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2024年2月7日 (水) 夜練18 @小部中学校
こんにちは!
2週間ぶりの夜練。
先週はまさかの参加者0人でした。
まぁこんな時もあるか。
確かこの日は10時間くらい寝てた気がするな。
今夜は5人集まってくれました。
1・体幹
2・形
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・V字プランクで54分経過です。
この調子なら2月中に1時間経過しそうです。
V字プランクで強烈バージョンあるので近いうちに投入しようかな!
【形】
今日は形day
気分転換のための形、
覚えたい形、
大会に向けて強化したい形、
新しい自由形。
それぞれ目的が違いますので、一人ずつ対応しました。
夜練は気分転換に新しい形を取り入れるには持ってこいの環境です。
少数ですので、個人のペースに合わせ丁寧に進められますので。
1年間道場稽古頑張ってきたH君、今日初めての平安五段に挑戦しました。
平安二段と比べグーンと難易度が上がるので、今日は前半パートだけでした。
払いから気合いの突きまででした。
途中、相手の腕を掴む挙動ややこしいですね!
初めての受け技や構えが出てきます。
しょっちゅう夜練にも来てくれるH君、今日教わったことを土曜の早練でおさらいと確認をし、来週の夜練で最後まで行きたいと思います。
それにしても、前回から集中力が上がってきたと感じています。
成長速度は人それぞれですが、着実に上達していると思います。
ただ大会で打つ形は平安二段ですので練習する割合は、平安二段7割:平安五段3割で十分です。
今週来週頑張ろう!
次、I君とS君の番。
平安五段を挙動ごとに、技のキレを上げる指導でした。
手技のスピード、腰の切り方、下半身の締め
このあたりの強化でした。
土曜日の通常稽古と比べ、夜練は少数(マンツーマン)なのでごまかしが効きません。
少しでも集中力が欠けると直ぐにバレます。
形はとにかく丁寧に一本いっぽん打たないといけません。
2人とも良い集中力をみせてくれました。
あとは忘れない方法を自分で探してみてね。
特に新しいことはありません。
いつも道場で教えてる内容です。
聞く姿勢(学ぶ気)が出来ていたので、良いペースで進みました。
共通する修正ポイントは、後ろ足の締めが足りないところ。
形を打つ前に意識付けしておこう。
セイエンチンを選択したKちゃん。
いつかの夜練でやったきりかな。
おさらいで一緒に打ちましたが、思い出しながらなので細かい部分には触れませんでした。
全体的に腰が高いので、立ち方を深めに意識しておこう。
あと背筋のラインね。
「鼻から吸って口から吐く」
挙動と呼吸のリズムを合わせるようにね。
最後はEさん。
どの形の練習会にするか、いくつか候補を挙げていた中で今日は「泊バッサイ」を打つことに。
道場ではバッサイ大に力を入れて稽古されていますので、同系統の形を選んでみました。
切れ味鋭く軽快な切り返しが多く、糸東流らしさ全開でとても好きな形です。
新しい形を覚えるのは楽しいですね!
何度も何度も打ち自分の形にしてほしいと思います。
あっ土曜日のバンビタイムで自主練いっときますか⁉
2024年1月24日 (水) 夜練17 @小部中学校
こんにちは!
今年一番の冷え込み。
激さむです。
生徒が来る前に暖房つけランニングしておかないとヤバいくらい寒い。
激さむなので、組手基本からスタートして身体を温めました。
1・体幹
2.組手
3・形
【体幹トレーニング】
プランク・サイドプランク・V字プランクで51分経過。
本日の夜練メニューでは、これまで頑張ってきた体幹力を発揮してもらうことに。
【組手】
先週と同じく組手の基本で土台作りです。
まだまだ身体に馴染んでいないので、暫く同じメニューが続くかと思いますが組手も基本が出来ていないと始まりません。
刻み突き・逆上・ワンツー・中段突きでかなり時間を費やしました。
頭と身体がなかなか一致しないので、苦労しますが今が一番大事。
諦めず頑張って!
