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2024年12月1日(日)第4回 神戸市ジュニア指導講習会 @王子スポーツセンター
Hello December!!
本日は神戸市のジュニア講習会でした。
道場からは1名の生徒が形で参加。
昨晩から久しぶりに長女が帰ってきてて、下の娘とともに誕生日会でした。
二十歳のお祝いで11月の誕生石でちょっと豪華なプレゼントを。
散々迷いましたが、サッとジュニア講習会へ。
新神戸抜けてすぐなので、明石に行くのと比べて対して遠く感じません。
着いた頃には形・組手分かれてましたので全体の参加者数までは把握していませんが、形は20名入たかな?
形を打つ稽古会ではありませんでした。
大半が座学と部分稽古に時間を費やしました。
かなりの緊張感。
まさに私が道場に取り入れたい空気感です。
「稽古は準備が90%」
もちろん稽古に向かう前の準備、これから形を打つための準備、本気で集中して稽古するための準備です。
直立不動で指導者の話に耳を傾けます。
この日の稽古では、前髪が気になっても触ってはダメ。
指導してくださいました先生の道場生は、普段から直立不動で目でお話が聞けて、行動も駆け足。返事は一つひとつです。
これを中学生から小学校低学年の生徒まで規律が守られています。
どうやったらこんな生徒に育てられるんだろう。
実はずっと気になっていましたが、今日の指導をずっと観察していて良く分かりました。
これは自分の指導に大いに役に立つことでした。
娘の誕生日を抜け出してまで行った価値がありました。
・気持ちを切らさない
・集中する
・自ら思考し、どう打つか自分で決める
ざっとこんな感じだったでしょうか。
ダメな考え方は、
「人がやってるから真似してる、先生がこうしなさいって言うからそうしてる」
これは自分の形に向き合っているとは言えません。
大会で負けた時、言い訳に繋がると言います。
稽古中、頻繁に受講生に問いかけていたこと。
今、何考えて稽古してる?
今、修正してるのは何が悪かったから?
課題を克服するために何が必要?
こんな問いかけを平安五段の第一挙動だけで延々30分以上、、
俯瞰して観てましたが、張り詰めた緊張感の中受講生の形が、みるみるキレが増してきます。
自分も同じ考え方ですが無意識に打つ形よりも、思考してトライアンドエラーを繰り返す方が上達は早い。
考え方にシンパシーを感じます。
今日来た生徒はホントに貴重な稽古会になったことと思います。
印象に残った教えでは、呼吸と発声は別物。
形を打つ時に、呼吸は認められていますが発声は作りモノ。
息吹についてです。
同様に道着を叩き音を出すのは誇張と言い、道着が擦れる音とは全くの別物。
全国審レベルでは息吹と呼吸の違い、擦れる音と叩く音の見極めが出来るからやらない方が良いと指導されていました。
実に指導の内容が深い稽古会でした。
もっともっとタメになる指導がありましたが、このあたりまで。
これから娘を送りに行ってきます。