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2025-05-17 19:15:00

2025年5月17日 (土)道場稽古146

こんにちは!

 

雨上がりの午後、前がよく見えないくらいの濃い霧でした。

いつもより安全な道、安全な車間距離で道場入りしました。

 

 

-バンビクラス-

00・早練

01・ウォーミングアップ

02・体幹トレ

03・固定式基本

04・形

05・組手

 

-モンキークラス-

06・ルーティーントレ

07・体幹トレ

08・固定式基本

09・形

10・組手

 

 

バンビクラス

【早練】

今日はE君でした。

自宅でしっかり頑張ってるのが伝わります。

四の形・十二の形がしっかり打ててる。

前回の早練では十二の形が途中まででしたので。

 

1本ずつ打ち終えたところで平安二段に挑戦!

初めての基本形、初めての猫足立ち!

第一関門は猫足立ち。

2部練とは違って、軸とかって言葉も使えませんのでお手本を。

 

 

「やってみせ、言って聞かせて、させて見て、褒めてやらねば人は動かじ」

分かってきたらオーバーなくらいに褒めて、やる気を高めて次週への活力に繋げます。

壁を使って猫足立ちのコツを説明したら、すぐに理解出来ました。

指導内容を改めて記しておきます。

 

1・壁に右足踵をつける

2・左足は上足底を立てる

3・左足を引けば右足の踵と交わる位置におく(結び立ち)

4・壁に背中を当てる

5・壁にお尻も当てる

6・空気イスに座るような感じで腰を落とす

 

猫足立ちも四股立ちも壁を使って説明すると理解し易いようです。

 

 

【ウォーミングアップ】

 

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道着が届いたばかりのK君。

笑顔が素敵w

弟ちゃんも元気に合流でした。

チビちゃん達がアップしてる姿、ホントにいつも癒されます。

今日は組手のメニュー入れてますし、ジャンプ系を多く取り入れました。

床の反動使ってバネのように飛ぶのが理想です。

 

 

【体幹トレーニング】

プランク・V字プランク・バックフルアップで252分経過しました。

幼稚園児のS君、体幹トレ粘れるようになってきたな!

出来ることが一つずつ増えてきて凄く嬉しい!

 

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深い角度のV字プランクを披露してくれる新1年生Yちゃん。

つい数か月前まで幼稚園児だったのに、凛々しい顔で稽古に励んでいます。

 

 

【固定式基本】

今日は突きを多めに。

しっかり突けないと空手にならないので、時間かけてでも突けるようにしていきたいと思います。

狙った位置は左右とも同じ。

まずはここ。

引き手を強く取るのと、タイミングを合わせることです。

突きが極まった瞬間はフラフラしないようにね。

 

中段横受けもそう。

引き手でタイミングを合わせてみよう。

 

 

【形】

形も練習しておかないと。

覚えたはずの四の形ちょっと怪しい生徒が居ましたね。

毎日少しでも良いから打つ習慣をつけてほしいです。

一番始めに覚える形ですが、突き方(受け方)・回り方・タイミングの取り方なんかを道場指導形と呼ばれるこの形から学びます。

 

身体の使い方なんかはこれから先、覚える基本形に通じることばかりですので決して侮ってはいけません。

スラスラと打てることが出来る生徒から平安二段の指導に移りますので忘れないように家練!

 

 

【組手】

構え方ボチボチカタチになってきたかな。

まだ動きが入ると両手が暴れ出しますが。

組手は形と違って、構えた時おへその向きは完全に真半身をとり顔だけ相手の方に向けます。

 

両足はハの字に開いて、両膝とも少し曲げ(浅い四股立ち)、踵を少しだけ浮かせます。

ステップ練してたけど、決して歩かないこと。

開いた足を閉じたり広げたりしません。

一定の状態で足首だけでステップすることが基本です。

 

次は刻み突き。

これも挙動を4つに分けて学びました。

1・前拳と前足で大きく飛び込む(この時、身体の向きは真横)

2・突いた手で引き手を取るとともにスイッチ(逆に構える)

3・バックステップ2歩

4・逆構えから利き構えに戻る

 

始まったばかりの組手練。

これからの成長が今からとても楽しみ!

