープな形を打つ条件のひとつに、初動が速くなくてはいけません。
手技のスピードを上げる方法には、力まないこと・引き手の使い方等がありますが、どこかのタイミングで別の練習方法をお伝えします。
取り入れるかどうかは、各自にお任せするとします。
向き不向きがありますので。
【形】
これから平安二段に入る生徒と、平安五段を数多く打ち込むグループに分かれ形の練習を行いました。
予め参加者の連絡をもらっていますので、何をどう進めるか献立を考えてきていました。
平安五段組には、あるひとつの挙動の精度を高めるべくテーマを出しました。
これまで道場で指導していた方法とは異なります。
しっくりくるかどうかは、部分練習で打ち分けて自分でどちらを採用するか決めてもらうことにしました。
今日何度も書きましたが、形競技ではスピードは大事な要素のひとつ。
いかに速く立ち方を変化させるか。
①・軸足をベースに前足を動かす(引きつける)
②・軸足の切り替えしを使い、前足を引き寄せる
今日、生徒に伝えたのは②です。
選ぶのは生徒ですが②の方が、身体の使い方に無理がありません。
筋力が発達段階にある小学校低学年の生徒には足を速く動かせ!って口で言っても本人は全力で頑張っていても遅い子は遅いまま。
速く動くには、気合とかやる気とかではなく、速く動ける方法を示してあげることなんだと思います。
伝えるだけ伝えて私は平安二段組に移ったので、どちらを選択したかは聞いていません。
ただ劇的にキレが増していました。
劇的に。
なにかひとつ指導の引き出しが増えたような気がしました。
たったひとつの部分練習ですが身体の使い方を知れば、別の形でも応用が利くと思います。
この方法がしっくり来た人は、自分で探求してほしいな。
形、めちゃくちゃ面白いです。
正しい立ち方・正しい技・初動の速さ・ビタ止まりの極め・整った軸・気迫・眼力・呼吸、、
多くの人を魅了する形を打つには、きっとこれだけじゃないと思いますが、少しでも競技力を伸ばせるよう研究に研究を重ね生徒に還元したいと思います。
次、平安二段組。
デビュー戦を間近に控え、すこーし試合をイメージした練習を行いました。
四の形・十二の形で試運転です。
普段の道場稽古での癖を予め伝え、そこを意識することから始めます。
二人とも真剣に練習してくれるので、悪い癖も顔を見せず。
どんどん指導が進んでいきます。
出来れば、平安二段で垂水区に挑めればと思います。
初登場の猫足立ちの正しい立ち方。
長さ(歩幅)であったり、前足を置く位置、軸の位置、下半身の向き、お尻のかたち、鼠径部の抜き、背骨のライン
時間をかけて丁寧に説明しました。
あと家レンの方法なんかもね。
まずはウォーミングアップといったところでタイムアップ。
まだ低学年です。20時まわると眠たくなるので、ここまででお終いでした。
この調子で、平安二段の挙動をしっかり覚え、道場で修正出来れば言うことなしです。
(今日の集中力良かったよ!)
さて一人残った、Kちゃんと正真正銘のマンツーマン。
確か先週もやったな。
平安五段のある挙動をガッツリ指導です。『浮き足立ち → 交差立ち(交差受け)』
なにが間違いか。
なぜ間違いなのか。
正しく正確に演武するには、理にかなった動きをしないといけません。
そのあたりに時間を割き過ぎたこともあり、予定していた移動基本が出来ませんでした。
技は下半身の極めで出さないといけません。
そのためには移動基本で技を出すタイミングを知ってもらうつもりでいましたが、あっという間に20:30でした。
次回、横移動基本の中で水平移動の稽古を取り入れます。
軸ブレせずに下半身の連動で技を出す練習です。(軸・極めの強化です)
来週は28日の木曜日!
曜日が固定出来ないのがツラいところですが、練習出来る環境があるだけ良しとしよう!
いつものメンバーですが、新鮮な感じで夜練出来てます。
テーマを基に、個人練習で自分と向き合う時間。
なんかこの感じ好きです。
2023年9月12日 (火) 夜練2 @鵯台中学校
こんにちは!
