こんにちは!
長い夏季休暇も明けて、普段の生活に戻りました。
ダッシュで帰って急いで準備して慌ただしく道場入りの繰り返しです。
本日のメニューは形と組手でした。
1・体幹トレ
2・形
3・組手
【体幹トレーニング】
プランク・バックフルアップ・V字プランクの3つ。
これで123分経過でした。
体育館の床が汗で滑るので、キープしにくいですがみんな頑張って耐えています。
【形】
少しだけ基本を挟みました。
突きや蹴り、技のタイミングの確認です。
それと腰の締めも。
身体が流れていると力が拳に伝わらず極めが弱くなります。
このあたりの説明を加えながら稽古に励みました。
四股立ちの切り替えしも行いました。
四股立ちで移動する際に動かすべき身体の部位。
意識が足りないと身体全体を使って回ろうとしてしまいます。
となれば当然、余分な動作が入り動きが遅くなってしまいます。
キレのある前後の切り替えし、セイエンチン最大の見せ所です。
運足は最短ルートを通り、膝の抜きと寄せを同時に使うことは意識づけ出来ていますが問題は上半身の使い方。
余分な動作を削げば格段にスピードが増します。
説明が難しいところですが上手く伝わったでしょうか。
先日から指導していたキレと極めを高める練習方法。
身体の中で意識して動かす部位はたったひとつだけ。
どこを動かせばスピードが増すのか理解出来たでしょうか。
これからの稽古の仕方として『修正する能力』が求められます。
嫌と言うほど基本を口やかましく指導してきました。
ただ闇雲に基本や形練していても、目覚ましい上達は見込めないと思います。
稽古の前(最中)に教わったことを予めシュミレーション。
良いイメージを持った状態で一本いっぽんを全力で稽古しないと自分のモノにはならないと考えています。
同じ指摘を繰り返し受けているうちは、停滞しているのと一緒。
学年が上がってくると稽古の仕方が問われます。
基本観ていて感じたこと。
中段横受けひとつ取っても癖が抜けていない。
・脇の開き(身体の枠の中)
・拳の位置(肩の高さ)
・手首の曲がり(曲げない)
・肘の曲げ具合(肘は身体から拳ひとつ分空ける)
・受け方(スクリューの動きで最後拳を返す)
そういったところが、まだまだと感じています。
ちょい基本のあとは形!
ひと挙動ずつコツを指導しながらの平安二段と平安五段。
これまで指導した内容とほとんど変わりません。
頭の中で整理してポイントをしっかり押さえて自主練してほしい。
今さら説明することはもうありません。
(新たな引き出しを得ればシェアします)
学んだことを丁寧に振り返りながら、大会当日まで懸命に反復練習してください。
形競技で安定して上位に食い込もうと思えば、基本的な技や立ち方は確実に出来ていないとダメ。
同じ技でもバラつきが目立ちます。
基本に忠実に自主練、家練を重ねてほしい。
修交会で勝負する形は他に平安初段とセイエンチンでした。
個別指導しながら完成度を高めますが、ここからは自分で自分を追い込んでほしいと思います。
分からないところは自ら聞きに来てください。
聞いて、
学んで、
ひたすら打ち込んで、
確認を挟み、
修正しながらの無限ループ。
PDCAのサイクルと同じです。
形の完成度を高めて、当日はベストパフォーマンスを発揮してください。
持てるチカラを発揮出来れば勝っても負けても納得出来るはず。
大会に出場する人は悔いだけは残さないよう、ギリギリまで自分で稽古を積んでください。
闇雲に頑張るのではなく必要なのは正しい努力。
何も考えず(指摘されたことを振り返らず)練習することはしないようにね。
稽古の質を上げていこう!
