谷派空手道修交会心武館
神戸ゆり道場

形稽古により集中力を養い、組手稽古を通じ強い気持ちと
相手を思いやる心が芽生えます。

ブログ

2025-07-09 23:45:00

2025年7月9日 (水) 夜練79 @小部中学校

こんにちは!

 

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今日は誕生日。

全く持って狙ったわけではありませんが、道場開設からこれで4年連続で空手していることに。(偶然やで)

夜練は基本的に火曜日を中心に申込みしていますが、前日の火曜日は空きが無かったのか今となっては理由は覚えていませんが、予定に入れることが出来ず9日の水曜日となりました。

稽古後にS君が車の中から「先生 おめでとう!」

びっくりでしたw

ありがとう!

*写真のミャクミャクは娘のねw

 

 

さて今夜の夜練は形オンリー。

一人ずつ呼び出してガッツリと大会に向けて形練!

 

 

 

1・体幹トレ

2・形

 

 

【体幹トレーニング】

 

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プランク・V字プランク・バックフルアップで237分経過しました。

次回で4時間の大台に到達。

夜練だけでも通算4時間。

尋常じゃないくらい体幹鍛えてる。

気づいてないだけで強くなってるのは間違いないと思う。

後は秘めたその能力を如何に開花させるか。

ハードに動かしてもピタッと止める感覚を掴んでもらえたら。

形は軸が強くなくては上位に食い込めないから。

 

 

【形】

次の大会で打つ形を一人ずつリサーチ。

本人の希望に沿うカタチで特訓開始です。

 

まず平安二段のR君

全体的に共通して言えることですが、技をピシッと極める感覚を持つこと。

極める(極まる)タイミングで身体が動いてしまいます。

「極めたら止まる」

息を吐きながら、身体を締める感覚で形が打てれば、キレと極めが上がります。

立ち方を安定させるには、母指球に重心を乗せてみてね。

アウトエッジに乗ると不安定になる。

 

今日良かったのが夜練常連のH君。

すぐにでも修正したい課題が2つ。

形練というよりも修正部分の意識付けでした。

 

一発目の猫足立ちを深く沈むこと

打ち落としの際の引き手が十分ではないこと。

課題を認識させ部分練習に移りました。

今日やったのは鼠径部の抜き。

1,2の3のリズムで鼠径部にチョップし脱力。

この時壁に両足踵とお尻、背中をビタつけして脱力タイムでした。

これがモロにハマった。

こんなにも落ちるのか!ってくらい腰が沈みました。

それこそ自分の顔一つ分位落とせたんだから。

 

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ひたすら脱力のコツを身体に染み込ませ、いよいよ猫足立ち打ち落としに入ります。

ここでの引き手が弱く、変に癖がついていましたが鏡の前で自分の姿を映し見事に修正すること出来ました。

これは収穫があった。

これからは、この意識で稽古してもらいたい。

「出来てるつもり」から「しっかり出来る」ようにね。

 

 

夏の修交会の前週に審査もありますので緑帯生2名を読んで指定形の練習も。

最近の道場練では、打ち込みの数が劣るバッサイ大の部分練習を基本の中で組み込んでます。

夏の審査にリベンジするためにね。

 

指先の美しさが求められるバッサイ大の掛け手受け。

どうもカマキリみたいなカタチになる生徒も居てるので、どうやって修正していくかしっかり考えてきました。

2人ともなるほどって顔してたので、次の道場練で時間割いてキッチリ指導しようと思う。

今日のバッサイ大具体的にどこを強化したか振り返り出来るように記しておきます。

このブログ読み返して家練で精度を高めてください。

 

・正確な交差立ちの立ち方

・交差立ちで拳支え受けの極めの高め方

・左右の中段横受けの極めの作り方

・内受けの入り方

・四股立ち掬い止めでの目付けのタイミングの取り方

・猫足立ち 内受け横受けの極め方

・払い突き受けの連続動作 キレと極めの作り方

・八字立ちから猫足立ち 次の軸への乗せ方

・膝と肘を重ねた後の引き込み方の注意点

・前屈立ち拳槌挟み打ちから四股立ち突き 右足の取り方

・四股立ち突きの入り方

・閉足立ち下段払いの軸の取り方

・四股立ち下段払いからの横払いの強さの出し方

・上半身の軸を崩さずに蹴る方法

・諸手突きの極め

・諸手突きの後の閉足立ち 踵を浮かさない戻り方

・振り捨ての注意点

・掛け手受けの作り方

 

ざっと書き上げただけでも拘るところがこんなにも。

来月には大会と審査が控えています。

 

昇級したいなら稽古するしかないし、入賞したいなら稽古を重ねるしかありません。

まず留意点を意識しながらゆっくり形を打ち、身体に馴染んできたところで次にスピードを上げてみてください。

「出来てるつもり」から「確実に出来るようになる」まで繰り返し稽古を重ねるしか道はありません。

打って打って打ちまくって自分の形を磨き上げてほしい。

上達に近道なんてなくて、人より多く稽古するしかない。

 

審査と大会まであと1ヵ月ちょい。

笑顔で9月を迎えられるように、今懸命に努力しよう。

2025.08.19 Tuesday