4つの技だけで60分近く費やしたかな。
でも今日はこのメニューが目的ではありません。
私的、本日のメインはチューブを使った一風変わった練習です。
チューブといえば、負荷をかけた状態で突きのスピードや、出入りの早さを上げることを目的にした使い方が一般的かと思います。
でも今日は、テンションのかかった状態でチューブを握りゴムが収縮する力を利用して、突きを飛ばす感覚を身につける練習を行いました。
自分が持ちこたえられるギリギリまで、ジリジリと後退しテンションを張ります。
突き手に握ったチューブを緩め、ゴムが前方に収縮しますので、そのタイミングで前足を大きく踏み込んで中段突きする練習でした。
要するに、手から入るタイミングを知ってもらうための練習です。
突きの瞬間ク゚ッと歯を食いしばったり、前拳が動いたり、身体が開いたり、拳を固く握ったりしていると、モーションが起こり技の瞬間を相手にさとられてしまいます。
ゴムに引っ張られる感覚で突きを飛ばせば、モーションが起きません。
これを『ノーモーション』と呼びます。
バレない突き方は、組手競技では絶対に必要です。
まだまだ組手の経験が乏しい、ゆり生に丸腰でノーモションを指導しても身体が馴染むまでかなりの時間を要します。
この寒い冬を超えれば、アッという間に大会シーズン到来です。
ただでさえ稽古量が他の道場と比べ不足していますので私自身、脳みそフル活用でツールを駆使しながら効率的に鍛えなくてはいけません。
ゴムに引っ張られながらも前方に飛びこむ感覚を身体で理解出来れば、脱力した状態で突くだけです。
これを逆突きと刻み突きで暫く繰り替えし、感覚が身体に残っているうちにチューブ無しで何本か突いてみましたが、なかなか効果があり使える練習方法だと感じました。
・刻み突きは、構えた位置から肘を伸ばすだけ(真半身で突く)
・中段突きは、大きく深く潜る(突いたあとは腰を素早く切り返す)
【形】
一人ずつ回りながら残り40分を形に費やしました。
それぞれにアドバイスしていますので、指摘されたことを次の稽古までに修正するつもりで頑張ってほしいと思います。
自主練する前に、頭の中を整理してから形を打つようにね。
それが出来る人は当然上達が早いです。
自分次第で練習の "質" を少しだけ高められます。
間違った理解のまま打つ100本より、意識した10本の方が上達出来るよ。
さて本日の裏メイン。
形の強化です。
今までにさんざん積み重ねてきた体幹トレ。
本日の練習からKちゃん、次のフェーズに移りました。
先程も申し上げましたが、質の高い練習方法を提供しないといけません。
そうじゃないと、ゆりの倍稽古してる道場に大会で勝てないから。
なにも大会結果が全てではありませんが、出場する以上入賞させてあげたいと思っています。
技に入る瞬間の極めの強さをより意識させる方法を取り入れました。
演武する生徒の側面でミットを構え、突きや受けの瞬間にミットを身体にぶつけることで、軸で極める意識を芽生えさせます。
軸の意識が弱いと力強さ(極め)が足りず、どこか物足りないペラい印象が付きまといます。
外部からの衝撃を受けてもビクともしない強い技を出す意識ね。
積み重ねてきた体幹力と重心が乗った正確な立ち方が身についていないと、ミットの衝撃に負けふらついてしまいます。
初日は紹介程度でしたが、極め力UPに繋がるよう形稽古の中で取り入れるつもりです。
極めと平行して腰のキレを上げる基本練習も投入していきますので、夜練組は頑張ってついて来てね。
2024年1月17日 (水) 夜練16 @小部中学校
こんにちは!
