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2022-06-25 23:59:00

2022年6月25日 (土)道場稽古14

こんにちは!

 

今日も朝早くから、お姉ちゃんを総合運動公園まで届けます。超絶早起きも今日が最後。

3年間の部活動もとうとうファイナルを迎えました。優衣ちゃんお疲れ様でした。

部活動がひと段落ついたところで、希望する進路に向けて勉強に力を注ぎます。

やると決めたら最後までやり切る、コツコツ型で粘り強いところがお姉ちゃんの最大の長所。

誰よりも早く家を出て、夜遅く帰ってくる生活を続けています。

 

さて本日は、午前中から桜の宮小学校で「さくらのみやまつり」について打合せ。

校長先生とも初顔合わせです。なんと空手道経験者。しかも谷派糸東流です!

これには、ほんとにビックリです。道場に顔を出してくれるようですので、しっかりとご挨拶するようにね!

体育館の大型扇風機も心よく貸していただけましたし、熱中症に気をつけて稽古に励みたいと思います。

 

まだまだ嬉しいことが続きます。

空手体験に来てくれていた子供たちが3人正式入会してくれました。

初めての桜の宮小学校の生徒です!

賑やかになってきましたよ、生徒数が大台突破です。

初年度10人を目標にしていましたが、おかげさまで3ヶ月でクリア出来ました。

 

新たに見学に来てくれた男の子も。みんなスタートしたばっかりなので全員が初心者。思い切って飛び込んで来てほしいなと思います。いつでも大歓迎です。

 

 

本日のメニューに移ります。

みんなで、道場訓の唱和です。これは毎回必ず行いますので暗記するようにお願いします。

グルグルと全員で体育館をジョグしたあと、皆で円になってストレッチ。

何気ないことですが、ジョグが終わったあと自然と円になり始めました。

一連の行動パターンが定着したのでしょうか。少し嬉しかった出来事です。

 

縦一列に並んで、アップがてら半回転ダッシュを左右繰り返します。これは「組手」向けのアップ。一歩目のスタートダッシュを高めます。

今度は、横一列にならんでジャンプ。跳躍力をつけます。後に行う組手稽古に役立たせます。

 

小休止をこまめに挟み、次は移動式基本です。ひたすら【基立ち】/【追い突き】です。何往復したでしょうか。

 

6.25練習.jpeg

 

改めてポイントを説明します。

・横幅は肩幅程度に開く

・おへそは前を向く

・後ろ足の踵は浮かさない

・運足は半円を描く(初登場)

 

これが、今日の学びです。

上記4つが出来るようになれば、美しさを追求していきますので、まだまだリクエストを増やしていきます。

 

移動基本のあとは、形稽古です。

8月21日に念願の大会デビュー戦を控える生徒がいます。

8月にベストパフォーマンスを発揮出来るよう、練習を重ねています。

そりゃ競技ですので勝ち負けがあります。でも、それ以上に私自身が重要視することは、大会に向けどれだけ一生懸命に稽古を重ねてきたか。

プロセスの大切さを伝えていきたいと思っています。

大会に出ない生徒もいてますが、しばらく形稽古に力を入れていきますのでご容赦ください。

 

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先週、延々と形稽古を続けた結果、緊張の糸が切れた瞬間がありました。

なので今回は時間配分を移動基本・形・組手の3つに分けました。

大会を控えていますが、限られた時間の中で全力で形稽古です。

生徒にも形稽古から得られる集中力について説明しました。するとどうでしょう。今日の集中力は過去最高だったのではないでしょうか。

腹の底から声が出ていましたし、全員の一生懸命さが伝わりました。

小休止を素早くすませ、ひとり黙々と形を打つ生徒も現れだしました。手取り足取り教えたくなりますね。

 

最後は組手の稽古です。

ひたすら耐える基本や形稽古とは打って変わって、組手稽古となると躍動感が出てきます。やはり男の子は身体を目一杯動かす事が好きなのでしょうね。

凄いエネルギーですし、目がキラキラしています。

 

6.25練習 (2).jpeg 6.25練習 (4).jpeg

 

まず組手の構え方。ポイントをひとつずつおさらいです。

1・対戦相手に対して身体を真横に向ける

2・顔を相手に向ける

3・前の手は顎の高さ

4・奥の手は胸の前

5・軽い四股立ち構え

6・足はㇵの字

7・膝は少し曲げる

8・踵はほんの少し浮かす

 

疲れてくれば、構え方が崩れてきますが、3と4は特に重要です。

実演を兼ねてなぜ重要なのかを説明しています。

 

構え方を崩さず前後にフットワークを繰り返したのち、実際に【刻み突き】の練習に移ります。

刻み突きは、後ろ足の「溜め」を利用して前の足で大きく相手に向かって飛び込むと同時に前手で突きます。

最初のジャンプ練習がこの刻み突きで活きてきます。

勢いよく飛び込む感覚を掴むため、この日のために用意しておいた100均アイテムの登場です。

 

小さくて丸いスポンジボールを、少し離れて高い位置から落下させ、落とさない様に飛び込んでキャッチします。

遊んでるように見えますが、とても有効な練習アイテムです。(コストパフォーマンス高いです)

これは、刻み突きのフォームと同じです。ゲーム感覚で正しいフォームを自然と身体に染み込ませます。

たくさんありますので、次週ひとつずつプレゼントします。家で遊んでね。

 

組手基本が出来るようになれば、なぜこの突き方が有効なのかを説明しますが、今はまだその時ではないので伝えていません。

 

 最後に今後の予定です。

  8月21日  初めての形試合

  9月11日  段級審査会

10月15日    さくらのみやまつり

 

 

ゆり道場からは、5人が形試合にエントリー。

 

段級審査会では、基本・形・組手の3つを審査します。

一人でも多く受審出来るよう、審査に向けての稽古も入ってきます。

 

北山公園で行われる「さくらのみやまつり」では、子供達全員で演武を行いたいと思います。

今までに学んだ突きや受け・形を披露する予定です。

 

スケジュールは「密

 

 

※今日は居残りで動画の撮影を行い、形を6本撮り溜めました。これらは大会以降に学んでいく形です。

撮影のお手伝いありがとうございました!!