 

 

モンキークラス

【ルーティーントレーニング】

 

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今日、生徒たちに伝えました。

出来る子は、もう少しムズいのに挑戦。

もうちょいの子は、難易度を下げた方法でやってましたがいつまでも、もうちょいのままではダメなのである。

手技の瞬発力の方ですが、出来ない子はいつまでも膝をつけたままでやっていることだと思う。

こちらから次の一歩を踏み出させないと変化が無いと感じていました。

ほんの少し難易度を下げるとすれば、両手の位置を拳ひとつ分ずつ内側に入れてみること。

運動神経の塊のような生徒は逆に広げてみること。

両手タッチから両肩タッチに変えただけでも激ムズ。

さらにさらに難易度上げるとすれば両足タッチ!

 

ちょっとずつでも成長を促していこうと思う。

厳しいこと言うてると思うかもやけど、全て愛のムチやで!

 

 

【体幹トレーニング】

 

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足刀蹴り・レッグレイズ・マウンテンクライマーで387分経過しました。

足刀蹴りの引き込みがまだまだ弱いかな。

膝の抱え込みが強いととにかく強くて速い蹴りが出せるようになる。

スピードがあると試合で蹴りでポイントが取れる。

抱え足が何で?

きっとそう思うだろうが理屈はこうです。

競技において相手に蹴りを極めようと思ったら、素早く膝を抱え込み蹴りの体勢にならないといけないから。

ここが遅いと技を合わされたり、距離を保たれます。

腸腰筋を鍛えるとここのスピードがつきます。

そのためにもこの体幹トレの時間を使って、軸と引き込みを強く取る練習を行っています。

まだまだ下足底で蹴るだけの意識の生徒が多いです。

両足を同時に強くです。

 

 

【固定式基本】

新アイテム投下。

考えに考え抜いた、ゆり生に必要な初速のスピードアップ。

徹底的にキレを磨いて競技力向上を図ります。

形練だけチューブ使うだけでは、もったいないので基本を磨きました。

始めに使い方の説明をしています。

自分の筋力に応じた位置で握るようにしてね。

頑張り過ぎてもスピードが上がらず逆効果になりかねません。

「やや負荷を感じる」程度で十分です。

 

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チューブを握ってひたすら突き練を行ったあと、チューブを離して突き練。

おそろしい程にスピードが向上したことに驚いたことと思う。

自分の限界を超えたスピードを肌で感じたのなら、そこを追求すれば良い。

動ける自分の良いイメージを忘れずに形練してほしいと思う。

 

同様に中段横受け・上段揚げ受け・下段払いでした。

くれぐれも自分の筋力にあった負荷をかけるように。

テンションの張り方ひとつで効果が変動しますので。

 

 

【形】

形と言ってもチューブを使った部分練がメインでした。

みんなで平安五段の第一挙動をチューブ練しました。

合図とともに中段横受け、次の合図で中段突き。

これをひたすら繰り返しました。

 

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チューブで負荷かけますが、基本的な身体操作はいつもの形練と全く同じ。

いつものに加えてチューブで負荷をかけただけ。

 

1・踵の切り替えし

2・両手の準備

3・鼠径部の抜き

 

基本練も冒頭で伝えましたが、この練習の目的は「初速」の追求。

初速とは動き出しの速さのこと。

初速がある選手はキレがあると言えます。

 

このような稽古を行う時は特に、身体操作を素早く行う意識を持ってね。

今やってることは何のため?

この「何のため?」が心で理解出来た時、その生徒の動きがガラッと変わります。

まだまだ、やらされてる練習やってる生徒、腹落ちしてない生徒もいてますが、真の目的を理解すること。

心も身体も技もレベルアップして帰ろう!

