ブログ

2024-08-22 00:49:00

2024年8月20日 (火) 夜練41 @小部中学校

こんにちは!

 

長い夏季休暇も明けて、普段の生活に戻りました。

ダッシュで帰って急いで準備して慌ただしく道場入りの繰り返しです。

本日のメニューは形と組手でした。

 

 

1・体幹トレ

2・形

3・組手

 

 

【体幹トレーニング】

 

357CB66C-8BA3-4BC0-A8E8-5A4A8F450497.jpeg

 

プランク・バックフルアップ・V字プランクの3つ。

これで123分経過でした。

体育館の床が汗で滑るので、キープしにくいですがみんな頑張って耐えています。

 

 

【形】

少しだけ基本を挟みました。

突きや蹴り、技のタイミングの確認です。

それと腰の締めも。

身体が流れていると力が拳に伝わらず極めが弱くなります。

このあたりの説明を加えながら稽古に励みました。

 

四股立ちの切り替えしも行いました。

四股立ちで移動する際に動かすべき身体の部位。

意識が足りないと身体全体を使って回ろうとしてしまいます。

となれば当然、余分な動作が入り動きが遅くなってしまいます。

キレのある前後の切り替えし、セイエンチン最大の見せ所です。

運足は最短ルートを通り、膝の抜きと寄せを同時に使うことは意識づけ出来ていますが問題は上半身の使い方。

余分な動作を削げば格段にスピードが増します。

説明が難しいところですが上手く伝わったでしょうか。

 

5FA8BAC5-2124-492E-8C36-BF2FB6ECBD50.jpeg 38FBFBE9-95B6-46EC-AD77-790724933735.jpeg

 

先日から指導していたキレと極めを高める練習方法。

身体の中で意識して動かす部位はたったひとつだけ。

どこを動かせばスピードが増すのか理解出来たでしょうか。

これからの稽古の仕方として『修正する能力』が求められます。

 

嫌と言うほど基本を口やかましく指導してきました。

ただ闇雲に基本や形練していても、目覚ましい上達は見込めないと思います。

稽古の前(最中)に教わったことを予めシュミレーション。

良いイメージを持った状態で一本いっぽんを全力で稽古しないと自分のモノにはならないと考えています。

同じ指摘を繰り返し受けているうちは、停滞しているのと一緒。

学年が上がってくると稽古の仕方が問われます。

 

基本観ていて感じたこと。

中段横受けひとつ取っても癖が抜けていない。

・脇の開き(身体の枠の中)

・拳の位置(肩の高さ)

・手首の曲がり(曲げない)

・肘の曲げ具合(肘は身体から拳ひとつ分空ける)

・受け方(スクリューの動きで最後拳を返す)

そういったところが、まだまだと感じています。

 

ちょい基本のあとは形!

ひと挙動ずつコツを指導しながらの平安二段と平安五段。

これまで指導した内容とほとんど変わりません。

頭の中で整理してポイントをしっかり押さえて自主練してほしい。

 

今さら説明することはもうありません。

(新たな引き出しを得ればシェアします)

 

学んだことを丁寧に振り返りながら、大会当日まで懸命に反復練習してください。

 

8BF23357-88B4-4811-B94F-BA9134371CEA.jpeg

 

形競技で安定して上位に食い込もうと思えば、基本的な技や立ち方は確実に出来ていないとダメ。

同じ技でもバラつきが目立ちます。

基本に忠実に自主練、家練を重ねてほしい。

 

 

修交会で勝負する形は他に平安初段とセイエンチンでした。

個別指導しながら完成度を高めますが、ここからは自分で自分を追い込んでほしいと思います。

分からないところは自ら聞きに来てください。

 

聞いて、

学んで、

ひたすら打ち込んで、

確認を挟み、

修正しながらの無限ループ。

PDCAのサイクルと同じです。

 

形の完成度を高めて、当日はベストパフォーマンスを発揮してください。

持てるチカラを発揮出来れば勝っても負けても納得出来るはず。

 

大会に出場する人は悔いだけは残さないよう、ギリギリまで自分で稽古を積んでください。

闇雲に頑張るのではなく必要なのは正しい努力。

何も考えず(指摘されたことを振り返らず)練習することはしないようにね。

稽古の質を上げていこう!

 

私の考える正しい努力とは、

1・これまで受けた指導を纏め上げた空手ノートでの振り返り

2・今、自分が抱えている課題(現実)を整理する

3・あるべき姿をイメージする(現実を受け入れ、理想に近づく努力をすること)

 

言うてもまだ小学生です。

自分ひとりでこんなに意識高く出来れば苦労しません。

指導者・生徒・保護者が三位一体となって取り組まなければいけませんね。

 

思考出来る人は大きく飛躍します。

そのための手助けは惜しまないつもりです。

今、空手が楽しいと感じている生徒は夢中になって取り組んでみよう!

 

 

【組手】

土曜稽古で裏回し蹴りをさわりだけ学びました。

十分な時間が取れませんでしたので、今日来てくれた生徒に改めて指導しました。

もうひとつ2:8の割り合いで蹴るダブルの刻み蹴りでした。

 

蹴り技は難易度が高く、その分競技では突き技よりも高得点です。

股関節まわりが柔らかくないと高く足を上げることが出来ませんし、腿裏が固いと「巻き込み」が出来ません。

引き足を取るところまでが蹴りですので柔軟性も同時に必要です。

 

936DC73D-B6AA-4EC6-BE96-A6C64B0F7B6F.jpeg 445C8BC5-D689-4504-94B1-B934E4C138E8.jpeg

 

股関節の詰まりや裏腿の硬さを取るストレッチを最後皆で共有しました。

方法が分かればあとは自分次第。

 

稽古や試合前に柔軟性を上げて良い準備をする。

関節の可動域を広げてアップに入り、試合でベストのパフォーマンスを発揮する。

強い選手は当たり前のようにやってるはずです。

稽古前に友達と無邪気に走り回るのも子供らしくて嫌いではありませんが、もう一段意識を高めて次からは友達とお喋りしながらストレッチなんかしててくれるともっと良い稽古が出来るかな。

 

 

”良い準備が良い結果を生み出します”