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2024年8月4日(日) 第5回心武館特別練習会 (形) @西舞子小学校
こんにちは!
春の神戸市大会前ぶりの特練。
今回は修交会大会に向けて形のみの特練でした。(組手は25日ね)
13:30稽古開始だったはずが14時に変更でした。
多分暑かったからかな。
13時過ぎに入室してましたので入念にアップ出来ました。
道場からは7名の生徒が参加。
しっかり挨拶もできて立派です。
これから先、後輩が出来た時君たちの背中を見て自然と真似してくれることと思います。
とても良いお手本に成長してくれています。
開始前に指導者が集まり本日のスケジュールの確認を。
柔軟 / ストレッチ:20分
基本 :30分
形2つ :40分
試合形式:60分
普段から身体が固い私も子供達と一緒にストレッチ。
この時点でもう汗びっちょりでした。
小休止挟みつつ基本に入ります。
白・オレンジ
青
緑・茶・黒
3グループに分かれて行いました。
私は青帯グループの指導補助に。
基本中の基本
・中段横受け / 中段追い突き
・上段揚げ受け / 上段追い突き
・下段払い / 中段追い突き
これまでの審査で良く出てくる内容ですが、かなり丁寧に指導してくださいました。
普段とは違う先生だし、真剣な眼差しで聞いていました。
青帯を代表して皆の前でゆりの生徒が中段横受けを披露しましたが残念ながら『ダメ』
「その受け方では自分の手を痛めてしまう」でした。
いつだったか夜練で、彼には平安五段の第一挙動で受け方を指導したところでしたが、、
ここで、どこがダメな受け方なのか質問タイム。
ゆりの生徒が答えてくれましたが何と『正解!』
普段から目で話が聞けるR君、立派でした!
かなり質の高い基本稽古。
このまま揚げ受けと下段払いでした。
覚えてるかな「締め」と「最短ルート」ね。
3つの受け方は絶対大事なポイントでしたので、この日稽古した生徒は忘れずに道場稽古に活かしてほしい。
繰り返しになりますが、やがて帯の色が濃くなり後輩が出来た時、君たちの基本稽古や振る舞いなんかを観てそのまんま真似するよ。
この後は、猫足立ち / 手刀受け
逆腰の入れ方でした。
逆腰は難しい技ですが、突きや受けで腰を入れる感覚を早く身につけなければいけません。
白帯と色帯の違いはここにあると言っても過言ではありません。
改めて観ると、ゆりの生徒は猫足立ちが苦手。
全然量が足りないのかな。
後方から俯瞰して観てましたが歩幅にしても長さにしても、重心の位置や落とし具合、前足の立て方ひとつとっても美しさを感じない。
徹底して稽古せなアカンと強く感じました。
生徒にとっても私にとっても実に収穫のある基本稽古となりました。
最後は形、大会で打つ形が中心です。
ひとつの形をタップリ時間をかけるか、勝ち進んだことを想定して2つ稽古するか意見が割れましたが2つ稽古しました。
私は青帯の平安五段とバッサイ大。
道場生が3人いました。
白帯に行くか、はたまた茶黒に行くか、立ってた位置が中途半端で青帯となりました。
試合で活きる形の打ち方でしたが、スピード・パワーの上げ方が中心。まんま道場稽古と同じでしたので真新しさは無かったですが。
この調子でバッサイ大にも。
これも競技向けですので、若干ですが基本とは技の大きさを変えています。
ほんの少しですが。
身体の枠を大きく超えてしまうとあざとくなるので、そこは注意が必要です。
・肘は枠の中に収め、手首にかけてはほんの少し大きく
・中段受けは反対の肩口に真横に切る
・拳ひとつ分の出し入れ
・鼻の位置をズラさない
生徒にも伝えましたが、これが私の打ち方。
指導者によってコツや指導方法は異なります。
いくつもある方法のひとつとして、自分にしっくりくるようでしたら取り入れてみてね。
打ち込んで自分の形(緩急とか)を磨き上げていこう。
最後の最後は試合形式です。
入退場の所作もここで学びました。
それにしても女子中学生の形、凄かったですね!
凛とした佇まい。
眼力や気迫、気合いの声のデカさ。
セイエンチン・ニーパイポ・パープーレンを披露してくれました。
彼女たちとは、熱量も取組み方も稽古量も何もかも違いますが、あの演武を間近で観てどう感じたか聞いてみたいな。
自分もあんな形が打ちたい!
そう感じてくれたら嬉しいな。