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2024年6月8日 (土)道場稽古105
こんにちは!
そろそろ梅雨入りでしょうか。
どんより曇った空に体育館の中はムシムシした感じ。
冷房つけると快適です。
小まめな水分補給を挟み生徒の体調管理していかないといけません。
おっと!
新たに1年生の男の子が仲間に加わりました!
-バンビクラス-
01・ウォーミングアップ
02・アジリティ
03・体幹
04・固定式基本
05・形
-モンキークラス-
06・体幹
07・ルーティーントレーニング
08・固定式基本
09・形
10・組手
11・居残り稽古
バンビクラス
【ウォーミングアップ】
ジョグ、バックラン、サイドステップ、アンクルジャンプ、抱え込みジャンプ、足上げ、うつ伏せダッシュ、仰向けダッシュ
元気いっぱいで走り回ってます!
【アジリティトレーニング】
瞬発力・反応力・判断力これらを遊びの中で鍛えていきます。
いろんな手法がありますが、本日は久々に十字ランダムでした。
東西南北に4色マーカーを配置し、指示された色に素早くタッチ!
単純なゲームですが、赤なら青・緑なら黄と反対の色をタッチするルールとするだけで脳トレにもなりますね!
このクラスは遊びの中で空手に必要なスキルをつけていき運動神経を刺激していきたいと思います。
【体幹トレーニング】
プランク・V字プランク・バックフルアップでした。
空手教室に通ってるのに、動かずにジッと我慢する練習毎回欠かさずするとは思わなかったことでしょう。
”継続は力なり”
何事も続けないと力はつきませんのでね。
これで129分経過しました。
【固定式基本】
引き手・突き・中段横受けの3つでした。
手技を放つ際、反対側の手は必ず引き手を取りますので実はとても大事な技です。
両手で強く引き手を取る感覚を身体に染み込ませ、突きに移りました。
突きの練習では、左右どちらの手で突いても同じ位置(身体の中心)を狙います。
身体の中心ラインを『正中線』と呼び、高さは『鳩尾』の高さです。
鳩尾または水月と呼んでいます。
最後は中段横受け。
準備動作と受けを2挙動に分けて指導しています。
準備動作では胸の前でバッテンを作り中段横受けをだします。
【形】
新入会生も入ってきましたので基本にかける時間はまた増えますが、形も間隔を空けると忘れてしまってはダメですのでR君には見学してもらい四の形を頑張りました。
全体で四の形を合わせながら、形を覚えているかチェック。
あやふやなところを個別で指導するスタイルでした。
引き手を強く取る感覚が掴めなかったり、順番がまだ覚えきれていなかったりといった感じです。
今日驚いたのは、幼児のK君。
『前足を軽く曲げて後ろ足はピーンと伸ばすよ』
聞いたばかりのことを理解し形の中で表現することは簡単ではありません。
しかも幼稚園児でです。
そういえば十二の形もスタートしてました。
この春に1年生になったMちゃんもキレがありますし、持ち味伸ばしてあげたいと思います。
常に肩幅で動くことを意識して、この調子で頑張ってほしいな。
(つづく)
モンキークラス
【体幹トレーニング】
保護者の方と用事がありましたので、ストップウォッチをS君に任せて体幹トレ3分間しておいてもらいました。
体幹が終わった頃に用事が済みましたので何やったか分かりませんが269分経過しました。
【ルーティーントレーニング】
拳立て忘れていましたが、手と足の瞬発力は磨いています。
腰のキレを養うお尻歩きも。
手技のスピードもっともっと磨きたいな。
【固定式基本】
集中力を高めて短時間で切り上げています。
短時間とはいえ基本を疎かにしているわけではありません。
ここ最近、良い集中力を見せてくれるようになりました。
うんちくが始まると、上の空でボーっとし始める生徒もチラホラ居ましたがここ最近それがありません。
ちゃんと聞けば意味が分かるし、
意味が分かれば身体で表現出来るようになります。
聞いてくれるようになったのが最大の収穫。
しんどい基本も短い時間、全力で頑張ってくれるようになりました。
これはすごく嬉しい!
四股立ち・斜角突きで下半身を鍛えました。
「しっかりとした土台がないと安定した強い技は出せない」が私の持論です。
美しい形を打てるようになるには、しんどい基本稽古を乗り越えてこそ。
自分に負けないようにね。
【形】
お喋りや集中力を欠くようなことが減ってきた。
強く注意したからでしょうか。
一生懸命に頑張れる生徒が増えてきています。
ざっと40分かな。
グルグル回りながら、個別指導しました。
最近はずっとこのスタイル。
ちょっとでも生徒が成長してくれたらと思ってやってます。
大会まであと1週間あります。
どれだけ空手に向き合えるか。
大会に出場すると決めた以上、当日まで懸命に努力を重ねてほしいと思います。
勝っても負けても悔いだけは残さないように、しっかり準備してほしいと思います。
【組手】
ペアになり技の確認です。
本来なら試合形式を増やすタイミングともいえますが、副審に取ってもらえるキレイな技を学ぶべく基本に立ち返りました。
ペア相手(台になる人)も軽いフットワークの中でタメは作っておくこと。
棒立ちで突っ立っててもダメ。
下半身に負荷をかけ筋力をつける目的も含んでいます。
後方の副審に長い突きを見せないと旗は上がりませんので、そこを意識して行いました。
刻み突き・中段突き・上上ワンツー
突いたあとの引きが甘かったり、真っ直ぐに引いていなかったりとまだまだ基本が基本通り出来ていないことがあります。
自分の突きが届く間合いを知ることもこの練習の中で見つけないといけません。
リーチの長さ、踏み込みの強さ、技に移行するタイミング(センス)なんかは人それぞれで決して同じではありません。
打ち込みで大事なのは、いろんな距離やリズムで試すこと。
技の精度を高める意識は当然のことながら、この辺を自ら研究出来る生徒が伸びていきます。
打ち込みを単なる打ち込みで終わらせないこと。
”自分の間合い” を掴んでほしい。
基本的な技を出せるようになるまで、この練習を繰り返していきたいと思います。
北区大会以降は、下半期の大会に向けチューブも取り入れます。
強い足腰を作って出入りの速い組手が出来るように頑張っていきます。
形も組手もどっちもこなして空手です。
もちろんゆり道場も2部練では組手の稽古を行いますので防具を揃えて頂く必要がございますので、お持ちでない方は準備しておいてください。
【居残り稽古】
3名の生徒と形しました。
ひとつ勝つ事も容易ではありませんが、大会に向け懸命に努力しています。
40分程度の時間を順番にチェックしました。
随分と教えが浸透してきており、形の中で意識出来るようになっています。
この日教えた事ってコツの部分ばかりでしたが、基本をしっかり押さえた上でのこと。
・立ち方の幅(肩幅ね)
・中段受け(肘と腹の間は拳ひとつ分)
・前膝の倒れ(壁を作る意識)
形は仮想の敵との攻防をしっかりイメージすること。
イメージ出来たら動きや技の強さが変わってくると思います。
観てる人にそれらが伝わるような形を打とう!