私の考える正しい努力とは、
1・これまで受けた指導を纏め上げた空手ノートでの振り返り
2・今、自分が抱えている課題(現実)を整理する
3・あるべき姿をイメージする(現実を受け入れ、理想に近づく努力をすること)
言うてもまだ小学生です。
自分ひとりでこんなに意識高く出来れば苦労しません。
指導者・生徒・保護者が三位一体となって取り組まなければいけませんね。
思考出来る人は大きく飛躍します。
そのための手助けは惜しまないつもりです。
今、空手が楽しいと感じている生徒は夢中になって取り組んでみよう!
【組手】
土曜稽古で裏回し蹴りをさわりだけ学びました。
十分な時間が取れませんでしたので、今日来てくれた生徒に改めて指導しました。
もうひとつ2:8の割り合いで蹴るダブルの刻み蹴りでした。
蹴り技は難易度が高く、その分競技では突き技よりも高得点です。
股関節まわりが柔らかくないと高く足を上げることが出来ませんし、腿裏が固いと「巻き込み」が出来ません。
引き足を取るところまでが蹴りですので柔軟性も同時に必要です。
股関節の詰まりや裏腿の硬さを取るストレッチを最後皆で共有しました。
方法が分かればあとは自分次第。
稽古や試合前に柔軟性を上げて良い準備をする。
関節の可動域を広げてアップに入り、試合でベストのパフォーマンスを発揮する。
強い選手は当たり前のようにやってるはずです。
稽古前に友達と無邪気に走り回るのも子供らしくて嫌いではありませんが、もう一段意識を高めて次からは友達とお喋りしながらストレッチなんかしててくれるともっと良い稽古が出来るかな。
”良い準備が良い結果を生み出します”
こんにちは!
7月から始めたテーマ別の夜練。
本日の稽古で全て消化しました。
生徒には少しでも上達してほしいのですが、週1回じゃどうしても稽古量が足りません。
生徒(ご家庭)のニーズを掴み、希望に沿うカタチで夜練を開催すれば足を運んでくれるのかな?
そんな理由で5回分、どんなことをするのか詳細も事前に開示しました。
7月2日 10名:チューブでスピードアップ‼ 組手ざんまい編!
7月9日 10名:初登場‼ 糸東流 第一指定形編!
7月16日 9名:やっぱり基本形も大事だよね編!
7月31日 7名:みんなでアーナン編!
8月6日 11名:忍耐力あるのみ‼ ひたすら基本オンリー編!
結果はこうなりました。
本日の基本編11名が参加でしたが止むを得ず2名欠席でした。
基本編は実質13名と言えます。
11名参加は、夜練史上最多の人数です。
これから必要となる指定形に生徒が集まることは予想出来ました。
普段から組手の時間が極端に少ないことから組手編に集中するかなとも予測出来ました。
大きく予想が外れたのは自由形編でした。
大会にも審査にも必要の無い形を「今」覚える必要はないという判断でしょう。
そして今日、基本オンリー編が一番ニーズがあった。(ちょっと意外)
データ取りはこれにて終了。
今後は基本と組手を中心とした夜練にシフトしていきます。
いろんなメニューいっぱい用意して、楽しく上達していけたらと思います。
個人的には息抜がてら自由形でもやろかと思ってましたが控えます。
都度、希望者を募って居残り稽古の時間に引っ越しします。
今閃きましたが、毎月何かひとつに絞って自由参加でやろうかな。
夜練で基本を強化し、居残りの時間で気分転換に新しい形。
この進め方がベストかな。
1・体幹トレ
2・固定式基本
3・平安五段部分練習
4・移動式基本
【体幹トレーニング】
プランクと2ポイントプランクでとうとう120分経過です。夜練も2時間の大台に乗りました。
先日の特練でストレッチの時間中、最後に2ポイントプランクを僅か30秒弱行いましたが、道場版とどこか違います。
ノーマルプランクの姿勢から、片手・片足を伸ばすので難易度が格段に上がりました。
私も特練で生徒とやりましたが、かなり難しかった。
今日の2ポイントプランクは特練バージョンでした。
