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2024-09-19 00:15:00
山雅 -黒帯-
こんにちは!
今年の夏、大阪のお店で道着とともに仕立てた黒帯。
自分の持ち物には拘りを強く持ってしまいます。
良い機会だし、道場用の帯を持つことにしましたが、問題は刺繍をどうするか。
拘りに拘りぬいた世界でただひとつの帯を仕立てました。
道場名を入れることと名前を筆記体にすることは決めていました。
お店には出荷前の帯がゴロゴロありましたが、筆記体自体需要が無く仕上がり具合のイメージが全くつきませんでしたので、
お店で軽く10分以上悩みましたが思い切って勝負し文字色はシルバーに決めました。
初めての洋八帯。
感触はザラザラの手触りで、汗を含むとさらにザラついて硬くなりました。
肌に触れるとガリガリとこすれて痛い。
筆記体とともにもうひとつの拘りを帯の裏側に施しました。
生涯忘れることが無いであろう道場開設日と座右の銘を黒糸で刺繍しました。
次に仕立てる帯には必ず入れると決めていました。
黒帯もこれで5本目となりました。
それぞれに思い入れもありますし道場用と特練・寒稽古用とで使い分けていこうと思います。