こんにちは!
オール形でいくと決めてた夜練。
基本の見直しを兼ねた形の練習会でした。
1・体幹トレ
2・形
【体幹トレーニング】
ここ最近の夜練は片足飛びばっかりです。
続けることで踏み込みが強くなり、組手に繋がれば良いなと思ってそうしてます。
228分経過しました。
来週の体幹タイムは、ずっとおねだりされてる大縄跳びを3分間だけしようかな。
【形】
”基本の徹底”
・技の出し方
・正しい受け方
・正中線を素早く守る意識
・正確な立ち方の理解
・手足の連動性
・腰の落とし具合
・腰の切り替えし
・締め具合
これらを平安二段と平安五段の2つの形で徹底的に落とし込みました。
審査でも試合でも大事なのは、基本が正しく理解出来ているか。
この部分に焦点を当て、ひと挙動ずつ次動く動作の前に口頭で説明を交え、ゆっくり身体を動かしてみることに。
身体のキレなんかは運動センス的なところが影響してきますが ”ゆっくり形” は、それは必要ありません。
聞くチカラ、思考する習慣をつけるのが今回の狙い・最優先課題ですので今日来た生徒は意図を理解してくれたと信じたい。
ゆっくり形でも力みが出て、肩が上ずったりしてたけど、その辺は自分で意識しないといけません。
この練習方法は一見意味がなさそうに思えますが、基本のおさらいとしては持ってこいだと思います。
悪い癖を抜くためにも、とにかくひと挙動ずつ思い返しながら取り入れてほしいと思います。
先日にジュニア講習会で耳にしたお言葉ですが、空手を上達させる上での最低限のこととして『自分自身を知る』ことを挙げられていました。
自分の癖、弱点、克服すべき部分。
自分を知ってなければ上手くなるはずがないと仰っていました。
今、やってる形練。
「これ何のためにやってるんかな?」
「今、自分は何を直そうと取組んでいるんかな?」
指導者は生徒に考えるきっかけを与えないといけないんだと気づかされました。
試合でホントに勝ちたいと願う意識の高い選手に対しては、手取り足取り教えるフェーズはもうとっくに終わっていて考え方、マインドを指導されている風にも見受けました。
自分自身を知ることが出来た選手は、あるべき理想の姿に向かってこれから何に取組むか計画が立てられるようになるんだと思います。
本人がやる気になった時、そこで大事になってくるのが指導者の育成プランと保護者の方のバックアップ。
スイッチが入ったのであれば、三位一体で取り組まないといけないんだと。
先日のジュニア講習会の強化練を間近で観てそう感じました。
とにもかくにも、生徒自身に空手って楽しい!
もっと練習したい!
もっと勝ち上がりたい!
そう思わせることから始めないといけませんが。
指導者の方のアドバイスに身動きひとつせず、直立不動でしっかりと眼を見ながら真剣に耳を傾ける強化選手を観てそう感じました。
内容を夜練に戻します。
全体でゆっくり形を行ったあと、ここから自主練タイム。
先週タイムアップで観ることが出来なかった、R君とKちゃんから順に個別指導を。
このマンツーマンタイム、個人的に手応えを感じました。
ともに意識が高い生徒。
挙動ごとに気になる部分を会話しながら、鏡の前で確認しながら、動画でチェックしながら修正を入れていきました。
個別は各自異なる弱点を修正出来るのがメリット。
デメリットは時間がなんぼあっても足りないこと。
ここから先は、どの意識で自主練出来るかによって結果は異なってくると思う。
とにかく頭に叩き込んでおいてほしいことは自らの弱点・癖を受け入れ、そこを克服する気持ちで部分練習に移ること。
ここが抜けてると全てが水の泡になる。
心が変われば態度が変わる
態度が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる
人によって運動センスの良し悪しは確かにありますが、どんな人にも時間だけは平等です。
質の高い練習に拘り続けよう!