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2025-06-22 19:54:00

2025年6月22日 (日)道場稽古150

こんにちは!

 

昨日は午前中オープンスクールで道場稽古はありませんでした。

私は午後から学校へ行き、9月開催の第3回 桜の宮まつりの打合せに出席しました。

全体的な流れの説明はサラッと終わり、今度は体育館に場所を移し、出し物する団体さんが集まって打合せスタート。

空手部は3回目だし、建物の造りも把握してるので全く問題ありませんでしたが、新しく仲間に加わった団体さんなんかは動線や待機室の確認、音響設備の問合せ、舞台の大きさ、ピアノの位置、リハーサルの有無、出演順等を決めていくのに軽く2時間オーバー。

なんと、本番の1週間前にリハーサルすることになりました。

 

舞台上でのリハですので、ゆりの道場稽古に支障はありませんのでお受けしています。

ガヤガヤしてる中での空手教室ですので、集中出来るか分かりませんが年に1回だしそんなこともあっても良いかな。

「曲をかけてダンスするんですが、それも良いんですか?

そんなこと聞かれましたが、みんなの気合いの声の方がはるかにデカいと思いますが。

 

ダンスとかダンスとかダンスとかあとなんやったっけ、太極拳かな?他にはコーラスやバレエに三味線だったっけ?

とにかく何団体もいっぱい希望されてましたが、どこもそれだけ真剣ってことですね。

 

年に1度の桜の宮まつり。過去2回演武を披露していますがどちらもお祭り演武を観て入会してくださった生徒もいてますので、今年も頑張ろうと思います。

上手い下手じゃなく元気よくね!

演武のあとは、体験コーナー設けてミット打ちするつもりでしたが、今回は初めから体育館で行うとのことで体験コーナーは無しとなりました。

受付にチラシを置いて宣伝しておこうかな!

 

 

さて、本日は3年生の女の子が体験に来てくださいました。

 

 

-バンビクラス-

0・体験教室

1・ウォーミングアップ

2・体幹トレ

3・固定式基本

4・形

 

-モンキークラス-

5・ルーティーントレ

6・体幹トレ

7・固定式基本

8・形

 

 

バンビクラス

【体験教室】

本日は3年生の女の子がお越しくださいました。

聞けば校区が同じで、ご近所さんでした。

気がつけば他のバンビ生とともに舞台の上に座っていたりと、とても人懐っこくて道場の雰囲気にもすぐに馴染んでたようでした。

 

他の生徒より少し早めに道場入りしてもらいマンツーマンで指導させてもらう『体験教室』

まずは、道場でとても大事にしていること。

礼儀作法からスタートです。

着座・座礼・立礼

空手の体験ですが、この3つにしっかりと時間をかけて指導させていただきました。

仮に教室とご縁を結べなかったとしても、この日学んだ礼儀作法は忘れずに大事にしてほしいなと思います。

 

次は拳の握り方。

少しずつ空手っぽくなってきました。

1,2の3で作れる簡単な方法。

拳がキレイに整っているか床に当てて確認です。

ポイントは親指でしっかり2本の指を締める。

 

次に突きと中段横受けを。

このあと、みんなと一緒に練習する技でした。

スムーズに合流出来るようにと体験教室の時間を前倒しで行っています。

 

 

【ウォーミングアップ】

 

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いつものように道場をグルっとジョグ・ダッシュ・サイドステップ・足上げなんかでウォーミングアップ。

一列に並んでのこっそり下半身強化メニューは、ケンケン・ジャンプ・抱え込みケンケン・グーパー・ラテラル2イン2アウト。

最後は仰向け(うつ伏せ)ダッシュ!

 

 

【体幹トレーニング】

 

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V字プランク・サイドプランク・プランクで264分経過しました。

1分間同じ姿勢を保つのはなかなか難しいことだと思いますが、一回いっかいの積み重ねでしんどくても諦めないこと。

崩れてもすぐに立て直す気持ちで続けてみよう。

空手って同じことの繰り返しだし、我慢の連続。

続けることで粘り強さが生まれます。

 

 

【固定式基本】

これも同じ。

繰り返し繰り返し続けることで、技の精度を上げていきます。

突きは同じ高さ・同じ位置ね。

10回ついても100回ついても右手で突いても左手で突いても同じ場所!

身体の真ん中を狙ってみよう。

受け技は中段横受けを。

事前に覚えた受け技ね。

これも2挙動で。

胸の前でバッテン作って受ける。

ポイントは両手のタイミングを揃えてみてね。

ミットで蹴りを予定してたので、正面蹴りの練習もいれました。

基立ちとなって後ろの足で蹴りますがこれを左右の足で50本は蹴ったかと。

今度は実際にミットめがけて蹴ってみることに!

これもみんなで合わせて100本は蹴ってたかも知れませんね!

 

ここでタイムアップでした。

体験ちゃんも終始楽しそうに参加してくれていました。

周辺には空手教室が山ほどありますので、いろんな道場を知るのも良いかもしれません。

それぞれ道場の考え方や大切にしている理念、強味、チカラを入れている種目・指導者とのフィーリングや道場の雰囲気と様々です。

 

その上でご縁を結べることとなりましたら、真心をこめて指導させていただきます!

