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2025年8月1日 (火) 夜練82 @桜の宮中学校
ハロー August!!
本日の仕事は午前中いっぱいでお終い。
早々に決まっていたこともあり、この日は狙って夜練入れときました。
のんびり準備してても時間持て余してしまうので、マッサージ機に乗ったりしてました。
近くに車停めさせてもらって久しぶりに学校まで皆で遠足でした。
1・体幹トレ
2・組手
【体幹トレーニング】
体幹トレと言う名の大縄跳びでした。
今日は人数も多かったな。
とうとう大縄跳びのコツを掴んだH君。
ぎこちなさを感じさせない入り方と飛び方。
ちゃんと飛べるようになってました。
1年生のYちゃんも入るタイミングも良くジャンプも出来ていました。
これで246分経過しました。
【組手】
組手の基本に立ち返ったメニューでした。
まず構え方から始まりフットワーク。
フットワークは腰が浮いてしまわないように。
強調したのは前拳の握り。
拳を握って構えておき、相手が右に行っても左へ行ってもレーダーのように拳で捉えられたら相手はやりにくさを感じます。
組手は相手が嫌がることをしてナンボ。
スタンスを変えず、腰も浮かさず、両手の構えも崩さず。
身体の部位で唯一動かして良いのは足首だけです。
小休止を挟み突きの基本に入りました。
その場で刻み突きから。
構えた位置から肘をピーンと伸ばして突き、同時に前足も大きく前へ踏み込みます。
その時、後ろの肩が見えないこと。
肩が見えてしまうと、前拳の距離が短くなるので刻み突きに関しては「真半身」で突くようにね。
繰り返し刻み突きの基本を繰り返した後、残心まで繋げていきました。
突きは例えどんなにタイミングやスピード、気迫がこもっていても残心が無ければ旗は上がりません。
残心とは、相手に隙を見せないこと。
突きが極まったあとも相手から目を離してはいけません。
目を離さず、直ぐ次の攻撃に移れるよう備えていないといけません。
残心までが突き(蹴り)のワンセットと覚えておいてね。
突く
↓
引き手を取る
↓
同時にスイッチする
↓
反対の手で相手の突進に備える
↓
バックステップで距離を取る
↓
利き構えに戻る
ひたすらコレの繰り返しでした。
上級生が元気な声出して引っ張ってくれてたな!
中段突きとワンツーの基本も同じようにかみ砕いて、立ち返りました。
今月末の修交会大会でいよいよ組手デビューを果たす生徒に向けた組手基本でした。
ここから先はペア練。
実際に動きの中で技に移行するタイミングを知る勉強でした。
いつも「間合い」を信号の色で例えていますが今回も同じように。
黄信号の距離で間合いを保つように。
手を伸ばして相手の前拳にタッチ出来る距離を試合中保ってほしいです。
よくありがちなのが、手と手が触れ合うくらいに接近していても技に入らないケース。
これはどちらの攻撃も相手に届く、言ってみれば危ない距離。
フットワークする距離じゃなくて攻撃しないといけない距離だということを覚えておいてね。
これを赤信号と例えています。
もうひとつ青信号。
これは前拳、前足を伸ばしても相手に届かない距離のこと。
なんぼ青信号の距離で攻撃しててもムダ。
上段への攻撃は突き5㎝・蹴り10㎝まで近づけなくてはいけないから。
この距離で攻撃してても疲れてしまうだけなので、バテた時に呼吸を整える時間に使うようにね。
「肝心なのは黄信号の間合いから技に入ること」
最後の最後、形の試合も控えていますので入退場の所作を試合形式で。
コートに入ったら、形を打つ前と打ち終わりの「礼」を忘れずに。
どんなに上手に形が打てても礼を怠れば、絶対に負けてしまうようにルール決めされています。
道場でも形練で必ず礼から始めているのはそのためです。
一つひとつの技をピシッ!ピシッ!と、気持ちを込めて集中して打つように。
審判に、この子の形をもう一度観たいなって思わせないといけません。
今月末の試合に向けて出場する生徒は一生懸命に努力を重ねてください。
まずは自分のベストを本番で発揮すること。
練習以上のことは本番では出せません。
自分の実力を出し切れれば、勝ち負けはその次です。
まず旗一本!
次は一勝!
その次は入賞!
1ヵ月ありますので、大会当日までやり切ったと思えるくらい頑張ってみてね!
