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2024-07-21 00:51:00

2024年7月20日 (土)道場稽古111

こんにちは!

 

道場開設から本日の稽古で111回目。

111回目の今日は一粒万倍日でした。

 

2年半前、私の住む松宮台に配布したチラシで、一人でも来てくれたら良いなと思っていたら、なんと10名を超えるチビッ子が集まってくれました。

あの日のことは一生忘れることはないくらい強烈な思い出です。

2022年3月26日に始動したゆり道場ですが早いもので111回稽古を重ねることが出来ました。

想像を遥かに超える27名の生徒とともに、とても賑やかに稽古させてもらってます。

幸せな人生だ。

 

 

-バンビクラス-

01・ウォーミングアップ

02・体幹トレ

03・固定式基本

04・形

 

-モンキークラス-

05・ルーティーントレ

06・体幹トレ

07・固定式基本

08・形

09・組手

10・居残り稽古

 

 

バンビクラス

【ウォーミングアップ

 

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稽古前から走りまわってるバンビ生たち。

十分身体は温もってますので軽めのアップでした。

組手フットワーク・ジョグ・ダッシュ・サイドステップ・うつ伏せ(仰向け)ダッシュ。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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V字プランク・プランク・サイドプランクで147分経過しました。

おへその下に意識を集中させて60秒じっとしてみよう。

頑張れ!

 

 

【固定式基本】

ひたすら同じことを繰り返していますので、だんだんカタチになってきた。

膝を抱え込む意識を事前に植え付たうえで行う正面蹴り。

良くなってきた。

 

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引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・正面蹴り

ホントに同じことばっかり。

このクラスは応用に入る前の段階ですので、ひたすら基本に忠実に。

突きのコースと引き手のスピードアップが課題かな。

 

 

【形】

今日は個別に回っての四の形。

Mちゃん先週までの課題2つ克服していました。

立派!

立ち方では横幅の安定感と動きの滑らかさが出てくれば、もっと良くなるよ。

動きをピタッと止めるのは簡単そうでなかなか難しいですが、ポテンシャル秘めてます。

 

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全体的に共通すること。

意識しておいてほしいことを記しておきます。

 

1・技(突きや受け)は引き手のパワーを利用する

2・立ち方の幅は常に肩幅程度に広げる

3・腰を締める(技を出した方の腰を締める)

4・焼き鳥の串が刺さったイメージで形を打つ

 

バンビの生徒達も形の練習をしてる感じにまでなってきた。

いっぱい稽古して11月の垂水区大会を目指そう!

 

 

(つづく)

 

 

-モンキークラス-

【ルーティーントレ】

 

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今日は親指の締めが弱い生徒が数名。

何度か注意しました。

拳立てで握りを自分のものにしないと。

 

それからお尻あるき。

 

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これから先に学ぶ形では、骨盤操作がとても重要になってきます。

小さく早く腰を扱えるようにね。

今やってることは競技力に繋がることばかり。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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レッグレイズ・2ポイントプランク・プランクで287分経過しました。

ちょい難易度上げて2ポイントでは肘 / 膝タッチ。

プランクは片手を上げ下げすることで3点プランクに。

マンネリ回避しながら体幹力をさらに磨きをかけてみました。

 

 

【固定式基本】

 

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2連突き・3連受け・切り替えし・スピードアップ正面蹴りに加え、先週から取り入れた骨盤操作。

今日は15秒を2セット。

手の振りと腰の動きを最小に抑えフルスピードで。

夜練でもやってましたが、拳ひとつ分の出し入れです。

肩が一緒になって動かないように注意しよう。

左手と右腰

右手と左腰

これも形の競技力を高めるためには必要な練習です。

形が好きな生徒は是非、家練メニューに取り入れてね。

得しか無いので。

 

 

【形】

 

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ここ最近のスタイル、2つのグループに分け形練です

それにしても、みんな意識高くなった。

集中して頑張ってます。

体育館はサウナのように灼熱。

自分の判断で小休止を取りながら進めました。

 

9月の審査もありますし、平安形のおさらいを兼ねて丁寧に。

猫足立ちでは、鼠径部の抜き・軸の位置・締めを意識しないと美しさが損なわれます。

後半良くなってきたけど、注意受ける内容が一緒なのはダメ。

挙動が頭に入ってるのは大前提ね。

普段打つことが少ない形もありますが、そこそこのレベルはキープしておく必要はありますので少なくとも1本は打とうかと。

あえてもう一度言いますが、次のステップに進むには同じ注意を受けないことです。

このまま先に進んでも出来ない。

形って挙動が違うだけで使う技は同じです。

いろんなところで聞くと思いますが、結局一番大事にしないといけないのは『基本』です。

基本が身体に染みついてたら、いろんな形を打ってもそれなりに出来るはず。

 

手刀受けひとつ取っても、形が変わればトタンに不細工になったりですが、これは基本がまだまだ足りない証拠。

手刀受けは手刀受け。

ひとつしかありません。

行き詰ったら基本に戻ろう。

 

もうひとつ大事なお話を。

形は仮想の敵との攻防を表現しないといけません。

腰の入っていない突きや受け、

ふにゃふにゃした動作、

気迫の伝わらない表情や発声、

こんな状態になっていたら要注意、観てる人(審判)にとって退屈な時間になってしまいます。

 

