ブログ
2024年5月21日 (火) 夜練30 @小部中学校
こんにちは!
早いもので30回目の夜練。
始めた頃は手探り状態だったし、いつもの道場稽古とは異なり空手を楽しむような場所にしようと考えていました。
寒い冬の夜は、身体が温もるまで保護者の方にも混ざってもらいボール遊びでアップしたり、なによりアーナンやクルルンファ等の自由形や指定形なんかも練習していましたし、参加の連絡とともに稽古内容の希望なんかも伺っていました。
ここ最近では事前にメニューを告知し進めています。
完全なる肌感覚ですが参加する生徒達はどちらかというと形が好きな感じかな。
形を変えなくて良い北区大会までは、後悔を残さないよう基本形をとことん打ち込み磨きをかけたいと思います。
試行錯誤していた夜練の進め方が、だんだん定まってきた感じです。
形ばっかりでいく。
1・体幹
2・ルーティーントレ
3・形
【体幹トレーニング】
片足逆突きを1分3セット行いました。
3人の生徒が体幹ストリームを1分ずつ使い軸の強化を図りました。
これで90分経過。
ある生徒には、そのまま体幹ストリームをお持ち帰りいただきました。
家練で1週間使ってもらい軸の強化をすることに。
メニューは今日いくつか教えた内容もしくはYou Tubeで体幹ストリームと検索すればたくさんメニューが出てきます。
交代で使えたら良いですね。
【ルーティーントレーニング】
つい一緒にしてしまう拳立て。
いじわるしてゆっくり10秒数えてます。
今日の形練のメインテーマだった「腰のキレ」に繋がるお尻歩き。
手技と下半身の瞬発力アップに繋がるトレーニングも継続的に頑張っています。
ポイントは、その瞬間息を吐くことね。
【形】
北区大会、平安二段と五段で挑む生徒がいることからまず全体で平安二段を。
要点を挙動毎に分けての稽古です。
内容は割愛しますが、ひとつの挙動を人数分観ていきましたので二段だけでも相当時間がかかりました。
始めに稽古の進め方を説明しました。
「全体で挙動ごとの要点を説明を聞き実践したあと、その部分を意識した上で自主練の時間を取る」
なので、説明の時間集中出来ていないと自主練出来ないことになります。
結果、素晴らしい集中力でした。
しっかり説明を聞き、部分練習に真剣に励んでくれていました。
いつもと特に変わりはありませんが最後の見せ所、四股立ちのキレの上げ方。
これをお伝えしました。
二段では特にここを伝えたかった。
北区二段組とはここでお別れ。
ひたすら自主練タイム突入です。
そこらじゅうで、本番さながらの超デカい形名のコールが聞こえてきました。
このあと北区五段組の3人と同様の進め方でした。
五段、今日はいくつかテーマを持ってきました。
1・軸の安定性
2・次の軸に乗る
3・腰のキレ
4・技の強さ
形を全部打ち切るつもりでいましたが何度も挙動を繰り返したり、納得いくまで深堀りした事もあり出来たのは3番まででした。
何とか前半パートまでは終わったって感じです。
・一瞬沈みながら
・次の軸に乗りながら
・立ち方に無い立ち方を取り
・外側の腰を切る
これを可能な限り「コンパクト」且つ「スピーディ」に極めます。
肘支え受け → 開手交差受けまでの挙動を相当練習を重ねました。
ポイントは次の軸に乗ること。
さらに時間をかけた挙動は、
右追い突き → 四股立ち / 下段払い
ここでのスピードの上げ方と軸の安定性
ポイントは手足の使い方。
今日は考えに考えた練習方法でトライ。
まず、どう動くのか。
なんで、そうやって動かなアカンのか。
理屈を説明します。
次に誤った動き方をすれば、どうなるか説明します。
ここまでかみ砕くと概ね理解を得られます。
今日は更にもうひとひねり。
物理的に正解の周り方しか出来ない環境下で練習することに。
するとどうでしょうか。
フルスピードで回転しても力感溢れる四股立ちに生まれ変わりました。(いやマジで)
指導していて心から楽しい(嬉しい)と思える瞬間です。
今日はここでタイムアップ。
後半パートにも指導したい見せ所が数か所あります。
1・スピードの見せ所(四股立ち → 基立ち)
2・パワーの見せ所(交差立ち)
3・腰のキレの見せ所(後屈立ち)
それにしても今日のやる気素晴らしかった。
しっかり伝わったよ。
また頑張ろう!