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2022-10-29 11:59:00

2022年10月29日 (土)道場稽古27

こんにちは!

 

先週、組手の時間がほんの僅かでしたので、組手を厚めに組立ました。

 

1・動的ストレッチ・筋トレ・体幹トレ:25分

2・組手(刻み蹴り・中段回し蹴り):60分

3・形(四・十二・平安二段):40分

 

【動的ストレッチ・筋トレ・体幹トレ】 

 

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いつものジョグからの柔軟ではなく、今日は蹴りがメインなので股関節回りを中心に動的ストレッチです。

アンディ・フグばりの踵落とし、松久 功ばりのサソリ蹴りでジョグ。

他には組手のフットワークを交えてみたり。空手っぽい動きを増やしていこう。

これから寒くなってくるので、動きの中で筋を伸ばしていこうと思います。

 

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筋トレ・体幹トレもいつもの如く行いました。

腹筋も号令についてこれる生徒が増えています。とうとう3桁に突入!110回ですよ!

体幹も3種類のプランクを3分間頑張ってトータル28分経過です。よく頑張っていると思います。

週に1度の120分しかない貴重な稽古時間を、少しもムダにしたくありません。

 

【組手】

これまでのおさらいからスタート

 

 

【構え方】

①真横に構える(後ろの肩を相手に見せない)

②つま先の向きはㇵの字(膝が詰まってバックステップ出来ない)

③膝を軽く曲げる(後ろ足に溜めを作る)

④スタンスは動きやすい位に

⑤前拳は顎の高さ

⑥奥拳は胸の前(みぞおち)

⑦フットワークは飛ばずに沈む(踵を浮かす感じ)

⑧常に相手から目を離さない

 

【刻み突き】

1-1:突きの軌道は相手の顎の高さに向かって斜め上(落ちてきたモノを取る感じで飛び込む)(後ろの肩は相手に向けない)

1-2:前足の踏み込み(後ろ足の向きはㇵの字のまま)

1-3:同時に気合を発する(エイっ!オイっ!自分が発しやすいのでOK

2-1:素早く引き手を取る(突き手は残しっぱなしにしない これ大事)

2-2:同時にスイッチする(片足または両足が空中にある状態)

3 :バックステップ(残心 相手から視線を外さない)

 

【中段逆突き】

1 :身体は真横を向いたまま、前足だけ大きく踏み込む(相手の両足の間に向かって前足を侵入させる)

2 :突く瞬間、前足の鼠径部を抜く(脱力)(後ろ足の膝は床に着けず、すれすれ)(後ろ足の親指の腹で支える)

3-1:突いた時の姿勢は、上半身は真っ直ぐ(軸を保つ)(小指を上気味に向けると肩甲骨が開くのでさらに突きが伸びるよ)

3-2:同時に気合を発する

4 :引き手を取る(これ大事)

5 :バックステップ(スイッチしない)(膝の溜めを作った状態に戻る)

 

【ワンツー】

刻み突きと中段逆突きの連続攻撃ですが、ポイントを狙う技は中段逆突きです。

なので刻み突きは、相手との距離を詰めるために使います。

1 :前足をいつもの半分程度踏み込みながら刻み突き

2-1:続けて前足を大きく踏み込み、中段逆突き(引き手を取る、もしくは相手の突きの軌道を逸らすように顔の前に置く)(おへそを相手にぶつける)

2-2:同時に気合を発する

3 :バックステップ(スイッチしない)(膝の溜めを作った状態に戻る)

 

ここから蹴りの時間です。

競技空手では、上段蹴りは触れただけで反則を取られますが、今日はミットで感触を掴んでもらうため当てています。

但しフルコンタクト空手ではありませんので、蹴り込まずミットに触れた瞬間に引き足を取ります。

実際の試合では、メンホーに触れずに10㎝手前で引き足を取りますのでルールを勉強する必要があります。

 

【刻み蹴り

1 :前手の肘に前足の膝でタッチ(高く抱え足を取る)

