ブログ
タナス・フラッシュ Vol.1 -世界最速の攻防、強い体幹 戦術を身につけるトレーニング 基本編- 1/3
こんにちは!
ブログの内容が組手のDVDばかりになってきました。
今から10年前日本で行われたセミナーの模様です。
通訳は競技の達人でお馴染み、月井 新先生です。
ジョージ タナス選手のセミナーDVDは3本発売されていて、今日ご紹介するVol.1は基本編となっています。
今のゆり生に持ってこいの内容ではないでしょうか。
2時間オーバーの内容ですので3回に分けて書いてみたいと思います。
他にも、ベスト空手シリーズからも1本出てますので、いずれご紹介したいと思います。
1:オープニング
2:ウォームアップ
【オープニング】
日本のチームは非常に強いです。強いですが本日お伝えする内容は、日本に欠けている技術的な部分です。
【ウォームアップ】
館内を腕を大きく回しながら軽くジョグ・サイドステップです。
今度は一列となり、足バタバタから号令とともにダッシュ。
四つん這いとなって競争、途中でおへそを上に向けてます。
手押し車なんかも。1歩・2歩歩いて、3歩目で腕立て伏せでした。
出来る限り速くを強調しています。
背中が反らないように、お腹に力を入れて手押し車してました。
反復横跳び・バービー、リラックスして刻み突きのウォームアップなんかもやってます。
リラックスしながらも、段々スピードが上がってきます。
蹴りだけのウォームアップでは、左右の足で連続して蹴り技を繋げています。
正面蹴り・足払い・中段回し蹴り・上段回し蹴り・変化させての上段蹴り・後ろ回し蹴り・2段蹴り。
軽い組手のウォームアップです。
陸上競技で、ヨーイドンの姿勢となり、後ろ足で地面を蹴り中段逆突きを打つ練習です。
後ろ足つま先を前に向けて立ち(エビ構え)ます。
前足で跳びこむも、後ろ足を引きずっていては力が伝わりませんので、この練習は強く蹴ることを意識します。
日本の選手は前足の踏み込みが浅く突きが短い傾向にありますが、今日はヨーロピアンスタイル。長い突きです。
逆突きする時の、前拳は引き手を取らず頭の前に置き、相手の突きに備えます。
この時身体の軸が前のめりに突っ込んでいますね。
遠い距離から踏み込み、突いたらバックステップで距離を取ります。
これを利き構え・逆構え繰り返します。
外国人選手特有のフォームで、荒賀先生もこれに近い逆突きのフォームしていますね。
左右数本ずつ打ったあと、リラックスしながら前足を回し蹴りの要領で掻い込み中段逆突き。
この膝の抱え込み。
動作の中に組み込む理由は、自分の中段を膝でブロックしながら最後突きで極めるから。
脛や膝でブロックして反撃でした。
今度は大きくジャンプし、空中でスイッチ。
着地と同時に膝を抱え込み、逆突きです。
床からの反動を使い技を出す練習です。
他にも、
ジャンプ(スイッチ)→ 抱え込み → 上段刻み蹴り → 中段逆突き
ジャンプ(スイッチ)→ 抱え込み → 上段刻み蹴り → 裏回し蹴り → 中段逆突き
なんかでアップしてました。