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2024年9月23日 (月) 夜練46 @大池中学校
こんにちは!
普段あまりテレビはつけませんが毎週録画してるキン肉マン観ながら、熱々のコーヒー飲むのが至福の時間になっています。
1本漫画観て、形道着にビシッとアイロンかけて出発です。
1・体幹トレ
2・固定式基本
3・移動式基本
【体幹トレーニング】
V字プランク・バックフルアップ・プランクで138分経過です。
そういえば今日はみんな道着着てましたね。
ここ最近、夜は涼しくなってきましたしね。
汗で滑って体幹キープするのがとてもハードでしたが、これからの季節もう大丈夫だろう。
【固定式基本】
結果的に突きに時間を沢山割くことになりました。
基本中の基本でした。
日々の稽古で必ずと言って良いほど出てくる突きの稽古。
これがまたやっかいで、何となく覚えて出来ると思ってやってると痛い目にあいます。
・拳の握り方
・引き手の位置
・スピードの上げ方
・力強さ
・突きの位置
・脱力
・肩甲骨の使い方
・腰の締め方
・膝の溜め
・重心を乗せる位置
これらをひとつずつ、修正しているうちに突きだけで軽く30分超え。
ただ何となく腕を伸ばしてるだけになってないかな。
相手を一撃で倒すためには、どのようにして突かないといけないだろう。
今生徒に求めていることは、身体で覚えたことを自分の言葉で人に伝えられるようにすること。
言語化する能力が問われています。
言葉にすることでより理解度が増すので、質問の嵐です。
教室に通って真っ先に覚えた技がこの突きだったはず。
毎回欠かさずやる突きの稽古。
いつでもスラスラと人に説明が出来るくらいにまで、頭と身体に叩き込んでほしいと思います。
練習する時は一本いっぽん丁寧にね。
毎回、突く位置や引き手のしまい方がバラバラではダメ。
それが許されるのは白帯までです。
帯の色が濃くなると、恥ずかしい思いするのは自分ってことを忘れないように。
突きの後はその場で、前屈立ちと基立ちの使い分け。
半円の描き方や、手技をそのまま残して次の技に移行しますが、これも基本中の基本。
先日、他支部の先生とゆっくりお話しする機会があり、普段どんな稽古をされているか質問してみました。
2時間の稽古の内大半が基本。
形の時間は30分も取らないと仰っていました。
これには考えさせられました。
ゆりはどちらかと言えば形ばっかり。
配分で表すと、
40%:形
30%:基本
20%:組手
10%:体幹、ルーティーン
基本が基本通り出来ないうちに形に多くの時間を割いても上達には結びつかないと思う。
出来てない部分を修正しながら、身体に染み込ませることがやはり先決だと感じました。
1ヵ月もしないうちに神戸市大会が控えていますが、形を打つ時間は設けませんでした。
ひたすら基本基本の2時間でした。
基本が上手く出来ないと形が美しくなるはずがありません。
下半身強化の基本稽古と、ただひたすらに忠実に基本を追求する基本稽古の使い分けが今の道場生には必要かな。
腰が高い立ち方を見ていると、これじゃダメだと思う。
立ち方や技が真の意味で理解出来ていないうちにいろんな事に手を出していてはダメだと感じた。
いっかい全体の底上げをせなアカンと強く感じている。
基本はまだまだ続きます。
前屈立ちと四股立ちの極めの作り方。
細かい説明は割愛しますが、軸の乗せ換えを使って技を一致させる練習でした。
ここでセンスを感じさせてくれたのがKちゃん。
しっかり溜めを使って技に強さを出していました。
この動きが理解出来たら技に重みが増す。
【移動式基本】
だだっ広い道場を縦に往復しました。
基立ち・猫足立ち・四股立ち
意識するのは立ち方がバラつかないこと。
意識するポイントを少しだけ触れておきます。
基立ち :前膝の曲げ具合(親指付け根にかかる位)
前屈立ち:股関節をたたむ(膝と足首は垂直を保つ)
猫足立ち:鼠径部の抜き(脱力で良い)
四股立ち:各関節のロック(ひとつだけじゃ極めが出せない)
先日の県大会で形競技を観戦していて感じたこと。
上位に残る選手は、動き出しにスピード感があり、パワーを感じさせる技でビタ止まりし極めの強さを表現していました。
そのため本日のメニューには、前に出るスピードを養うためチューブで負荷をかけ移動基本を行いました。
テクニック面の要素はこれまで何度も指導してきましたので、もう分かってるはず。
前に出る推進力を磨くとともに、技の一致性も出していきます。
本能や感覚で動かないこと。
物事は理論立てて考える必要があります。
形競技で水平移動出来なければ減点されていくだけです。
なぜ頭が浮いてしまうのか?
なぜ移動足始動してはいけないのか?
聞くチカラ・見るチカラ・考えるチカラ
大会で入賞を心から望む生徒は決して本能で動かず、脳みそフル回転で稽古してほしいと思う。