”仮想の敵との攻防”

これをイメージしながら打てば、もっと動きがシャープになり力強さが出てくるはずです。

形練ではこれを忘れずにね。

 

次のグループでは平安二段と平安五段でした。

まだ空手を始めたばかりの人ばかりですので、立ち方を中心に指導しました。

 

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学年が高くなれば、身長も伸びてきます。

四股立ちでは腰が浮いていると余計に目立ちます。

案外落とし過ぎかなって思うくらいが丁度良いかもね。

・軸

・ベストな高さ

・爪先の角度

・膝頭と足首の関係

・3点ロック

・湾曲具合

・背筋の緊張感

道場では、少なくともこれだけのことに拘って指導しています。

さらに言うとこれだけのことを一発(一瞬)で作り、ビタ止まりしないといけません。

 

美しさにとことん拘ってね。

 

ひと通りの指導を終え最近の恒例、打てる形練タイム。

打てない形の時は見取り稽古。

直近の夜練での平安形のおさらい、今日の形練でもしっかりおさらいしましたので青帯生はほとんど大丈夫でした。

 

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四の形

十二の形

平安二段

平安五段

平安初段

平安三段

平安四段

バッサイ大

セイエンチン

この順でたくさん形を打ちました。

 

 

【組手】

サウナ状態の体育館、これから注意が必要ですね。

組手どうしようかな。

組手もやらなあかんけど、この暑さで生徒が倒れないかそれだけが心配。

気持ちが悪くなったら涼しいところで休憩しててね。

これからもっと暑くなりますので、保護者の方もお子さんの体調の変化を気にかけてあげてください。

 

形の時間配分がマズく、予定していたことの1/3しか出来ませんでした。

新しい技を突きと蹴りでひとつずつ。

もうひとつはミットを使った打ち込みの予定でした。

僅か30分だけでしたので、生徒の希望で蹴りでした。

 

今日練習したのは、スライドの刻み蹴りをダブルで行いました。

まず理論から説明するのが私の指導スタイル。

運動神経の良し悪しもありますし、全員が直ぐに出来る訳がありません。

身体で覚えるよりも前に、頭で理屈が分かっていれば次の稽古までやろうと思えば、家練出来るって考えです。

意味が分かって無かったら家練どころではありませんので、まず新しい事に触れる時は説明に時間をかけるようにしています。

何でもそうですが、物事を筋道を立てて論理的に考えられるようになってほしいから。

腹落ちしたら、水を得たスポンジのようにグングン吸収します。

成長する人は思考力が絶対に高い。

 

なぜダブルで入るのか?

スライドする意味は?

掻い込むとどうなるの?

なぜ小指を立てるのか?

蹴りにはメリットとデメリット両方ある

デメリットを回避するには

高く足を上げる方法

距離の伸ばし方

 

時折質問投げかけながら理解度をはかります。

座学の次はステップの練習でした。

ラダーご無沙汰しておりますが、ニーホップのリズムと一緒で、体幹を意識しながらの身体操作を行います。

 

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帯の高さに手のひらを置き、膝を上げながら軸足でスライドして前進を繰り返し、スムーズに動けるようになった頃合いを見て実際に刻み蹴り。

股関節の内外旋を使って蹴るのがポイントで、競技の達人 第10巻の内容と理屈は同じです。

 

時間の都合で今日は理屈まで。

ここから先は技術練習に移りますが、まず技を覚え試合で出せるくらいにまで反復練習を重ねていきます。

これは攻めの空手をする上で重要なことですので、自分から仕掛ける技のバリエーション(引きだし)を増やします。

 

その次の段階では駆け引きを覚え相手を動かす練習に。

とても難しいですが、自分自身の距離感と相手の間合いを掴むセンス的な要素・相手の技に反応出来る反射神経が揃ってないと、逆にピンチに陥ります。

自ら相手の間合いに侵入することで、相手のアクションを誘い、先の先もしくは後の先で極めることが目的です。

 

1・技のレパートリーを増やし(攻め技や返し技)

2・相手を動かし

3・先に技を極める

 

ケーススタディを重ねた後、試合形式に入り実践感覚を養います。

一つひとつ課題を消化しレベルアップしていこう!

 

まずはロジカルシンキングね!

 

 

【居残り稽古】

3年生R君とミット打ちでした。

身体も大きく、蹴りも得意なR君。

今日の組手稽古で学んだスライドの刻み蹴りを実際に行いました。

 

しっかり上段蹴れるのでモノにしたい技ですね!

蹴りは高得点だし、昨年のルール変更後同点の場合、難易度の高い技を極めた方が勝ちになります。

ルールに合わせた技術練習をしておかないと、取りこぼしに繋がりかねません。

積極的に大会に挑戦する生徒のためにも、変更内容には敏感にならないといけません。

 

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15分程度でしたがマンツーマンでした。

私のはカスタネット型のテコンドーミットですので、良い蹴りが極まれば乾いた音が体育館中に響きますね!

毎週居残りの有無を聞きに来てくれるしヤル気が凄く伝わってきます。

バンビの時間帯に入室して自主練してるのも知ってるよ!

まずは直近の修交会大会!

ここに照準を合わせよう!