【固定式基本】
特練直後でタイミングが合いました。
おさらいがてら何を教わったのか質問ぶつけて見たところ、まぁまぁ理解していました。
・腰の切り返し
・突き
・2連突き
・基立ち斜角突き
・前屈立ち(四股立ち)3方突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
腰の切り返しはウォーミングアップ。
これが出来ないと良い形は打てませんので15秒2セットをフルスピードで。
ただちょっと時間が長かったかな。
ぎこちない動きなら、まだ自分の身体を操作しきれていません。
小さく速く、腰だけを動かせるように家でやっておいてください。
この動きはキレの源。
絶対に形に活きるので。
連突きはどうしても突き急ぐ生徒が。
2本とも極めないと。
速く突く方法を記します。
1・突き手よりも引き手を強く取る意識を持つ
2・肘を飛ばす感覚を持つ
3・脱力
斜角突きは軸足のタイミングで手技を合わせます。
下半身の連動、うねりを使って技を出せるように。キレを上げる事が目的です。
3方突きも目的は同じ。
キレとともに下半身強化でした。
前屈立ちと四股立ちの高さは一緒ですので、自分に負けて重心が浮かないようにね。
技術よりも重心の位置を変えずに行う根性練習かな。
受け3つは完全なるおさらい。
初級の生徒もいてますし、時間たっぷりあるので、詳しく説明しながら。
そこそこの数を時間をかけて丁寧に行いました。
それぞれ留意点ありますので、当たり前のようにサラッと答えれるように。
【平安五段部分練習】
さて、ここまで練習したことを平安五段の挙動で実際に使ってみることに。
前屈立ち 肘支え受け
前屈立ち 下段交差受け
前屈立ち 肘支え受け → バラし → 前屈立ち 下段払い
今日やった細かい腰の切り返し、お尻歩きの成果の見せ所です。
大きく肩を揺さぶって入ってしまったり、腰が稼働せず真身のまま移動したり、腰が流れていたりとまだまだですが、意図を理解し練習を繰り返すしか上達しません。
たたみ一畳の広さがあれば練習出来るので、平安五段で勝負する生徒はここをしっかりと頑張ってほしいです。
【移動式基本】
ラスト30分、移動基本でした。
足りているようで量が不足している移動基本。
数を打ち自分の立ち方を身体で覚えないといけません。
動く度に歩幅が変わったり、カタチが崩れてしまわないように。
自分で軸の位置を確認出来るようになれば成長していると言えますが、観た感じまだまだ。
力んでいたり反り腰だったりと言った具合です。
基立ち / 追い突き
前屈立ち / 逆突き
四股立ち / 下段払い
何らかわり映えしない移動基本ですが、ひとつ動く毎に意識するポイントの声かけ。
軸・締め・スピード・運足・タイミング・正確性・脱力です。
やはり地味な稽古には、少しばかり変化をつけないと生徒達も面白くありません。
四股立ち移動だけアレンジを加えました。
前方に2回移動し、素早く一つ下がります。
素早く動きますが、立ち方と技をしっかり極める事が大前提です。
四股立ち移動でスピード感を出すことで重厚な形の中で違いを表現出来ます。
今日生徒に伝えたコツ。
四股立ち移動は身体を使って(動かして)移動していては自分の思う程スピードは上がりません。
下半身で誘導する事は大前提としてもう一つ意識する部位があります。
セイエンチンを打つのなら重要な要素です。
この辺りは次の機会に詳しく触れようかな。
それよりもなによりも、演武線が乱れているうちはまだ早い。
最短ルート且つ重心の上下動が無い事が最低条件かな。
予め伝えましたが根性練習ね。
自分に負けて膝を緩めてしまわない事です。
空手が好きな生徒は、シンドい練習も
歯を食いしばってついて来てほしいと思う。
キツい時、気合いの声をもう1段階上げると不思議と乗り越えれるよ。
夏休みに入りましたので暫く稽古はお休み。
退屈である。
こんにちは!
