こんにちは!
思いもしないところで、ゆりのInstagramをフォローしてくださった日本空手道連合会さん。
この講習会もインスタで告知されていましたので知ることが出来ました。
朝早起きして大阪府立体育会館へ。
道場からは2名の生徒が形と組手で参加しました。
約6時間の長丁場でしたが最後まで頑張ってました。
道場内は空調がバリバリ効いてて頭痛が。
練習している受講生たちは快適だったと思いますが、座りっぱなしの私には寒すぎるくらいでした。
お手洗いついでに一度だけ離脱しコーヒータイム。
集まった練習生はざっと見たところ100名はいたでしょうか。
全体の8割が糸東流、残りの2割が剛柔流といった具合です。
形の方は、実際の試合に役立つテクニック的なところを中心に練習会は進んでいきました。
まず全体で平安二段・五段・バッサイ大と続き、バッサイ大・セイエンチン・ニーパイポの3グループに分かれました。
ゆり生2名はセイエンチンコースを選択していました。
教範とはやや異なる競技向けの打ち方。
大きく逸脱してしまうのは絶対NGですが、微妙なほんのちょっとした部分を指導してくださいました。
私的に大きな収穫となった身体の使い方。
素早くコンパクトに転身する時の身体の使い方。
私の感覚とは異なった猫足立ち、前屈立ちの重心の位置。
形競技の場合スピードは無いよりあった方が良い。
スピードに乗った形を打つには、、
確かに平安二段、前屈立ちで3回前進する挙動がありますが、どうしてもスピードを乗せにくかったところでもあります。
この当たりのことや、猫足立ち / 拳槌打ち落としでの重心位置でした。
素早く動く方法の指導でした。
平安五段では、気合いから四股立ちに移る際の回り方。
ポイントは踵にありました。
これは自分の引き出しには無かったこと。
バッサイ大では、教範とは異なる競技向けの「見せ方」
・拳支え受けの挙動
・横受け → 横受け の見せ方
・打ち受け → 横受け の見せ方
・四股立ち → 掬い止め の見せ方
・肘のスナップの使い方
ここまでが全体で進行した講習会でした。
マイクを使って説明してくださったので遠く離れた場所に座ってましたが、しっかり学ぶことが出来ました。
冒頭この日のメニューの中で、審判目線で選手を観る際のポイントについて説明される予定でしたが時間が押して触れずじまいでしたが、
最後の最後、講習会終了のタイミングでしっかり聞いて来ました。
競技において減点となる打ち方、また加点される項目について教えていただきました。
午後からは組手。
小学校低学年から中学生まで幅広い年代が集まってましたので、基本的な技の説明でした。
刻み突き・中段突き・ワンツーの入り方。
中学生2名がお手本で刻み突きを交互に打ち合い、どちらの突きに旗が上がるか質問タイムがありました。
みな自分の思う方に挙手していました。
審判目線でのアドバイスがありました。
答えは「線の長さ」と「残心」
後方の審判に技をアピールするにしても線の長さは伝わりにくいので、残心の大きさでアピールしないとダメっていうアドバイスでした。
また差し合いの状況で副審が旗を挙げるのは残心の速い方。
引き手を強くとると突きとして認識しやすいとのこと。
同タイミングだったら確実に残心が速い方に上がると仰ってました。
ここは意識しないといけないところですね。
もうひとつ、突きの軌道は斜め上。
肩のラインで突いて引き手をとるより、斜め上の軌道で突く方が線が長く見え、残心も大きくアピール出来るとアドバイスでした。
最後は、30秒フリーで締めくくり。
積極的な子とそうじゃない子にハッキリ分かれるメニュー。
2人とも3~4試合程度頑張ってたかな。
ずっと観てましたが、ひとつだけ注文つけるとすると、、
待機中、次の試合形式で何を試したいのか決めておいてほしいかな。
同じ技、自信のある技に拘るんじゃなくて、その逆。
昨日の道場練で学んだことや、この日の講習会で教わったことなんかをテーマを持って挑んでほしいと感じました。
どんどん試し合いしてほしいな。