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荒賀龍太郎のチャンピオン組手セミナー3 龍太郎伝 「攻撃の基本」-変幻する攻防!防御力と決定力を身につける- 4/5
こんにちは!
荒賀龍太郎のチャンピオン組手セミナー3 さらに続きます。
13・ダッキング&突き・レベル3(相手に反応させて避けて突く)
14・ダッキング&突き・レベル4(距離を取って刻み突きで反応させる)
15・ダッキング・スピードアップトレーニング
16・ダッキング&突き・蹴りのコンビネーション
【ダッキング&突き・レベル3(相手に反応させて避けて突く)】
組手構えに立ち距離は前足が重なる位の近距離です。
ダッキングして突きをお互い一度ずつ繰り返し、2本目で極める練習です。
ペア相手と同じくらいのスピードが無いと練習になりません。
最初の突きに反応させて相手に突かせます。それをダッキングして突きを極めるって訳です。
これを高速で、、
ポイント:突いたらすぐにダッキングする
【ダッキング&突き・レベル4(距離を取って刻み突きで反応させる)】
今度は、前足を一歩踏み込んだら相手の前拳にタッチ出来る程度の距離を取ります。
自分の刻み突きを返されたときでも、距離を取る事でいろいろな技の組立が可能となります。
ポイント:わざと刻み突きに相手を反応させて突いてきたところを獲る。
これをひとつ覚えれば、相手との距離を変えていくことでいろんなバリエーションが膨らみます。
ダッキングひとつで、相手を惑わすことが出来ると言えます。
①刻み突き(みせ技)
②相手が反応(攻撃)してきたらダッキング
③逆上 or 裏回し蹴り
みせ技とはいえ、刻み突きはしっかり距離を取り本気で突きにいかないと相手に悟られます。
刻み突きで相手を下げて反応させなければ、この技は成立しません。
正体同士・逆体同士の場合は相手の外側に逃げられるのでかわしやすいですが、
正体 / 逆体では、相手のオープンスペースにダッキングすることになるので特に注意が必要です。
要するにこうです。
刻み突きで跳び込み、突いた手で上段を防ぎながらダッキングします。
これなら相手のオープンスペースに入っても被弾リスクは軽減出来ます。
防いだ手に当てさせたところを獲りにいくことが出来ますね。
【ダッキング・スピードアップトレーニング】
超高速スピードでお互いが突いたあとダッキングを繰り返します。(全力で突いてます)
これは体幹の強さが問われます。
上体を大きく振って体勢を戻して突きますので、体幹が弱いと競り合いに負けます。
30秒間全力でやり切ってました。
【ダッキング&突き・蹴りのコンビネーション】
ダッキング&突き・レベル3で行ったことにプラスして、裏回し蹴りを追加しています。
こうです。
①突いて潜って1発目は突きを返す
②更に潜って裏回し蹴り
これを最初から距離を取って行います。
ポイント:蹴った後は蹴り足を後ろに着地させ距離を取ること。
ダッキングの後に蹴れるように練習しています。
自分のタイミングではなく、しっかり相手の攻撃を見て来たものに対してしっかりダッキングすることが重要ですね。
相当、反応のレベルが高くないとついていくことが出来ない高度な練習でした。