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2024年3月5日 (火) 夜練21 @小部中学校
こんにちは!
先週体調を崩してしまい、とうとうお休みすることに。(ゴメンなさい)
6名の生徒から出席の連絡が届いていましたが、どうすることも出来ず寝込んでしまいました。
先日久々に身体を動かしましたが、やはり週1だと稽古日が待ち遠しかったです。
週2回がちょうど良いかな。
さて本日かなり急な出張が入りましたが、なんとラッキーなことに場所が灘区だったので、車でそのまま直帰。
雨にも濡れることなく早めに帰宅出来ました。
1・体幹
2・形
【体幹トレーニング】
夜練初の雨降り。
足元の悪い中、来てくれたのは新入会のMちゃんとH君でした。
プランク・V字プランク・サイドプランクで63分経過です。
【形】
形に入る前に糸東流の立ち方について説明しました。
Mちゃん早練組に混ざって稽古してましたので、ある程度出来てしまいます。
四の形・十二の形・平安二段までサラッと打てたりといった具合です。
改めて基立ち・前屈立ち・猫足立ち・四股立ちの作り方の説明をし、
重心の位置、爪先の角度についても説明しました。
爪先の角度が悪いと上体がどうなるか説明すると理解を示してくれます。
形を打つ際もそこに意識が行くのでスムーズに進行していきました。
2人で四の形・十二の形を2本ずつ合わせ、平安二段に移ることに。
打つごとに課題を修正し精度を上げていきました。
課題も伝えたので自宅で修正してきてくれると嬉しいな。
Mちゃん猫足立ちが良い感じで深く落ち、四股立ちの方も股関節の可動域が広い。
繰り返し稽古することで、立ち方が美しく仕上がっていきそうで今後がとても楽しみです。
ゆり空手に新しい風が吹く予感がします。
2024年2月20日 (火) 夜練20 @大原中学校
こんにちは!
夜練スタートして節目の20回。
ジプシーのようにいろんな学校を転々としていますが、平日にも稽古場所があるなんてありがたい限りです。
本日は女子会でした。
ここしばらく形ばっかりでしたし、組手のメニューを組んでいました。
稽古前に希望を聞いてみたところ形!
組手をやめて形に変更しました。
1・体幹
2・移動式基本
3・形
【体幹トレーニング】
V字プランク・プランク・バックフルアップで、とうとう大台に乗りました。
夜練組も60分経過です。
丹田意識ね!
【移動式基本】
バンビ生がしょっちゅう来てくれますので、改めて立ち方の説明を。
基立ち・前屈立ち・猫足立ち・四股立ちの作り方です。
基本の積み重ねで、強い下半身が出来てきますので、固定式と移動式をまんべんなく取り入れておいた方が良いですね。
意識するポイントは、
1・軸の位置
2・重心を預ける位置
3・技のタイミング
猫足立ちや四股立ちでの往復はつらい稽古ですが、頭の高さを変えず膝・足首・股関節を同時にロックします。
基本を重ねていきますと、強い下半身となり形に厚みが増します。
丁寧に行い、自分のレベルを上げていこう。
当たり前のように同じことを繰り返すだけ。
上達に近道はありません。
基本に忠実に意識しながら稽古していると、きっと上手くなる。
そう信じてやるだけです。
試合で笑いたかったら、稽古で泣くくらい頑張るだけ。
ライバルはもっと稽古してるし、自分に厳しくね。
(猫足立ちも四股立ちも上手くなってるよ)
【形】
一人ずつ形を観ました。
3人で60分ちょいかな。
Mちゃんは平安二段と五段。
五段は順番の確認程度。
まだ稽古し始めて2回か3回くらいなのに、覚えてしまいました。
まだ幼稚園児なのに。
この日は、平安二段をミッチリと頑張りました。
一つひとつをピシっ!ピシッ!と打たないといけませんね。
まず引き手の意識を高めるところかな。
まだまだ下半身が生まれたての子羊のようにプルプルしているので、ここも課題です。
重心をどこに乗せるかで、安定感が異なります。
5月の大会に向け課題を克服していこう!