まさかのJR遅延。先週に引き続き遅刻してしまいました、、
18:30カツカツかなー。
ホントにすみません、、
1・体幹
2・自由形
3・組手
【体幹トレーニング】
V字プランク・プランク・バックフルアップでトータル6分経過。
おっと、プランク参加忘れてました。
ここ2回一緒に体幹していましたが、今日は抜けていました。
1年生のH君。2人の美しい姿勢に負けじと頑張ってついてきます。
それでこそ我が生徒!
頑張れ!
【自由形】
アーナン後編。
先週から継続参加してくれる2名とともに、アーナン後編です。
これでひと通り打ち終えました。
忘れない程度に道場で打ってみよう!
声かけてくれたら喜んで指導します。
ざっくりと教えただけなので、まずは挙動を覚え少しずつ細かいところを修正していきたいと思います。
鶴頭受け・肘当て・手刀打ち・足刀蹴り・投げ技・金的握り潰し・喉元鷲掴み
知らない技を学んでいくことで、興味が膨らんできたんじゃないかな。
何やってるか意味(分解)を知ったら更に形の面白さにハマっていくと思います。
数年先がとても楽しみ。
道場生と指定形や自由形をともに打てる日が来ると思うと。
これからも私自身、日々精進ししっかり指導出来るように勉強し続けます。
【組手】
バンビの生徒が来てくれたこともあり、組手は基本中の基本からスタート。
まず構え方から。
今日指導したことをシンプルに記しておきます。
1・身体は真横に向ける(顔は正面に向ける)
2・前拳はあごの高さに構える(肘を軽く曲げる)
3・奥拳は胸の前に構える(鳩尾付近)
4・四股立ち程度の歩幅(両膝は常に曲げておく)
5・つま先の向きはハの字に向ける(外に向ける)
6・両方の踵は少し浮かす(指一本分程度)
この構え方のままフットワークの練習に移ります。
その際、歩幅は一定に保ち前方に移動します。
決して後ろ足を前足に寄せるような動きは取らずスタンスを変えません。
構え方・フットワークの次は、刻み突き。
単純に、構えた位置から姿勢を崩さず前拳を伸ばします。
その際、前足を前方に踏み出すことを忘れずに。
カタチを覚えたら、動きの中から刻み突きを放ちます。
突きとは、突いたら終わりではありません。
突いた手を引くところまでが『突き』と呼びます。
組手競技では、ここまでしないと副審の旗は上がりません。
シンプルに説明しますとこうなります。
1・突く
2・突いた手で引き手を取るとともにスイッチ(反対の手でブロック)
3・バックステップ(2,3歩)
4・利き構えに戻る
これをひたすら繰り返し、実際にミット打ちしました。
ビッグミットも持ってきたので、今度は中段回し蹴り。
これも基本的な蹴り方の説明をした後、実際に蹴ってみます。
組手競技では、技の威力よりも相手より先に技を極めるスピードが求められます。
そのためには、どのようにして蹴ればより早く蹴れるか説明をしました。
答えは、回さない回し蹴り
「最短距離で刺すようにして蹴る」が答えです。
回すのと刺すのとでは、どう違うか説明に少々時間を費やしましたが理解してもらえたことと思います。
2人の生徒はこのあたりで時間となりました。
残り30分。
ここから先は、1対1の完全なるマンツーマン。
更に更に説明を掘り下げての、中段回し蹴りでした。
蹴る瞬間の下半身の使い方と、上半身の使い方です。
なぜそうしないといけないのか、ここも丁寧し説明をしています。
失点のリスクを回避して、蹴りでポイントを奪わなくてはいけませんので、そのためには上半身の使い方が重要です。
また蹴りの利点についても併せて説明しています。
これは下半身の使い方ひとつで一足分距離を稼げます。
このあたりを理解出来れば、突きが届かない蹴りの間合いで組手が出来ますので、有利に試合運びが出来ると言えます。
残り30分は説明に多くの時間を割き、頭で理解出来たところで実際にミットを蹴りました。
最後は3連打で締めくくり。
組手は組手で楽しいです。
良い汗かきました。
次週も夜練行います。
参加される方おられましたら、一報ください。その際リクエストあればお聞かせください。
暫くの間、夜練はニーズに合わせて進行したいと思います。
2023年9月5日 (火) 夜練1 @鵯台中学校
こんにちは!