2025年7月22日 (火) 夜練81 @小部中学校
こんにちは!
今日はいつもより1本早い電車に乗れたので余裕を持って道場入りする事が出来ました。
120分たっぷり形練!
1・体幹トレ
2・形
【体幹トレーニング】
広い道場を片足飛びで往復しました。
なるべく遠くへ飛んで、着地の瞬間軸足で少し沈むのがコツ。
壁を作るイメージといったら伝わるかな。
これで243分経過しました。
【形】
次の大会で平安二段を打つ2名の生徒とミッチリと。
ひと挙動ずつ細かく指導しています。
次の挙動の注意点を口頭で意識づけし実際に形に移るような進め方でした。
このやり方だと何を意識するか明確なので、上達が早くなるような手応えを掴むことが出来ました。
しかも鏡の前なので自分の姿をチェック出来るのもメリットです。
・猫足立ちの長さ
・肩幅で立つ
・四股立ちの深さ
・準備の時間
このあたりを大会までにしっかり修正するようにね。
二人とも良い緊張感で形練してました。
次はKちゃんの平安五段とセイエンチンでした。
一発目の中段横受けの高さを修正してほしいところと、受け・突きの繋ぎの時間。
ルーティーントレでやってる手技の瞬発力。
大会までに、ここを磨きぬいて圧倒的スピードに仕上げてほしいです。
この挙動で圧倒出来るように!
四股立ち下段払いからの基立ち横払い。
ここのパワーの出し方をほとんどの生徒に伝えました。
今日ここに一番の時間を割いたので、しっかりモノにしてほしい。
ペラい払いにならず、下半身のチカラが肘から手先に連動するように。
腕全体で払うと遅いし軽くなる。
今日はここにメスを入れた。
一つひとつの技にパワーが乘る打ち方です。
他の形、例えばバッサイ大でも応用効く挙動があるので平安五段だけで終わらせないようにね。
セイエンチンの切り替えし、今日スピードが乗ってきた印象を受けました。
四股立ち切り替えしは、途中猫足立ちを挟む意識で。
これで腰のキレが上がるよ。
I君とはバッサイ大を。
・最初の構え方
・猫足立ちや交差立ちの姿勢
・内受けの入り方
・四股立ち / 八字立ちの目付のタイミング
I君に意識して直してほしいのは、姿勢が前傾してしまう癖。
もうひとつは立ち方の甘さ。
縦にやや狭く、腰が浮いています。
おそらく無意識なんだと思う。
鏡の前で立ち方をチェックして自分で修正する意識が芽生えるかで今後の成長度合いが変わってくると思う。
鏡の前で自分の姿を観ること。
気づいて直すこと。
まだ大会まで1ヵ月ある。
あとは本人の取り組み方ひとつだ。
最近の練習の仕方では、全員で形を打つのはせいぜい2本まで。
ブログ用の写真とインスタ用の動画だけ。
”練習は試合のように”
”試合は練習のように”
指導を受けたところ、今自分で磨いてる部分をしっかり意識しながら全力で打つようにしてます。
今この進め方が道場には合ってると思う。
みな緊張感漂う中で形練出来ている。
この子らには上手くなってほしい。
伸ばしてやりたいし、勝たせてあげたい。
オレも勉強せなアカン。
この子らに負けへん位、もっと頑張ろう!
2025年7月16日 (水) 夜練80 @大池中学校
こんにちは!
とうとう80回目を迎えたこの日の夜練は、いつものメンバーと動ける身体作り。
・敏捷性
・反射神経
・リズム感
・心肺系向上
遊びの要素高めで、この辺りの強化を行うことに。
1・体幹トレ
2・組手
3・形
【体幹トレーニング】
左右の片足逆突きとプランクで240分経過しました。
久々の片足逆突きでしたが、身体の傾きを整えたところで突きを極めるように。
ジワーっと下に沈みこむ感じで。
【組手】
組手には身体のキレや反応がとても大事になってきます。
今日は一切技の練習をすることなく、1時間土台作りを行うことに。
まず大縄跳び。
中に入るタイミングや出るタイミング。
ここは理屈よりもやって見て自分で掴むところ。
中盤から終盤にかけて段々とタイミングを掴んできたH君。
3人中に入ったところでカウントスタート。
全員で20回が目標値でしたがこの日の最高は15回でした。
女の子二人は飛びながら180度回転してみたりでした。
何度も飛んでると心肺機能も高まってくるのでリズム感とともにスタミナの強化にもなりますね。
夏でもメンホー被って試合するので体力は必要です。
次はラダーで敏捷性を高めました。
所有するラダーは10mのロングタイプ、途中バテてスピードが落ちると目的と違ってきます。
短い距離・少ない本数をトップスピードで駆け抜けるようにしないといけませんね。
ゴールデンエイジ期に身についた動きは生涯忘れないと言われています。
ちょっと長い時間やりすぎたかな。
休憩挟んで十字ランダムで反応のトレーニング。
中腰で反復横跳び。
途中頭の体操も入れてみたり。
素早い切り返しで身体のキレも上げていきたいですね。
【形】
早上がりの生徒も居て一人残ったKちゃんと形練することに。
以前僅か30分足らずで覚えた泊バッサイ。
確か大池中学校だったような。
自宅でもちょいちょい打ってるようで順番はバッチリ!
