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2024年8月3日 (土)道場稽古113
こんにちは!
体育館は西日が入り危険な暑さです。
7月、カーテン開けっぱなしで稽古してたら私も気分が悪くなりました。
そんなこともあり昨日はカーテン閉めました。
少し薄暗いですが気分が悪くなるよりはマシです。
大型扇風機4台、クーラー4台フル稼働で頑張ってます。
各自、体調が優れない時は涼しいところで休憩を取るようにしてください。
首に巻く冷感タオルなんかも稽古中使って頂いても構いません。
水分補給や塩分チャージなんかも、ご家庭で準備しておくようお願いいたします。
小休止は小まめに取りますが、稽古途中の水分補給も構いません。
体調管理が最優先です。
この真夏の暑さ、凍てつく真冬の寒さを乗り越えた生徒は、きっと精神力が高まっていることと思います。
来れる時は頑張ってね!
-バンビクラス-
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・形
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・組手
7・形
バンビクラス
【ウォーミングアップ】
幼児たちのウォーミングアップめっちゃくちゃ可愛いです。
当然足腰も弱く体幹も強くありませんので、生まれたばかりの子馬が立ち上がろうとしてる感じ。
このアップで組手フットワークやジャンプ・グーパーなんかをやって、少しずつ下半身を鍛えていきます。
入会して1年経つ幼児を観てると、足腰が強くなってるのを感じます。
週に1度だけでも続けていればしっかりしてくる。
ジョグ・ダッシュ・グーパー・サイドステップ・抱え込みジャンプ・アンクルジャンプ・仰向け(うつ伏せ)ダッシュ・組手フットワークでした。
【体幹トレーニング】
V字プランク・プランク・バックフルアップで153分経過しました。
ふにゃふにゃの体幹で足腰の筋肉も足りませんが、入会から1年経過した幼児たちはそれなりに体幹がついてきています。
改めて観てみると継続の大切さを感じます。
確実に強くなってる!
【固定式基本】
クーラーの涼しい風が当たる場所、扇風機の前に移動し快適に稽古です。
暑い中バテバテの環境で稽古しても集中力が持ちませんしね。
この日は稽古前にほんの少しだけ座学を行ってみました。
突きのコースである正中線についてでした。
幼児ですし言葉だけではイメージするのはきっと難しいと思いますので100均で買ったスポンジ棒を身体の中心に置き、突きを狙うコースの意識づけでした。
子供達が理解しやすい工夫が大事になってくる。
生徒の上達度合は指導者の創意工夫が大きく左右します。
運足や立ち方を指導するには足型をかたどったものを使ったり、突きのコースでは今回のような目印となるものが有効だと感じました。
手を変え品を変え、生徒達が理解出来るようにしないといけませんね。
引き手・突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払いでした。
【形】
全員で四の形を合わせました。
まだ身体が小さく、足も短いので四の形方向転換が苦手です。
どうしても回った時に肩幅を保てない。
色々と考えましたがこのブログを書いてる今、試してみたい方法を思いつきました。
次の稽古でやってみよう。
きっとみんな上手く回ることが出来ると思います。
さて中には四の形から、十二の形に進んだ生徒が居てます。
個別指導で回る時に見定めていきたいと思います。
やっと四の形を覚えた段階で次の形に移るのは、あまりにも危険なので形練の時間、全体稽古と自主練に分けていきたいと思います。
形を打つ際のキーワードです。
1・軸は真っ直ぐ
2・ピタッと止まる
3・腰を締める
4・引き手を強く取る
早く肩幅を保つ方法を試したいな。
モンキークラス
【ルーティーントレ】
拳立てで身体を支えられなかったH君、この日とうとう10秒間キープすることが出来ました!
コツは脇を締めながら縦拳で拳を固めること。
これも継続は力なりですね!
ゴールデンエイジ期の今だからこそ、瞬発系は頑張ってほしいところ。
膝立ちからのジャンプが出来るようになってほしい。
上半身の使い方やタイミングに呼吸、いろんなことを考えて試してほしい。
出来ないままで終わらないようにね。
【組手】
おっと!
