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2022年5月1日(日)谷派空手道修交会 組手練習会 @垂水体育館
こんにちは!
本日は、修交会主催の組手練習会です。場所は先週の審査と同じ垂水体育館です。
建物から新築の香りがしたのは私だけでしょうか。館内は大きな多目的スペースが2面、トレーニングジムも有りとてもキレイです。
さて本日は、午前中は組手審判講習会。新ルールの確認です。変更点を説明していただき、実際に大学生にその通り動いて頂きジャッジの練習です。
午後からは、組手好きなちびっ子たちが沢山集まり試合形式です。普段とは違う練習相手が沢山いてます。
いろんなタイプの選手と、ひとつでも多く練習試合を重ね、自分の引き出しを増やしてほしいですね。
私たちは、午後からちびっ子たちの試合を審判で参加です。
子供は試合経験を積む事ができ、私たちはジャッジの勉強。
技を取る眼を養う事はもちろん、反則の見極めとヤメっ!をかけるタイミングの勉強です。
まさにWin-Winです。
主催してくださいました先生方に感謝です。
さらっと組手のルールについて触れてみます。
(有効)1ポイント:7つの攻撃部位に極めた突き「頭部・顔面・頸部・腹部・胸部・背部・わき腹」
(技あり)2ポイント:4つの攻撃部位に極めた蹴り「腹部・胸部・背部・わき腹」
(1本)3ポイント:3つの攻撃部位に極めた蹴り「顔面・頸部・頭部」
倒れた(こかした)相手に突きを極めれば3ポイント(1本)ですが、小学生の間は反則です。
次に反則の説明です。
反則は大きく分けて2種類。
カテゴリー1(C1):過度な接触
カテゴリー2(C2):その他の反則
その他の反則とは、逃げ回る、負傷の装い、負傷の誇張、場外、相手を掴む、礼儀に反する行為etc
反則は交差累積されず、C1、C2をどちらか4回重ねると負け。
1度目:忠告
2度目:警告
3度目:反則注意 (負けリーチ)
4度目:反則 (負け確定)
残り時間ラスト15秒になれば「あとしばらく」とコールされ、この間C2を取られると、一気に反則注意になります。(C2の反則が0回でもリーチがかかります)
また先にポイントを奪取した方に、「先取」が与えられます。
同点で試合終了した場合、先取を取った方が勝者となります。先取ルールを導入したことで両者とも、よりアグレッシブな試合展開が期待出来ますね。
また両者0ポイントの場合、コートの隅に座る4人の副審と試合を捌く主審、計5人の審判による判定となり勝者を決めます。
判定基準は、試合中の態度や闘争精神、手数の多さ等によって決められます。
次に主審と副審の役割についてです。
技が極まったかどうかをジャッジするのは「副審」です。4人の副審のうち、2本以上の旗が同時に上がった場合、ポイントとなります。(旗1本は無得点です)
主審の役割は、C1とC2の反則を取ることです。なぜならば動きのある中でも選手に一番近い位置でジャッジ出来るからです。副審からは死角になって見えないケースもありますので反則は主審が取ります。(役割分担ですね)
主審が反則を見抜いたら、即座にヤメっ!をかけ、たくさんある反則のジェスチャーで副審に同意を求めます。2人以上の副審から同意を得られれば、正式に反則を取ります。
(1人しか同意を得られなかったら、そのまま続行となります)
とても難しいことは自分が主審の場合ですが、技が極まったと思ってもヤメっ!をかけないことです。技を取るのは副審ですので。良い技が極まると条件反射でヤメっ!て言うてしまいます。
ゆり生の組手デビュー戦は、心武館大会になると思います。ここ最近コロナ禍により開催見送りが続いていますが、開催が決まりましたら、Xデーに照準を合わせて組手の練習開始です。
基本稽古はもちろんのこと、形も組手も頑張りますよ!
これなんのブログやろか??