次Kちゃんの番。
Kちゃんも平安二段と五段でした。
課題は技の迫力。
大きくて強い技を出すには、背中の意識と仮想の相手を想像しながら技を出すこと。
おっと強い技を出そうと力んでしまっては逆効果。
息を吐きながらね。
今日とうとう、ずっと気になっていた受け方について、私の受けのイメージを言語化し伝えることが出来ました。
後半、技がパチン!と極まるようになり上達を感じました。
イメージが通じたら、あとは身体に摺り込ましていこう!
最後はEさん。
夜練で覚えた泊バッサイの部分稽古とバッサイ大を。
受け技で癖がひとつあり、そのあたりの修正なんかでした。
最大の魅せどころでの注意点、軸ブレの確認方法等を稽古しました。
4月の審査と6月の区大会に向け基本形に磨きをかけましょう!
おっと!5月の神戸市は指定形!
忙しくなりそうです!
2024年2月16日 (金) 夜練19 @大原中学校
こんにちは!
本日の夜練は新しい場所、大原中学校です。
途中信号は一か所だけ。
ひっかかりましたが、なんと3分で到着しました。
駐車スペースと体育館を勘違いしていて、入室するのに手こずりましたが、中に入ってビックリ!
かなり広い体育館でした。
1・体幹
2・形
【体幹トレーニング】
いつも同じだとマンネリだし、本日の体幹メニューは動きを加えた中でビタっと止まるトレーニングを3つ行いました。
一つ目は「自転車こぎ」
仰向けに寝転がりクランチしながら一方の足を膝伸ばし。もう一方を膝を畳みます。
両足同時がポイントです。
クルルンファの足刀蹴りのキレを磨く時に見かけるトレーニング方法を取り入れています。
これにクランチ加えてますので腹筋にモロに効きます。
2つ目は「片足逆突き」
道場ではバランスディスクの上でたまにやってるかな。
一度片足で沈んで、伸び上がるとともに逆突きします。
3つ目は「片足飛び」
片足立ちしながら、左右に飛びバランスを保ちます。
飛んだ瞬間、軸足側に「壁」を作る意識を持ちます。
もうひとつ大事なのは「溜め」を作ること。
体勢整えて、左右にジャンプを繰り返しました。
いつもと違ったメニューでトータル57分経過です。
【形】
バンビの2名は新しい形、平安五段の後半でした。
しっかり自主練してきてますね。
前半の気合いまで、間違いなくスラスラ打てています。
初めての受け方や立ち方、払い技がたくさん出てきますので覚えるまで苦労しますが、
今日は脳みそフル回転で頑張りました。
挙動に移る前に、口頭で立ち方・手技・回る方向を説明します。
頭の中で整理した上で実際に形に入る方法を取りました。
これは少人数だからこそ出来る指導方法。
通常稽古のような人数では、一人ひとりにここまで時間を割けません。
今日のやり方ですと、歩みは遅いですが頭の中で考えながら進めますので理解が深まるはず。
2部に上がるには理解力も必要ですので、良く聞いて思考する習慣が必要です。
今のうちから準備しておこう。
Kちゃんも平安五段。
スピードとキレを重視しながらの稽古でした。
難しい話ですが、手技は手を出すだけではありません。
技は下半身から出すよって意味を伝えたいんですが言葉の引き出しが足りず、説明の難しさを痛感してます。
正しい立ち方があって、そこに腰のキレが加わり、最後に手技が連動します。
立ち方と立ち方の間に、道場では四股立ちを挟みます。
『腰から伝わるパワーを使って手技を出す』
これが頭と身体で理解出来ると、手技の強さが増すはずです。
もう一息だ。
もうひとつ。
技を大きく見せる方法を伝えました。
ほんの僅かな差ですが、使えると形競技で活きてきます。
次の夜練で、技の強さを強化する練習を取り入れます。
先月の夜練でやったけど。
2024年2月7日 (水) 夜練18 @小部中学校
こんにちは!