退社時間が遅れ道場の時間に間に合うかギリギリでしたが、車に乗って3分後に到着。
近くで稽古出来てホントに助かる。
ここ最近、基本を見直しています。
形も組手も基本がしっかり身についてこそです。
基本を繰り返し繰り返し継続し、土台固めをしていきたいと考えています。
1・体幹
2・組手
3・形
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・V字プランクでした。
体幹トレは自分の身体を腹筋で支えないといけないので筋力が無いとしんどい。
その中でも、バックプランクは結構キツい部類に入ると思います。
48分頑張っています。
【組手】
組手の基本を行いました。
構え方については、丸暗記するまで呪文のように唱えないといけませんね。
構え方が狂うと、技も出せないしスピード勝負では負けてしまいます。
疲れてくると脇が開いたり、腕が下がったりしがちですが正しく身体に染み込ませないといけません。
今日は、大きな鏡の前に立ち自分のフォームを確認しながら技を出す練習を行いました。
・刻み突き
・上段逆突き
・中段逆突き
・ワンツー
・刻み突き / 刻み蹴り
5つの技を約45分かけ頑張りました。
普段1部では主に、基本が7割・形2割・組手1割の割合です。
ほとんど組手らしい組手を行っていませんので、1部の生徒はガッツリ指導を受けるのは初めてだったかも。
構え方・突き方・蹴り方がカタチになってきたら、打ち込みなんかに進めたいと思います。
これから先、いろんな練習をしたければ、教わったことを忘れないようにすることが大事です。
忘れないようにする手段は、人それぞれですがノートを取ることをお勧めします。
【形】
20時上がりのH君、10分程度でしたが形を打ちました。
平安二段の自主練頑張ってきたようです。
試合と同じ気持ちで、本気で形を打ってもらいました。
これまでで一番大きな声が出ましたね。
腹筋に力を込めると、より大きな声が出ます。
実感出来たことと思います。
1本目よりも2本目。
2本目よりも3本目と、どんどん形が良くなってきました。
打つごとにアドバイスを挟み、それを実践していました。
最後まで集中力が途切れることなく良い状態で稽古を終えました。
今日は、形も組手も上達して帰ったと思います。
土曜日が楽しみです。
残り30分Kちゃんと平安二段でした。
練習熱心で飲み込みが早いのが彼女の良いところ。
今では細かい部分の練習に入っています。
今日の修正部分は3つ。
・軸移動
・転身のスピードアップ
・タイミング
形競技では、あらゆる場面で踵が浮いてしまうと減点されてしまいます。
なぜ踵が浮いてしまうのか、理屈を説明したうえで踵を浮かさず方向転換する練習に励みました。
分かっていても難しいのですが、ここからは練習あるのみです。
ずっと同じリズムで一本調子の形では観ていても、なにか物足りません。
初速やピタッと止まる極めの強さ、緩急なんかも必要になってきます。
今日は、転身のスピードアップを練習しました。
揚げ受けからくるっと回って前屈立ち
追い突きから四股立ち
ここで違いを見せることが出来たら、オッ!と思わせることが出来ます。
切れ味鋭い形を目指したいところです。
今日指導した方法は、あまりにもスピードが増すので、ある意味諸刃の剣です。
ビタ止まり出来ないと、減点になってしまうからです。
立ち方に安定感が無い人が無理に取り入れてしまうと逆効果になりますので、全体稽古では指導しにくいですがマンツーマンでしたので。
今日教わった内容を活かすには自分の身体をコントロールできるくらいに、体幹を強化しないといけません。
平安二段は随分上達してきましたが、抜けきらない癖が2つ。
立ち方の幅と下段払いのタイミング。
道場では、手技・引き手・軸足の張りを揃えると指導していますが、払い受けに限ってここが一致しない。
ポイントは準備のタイミングでした。
払い受けを2挙動に分けて稽古していますが、1挙動目に入るタイミングが遅れているから。
更に転身も加わりますので、なおさら難しくなります。
回り出すとともに準備に入り、また準備する両手は正中線上に置きます。
両手が正中線にあれば身体が左右に振られる心配もありませんので、そう指導しています。
彼女の良いところは、考えながら自ら反復練習出来るところ。
道場でも特練でも講習会でも。
数年後には、そんなKちゃんの取組み方に刺激を受けた後輩が出てくるのだろうと容易に想像出来ます。
そうやって道場が成長していき、活性化していくんでしょうね。
”好きこそものの上手なれ”
2024年1月11日 (水) 夜練15 @小部中学校
こんにちは!