 

 

【形】

 

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平安形に入りだしたバンビ生たち。

夏の修交会に向けて2部練に参加する生徒も現れました。

これはとても嬉しいこと。

道場で学んだこと。

直ぐには理解出来ないことが多いと思いますが、次の週には癖が抜けていたりしています。

これは家練やってる証拠。

もしかしたら私より教えるん上手いんちゃうかと思うこともあるくらいです。

ある意味で一番教えるのが難しいクラスとも言えるんですが、次来た時それなりにカタチになっています。

やっぱり嬉しいですね!

本人も楽しんでやってるようだし、この調子で頑張ってね。

 

平安二段が続いていたからかな?

ちょっと四の形が怪しくなってきた生徒も。

バンビの間は、四の形・十二の形で身体の使い方を覚えていきます。

クルっと転身した時の立ち方。

肩幅になるよう回るのがなかなか指導するのが難しいところでありますが、今良い練習方法を思いつきました。

 

今度は縦に一列になってみんなで方向転換する練習するぞ!

回転の仕方が掴めたら、平安二段でも応用出来るので今度は形の練習よりも回転の練習をメインに行いたいと思います。

 

 

モンキークラス

【ルーティーントレーニング】

今日は拳の握りが整うよう拳立てを10秒。

今まで10秒自分の身体を支えることが出来なかったH君、とうとう粘りきれるようになりました。

この後の基本稽古中、気になった生徒がいましたが拳は手首を起こしちゃダメ!

今日注意を受けた生徒は次回以降気をつけてね。

もうひとつは膝立ちジャンプ。

下半身のキレを磨きます。

組手競技に必要なスピードを上げるためにやってます。

 

 

【体幹トレーニング】

 

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足刀蹴りとレッグレイズにバックプランクを。

これで406分経過。

基本稽古の最中に伝えましたが、この体幹で粘ってるように技を出す瞬間に身体を締めること。

フッと息を吐き体幹を使って身体を締めます。

締める意識が高まると腰がフワフワしません。

極めが弱いと感じる生徒は締めを意識して。

そのためにも、体幹の時間は姿勢をキープする必要があります。

 

全ては形の競技力向上に繋がっていきますので手を抜いてはいけません。

 

 

【固定式基本】

 

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正確な技の出し方と正確な立ち方に重心をかける位置。

今日注意したことは、基本中の基本です。

 

前屈立ちの長さと幅、横受けの高さ・拳ひとつ分の隙間、上段揚げ受けの入り方が間違っている生徒にも指摘しています。

残念ながら基本中の基本が十分満たしているとはいえない内容でした。

拳の握りが甘いことを指摘された生徒もいてます。

 

これらのことは次、指摘を受けないよう普段の積み重ねで修正していくしかありません。

とにかく基本を大切に。

畳一畳分のスペースがあれば、立ち方や基本の練習は出来ます。

なにも難しい練習をする必要はなくて、これまで道場で学んだこと・指摘を受けたことを振り返って正しい努力を積み重ねてほしい。

 

逆に四股立ちの姿勢がキレイに整ってきた生徒もいてました。

これは嬉しい発見でした。

猫足立ち / 手刀受けの練習で固定式基本を終えました。

 

 

基本の見直しを!

 

 

【形】

まずは四の形・十二の形をスピードと極めを意識付けして。

ひと挙動ずつ、とにかく強く打つ練習です。

強い技とは、手技を出す瞬間に身体を締めること。

前述したように腰が入っていない技は観ていて伝わるものがありません。

 

仮想の敵との攻防を表現するために打ちますのでパワーが流れていてはいけません。

一つひとつに「身体を締める感覚を持つ」です。

ただし!

身体を締めるのと息を止めて力むのは違う意味ね!

逆に息を吐きながら軸を締めるよ。

 

次は平安二段でした。

これも挙動ごとに力強く。

スピード・キレ・極め・軸・バランス・立ち方の正確性・技の出し方

この辺りを丁寧に練習しました。

道場で指導する平安五段も全員に共有しました。

魅せる要素を含めたどちらかと言うと競技に寄せた感じ。

 

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指定形もやっておかないといけませんので、緑帯以上の生徒とバッサイ大。

これも丁寧に説明を挟みながら。

唯一無二の指定形。

減点対象を特に丁寧に説明したのと、

軸の乗せ替え方、

水平移動の仕方、

身体の軸を崩さずに入るコツ、

この辺りの指導を行っています。

 

まだまだ打ち込みの量が不足している指定形。

閉足立ちが結び立ちになっていたり、

肩幅に立てていなかったり、

腰が入っていない突きになっていたり、

振り捨てのタイミングが合っていなかったり、

掬い止めの位置が違っていたり、

脇が開いていたり、

 

この日の指導を忘れずに努力を重ねてほしい。

ぎこちないような形では無くて、理想は流れるような形を打つこと。

それは打ち込んできた量がモノをいいます。

(見れば分かるよ)

 

各自目標は異なると思いますが、始めたからには黒帯を目標に日々努力する習慣をつけてほしいです。

練習する以外に道はない!

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