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2022年12月17日 (土)道場稽古34
こんにちは!
今日は、審査前日の稽古みっちりと基本と形に時間を費やしました。
1・ジョグ・筋トレ・体幹トレ
2・神経系トレ
3・固定式基本
4・形
5・移動式基本
6・居残り稽古
【ジョグ・筋トレ・体幹トレ】
ジョグ、サイドステップ、ダッシュでキンキンに冷えた身体を温め、静的ストレッチで伸ばしていきます。
先週は暖かかったのに、今日は激さむ。身体が硬い人はケガしやすいので要注意です。
今日はいつもの2倍筋トレ。
腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット正面蹴りを20回ずつ行い、トータル190回です。
体幹も同様に鍛えます。体幹が強いとどんなスポーツにも有利に働きますので、ちゃんと強くしてあげたいと思っています。
今日で49分経過です。
極めが強くなることを信じて来年も続けていこう!
【神経系トレ】
半年ぶりでしょうか。久々登場のラダー。
プレゴールデンエイジ期にあるゆり生に、一生ものの運動神経をプレゼントせないけません。
神経回路の発達が著しいこの時期に、運動能力の基礎が出来上がります。
限られた練習時間ですが来年からは、少しだけ通常メニューに取り入れようと思います。
・2イン2アウト
・ラテラル2イン2アウト
・カリオカ
初登場のカリオカも全員出来るようになってましたね。後はリズム感です。
【固定式基本】
審査と同様の稽古を行いました。
当日は手取り足取り教えてはくれません。
先生の言葉を聞き、その通り出来なくてはいけません。
道場の稽古では、理解出来るまで教えますが審査や試合は一発勝負。
普段から良く聞き「頭で考える」習慣をつけてほしいと思います。
帯の色が濃くなるにつれ、説明も簡潔です。(分かって当然な感じになっていきます)
突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・正面蹴り
その場基本も2つ。
突き・中段横受け:基立ち
上段突き・上段揚げ受け:基立ち
空手を続けている間これらの練習は、なくなる事はありません。
今日の指摘内容を記します。
・突く位置
・引き手の位置
・技は身体の枠の中で出す
・足の運び方
審査前日なだけあります。みんな集中力が高かったです。
余談ですが飛び級する生徒に共通して言えることは、そのグループの中で一番目立つこと。
例えば、基本・形・組手が正しく出来ている事が前提条件として、
1・呼ばれた時の声の大きさ
2・気合
3・キビキビした行動
要は始まりから終わりまで、やる気マンマンの人です。
一番目立つくらいに頑張ってね!
【形】
基本にガッツリ時間を割いた後は形です。組手の時間を削ってまで、かなり時間を使いました。
何度も何度も審査で打つ形を演武しました。
始まりの立ち方から、発声、礼の角度まで練習しています。
特に練習したのは、転身方法。
ラインテープを使って何度も練習を重ねました。
意図が理解出来ればこっちのもの!
後は反復練習です。
みんな正しく理解出来ていました。
明日もこの調子で頑張ってほしいと思います。
ビビッて自信なさげに演武しちゃダメです。
堂々と練習した通りに思いっきり頑張ってほしいと思います。
【移動式基本】
1・基立ち / 追い突き
2・前屈立ち / 逆突き
手技・引き手・軸足の張りで技を極め、運足は半円を描きすり足です。
先週よりも、少し良くなったきたかな。
3・四股立ち / 下段払い受け
自発的にラインテープの上に立つ生徒がいました。
練習の意図が分かっていると言えます。
技(下段払い)は軸足(後ろの足)と同時に極めます。
上半身の軸が真っすぐ保てていない生徒が大半です。
四股立ちの移動が最低限出来るようになったら、要求レベルを上げます。
最低限とは、
①足を直線的に運ぶ
②頭の高さを変えない
③上半身の軸
④四股立ちの長さ
⑤つま先の向き
4・猫足立ち / 手刀受け
初登場の猫足立ちの移動基本
右足を前に出せば、「右猫足立ち」と呼び
左足を前に出せば、「左猫足立ち」と呼びます。
作り方の説明です。(左猫足立ち)
①結び立ちに立つ
②左つま先を真っ直ぐ向ける(レの字立ち)
③左つま先を前に出す
④左つま先を立てる(上足底で立つ)
⑤両膝頭は進行方向に向ける
⑥前足3:後ろ足7の割合で体重をかける
⑦後ろ足踵の上に、お尻と背中を乗せる
手刀受けは中段横受けを手刀に変えるだけですが、水月に小指側面をはめこみ技を極める瞬間、上半身は半身で立ちます。
また正しい足の位置を確認するには前に出した足を後ろに引き、結び立ちになっていればオッケーです。
【居残り稽古】
初めて登場した体幹ストリーム。
体幹の強化は、形が上手くなりたい人にとって切っても切れない大事なトレーニングのひとつです。
不安定に揺れる水の動きで表面だけではなく、深部の筋肉を刺激します。
形が上手い選手の特徴ですが、スピード感ある形をうったり急な方向転換でもビタっと止まれること。
そんな生徒を育てたく来年から居残り稽古で形が上手くなりたい!と願う生徒を若干名募集しますので連絡ください。
条件はひとつ。
継続して挑戦出来る人。
突然形が上手くなるわけではありませんが継続していれば、来年春の北区大会や神戸市大会の頃には今とは違った力強い形が打てるようになっていると思います。
(予め連絡をください、但し遊びではやりません)
※来週はいよいよ稽古修め!プレゼントも用意していますので楽しみに待っててね!
少しだけ練習した後は、お世話になった道場をピカピカに大掃除!