11日、今年初の夜練でした。
ここ最近、週2で来てくれるバンビクラスの生徒2名で基本と形でした。
まだ幼児と1年生ですので遅い時間は苦手。
眠たくなるので30分早めに切り上げています。
1・体幹
2・形
3・移動式基本
4・形
【体幹トレーニング】
プランク・サイドプランク・V字プランクで45分でした。
頭のてっぺんからつま先まで真っ直ぐでキープね。
”継続は力なり”
【形】
形を数多く打ち込み完成度を上げる考えでした。
でも数をこなす前に、守るべきポイントを改めて確認することが先です。
守るべきポイントとは、正しい突きの位置や立ち方、腰の締め具合に演武線等です。
ひと挙動ずつ修正していき繋げていきます。
全部形に費やそうと思っていましたが、ベースとなる立ち方の稽古量が足りないと感じ、形稽古を短時間で切り上げました。
【移動式基本】
これから先、形競技に出場するとなると平安二段最後の四股立ちの演武線は外せません。
ホワイトボードがあったので運足をかみ砕いて説明しましたが、どうだったかな。
床のライン上を四股立ちで移動しました。
動き方は同じ。振り向いて斜めに移動するだけです。
暫く移動式を繰り返し、再度形稽古をすることに。
土曜稽古もそうですが、移動式の量が足りていないことを痛感しています。
美しい形を打つためにも移動式基本で正していきたいと思います。
【形】
演武線を頭に叩き込んだうえで、残りの時間形に戻りました。
基本が不十分な状態で形稽古を増やしても、かえって裏目に出ることがあります。(間違った癖がついてしまう)
バンビクラスの生徒には、まだ難しいかも知れませんが、結局意識して稽古に取り組めるかどうかです。
稽古のあと上達する取り組み方について説明しました。
1・稽古中に指摘を受けたことをノートに取る。
2・自主練する前にノートに目をやる。
3・指摘内容を頭の中で整理したうえで自主練に入る。
普段私が心がけていることですが空手に限らず新しい知識を得た時は、学んだことをノートに残します。
聞くだけよりも、ペンを取り文字に残すことで更に頭に入るから。
書きながら読み返すと結構インプット出来ます。
せっかく教わったことは、自分のものにしてもらいたいな。
普段道場では事あるごとに質問連発してますが、アレは理解度チェックしています。
まず意識しながら正しい基本を積み、いつの間にか無意識で正しい基本が出来ていれば言うことなし。
結局これが出来る人が、頭角を現すんだと思います。
『空手ノート』を道場に持ってきて、稽古前に読み返すのも良いですね。
そんな貪欲な生徒が現れることを期待しています。
そのためにも生徒をもっともっと空手に夢中にさせることが私の任務です。
2023年12月20日 (水) 夜練14 @小部中学校
こんにちは!
年内最後の夜練を昨日終えました。
メニューは形オンリー (体幹はやるが)
生徒に何を打ちたいか聞いてみたところ、大会や審査でも打つ平安二段と第一指定形のセイエンチンです。
順番を覚えていますので、競技力を上げる内容に特化しました。
1・体幹
2・形
【体幹トレーニング】
今日は3人だけでしたので、ひとつずつ選んでもらいました。
プランク・バックフルアップ・V字プランク。
バンビクラスの生徒には、1分間じっと我慢するメニューが中心ですが、動きの中で軸をキープするメニューも来年あたり導入してみようかなと思ってます。
ボディバランスの向上も期待して。
秋から始まった夜練、今年は42分間行いました。
週末の稽古修め、新メニュー投下しますよ!
【形】
3人揃って平安二段。
ガッツリという表現がピッタリでした。
時間がたっぷりありますので、ひと挙動ずつ深い部分・細かい部分を丁寧にです。
幼児や1年生ですので、なるべく難しい表現は避け時々理解度の確認を取りながらです。
特にキレ(スピード)の上げ方を指導しています。
スピードといっても2つあります。
上半身(手技)のスピードと下半身(運足)のスピード。
初速のスピードを上げるとともに、立ち方と技のタイミングを合わせる練習です。
これまで平安二段については、そこそこ稽古を積んでいますが今日は見事にハマってくれました。
自分自身、指導の仕方に自信がついてきたかな。
これまでの経験上、指導内容を理解しだすのは小学3年生くらいかなと思ってましたが、1時間でかなり上達出来ました。
キーワードは、
・抜きと寄せ
・内腿の使い方
・軸足の切り替えし
・脱力
今日の感触が残ってるうちに、キーワードを基に自主練してほしいと思います。
考えながら稽古出来る子は習熟スピードが上がります。
20時をまわり残り30分間、マンツーマンでセイエンチン。
指定形で初登場する立ち方・技では、
・三戦立ち
・掛け手受け
・拳支え受け
・内受け
・揚げ突き
・肘当て
・金的打ち
たくさん難しい技が出てきますが、何してるか分解で説明することで技の理解が深まったことと思います。
スローな形ですが一瞬の切り替えしで、審判をおっ!と思わせるくらいの違いを見せないといけませんので、競技空手としては難易度が高いと思います。
ただ、平安二段で指導した前後の切り替えしを応用出来ますので、上手く使えればキレと極めを表現出来るかも知れません。
いろんな形を知ることから始めて、この先自分が勝負していきたいと思う形を見つければ良いと思います。
ただし基本形で勝ち進まなければ、出番は無いよ。
基本形も同じくらい大事にしていこう!