2-1:前足の甲で、相手の顔の高さを蹴る(蹴る瞬間はつま先を伸ばす)(両腕の構えはそのまま)

2-2:軸足の踵を相手に向ける(クルっと捻ると距離が伸びるよ)

2-3:引き足を取る(これ大事)(スキンタッチ)

2-4:同時に気合を発する

3 :バックステップ(残心)

 

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もうひとつ、後ろ足で蹴る中段回し蹴りも学びました。

ポイントは「回さない回し蹴り」

蹴るまでの動作が大きいとモーションに入った瞬間、相手に距離を取られるか、カウンターを合わされてしまいます。

また突きと違い蹴りは、その瞬間片足で立ちますのでバランスが悪いし、突きの連打をもらいとてもリスキーです。

なので、相手よりも速く動きださないと極まりません。足を外から内に向かって回して蹴るとゴールまで遠回りして蹴ることになります。

正解は上げた足を相手に向かって最短ルートで蹴ること。

「直線的」蹴ることが重要な要素になります。

縦に蹴りだして刺すイメージでしょうか。身体の枠の中で蹴ると生徒には説明しています。

 

 

【中段回し蹴り】

1-1:後ろ足の膝を相手に向かってぶつける

1-2:その瞬間、軸足を捻る

1-3:足の甲で蹴る(両腕の構えは入れ替える)

2 :引き足を取る(これ大事)

3 :蹴った足をそのまま前におく(結果的にスイッチした状態)

4 :バックステップ

 

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蹴りは、上記に挙げたデメリット以外にメリットもたくさんあります。

中段蹴りが極まると2ポイント奪取。上段蹴りは3ポイントです。

試合中0-1でポイントをリードされていても、蹴りが極まると一発逆転も可能です。終盤リードを許している時は蹴りで高得点を狙うのがセオリーです。

また、突きと蹴りでは「間合い」が違います。蹴りはより遠い距離で組手が出来ます。もっと分かり易く説明すると、突きが届かない距離で組手が出来るって意味です。

蹴りが得意な人は試合展開を有利に進められますね。

蹴り方の説明で軸足を捻る理由ですが、さらに遠く距離を伸ばせるためです。

 

はじめての蹴りでしたが、膝を高く抱えないと蹴り足も低いままとなります。

帯より下の位置を蹴ってしまうと反則なので要注意。

ポイントは、

①抱え足

②スキンタッチ

③軸足を捻る

④引き足

 

来週は、突きと蹴りのコンビネーションを予定しています。

楽しみに待っててね。

 

【形】

稽古前に改めて説明です。

私が言う「カッコ良い形」とは、技の一致性を指します。

1:手技(突き、受け

2:引き手

3:軸足の張り

この3つを揃えること。

 

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意識づけをした上で、四の形・十二の形に移りました。

平安二段も同様に、挙動にメリハリをつけながら。

とても集中力が高く、全員が個人練習を頑張っていました。

形と組手の順番を入れ替えたのが良かったのかな?

 

時間の都合で一人ひとり回れなかったのは申し訳なかったです。ゴメンね。

最後は試合を想定して、全員で形を通しで打ちます。

 

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審査も試合も一発勝負。自分の形に神経を集中させなければいけません。

形を間違ってしまうのは打ち込む量が足りないから。毎日少しだけでも良いから形を打つ習慣をつけよう。

垂水区大会の後は、審査が控えています。

全員で受審出来るよう、形も頑張ろう!

 

 

居残り練習では、2人の生徒とともにシソーチンを。

シソーチンは4つある修交会の指定形のひとつです。

新しい形も息抜きに丁度良かったかもね。

他には、リクエストもあり平安初段と五段も。形にも興味を持ってくれるとすごく嬉しいです。

保護者の方とも、たくさん空手のお話ができ幸せいっぱいです。

空手教室を開いて良かったとホントに思っています。

感謝!

 

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※次週11月5日は小部小学校の音楽会なので、無理のない時間にお越しください。

16:00まで時間を取れますので居残り稽古してもらっても構いません。

その他の生徒は通常とおり13:00からスタートします!