2週間ぶりの夜練。
先週はまさかの参加者0人でした。
まぁこんな時もあるか。
確かこの日は10時間くらい寝てた気がするな。
今夜は5人集まってくれました。
1・体幹
2・形
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・V字プランクで54分経過です。
この調子なら2月中に1時間経過しそうです。
V字プランクで強烈バージョンあるので近いうちに投入しようかな!
【形】
今日は形day
気分転換のための形、
覚えたい形、
大会に向けて強化したい形、
新しい自由形。
それぞれ目的が違いますので、一人ずつ対応しました。
夜練は気分転換に新しい形を取り入れるには持ってこいの環境です。
少数ですので、個人のペースに合わせ丁寧に進められますので。
1年間道場稽古頑張ってきたH君、今日初めての平安五段に挑戦しました。
平安二段と比べグーンと難易度が上がるので、今日は前半パートだけでした。
払いから気合いの突きまででした。
途中、相手の腕を掴む挙動ややこしいですね!
初めての受け技や構えが出てきます。
しょっちゅう夜練にも来てくれるH君、今日教わったことを土曜の早練でおさらいと確認をし、来週の夜練で最後まで行きたいと思います。
それにしても、前回から集中力が上がってきたと感じています。
成長速度は人それぞれですが、着実に上達していると思います。
ただ大会で打つ形は平安二段ですので練習する割合は、平安二段7割:平安五段3割で十分です。
今週来週頑張ろう!
次、I君とS君の番。
平安五段を挙動ごとに、技のキレを上げる指導でした。
手技のスピード、腰の切り方、下半身の締め
このあたりの強化でした。
土曜日の通常稽古と比べ、夜練は少数(マンツーマン)なのでごまかしが効きません。
少しでも集中力が欠けると直ぐにバレます。
形はとにかく丁寧に一本いっぽん打たないといけません。
2人とも良い集中力をみせてくれました。
あとは忘れない方法を自分で探してみてね。
特に新しいことはありません。
いつも道場で教えてる内容です。
聞く姿勢(学ぶ気)が出来ていたので、良いペースで進みました。
共通する修正ポイントは、後ろ足の締めが足りないところ。
形を打つ前に意識付けしておこう。
セイエンチンを選択したKちゃん。
いつかの夜練でやったきりかな。
おさらいで一緒に打ちましたが、思い出しながらなので細かい部分には触れませんでした。
全体的に腰が高いので、立ち方を深めに意識しておこう。
あと背筋のラインね。
「鼻から吸って口から吐く」
挙動と呼吸のリズムを合わせるようにね。
最後はEさん。
どの形の練習会にするか、いくつか候補を挙げていた中で今日は「泊バッサイ」を打つことに。
道場ではバッサイ大に力を入れて稽古されていますので、同系統の形を選んでみました。
切れ味鋭く軽快な切り返しが多く、糸東流らしさ全開でとても好きな形です。
新しい形を覚えるのは楽しいですね!
何度も何度も打ち自分の形にしてほしいと思います。
あっ土曜日のバンビタイムで自主練いっときますか⁉
2024年1月24日 (水) 夜練17 @小部中学校
こんにちは!
今年一番の冷え込み。
激さむです。
生徒が来る前に暖房つけランニングしておかないとヤバいくらい寒い。
激さむなので、組手基本からスタートして身体を温めました。
1・体幹
2.組手
3・形
【体幹トレーニング】
プランク・サイドプランク・V字プランクで51分経過。
本日の夜練メニューでは、これまで頑張ってきた体幹力を発揮してもらうことに。
【組手】
先週と同じく組手の基本で土台作りです。
まだまだ身体に馴染んでいないので、暫く同じメニューが続くかと思いますが組手も基本が出来ていないと始まりません。
刻み突き・逆上・ワンツー・中段突きでかなり時間を費やしました。
頭と身体がなかなか一致しないので、苦労しますが今が一番大事。
諦めず頑張って!