子供って吸収力が高いので直ぐ覚えてしまいますね。
道場でも気分転換に打っておいてね。
次は何の形にしようかな?
ちょっとムズいの用意しようかな?
2025年7月9日 (水) 夜練79 @小部中学校
こんにちは!
今日は誕生日。
全く持って狙ったわけではありませんが、道場開設からこれで4年連続で空手していることに。(偶然やで)
夜練は基本的に火曜日を中心に申込みしていますが、前日の火曜日は空きが無かったのか今となっては理由は覚えていませんが、予定に入れることが出来ず9日の水曜日となりました。
稽古後にS君が車の中から「先生 おめでとう!」
びっくりでしたw
ありがとう!
*写真のミャクミャクは娘のねw
さて今夜の夜練は形オンリー。
一人ずつ呼び出してガッツリと大会に向けて形練!
1・体幹トレ
2・形
【体幹トレーニング】
プランク・V字プランク・バックフルアップで237分経過しました。
次回で4時間の大台に到達。
夜練だけでも通算4時間。
尋常じゃないくらい体幹鍛えてる。
気づいてないだけで強くなってるのは間違いないと思う。
後は秘めたその能力を如何に開花させるか。
ハードに動かしてもピタッと止める感覚を掴んでもらえたら。
形は軸が強くなくては上位に食い込めないから。
【形】
次の大会で打つ形を一人ずつリサーチ。
本人の希望に沿うカタチで特訓開始です。
まず平安二段のR君
全体的に共通して言えることですが、技をピシッと極める感覚を持つこと。
極める(極まる)タイミングで身体が動いてしまいます。
「極めたら止まる」
息を吐きながら、身体を締める感覚で形が打てれば、キレと極めが上がります。
立ち方を安定させるには、母指球に重心を乗せてみてね。
アウトエッジに乗ると不安定になる。
今日良かったのが夜練常連のH君。
すぐにでも修正したい課題が2つ。
形練というよりも修正部分の意識付けでした。
一発目の猫足立ちを深く沈むこと
打ち落としの際の引き手が十分ではないこと。
課題を認識させ部分練習に移りました。
今日やったのは鼠径部の抜き。
1,2の3のリズムで鼠径部にチョップし脱力。
この時壁に両足踵とお尻、背中をビタつけして脱力タイムでした。
これがモロにハマった。
こんなにも落ちるのか!ってくらい腰が沈みました。
それこそ自分の顔一つ分位落とせたんだから。
ひたすら脱力のコツを身体に染み込ませ、いよいよ猫足立ち打ち落としに入ります。
ここでの引き手が弱く、変に癖がついていましたが鏡の前で自分の姿を映し見事に修正すること出来ました。
これは収穫があった。
これからは、この意識で稽古してもらいたい。
「出来てるつもり」から「しっかり出来る」ようにね。
夏の修交会の前週に審査もありますので緑帯生2名を読んで指定形の練習も。
最近の道場練では、打ち込みの数が劣るバッサイ大の部分練習を基本の中で組み込んでます。
夏の審査にリベンジするためにね。
指先の美しさが求められるバッサイ大の掛け手受け。
どうもカマキリみたいなカタチになる生徒も居てるので、どうやって修正していくかしっかり考えてきました。
2人ともなるほどって顔してたので、次の道場練で時間割いてキッチリ指導しようと思う。
今日のバッサイ大具体的にどこを強化したか振り返り出来るように記しておきます。
このブログ読み返して家練で精度を高めてください。
・正確な交差立ちの立ち方
・交差立ちで拳支え受けの極めの高め方
・左右の中段横受けの極めの作り方
・内受けの入り方
・四股立ち掬い止めでの目付けのタイミングの取り方
・猫足立ち 内受け横受けの極め方
・払い突き受けの連続動作 キレと極めの作り方
・八字立ちから猫足立ち 次の軸への乗せ方
・膝と肘を重ねた後の引き込み方の注意点
・前屈立ち拳槌挟み打ちから四股立ち突き 右足の取り方