いつもの小部中ではなく、本日は鵯台中学校でした。
ここは夜練スタートした時にお世話になった思い出深い場所です。
ちょっと自宅からは距離があり、ダッシュで帰っても間に合うかどうか微妙です。
この日の夜練メニューは自由形。
大会も審査も暫くありませんので、タイミング的にはベスト。
マンネリ回避も兼ねて自由形で楽しく稽古しようと企画しました。
何人集まるかちょっと心配でしたが7名来てくれました。
1・体幹トレ
2・自由形 (スーパーリンペイ)
3・自由形 (アーナン)
【体幹トレーニング】
久々登場の片足逆突きでした。
これで117分経過。
片足で立ち、じわじわ腰を落とし数秒キープ。「ゆっくり」がポイントです。
早いと体幹に効いてこないので。
前傾姿勢になるのもダメ。
軸を整えるようにね。
バランスを保ったら、今度はフルスピードで一気に伸び上がり逆突き。
膝の抱え込みの意識も忘れずに。
パチン!と極めてね。
【自由形 スーパーリンペイ】
予め候補の形をお知らせしていました。
どんな形か軽く説明を挟み、何を打ちたいか挙手してもらうことに。
そこで1番手が上がったのがスーパーリンペイでした。
1本拳や回し受け、二段蹴りや狐受け等知らない技がたくさん出てきます。
今日学んだのは糸東流のスーパーリンペイで剛柔流とは所々異なります。
初挑戦の回し受け、気絶する程難しかったと思います。
ただ挙動に関しては東西南北に繰り返しの動作が数多く含まれていますので、案外覚えやすいです。
静かな形かと思いきや、途中一気に激しさが増すとてもカッコ良い形。
3分超えの長い形なので、1本全力で打つと大汗かいてしまいます。
40分近く稽古しましたが、どこまで覚えれたかな?
【自由形 アーナン】
スーパーリンペイのあまりの難しさに緊急会議。
残りの時間どうする?
このまま続ける?
それとも違う形に移る?
話し合いの結果、もう一度多数決を取り、アーナンと四方公相君が2名ずつでしたのでジャンケンしてアーナンに決まりました。
アーナンとてもスピード感があり打ってて楽しい形で大好きです。
今日集まってくれた生徒達が中学生くらいになった頃、後輩達に教えてくれたら良いなと思います。
さて形の方ですが、正中線をずらしてジグザグに動いたり、相手を鷲掴みにしたり、頸動脈に手刀打ちしたり、金的握り潰したり、後方に放り投げたりといった具合です。
何やってるか説明しながら形を教えていると劉衛流こわっ。
いきなり自由形2つで脳みそフルに使ったのでみんな疲れてました。
アーナンは30分くらいの、そこそこ程度にしておきました。
生徒が自由形を何か一つでも覚えてくれていたら、形練の時間互いに教えあえたり出来ますね。
仲間同士で互いに教え合える道場が理想。
他にも予めリクエストのあった平安二段の強化をH君と。
二段と五段以外の平安形を希望していたMちゃんと平安三段の稽古時間も取りました。
三段覚えたら土曜の形練で打てますね!
順番覚えたらいっぱい数を打ち込んで、自分のモノにしてほしいです。
慣れてくれば力強さとスピードも必要になるよ。
幼児のYちゃんもいたので全員で四の形と十二の形を打ちました。
その後に平安二段と平安五段、バッサイ大も。
R君の熱烈リクエストを受け2人でセーパイを打ちこの日の稽古を終えました。
大会で打つ形に磨きをかけたい生徒がいる反面、新しい形をどんどん覚えたい生徒もいる事も見えてきました。
今後の形練は第二指定形編も考えています。
時期は大会や審査の無いシーズンオフに気分転換を兼ねて行いたいと思います。
悪戦苦闘しながらも真剣な眼差しで取り組んだ自由形編でした。
こんにちは!
