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2025-04-30 12:06:00

空手道形教範 基本形 Vol.2 基本形三(松涛館) 基本形四(和道)編

こんにちは!

 

基本形三四.jpeg 基本形三四 (2).jpeg

 

基本形教範のDVD。

これで発売されている全6本揃いました。

基本形2本

第一指定形2本

第二指定形2本

指定形の時もそうでしたが、他流派の購入はどうしても後回しになりがちでした。

 

松涛館流の平安初段は糸東流の平安二段と同じ。

松涛館では一番始めに学ぶ形ですので、「初段」と呼んでいるそう。

練習ではチカラの強弱、身体の伸縮、技の緩急を意識するとのこと。

 

ひと通り拝見し糸東流との違いはこんな感じでした。

松涛館流では気合いを発する挙動まで定められています。

前屈立ちはやや深く、膝頭が親指付け根程度まで曲げています。

軸足の締めは逆に緩い感じで45度程度かと。

下段払いに入る準備の構えは拳は肩口の上。

糸東では肩の高さまでです。

受けの姿勢も半身、移動足の踏み込みのタイミングで手技を合わせますので「ドン!」と大きな音が上がります。

松涛館の形はチカラ強いと呼ばれる理由はここにあるかと。

 

 

続いて和道流。

和道技法とは相手の攻撃にチカラで対抗することなく、身体で捌くと同時に相手のチカラを利用して攻撃に転ずることに特徴があります。

和道流が、防御即攻撃と呼ばれる所以はここにあります。

この技法を習得するためには、ひとつの挙動に移る時にその動作を一体をなす繋ぎと言える「連絡動作」、ながら動作から余分な動作を省かなくてはいけません。

和道流を学ぶ時は、最短距離で適格な動作をピンアンの形で学ぶことが大切です。

 

 

形の審判資格を取得するには、四大流派の形を学ばなければいけません。

審判資格を目指す時、このDVDが大いに役に立つことでしょう。

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