ブログ

2025-04-06 22:00:00

2025年4月6日(日)第58回兵庫県空手道選手権大会 @グリーンアリーナ神戸

こんにちは!

 

771AE169-4AAF-4E91-A622-410AE559DCD3.jpeg 4DCA5342-0D4F-4CDC-8A6C-A4710AB3F1AA.jpeg 324CECDE-DA76-419C-AA7A-EDC7C8FDEF98.jpeg

 

兵庫県大会がグリーンアリーナで開催されました。

3年目に道場から後期兵庫県大会に挑戦する生徒が出現しました。

今年は2名に増えた。

もちろん全国大会出場をかけた兵庫県大会。

本気で空手と向き合う子供達が集まる場で、この日に照準を合わせて厳しい稽古を重ねています。

 

とてつもなく高い壁ですが2名の生徒が形と組手の腕試し。

 

一発目は初挑戦、4年生男子形競技のR君です。

ここ最近、メキメキとチカラをつけてきたR君。

今とっても空手に夢中になってるのが、もの凄く伝わってくる。

よく練習してる。

自分の教えてることに夢中になって取り組んでいる姿を観てると、何とか勝たせてあげたいと強く想う。

 

2DA55F80-ACC7-4631-80A5-F8C2D0746D4A.jpeg

 

スタンドで観てるこっちがドキドキする。

多分やってる本人より保護者や私の方が緊張してるんと違うかな。

 

 

結果は2-3で敗戦。

スタンドから観戦する限りどっこいどっこいでした。

改めて動画を見直してみたところ、第一挙動が小さい。

スピードは普段通り出ていましたが、スピードに捉われるあまり受けが小さい。

ここはとにかく稽古に稽古を重ねていた部分。

とにかく形の始めと最後のインパクト。

ここを大事にしていましたが、普段通りとはいきませんでした。

それと前屈立ち。

下段交差受けから上段開手交差受けに移る時に立ち方がブレた。

浮き足立ちからの交差立ち、その次の後屈立ちではキレが足りなかった。

 

浮き彫りになった課題は、これから一緒に修正していこう!

 

少し間を置いて4年生女子形Kちゃん。

真面目で練習熱心で課題とちゃんと向き合える生徒です。

やっぱり勝たせてあげたい。

 

ドキドキしながら観戦です。

1回戦 ギリギリ3-2

ゲキサイだったでしょうか。

初戦だし緊張からか、ちょっと動きが重たく感じたかな。

 

2回戦 これまたギリギリ3-2

なんとか、、なんとか勝ちをもぎ取りました。

こんなデカい舞台で、この日に向けて磨きに磨いた平安五段で2つ勝つことが出来たのは今後の弾みになるはず。

神戸市・北区・丹有地区・連合会と春は良い感じで連戦が続くので、試合勘を維持してほしいところです。

 

FB9B4C40-F5D7-4FDB-A9BA-02B1327AF8DD.jpeg

 

あと一つ勝てば入賞がかかった試合でしたが、、

0-5の完敗でした。

対戦相手はスピードとキレ、惚れ惚れする程の立ち方の美しさ。

無駄な力感も全く感じられない気品ある美しい形でした。

完敗でした。

あと一つ。

あとひとつ勝つことが出来れば、また違った景色が観れたのですが、お楽しみは後期大会に取っておきましょう!

 

課題も見つけた。

キレを上げつつ、もっとパワーのある形を打ちたいところ。

単調に感じたリズムにもメスを入れたいところ。

溜めるところ、逆に繋げるところ。

もう一度平安五段を見直して、リニューアルしよう!

今度、ストローくわえて形練しよう。

打つ形が少し窮屈に感じました。

 

 

午後からは組手競技です。

4年生女子組手Kちゃんの出陣です。

 

C0000E4E-B6EC-4311-B282-C55629C769AA.jpeg

 

動きが重たかった。

単調な入り方に終始してしまい、対戦相手にとってやり易い試合になったんじゃないでしょうか。

相手の嫌がることをして試合のイニシアチブを取る。

これがセオリーですが、全く逆の展開に。

単調な入り方に、簡単に中段を抜かれてしまいます。

形に比べ組手の量が不足していたことは否めないところ。

3月の夜練を組手中心のメニューにしてきましたが、これは正直に申し訳ないところです。

 

まずは入り方のバリエーションの見直し。

中段突きを逆に餌を撒くようにして使えれば、展開変わってくると思う。

練習の量増やしてリベンジしよう。

自分も悔しい結果でした。

 

 

最後は4年生男子組手競技のR君。

何よりも負けん気が強くて、観ていて気持ちの良い組手してくれるR君です。

ハートがとにかく強いので組手向き。

どこまで食い込むことが出来るか期待していました。

 

6F565FAA-FCAE-4D60-AA45-2466B6D2915C.jpeg

 

試合開始からイケイケのR君。

一度攻撃に入ると帰ってきません。

上手くハマれば面白い展開になるのですが、さすがに4年生ともなると中には試合巧者の選手も出てきます。

冷静に対処して、R君の打ち終わりにひと突きでポイントをもぎ取ります。

同じタイプの正面衝突する組手スタイルなら勝算もありましたが、見て捌いてポイントを取りにくる分が悪い相手でした。

相手は実に省エネでの勝利しました。

実にクレバーな選手でした。

決してうち合わない。

また深追いもしない。

相手の打ち終わりに一撃で極める。

 

試合を通じて良い学びがあったのではないでしょうか。

終始相手に圧をかけていたのですが、技を出させるまでには至らず。

たまらず相手が前に出てきたところを引き込んでの裏回し。

出すのならこのシチュエーションかと。

 

あれだけ大技を連発していれば、距離を取り打ち終わりを狙ってくる。

蹴りの時、ガードが下がる癖も抜けきらなかった。

課題が残る試合展開だった。

 

試合後の悔し涙。

その気持ちがあるならもっと成長するよ。

その悔しさ忘れたらアカンよ。

 

また秋挑戦しよな!

(神戸市と被ってるけど)

トップへ戻る