本日の夜練テーマは基本形の見直し!
9名の生徒とともに120分形オンリーでした。
初めての生徒も数名居てましたが、最後まで良い集中力で頑張っていました。
6級・5級の生徒は平安初段・三段・四段を打たないといけません。
お久しぶりですが、忘れない程度に家練しとかないといけません。
また会員ページに動画載せてますのでそれも観ておかないとね。
道場で打てずに固まっているということは明らかな稽古不足。
受審したかったら自ら進んで稽古しないとね。
今日来た青帯の生徒は挙動は完璧に覚えることが出来たと思います。
審査まで休まず来てしっかり稽古すること。
審査は正確に打てて当たり前ですので、あやふやな状態で審査に臨まないように!
1・体幹
2・平安形
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・V字プランクで114分経過しました。
腹筋を使って身体を支えて頑張ってほしいですね。
体幹が強くなってきてる生徒もいれば直ぐにバランスを崩してしまう生徒も。
【平安形】
ここ最近、綿密に時間管理し稽古を進めています。
この日もドンピシャで上手く収まりました。
ひとつの形を20分間で設定し、体幹トレ込みでキレイに2時間収まることが出来た。
仕事でもそうですが、予め立てた予定の通り進行することに喜びを感じるタイプです。
完全なる自己まんですが。
稽古は平安二段からスタートしました。
全員がしっかり打てる形ですが、あえてひと挙動ずつに分けました。
各種立ち方のポイント、タイミング、軸の動かし方、演武線等をおさらいの意味を込めて、とても丁寧に稽古を重ねました。
突きひとつとっても、ただ腕を伸ばすだけの生徒もいれば、下半身の締めを意識した突きを出せる生徒もいるといった具合です。
形は基本の組み合わせですので、普段の基本で指導してる内容が心と身体に染みわたってたら演武する形のレベルもワンランク上がると思います。
本人次第です。
覚えた形を何となく演武してたらダメで、キレや極め・緊張感を自ら高められる人に良い結果が結びつくと思います。
普通にこなしてても良くて『現状維持』
上を目指さなレベルは上がらへんよ。
次は平安五段。
初挑戦の生徒もいてましたし、じっくり時間をかけて。
ただ新しい立ち方や技の説明は今回割愛しました。
また機会があれば早練で是非。
今の青帯生にとって、平安二段と同じくらい大事になってくる形。
この形で勝ち進まなければ指定形打てませんのでね。
今回少しですが色付けしました。
今回の練習会の意味はいろいろあって、
・来るべき審査会に向けて再度おさらいの場を持つ
・下半期の大会シーズンに向け、勝負形に磨きをかける
・新しい形に触れる
先日の指定形で顕著に現れましたが、生徒たちは知らない技や形を学ぶのが大好き。
学ぶ時の目の輝きが違います。
平安五段は身体に染みついた形ですので、新鮮さに欠けます。
突きの強さ(キレ)を上げる指導を用意してきましたが、なんとも反応が薄い、、
天井眺めたり、爪を触ってたり、、
練習を練習で終わらせてるうちは、結果に結びつかへんよ。
こなすだけの練習してる間に、ライバル達はレベルアップするための練習してるので。
いつも言ってる『意識』ね。
まだ意識が低い。
あんましガミガミ怒ると時間をムダにしてしまいますので、一言注意して終わり。
次の稽古が楽しみだ。
どれだけ意識して稽古に取り入れてるか黙って見とこかなと思います。
一回いっかいの稽古をムダにしないこと。
たった一回と思うかも知れませんが、私はそうは捉えません。
1ヵ月で8時間分の差が開くことになるよ。
このまま平安初段に移りました。