・四股立ち突きの入り方
・閉足立ち下段払いの軸の取り方
・四股立ち下段払いからの横払いの強さの出し方
・上半身の軸を崩さずに蹴る方法
・諸手突きの極め
・諸手突きの後の閉足立ち 踵を浮かさない戻り方
・振り捨ての注意点
・掛け手受けの作り方
ざっと書き上げただけでも拘るところがこんなにも。
来月には大会と審査が控えています。
昇級したいなら稽古するしかないし、入賞したいなら稽古を重ねるしかありません。
まず留意点を意識しながらゆっくり形を打ち、身体に馴染んできたところで次にスピードを上げてみてください。
「出来てるつもり」から「確実に出来るようになる」まで繰り返し稽古を重ねるしか道はありません。
打って打って打ちまくって自分の形を磨き上げてほしい。
上達に近道なんてなくて、人より多く稽古するしかない。
審査と大会まであと1ヵ月ちょい。
笑顔で9月を迎えられるように、今懸命に努力しよう。
2025年7月1日 (火) 夜練78 @大原中学校
Hello July!!
今日は午後から重たい会議がひとつ。
ピッタリ2時間。
人の配置、業務の優先順位決め、後方支援等を事前に打ち合わせし会議に臨みましたが残念ながら残業は回避出来ず。
自部署の残業は私もリカバリーに入らなければいけません、、
夜練のある日はこの辺りのことは朝からテキパキと段取り組んで、全員で気持ちよく帰宅しますが、今日のはどうしても外せない会議でした。
1・体幹トレ
2・組手
【体幹トレーニング】
久々登場の片足逆突き。
一時よくやってましたが、随分と間が空いていた感じです。
片足でバランスを取るんですが、案外形の中でも似た姿勢を取ったりもするもんです。
例えば松村ローハイの鷺足立ちや、糸東流ではチントウ(松涛館では岩鶴)
片足で沈んでクルっと転身して蹴りを放ったりと激ムズの形。
2024年全日本決勝の本 一将選手の岩鶴。
惜しくも敗れましたが、この一連の挙動に武道館が揺れました。
テレビで観てましたがあまりの美しさ・力強さ・安定感に鳥肌立ちましたね。
生徒にはそう言った映像を観て高みを目指してほしいな。
なんのために毎回体幹やってんだろ?
答えはそんな形が打てるようになるためね!
これで234分経過しました。
【組手】
たまにやる組手オンリーの日。
基本や形が大半ですが組手をやらないわけにはいかないし、取り入れるようにしています。
まずはジャンプ系とステップで汗を流すことに。
下半身強化で10分強。
対戦相手をイメージし入り方を工夫しながらのステップ練。
プレスやフェイントを駆使しながらでした。
次に基本的な突きの練習では、射程の外から入る2ステップの技。
後ろ足の寄せをどれだけ早く出来るかがポイント。
蹴りの間合いから2ステップで刻みや中段に入っていきました。
逆上ではまだまだ、力みが目立つので入りが読まれてしまいがちでした。
余計な力が入ると、前足にブレーキがかかり、これが「起こり」となって現れますので、ここで中段を抜かれてしまいます。
どうやって起こりを無くしていくのかを今日頭と身体とで理解が出来ました。
最後は蹴り。
ミット持ってる時は、遠慮なく本気で蹴っていくこと。
足を上げてからをどれだけ短時間で出来るかが問われますね。
普段からほんわかしてるH君。
ここ最近、変化が感じとれます。
毎回、集中力が途切れがちになっていましたが今その指摘がほとんどありません。
夜練がスタートして以降お姉ちゃんと、ずっと週2で頑張ってる。
今日も何度か今までに見せたことが無いくらいの良い動きを披露するまでになった。
やっぱり諦めずに頑張ってるからこそだと思います。
諦めたらそこで終わりだし、本人が好きで来てくれてる以上、上達させてあげたいと本気で思う。
一緒に頑張ろう。