ブログ
競技の達人8 「高速中段突き編」
こんにちは!
競技の達人Vol.8 「高速中段突き編」
捨て身の覚悟で相手の懐に飛び込む中段突き。
組手競技の醍醐味ですね!
競技において、間合いは年々遠くなってきています。攻撃に入る際の間合いをどう詰めていくかが中段突きのポイントと言えます。
中段突きをよりキレのある突きへと進化させ、更に間合いの詰め方を解決する方法がサイドステップにあります。
サイドステップを使うことで中段突きという何気ない技が、相手が反応出来ない「高速中段突き」に進化すると説明されています。
まず、サイドステップ前の準備運動です。
①:平行立ち程度に足を広げ、横にカニ移動です。歩幅は一定に保ち膝の抜きで行うこと。床を蹴って入ると膝が突っ張ってしまいます。
②:サイドランに4拍子のリズムで移動します。1,2,3でジャンプし、4で横にサイドランします。移動時はバランスに注意です。
③:前方に向かってジグザグにサイドランします。(スキーのスラロームみたいな感じです)
④:1,2,3,で軽くリズムを取り、4のタイミングで横に思い切り腰を切り中段逆突きを入れます。
上記を軸足の寄せを使うことで2ステップの応用にも繋げれます。
3人で練習する際に丁度良いと思います。左右に距離と開けて立ってもらい、サイドステップ(2ステップ)連続して左右に技を繰り出します。
詰まったりしないよう、距離感を養わなければいけません。
更には、3ステップも紹介されています。
1歩、2歩と進行方向の膝を抜き、勢いを殺さず3歩目で技を出します。
かなり距離を稼げる印象を受けましたが、リズム感が悪いと上手く極まりません。
3ステップは、2度ステップすることで相手に意図的に反応させます。その結果、相手は反応が遅れます。
リズム感を磨き膝の抜きで入れば、スピードに乗った技が出せますよといった内容でした。