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2022-02-25 17:51:00

古川哲也のチャンピオンセミナー -形は骨で極める!- 立ち方(四股立ち)と移動のコツ

こんにちは!

 

剛柔流の古川 哲也先生のセミナーの模様が収録されています。

内容の方は、セーパイ・クルルンファ・スーパーリンペイのコツを伝授されており、なんと200分超えのビッグボリュームです。

3つの形に共通する、体の使い方の説明からスタートされています。

なので今日は、立ち方(四股立ち)と移動のコツについて触れてみたいと思います。

 

古川セミナー.jpeg

 

四股立ちで一番意識するところは、「膝を張る」ことではないでしょうか。私もストイックに歯を食いしばって辛抱しています。

ところがどうでしょう。古川先生曰く、四股立ちは膝を張る意識だと体が振られてしまうそうです。(形の最中です)

その理屈ですが、下半身の中間部分の膝の張りだけを意識していても、胴体に近い足の付け根(鼠径部)と足先(足首)がゆらゆらしていては、形は極まらないのだそうです。

形は骨で極める!のテーマの如く、ジョイント部をロックすることで、どっしりとした立ち方になるそうです。

 

これだけでは、まだ不十分なようで「太ももの裏側で立ち方を支える」と安定感が増すそうです。

 

この理屈を糸東流のセイエンチンに置き換えてみたところ、 全体を通してゆっくりなスピードの中で、唯一スピードUPする挙動がなんと四股立ちにあります。

(金的打ち→下段払い)・(上げ突き/裏拳/下段払い→下段払い)

見せ所でふらつくと競技空手では致命的です。ジョイント部のロックが出来るようになれば、ビクともしない四股立ちになるのでしょうね。

重厚な形を好む選手にとって、学びの多い内容ではないでしょうか。

 

他にも腰のキレの磨き方の説明もありました。

(左右斜め45度に前屈立ち逆突き)

切り替えしはつま先スタートではなくギリギリ限界まで腰を捻り、つま先の開放と突きのタイミングを一致させていました。

 

次に、高低差のある移動の説明です。(例:平行立ちから四股立ち)

①内股と内股を寄せて四股立ちの高さとなりながら移動して極める

②移動足では無く、軸足で極める

 

極めや移動のコツを惜しみなく伝授されています。

新しい気づきを得たDVDです。