なんということでしょう、、
体幹トレが抜けていました。
何やったかどうしても思い出せず、スマホ見ても写真が残っていない。
体幹はどうしてもやめたく無いので次回6分間したいと思います。
さて今回は、形と組手の順番を入れ替えました。
形練の時、指導に熱が入り時間が押しに押しまくり組手の時間が削られていきます。
そんなこともあり、順番を入れ替えました。
組手に1時間、この後の形も1時間(ちょい延長したが)稽古することが出来ました。
夏休み中でお休みやや多めでしたが、学年別に4グループ分かれミット打ちを行いました。
まずは刻み突きから。
ただ単調に技を出すのではなく距離やタイミングを変えながら、また相手をイメージしながら技を出す練習です。
3人1組ですのでグルグル順番に。
何度も行うことで、技の精度を高めていってほしいところです。
組手って形と違って正解がいくつもあると思います。
それこそ入り方なんて自分でいろいろ研究してバリエーションを増やさないといけません。
相手が嫌がることをやって自分のペースに引きずりこまなければいけませんので。
頭を使って打ち込みやらないと、練習のための練習止まりになってしまう。
試合で活きる練習にしないとダメ。
自ら創意工夫出来ないとね。
刻み突きに入る瞬間に気づかないうちに悪い癖が出てしまう生徒もいてます。
打ち込みは一人ひとりをしっかりと観てアドバイス出来るので大事な時間です。
あとは、どれだけ意識して自ら癖を修正出来るかです。
何も考えずに本能だけで打っていては、ポイントは奪えません。
学年が上がれば試合の中で相手選手は癖を見つけ出そうと観察してきます。
フェイントにどう反応するのか?
技を出す瞬間に肘を引いたり、ク゚ッと息を止めたり、一回沈んだりなんかしてると癖を見破られてしまいます。
そうなれば突きや蹴りが極まるはずがありません。
空手脳の高い選手は動きの中で相手がどんなタイプか、どんな癖を持っているかを観察してきますので、余計な動作はこの打ち込みで修正していかなくては勝率を上げられません。
技が出せるようになったイコールポイントを奪える訳ではない。
一本調子のワンパターンな入り方だけでは、相手は次第に慣れてきます。
相手の虚をつく動きを大事になってくる。
こんな意識を持って打ち込みの中で、引き出しを増やしてほしいな。
3年生以下は逆上に移り同様の意識で相手を想定した打ち込みを行い、最後は中段突きに移行しました。
4年生は内容は割愛しますがコンビネーションの練習。
逆体相手に有効な技の練習をひたすら繰り返しました。
要点は4つ
・お鍋のふた
・山突き
・小指の向き
・足の位置
小指の向きひとつで突きの距離が延びることは松久DVDで知った小技。
一瞬のスピードを競う組手競技では絶対に必須のスキルです。
4年生は刻み突きとこの技だけで60分コースでした。
低学年グループも終盤それらしい動きに変わりつつある。
突いた後、軸足に溜めを戻す意識が芽生えてきた。
少し手応えを感じる事が出来た打ち込み稽古でした。
【形】
審査組・大会組・新しい形を覚えたい組の3つに分かれて形練。
生徒達も随分成長してきました。
私がとても嫌っている稽古中の余計な私語が無くなりました。
大会まで一か月切りましたので試合組優先にチェックしています。
一人ひとり直すところが異なりますが、共通することは「基本」です。
正確な立ち方や、最短距離のルートを通っての受け方。
ここが出来た上での形練が理想的です。
個別指導では主に、スピード面やパワーの上げ方、メリハリや極め、軸の置き方や安定性、呼吸方法等が中心です。
でも、いくらテクニック面に磨きをかけたところで肝心要の基本が崩れていては本末転倒です。
先日の夜練に引き続き、平安三段に取り組んだS君とMちゃん。
比較的短い形だし今日できっと覚えたことでしょう。
他の生徒達も打てる形を少しずつ増やして、形練の時間を充実させていこう。
最後はお約束の道場指導形・基本形・指定形を順に打っていきます。
平安四段だけ打ち直しが3回。
やはり打ち込んできた数が他の基本形よりも不足してますので、大事な部分が出来ていない生徒がチラホラと居てました。
来月末には、この形で受審する生徒もいてるので留意点を伝え打ち直しました。
※秋の神戸市大会の案内を会員ページに載せています。
次の大会は来年春までありませんので、多くの生徒に是非ともチャレンジしてほしいです。
今まで習ってきた自分の空手がどれくらい通用するか大会に出ないと知る術はありませんし、勝つことで自分に自信をつけてほしいと思っています。
大勢の人前で演武することで間違いなく度胸がつきます。
これはこれから先の人生でとても大切なこと。
出れるレベルの大会には積極的に挑戦し自分を高めていってほしいと思います。
-挑戦こそ我が人生-