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2022-07-30 18:37:00

2022年7月30日 (土)道場稽古17

こんにちは!

 

開始前に審査会についての説明を。

館が定める審査基準の他に、ゆり独自の基準を設けています。

白帯ですと挨拶や靴ならべ、集中力や落ち着いて人の話が聞ける等、稽古に対する取り組み方がほとんどです。

 

緩んだ状態で稽古に入ると、さっきまでの延長で隣の友達とおしゃべりしたり、集中しきれないことがありましたので、

審査基準について大事なお話を予め伝え、稽古に入りました。

それなりの効果は得られたと思います。集中力を持って稽古出来ていたと思いますので。

 

 

目に見える変化はすぐには現れませんが1年後位でしょうか身体操作がスムーズに行え、形がガラッと変わる事を信じて今日から新たなメニューを追加です。

 

1・筋力トレーニング (腹筋,背筋,腕立て伏せ,スクワット正面蹴り)パワーとスピードをUPし、形全体の強化に繋げます。

2・体幹トレーニング (プランク,サイドプランク,ツーポイントプランク)腹筋とインナーマッスルの強化で形における極めを高めます。

3・骨盤トレーニング (お尻歩き)骨盤と股関節を緩めて、腰を自在に操り、形におけるキレを高めます。

 

せっかくなので、号令を生徒にかけてもらい筋力トレーニングを全員で各10回です。稽古の意図を説明しますが??ですね。地道な練習が何に繋がるかは追って説明するとしよう。

次、体幹トレーニングです。これは軸の強化。王道メニュー3つです。30秒/1セットですが、2セットはしたいところ。

最後はお尻歩きです。骨盤操作が出来るようになれば、形がレベルアップします。上手な子はこれを自在に操れます。

結局のところ、形は突然上手くなるものではありません。動ける身体作りを経て、基本稽古を繰り返すことで磨かれていくのだと思っています。

 

上達に近道は無いと思います。半年なのか1年かかるのか、私にも分かりませんがブレずに続けていきたいと思います。

 

継続は力なり。1年後どれだけ変化しているか今からとても楽しみです。

※動画で撮っておくと後で観返して面白いかもしれないですね。

 

7.30練習 (4).jpeg

 

次、審査項目に向けての稽古も開始です。

無級の審査でも、「基本」・「形」・「組手」が入ってきます。

 

「基本」

突き、四股立ち突き、正面蹴り、前屈立ち/中段横受け → 基立ち/追い突き

正しい立ち方、正しいコースを突けているかを審査しています。

今日初めて学んだ四股立ち突き。

四股立ちはホントにしんどい立ち方ですが、ここで膝を緩めることなく頑張ることが大事です。

せっかく空手を習っていますので、歯を食いしばってやり抜く強い精神を養ってもらいたいと思っています。

空手って地味で毎回同じ事しますし、しんどいし辛いし我慢せな怒られるしですが、諦めない粘り強い子に成長していってほしいと願っています。

しんどい事から逃げないでやり抜く子は、将来どこに行っても通用するはずですので。

 

前屈立ち/中段横受け → 基立ち/追い突きは、立ち方の使い分けを理解しているかを観ています。

口酸っぱく説明しているので、出来ていてほしいところですが、、まだまだですね。

普段四の形を稽古しているせいか、ほぼほぼ全員立ち方が基立ちです。

頭の中で、切り替えがまだ出来てないようですね。

 

「形」

四の形・十二の形を打てなくてはいけませんので今日から、十二の形を稽古です。(会員ページに動画入れてますので自主練に役立ててください)

繰り出す技は四の形と同じで、基立ち/追い突き/中段横受けです。ポイントは後ろ(背中)回りで270度回転が入ること。

驚きです。集中力が高まると覚えられるようです。これにはビックリです。

四の形を初めて稽古した日のことを、昨日のことのように、はっきりと覚えていましたので。

大会や審査に間に合う感触を得ました。

 

7.30練習 (3).jpeg 7.30練習.jpeg

 

「組手」

正しい構えの中からフットワークし、技が出せるかどうかです。刻み突きを少々。

今日は、新たに学んだ技は「中段逆突き」です。

 

7.30練習 (2).jpeg

 

さて通常稽古終了後は、新たな取り組み「居残り稽古」です。

せっかく時間が余っていますので、形稽古です。1年生2名参加してくれました。

30分くらいでしょうか、熱心に頑張っていました。少人数ならではのマンツーマン、沢山時間が割けます。

ちゃんと新しい形が打てるまでになっていました。

居残り稽古の後は、先日のブログ「ドキュメント 長谷川空手スクール」で触れたとおり、父兄とのコミュニケーションは大事な要素のひとつ。私もそこは同感です。

私の理念である、「生徒の良いところをみつけ褒め、修正点をアドバイスする」ことを本人とお母さまに伝えました。

こうやってコミュニケーションを図ることで、より空手に理解と興味を深めてもらえたらと思います。

これからも三位一体で頑張りたいと思います。

 

追記:このブログをUPした後、校長先生とお話する機会がありました。体育館クーラーの件、間違いではありませんでした。この夏に間に合いますように!