4つの技だけで60分近く費やしたかな。
でも今日はこのメニューが目的ではありません。
私的、本日のメインはチューブを使った一風変わった練習です。
チューブといえば、負荷をかけた状態で突きのスピードや、出入りの早さを上げることを目的にした使い方が一般的かと思います。
でも今日は、テンションのかかった状態でチューブを握りゴムが収縮する力を利用して、突きを飛ばす感覚を身につける練習を行いました。
自分が持ちこたえられるギリギリまで、ジリジリと後退しテンションを張ります。
突き手に握ったチューブを緩め、ゴムが前方に収縮しますので、そのタイミングで前足を大きく踏み込んで中段突きする練習でした。
要するに、手から入るタイミングを知ってもらうための練習です。
突きの瞬間ク゚ッと歯を食いしばったり、前拳が動いたり、身体が開いたり、拳を固く握ったりしていると、モーションが起こり技の瞬間を相手にさとられてしまいます。
ゴムに引っ張られる感覚で突きを飛ばせば、モーションが起きません。
これを『ノーモーション』と呼びます。
バレない突き方は、組手競技では絶対に必要です。
まだまだ組手の経験が乏しい、ゆり生に丸腰でノーモションを指導しても身体が馴染むまでかなりの時間を要します。
この寒い冬を超えれば、アッという間に大会シーズン到来です。
ただでさえ稽古量が他の道場と比べ不足していますので私自身、脳みそフル活用でツールを駆使しながら効率的に鍛えなくてはいけません。
ゴムに引っ張られながらも前方に飛びこむ感覚を身体で理解出来れば、脱力した状態で突くだけです。
これを逆突きと刻み突きで暫く繰り替えし、感覚が身体に残っているうちにチューブ無しで何本か突いてみましたが、なかなか効果があり使える練習方法だと感じました。
・刻み突きは、構えた位置から肘を伸ばすだけ(真半身で突く)
・中段突きは、大きく深く潜る(突いたあとは腰を素早く切り返す)
【形】
一人ずつ回りながら残り40分を形に費やしました。
それぞれにアドバイスしていますので、指摘されたことを次の稽古までに修正するつもりで頑張ってほしいと思います。
自主練する前に、頭の中を整理してから形を打つようにね。
それが出来る人は当然上達が早いです。
自分次第で練習の "質" を少しだけ高められます。
間違った理解のまま打つ100本より、意識した10本の方が上達出来るよ。
さて本日の裏メイン。
形の強化です。
今までにさんざん積み重ねてきた体幹トレ。
本日の練習からKちゃん、次のフェーズに移りました。
先程も申し上げましたが、質の高い練習方法を提供しないといけません。
そうじゃないと、ゆりの倍稽古してる道場に大会で勝てないから。
なにも大会結果が全てではありませんが、出場する以上入賞させてあげたいと思っています。
技に入る瞬間の極めの強さをより意識させる方法を取り入れました。
演武する生徒の側面でミットを構え、突きや受けの瞬間にミットを身体にぶつけることで、軸で極める意識を芽生えさせます。
軸の意識が弱いと力強さ(極め)が足りず、どこか物足りないペラい印象が付きまといます。
外部からの衝撃を受けてもビクともしない強い技を出す意識ね。
積み重ねてきた体幹力と重心が乗った正確な立ち方が身についていないと、ミットの衝撃に負けふらついてしまいます。
初日は紹介程度でしたが、極め力UPに繋がるよう形稽古の中で取り入れるつもりです。
極めと平行して腰のキレを上げる基本練習も投入していきますので、夜練組は頑張ってついて来てね。