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2024-07-17 23:21:00

2024年7月16日 (火) 夜練38 @小部中学校

こんにちは!

 

本日の夜練テーマは基本形の見直し!

9名の生徒とともに120分形オンリーでした。

初めての生徒も数名居てましたが、最後まで良い集中力で頑張っていました。

6級・5級の生徒は平安初段・三段・四段を打たないといけません。

お久しぶりですが、忘れない程度に家練しとかないといけません。

また会員ページに動画載せてますのでそれも観ておかないとね。

 

道場で打てずに固まっているということは明らかな稽古不足。

受審したかったら自ら進んで稽古しないとね。

今日来た青帯の生徒は挙動は完璧に覚えることが出来たと思います。

審査まで休まず来てしっかり稽古すること。

審査は正確に打てて当たり前ですので、あやふやな状態で審査に臨まないように!

 

 

1・体幹

2・平安形

 

 

【体幹トレーニング】

 

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プランク・バックプランク・V字プランクで114分経過しました。

腹筋を使って身体を支えて頑張ってほしいですね。

体幹が強くなってきてる生徒もいれば直ぐにバランスを崩してしまう生徒も。

 

 

【平安形】

ここ最近、綿密に時間管理し稽古を進めています。

この日もドンピシャで上手く収まりました。

ひとつの形を20分間で設定し、体幹トレ込みでキレイに2時間収まることが出来た。

 

仕事でもそうですが、予め立てた予定の通り進行することに喜びを感じるタイプです。

完全なる自己まんですが。

 

稽古は平安二段からスタートしました。

 

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全員がしっかり打てる形ですが、あえてひと挙動ずつに分けました。

各種立ち方のポイント、タイミング、軸の動かし方、演武線等をおさらいの意味を込めて、とても丁寧に稽古を重ねました。

突きひとつとっても、ただ腕を伸ばすだけの生徒もいれば、下半身の締めを意識した突きを出せる生徒もいるといった具合です。

 

形は基本の組み合わせですので、普段の基本で指導してる内容が心と身体に染みわたってたら演武する形のレベルもワンランク上がると思います。

本人次第です。

覚えた形を何となく演武してたらダメで、キレや極め・緊張感を自ら高められる人に良い結果が結びつくと思います。

普通にこなしてても良くて『現状維持』

上を目指さなレベルは上がらへんよ。

 

 

次は平安五段。

初挑戦の生徒もいてましたし、じっくり時間をかけて。

ただ新しい立ち方や技の説明は今回割愛しました。

また機会があれば早練で是非。

 

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今の青帯生にとって、平安二段と同じくらい大事になってくる形。

この形で勝ち進まなければ指定形打てませんのでね。

今回少しですが色付けしました。

 

今回の練習会の意味はいろいろあって、

・来るべき審査会に向けて再度おさらいの場を持つ

・下半期の大会シーズンに向け、勝負形に磨きをかける

・新しい形に触れる

 

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先日の指定形で顕著に現れましたが、生徒たちは知らない技や形を学ぶのが大好き。

学ぶ時の目の輝きが違います。

平安五段は身体に染みついた形ですので、新鮮さに欠けます。

突きの強さ(キレ)を上げる指導を用意してきましたが、なんとも反応が薄い、、

天井眺めたり、爪を触ってたり、、

練習を練習で終わらせてるうちは、結果に結びつかへんよ。

こなすだけの練習してる間に、ライバル達はレベルアップするための練習してるので。

いつも言ってる『意識』ね。

まだ意識が低い。

 

あんましガミガミ怒ると時間をムダにしてしまいますので、一言注意して終わり。

 

次の稽古が楽しみだ。

どれだけ意識して稽古に取り入れてるか黙って見とこかなと思います。

 

一回いっかいの稽古をムダにしないこと。

たった一回と思うかも知れませんが、私はそうは捉えません。

1ヵ月で8時間分の差が開くことになるよ。

 

 

このまま平安初段に移りました。

初めて組が数名いてますが頑張ってついて来てましたね。

打てる人向けの要素高めでした。

ここでの指導ポイントは受け技の極めと第一挙動の分解。

後半の基立ち移動、なかなか難しい挙動ですが技を流しがちになりますが、それじゃダメ。

 

 

平安三段です。

ここも前半の挙動が雑になりがちですのでポイントを指導しています。

また肘受けの意味なんかも雑学ですが挟んでいます。

挙動も少なく比較的覚えやすい形と言えますが、打ってきた数が二段・五段と比べ圧倒的に少ないので、、、

中段横受けひとつ取っても打ち慣れていない形でだすと、どこかぎこちない。

中段横受けは中段横受けであって、それ以上でもそれ以下でもありません。

ということは、まだまだ基本が身についていないと言えますね。

 

 

ラストは平安四段。

 

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この形の最大の見せ所、裏拳打ちからの転身。

交差立ちからくるっと回って猫足立ちを取ります。

不安定な立ち方からフルスピードで軸をブラさず回るのは容易ではありません。

形競技ではリスキー過ぎて打つ選手をほとんど見ない形です。

1週間、体幹ストリームを渡して猫足立ちでの転身を家練で課した生徒も居てます。

ここをクリア出来れば形の競技力がグッと高まるはず。

他の形にも応用が利くので強化したい挙動です。

 

 

平安形全てに言えることですが、似たような技で『払い』と『打ち』があります。

稽古の中で、常に答えを言ってますので何してる技か理解しながら演武するようにね。

黒帯に近づいてくると、審査の中で技の意味や名前なんかが質問飛んでくるよ!

 

 

7月の夜練は今日でお終い!

8月も3回だけだし、ちょっと物足りないな。

悩む、、、