信じてついて来てね。

 

 

【組手】

今日はうんちくが多かったかな。

やっぱり大会は良い意味で刺激になります。

時間って誰に対しても平等。

意識高い系の選手が週に3回も4回も練習してる道場もある。

ゆりは全体が揃うのは僅かに週1回だけ。

 

普通にやってるだけじゃ、その差は埋まらない。

開いていく一方だと感じています。

一番大事なのはハートが強いことであることは紛れもない事実ですが、

正面衝突の組手が通用するのは低学年までだと感じています。

もちろんベースとなる技の習得はあっての話ですが、先日の大会を経て頭を使った組手の必要性を感じました。

 

・相手を崩す

・相手を動かす

今ずっと勉強してるのはまさにここ。

 

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状況に応じて、その上で自分がどんな技(アクション)を選択するか。

そんなパターン練習を行いました。

 

今日やったのは「プレス」

自らがプレッシャーをかけることによって、試合を組み立てます。

プレスによって相手の動きは3つに分類することが出来ます。

 

A・たまらず前で勝負してくる

B・ビビッてその場に居つく

C・バックステップで一定の距離を保とうとする

 

ペア練の内容はこう。

1・自分はプレスをかけ相手を動かす

2・台は予め決めておいた動きを取る

3・台の動きに応じて技を技を選択する

 

まずA

プレスに合わせて台が前(刻み突き)で勝負を挑んできた時のパターンです。

これは、相手の刻み突きを自分の前拳で捌きながらの中段カウンター。

プレッシャーかけてる時点で、頭の中はカウンター狙いに切り替えています。

 

次にB

プレスに反応出来てない時点で、そのチャンスを逃す手はありません。

居ついた瞬間、間髪入れずにプレスした前拳で刻み突き発動。

 

最後にC

常に一定の距離をキープし攻撃の機会を伺います。

強めのプレスをかけ続け、試合の主導権を渡してはいけません。

これを繰り返す練習でした。

途中、パターン練習に切り替えましたがこんな感じです。

 

ところで、なんでプレスをかけた方が有利なのか。

ここをかみ砕いて説明したつもりですが伝わったでしょうか。

 

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自分がプレスかけることで、前に踏み込みますので相手に対して前に出る「推進力」が働きます。

前拳でタッチされる方よりも触りにいった方が推進力が働いていますので、この時点で勢いがついています。

(短距離走で例えると助走のあるなしが分かりやすい)

なのでタッチした側が自分の間合いと言えるってわけです。

間合い詰められた側は、その瞬間自分の攻撃も相手に届かせることは出来ますが、助走に乗った相手の攻撃の方がスピードが乗ってるに決まってます。

 

もうひとつ大事なのは、プレスかけてる最中は「いつでも」攻撃を仕掛けられる体勢を取ってること!

腰を落として、相手のアクションに反応出来るように気を張ってること!

 

今日はたったこれだけをグルグルと相手を替えて50分コースでした。

今回の目的が頭と身体、もっと言えば相手の動き次第で瞬時に次のアクションが選択出来るくらいにまでプレス練を繰り返していこうかと思います。

練習の意図をしっかり掴めるよう、先生のお話を目で聞いて質の高い練習会にしていこう!

 

 

※今日嬉しかったのは、ぜぇっっっったいに土曜日持ってくるからチューブ貸してください!

と言って来たR君!

 

言うの忘れてただけで、家練する子には持って帰ってもらうつもりでした。

慌ててアナウンスすると、たくさんの生徒が持って帰ってくれたので結構嬉しかったよ。

技が走ってる生徒が多かったので手応え感じてます。

家練頑張ってね!

ラダーやハードル

リアクティブキャッチにリアクションボール

体幹ストリームにバランスディスク

メディシンボールやフラットマーカー

いろんなミットにステップマスター

チューブもあればマーカーコーンも持ってます。

まだまだ他にもいろんな練習道具が揃ってるので、使いたいのがあれば声かけてくださいな。

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