初めて組が数名いてますが頑張ってついて来てましたね。
打てる人向けの要素高めでした。
ここでの指導ポイントは受け技の極めと第一挙動の分解。
後半の基立ち移動、なかなか難しい挙動ですが技を流しがちになりますが、それじゃダメ。
平安三段です。
ここも前半の挙動が雑になりがちですのでポイントを指導しています。
また肘受けの意味なんかも雑学ですが挟んでいます。
挙動も少なく比較的覚えやすい形と言えますが、打ってきた数が二段・五段と比べ圧倒的に少ないので、、、
中段横受けひとつ取っても打ち慣れていない形でだすと、どこかぎこちない。
中段横受けは中段横受けであって、それ以上でもそれ以下でもありません。
ということは、まだまだ基本が身についていないと言えますね。
ラストは平安四段。
この形の最大の見せ所、裏拳打ちからの転身。
交差立ちからくるっと回って猫足立ちを取ります。
不安定な立ち方からフルスピードで軸をブラさず回るのは容易ではありません。
形競技ではリスキー過ぎて打つ選手をほとんど見ない形です。
1週間、体幹ストリームを渡して猫足立ちでの転身を家練で課した生徒も居てます。
ここをクリア出来れば形の競技力がグッと高まるはず。
他の形にも応用が利くので強化したい挙動です。
平安形全てに言えることですが、似たような技で『払い』と『打ち』があります。
稽古の中で、常に答えを言ってますので何してる技か理解しながら演武するようにね。
黒帯に近づいてくると、審査の中で技の意味や名前なんかが質問飛んでくるよ!
7月の夜練は今日でお終い!
8月も3回だけだし、ちょっと物足りないな。
悩む、、、
こんにちは!
7月の夜練は1回毎にテーマを変えて取り組んでいます。
先週は組手ざんまい編で今週は、糸東流 第一指定形編!と銘打ち行うことに。
同じことを繰り返すだけだと、どうしてもマンネリに陥りがちですし飽きさせない工夫、生徒が食いつくような何か刺激が必要です。
夜練は任意ですし、もっと空手したいっ!って生徒が集まりますので新しいこと始めたりするのはこの場が持ってこいな感じでもあります。
だんだんカタチになってきたら土曜稽古に横展開し、夜練組が土曜稽古を引っ張ってくれたらと考えています。
2時間あるし、2ついけるやろと思ってましたが、新しい立ち方や技、さらには分解まで踏み込みましたので後半駆け足になってしまいました。
私の指導の仕方では2時間フルに使って1つに絞らなアカンと分かりました。
特に分解。
ここを全空連第一指定形DVDに沿って指導しました。
コレなにしてんねやろ?
そんな疑問がこれから学ぶ形で、どんどん出てくることと思います。
分解が分かれば形の表現も変わってきますので、まずしっかり私が理解し生徒に指導することが大切だと感じています。
分解の理解が無いまま演武しても、理に反した挙動になりがちです。
例えばセイエンチン。
那覇手の形は接近戦を想定していますので、相手に掴まれた時の外し技が後半多数出てきます。
後方に下がりながら肘繰り受けして引き外したり、後方から組みつかれた時の攻防にも理解が足りないと立ち方と技のタイミングがズレがちになってしまいます。
でも分解を知る事でどのようにして動かないといけないかが分かりますので、手と足がバラバラに動くことはあり得ません。
技の一致性がマズいと形の資格を持つ審判目線ではきっと減点対象となることでしょう。
そんな意味でも分解の理解度は形の技量を上げるとともに必須項目と考えています。
今日の稽古は表向き、初めての形を楽しく学ぶ!ですが、今日の裏メニューは「分解を知る」でした。
意味が分かれば形がもっと好きになること間違いなし!
