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2023年3月19日(日) 心武館特別練習会【一般部】 @垂水水産会館
いつもありがとうございます!
昨日は朝から一般特連。
心武館の拠点は明石(垂水)なので、何かあればこっちまで行くことになります。
イヤな予感がする初めての場所で、ナビに名前を入れてもヒットせずとりあえず垂水体育館を目指すことに。
体育館から西に向かって海沿いをちょっと走ると事前に聞いていたのでさほど迷う事なく到着。
10分程度でしょうかロスしたのは。
タッチパネルじゃないナビなので使い勝手が悪くめったに使わないので、ここ一番って時に設定に戸惑ってしまいます、、
今日は道場指導者も生徒となって稽古です。
久々のArawaza形道着。
ちょっと大きめの道着を選んだのでズボンがやけに長いです。
MAXで上に引っ張って紐を結んでいますが、ずり落ちてくるので敬遠していた道着です。
今日、ズボンの上から巻いてずり落ち防止してくれるアイテムを見つけ初めて使用しました。
さて本日のメニューはこちら。
1:キレを生み出す基本
2:修交会クルルンファ
3:2つのクルルンファ 修交会と全空連の違いについて
4:クルルンファ分解
5:護身術
【キレを生み出す基本】
私のリクエストに応えて頂きました。
教わった事を簡単にまとめてみますと、
・腰の使い方
・身体の動かし方
・手の使い方
・引き手の取り方
休憩の合間にスマホでメモ取りまくり状態でした。
道場稽古がマンネリに陥らないよう工夫も必要ですし何より、生徒にレベルアップしてもらわなければいけません。
そのためには、今回のような勉強会は私自身に必要でした。
まずは突き技ダブルツイストです。
突きだけで15分だったでしょうか。突きだけですよ。
これだけで汗が噴き出ます。
言葉での説明はやめて道場でアウトプットしていきますので内容は割愛します。
白帯生にはかなり難しいですし、緑帯以上になったら必要になってくるかも知れませんね。
でも帯の色に関わらず大きな大会で上位に食い込む選手は、軸が整っていたり、技の正確性だとか何か違うものを持っています。
話は逸れますが、大会に出場したら勝ち上がる選手を観察する癖をつけてほしいと思います。
勝ち上がる選手は何かが違いますので。その違いに自分で気づくことが出来たら成長するきっかけとなります。
・下がって受けて 前に出ての突き
・三方突き
これも長い時間をかけて何本もダブルツイストで繰り返します。
ダブルツイストが得意な選手はバッサイ大の最大の見せ場、横払いからの突き / 受け の連続動作で魅了することが出来ることしょう。
腰が入った突きが出せれば、さらに長い突きが出ますのでより大きなダイナミックな形が打てると教わりました。
突きは、『手で突こうとするのでは無く腰からの反動で自然と腕が伸びるだけ』と教わりました。
確かにその通りです。
①足が着地し
②腰が回り
③遅れて腕が出てくる
こんなイメージで、ひたすらダブルツイストでした。
他には、猫足立ち / 手刀受けの極め方の指導でした。
【修交会クルルンファ】
クルルンファを打てる先生が初めて学ぶ一般生の間に入り、全員でクルルンファです。
挙動を覚える事をメインにゆっくりと丁寧にトータル5回打ちました。
谷派のクルルンファは昨年秋の審査以来でした。
【2つのクルルンファ 修交会と全空連の違いについて】
修交会と剛柔流第二指定形であるクルルンファは異なる点が多数あります。
私自信、剛柔流のクルルンファを教範で覚えた事もあり違いは把握しているつもりでしたが、今回改めて異なる点について指導を受けることに。
ざっとあげてみると、
・繰り受け / 押え受け → 手刀受け
・関節蹴りの演武線
・後ろ肘当ての立ち方
・頭突きの後の掌底押え受けの位置
・上段交差受けからの両掌底のすり替え
・回し受けのかたち
改めて再確認出来ました。
【クルルンファ分解】
今後の指導員審査会に挑戦される方に向けて、分解を2か所指導して頂きました。
どれも理にかなった動き方で見て聞いて納得でした。
ペアとなり教わったことを実際に自分たちで分解します。
1・手刀受け → 関節蹴り
2・裏受け → 裏突き → 正面蹴り → 肘当て
手刀受けを当てる位置なんかは知らなかったこと。
実際に、いざ自分の身を守る場合どうやって受けると効果的なのかを知る良い機会になりました。
手刀で相手の手首辺りを狙ってましたが、ポイントは相手の肘でした。
【護身術】
館長自ら護身術について指導して下さいました。
基本的な考え方は『必死こいて逃げる』が正解です。
生徒には、走って逃げるよう教えないけませんね。
ただ、危険から安全に逃れることが出来ない時のために護身術があります。
間違ってはならないのが、相手を痛めすぎて『過剰防衛』となること。
今日教わったことは、
・相手に自分の腕を掴まれたとき
・相手に両手を掴まれたとき
・相手に胸ぐらをつかまれたとき
これも館長自ら実演して頂きペアに分かれて練習です。
途中館長が、失敗例も交えて教えてくれるので大爆笑の連発でした。
”暴力に暴力で応じることなく災難から逃れることが出来る”
まさに道場訓のとおりでした。
※ズボンのずり落ちが一度も無く快適に稽古出来ました!
ただズボンのループを利用して固定しますので、ループが引きちぎれそうなところが難点です、、