本日から夜練が正式にスタート。
記念すべき初日に6名の生徒が参加してくれました!
8月のプレ1回目は形を2時間マンツーマン
プレ2回目は、キレの出し方に焦点をあてた2時間丸ごと形練
今日は審査前なので、基本・形を1時間かけてみっちり。
何かいつもと違うことしてみようかと、自由形をひとつ用意することにしました。
普段の稽古では、基本形に磨きをかけていますので、夜練は気分転換になるようなことをしようかと思ってます。
1・体幹
2・自由形
3・審査向け基本
4・受審形
【体幹トレーニング】
形の競技力を高めるには体幹トレは避けて通れません。
なので夜練にも導入です。
プランク・サイドプランク・バックプランク
今日からカウント開始、3分です。
久々に私も生徒に混ざってプランクしましたが、1分間の長いこと!
これを3分間涼しい顔でやるんですから、ホントに大したもんだ。
1年ちょい続けてますが確実に力ついてます。
いつの間にか私より形が上手くなり
いつの間にか突きを極められるんでしょうね、、
【自由形】
生徒が全員揃ってなかったので本日のメインである審査向けの練習は後回しです。
今日打った形はアーナン。
とおしで打つと少し長い形ですので1時間では時間が足りません。
なので最初の気合の挙動までとし半分は来週に回すことに。
バッサイ大を打つことが出来れば、もっとスムーズに応用が利くんでしょうが手こずりながらも一生懸命覚えてくれています。
霞をかけたり、正中線をずらして移動したり、掌底当てが出てきたり、抜きながらの蹴りもあります。
間合いを切りながらのかけ受け、一本拳からの肘当てまで出てきました。
今まで教わったことのない技ばかりで強烈に難しかったと思いますが、新鮮だったんじゃないかな。
みな良い顔をしています。
今日はここまで。
うんうん唸りながらも、脳みそフル稼働で折り返し地点まで到達しました。
【審査向け基本】
道場では『母指球』と『重心を乗せる』が毎回必ず出てくるワードです。
重心の乗った突きと乗っていない突き。
今日の説明ではっきりと意味(違い)が分かったことだと思います。
2度目のチェックでは、しっかり腰が入った突きをしていました。
拳先に力を伝えるにはどうすれば良いのか。
決して忘れないようにしてほしい。
前後に一歩ずつ動く基本では、どこをチェックしているのか答えを教えてます。
正面蹴りや四股立ち突き(受け)も同様です。
今日の集中力があれば、容易に理解出来る内容のはず。
帰って復習して自分のものにしてください。
基本が上手い人は形がキレイです。
最後の最後に気がつきましたが、道場に大きな鏡がありました。
指摘された癖が自分で分からないのであれば、鏡の前もしくは動画を撮影してぜひチェックしてみてください。
自分では出来てるつもりなんだと思います。
【受審形】
初めて審査に挑戦する生徒もいてますので、全員で四の形・十二の形からです。
基本同様に形も、やってはいけないことがあります。
シンプルに答えを伝えていますので、あとは自分の意識ひとつ。
軸の乗せ方・重心移動・演武線ここを丁寧に指導しています。
この後、平安二段に移りました。
指導の難しさを痛感している『整った軸』
前後左右に移動する時、斜めに転身する時、思うように極まらない時の方が多いですが、
今日とうとう6人まとめて良い動きを観せてくれました。
メッセージが、生徒一人ひとりに通じた瞬間でした。
手ごたえを感じた夜。
アドバイスひとつでここまで動きが変わるかと驚きを隠せませんでした。
やっと見つけた。
生徒がイメージしやすい言葉。
ホントにこれからが期待です。
ひと皮むけた瞬間に立ち会えました。
この調子で平安五段に移行し、一つひとつの立ち方や受け技の出し方や位置等を生徒毎に指導。
習得には個人差がありますが、めげずに頑張ってほしいと思います。
鏡の前で自分で確認しながら行うフェーズに移行します。
これからの形練(自主練)は、鏡やスマホでの撮影を通じて理想と現実を知ってもらうことから始めます。