1・体幹
2・形(バッサイ大)
3・形(セイエンチン)
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・サイドプランクで111分経過しました。
「塵も積もれば」なんとかってやつですね。
夜練もこの夏のうちに2時間超えですね。
形の上手い人に軸が整っていない人はいてません。
猫背にならず、反り腰にもならず、無意味な力みのない、自然で美しい立ち方を目指していこう。
大会や特練・審査会等で、上手い子の立ち方を観察する習慣をつけて自分で情報収集する意識を持ってほしい。
週に一度の小さな世界で満足することなく、自ら勉強する姿勢・感度を高めてほしいと思っています。
良いお手本はそこら中にあるよ。
この意味が分かれば、おしゃべりなんかも減ってくるやろな。
いつも言ってる意識の差ってここに気づくかで変わるよ。
早く気づいたもん勝ち。
【形 バッサイ大】
数人まったくの初めて組が居てました。
約50分の予定でスタート。
いっぱい時間ありますし、覚えやすいように細かく区切っては繰り返し、また始めからスタートし少しずつ繋げていきました。
おそらくこれが今の生徒にとって覚えやすい入り方だと思っています。
細かく何度も反復してゴールを目指す覚え方。
このブログでは内容は割愛しますが途中、意味不明な挙動は分解で説明を挟みました。
・この伸ばした腕は突き?それとも払い?
・流し受けってなに?
・掛け手ってどうすんの?
・気合いの前に右足上げてんのは何してんの?
・なに?内受けって
・蹴ったあと、腕を曲げ伸ばししてるけど?
・拳槌打ちのあと、寄り足するのはなんで?
・諸手突きってどこ突いてるの?
まず挙動を確実に覚え、次に分解の意味を学びそこから数を打ち込む段階に移ります。
そこから先は大会に向けて、
・細かい引き手の出し入れの仕方
・高速で回転する方法
・軸を崩さず蹴りを放つ方法
・振り捨ての時軸を乗せる方法
このような細かい身体の使い方を勉強していきます。
スピードが持ち味の生徒にとってこれから先、とても大事な形になっていきます。
手先の滑らかな動かし方、緩急強弱のつけ方、転身のスピード感を雑にしてはいけない大事な形です。
個人的な見解ですが、首里手の形はシャープに前後左右切り返しが出来る女子選手に向いていると感じます。
得手不得手ありますので、各人の体格や強みにマッチした形を選択していきたいと思います。
【形 セイエンチン】
19:30ピッタリに終了したバッサイ大までは完璧に予定通り。
セイエンチンが後半駆け足になってしまいました。
最初の臍下丹田に力を込める方法(身体の締め)や呼吸法で随分と時間を費やしました。
重厚感ある那覇手の形は、呼吸法と三戦立ちを分からないと話になりません。
これから先、セーパイやスーパーリンペイといった形を学ぶ前に知っておいてほしいことでした。
これも内容の方は割愛しますが、これ何って挙動を中心に皆で理解を深める時間を多く取りました。
左右対をなす挙動が多いと言える形ですので、割りと覚えやすかったのではないでしょうか。
重厚感ある形ですが、形競技では一瞬のスピード感が無いと非常に退屈な形になってしまいます。
まだみんな気づいていないと思いますが、道場稽古での移動基本では既にここに取り組んでいます。
前に出るスピード、間髪入れずに後方に四股立ち移動するアレね。
この形はドッシリとした強い下半身。
極めの強さを持った選手向けと言えるでしょう。
最初から最後まで同じスピードで打ってしまうと、見どころも何も無く極めて退屈な形になってしまうので注意が必要です。
指定形は唯一無二。
決して崩すこと無く教範のとおりに正確に覚えていこう。
競技空手において中学生以降、1回戦は第一指定形、2回戦は第二指定形と決まっています。
そこから先、自由形を打ちたければ少なくとも2勝しないと自由形を披露する場はありません。
その意味でも、これから先の空手道人生でずっとずっと付き合っていく、とても大切な形です。
(おっと!小学生の間は基本形で勝ち進まなければ指定形は打てないよ!)
今日は誕生日でしたー