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タナス・フラッシュ Vol.1 -世界最速の攻防、強い体幹 戦術を身につけるトレーニング 基本編- 3/3
こんにちは!
今日から夏季休暇に入りました。
10連休初日です。
組手のブログが続いていますが、しばらく続きます。
タナスセミナー Vol.1基本編 最終回。
5:カウンターの妙
6:反応の妙
7:クロージング
【カウンターの妙】
「出会いを制す」
ペア練習です。
遠間から突っ込んできたところを、中段突きを前で捉える練習です。
普段動き出しに反応して技を合わせる練習は良く行われているかと思いますが、全開のスピードで突っ込ませ前で捉える練習を紹介していました。
「裏回し蹴りでカウンターを決める」
今度は裏回し蹴りです。
ルールはひとつ。
止まらず突っ込む。
スピードを落とすと実戦的な練習となりません。
反応の鋭いタナス選手は、相手の一歩目で既に膝を掻い込んでいますので全力で突っ込んできた相手にも前で捉える事が出来ています。
反応スピードがとても高いです。
「相手が構えた瞬間を狙う」
続けて始め!の、「め」で飛びこむ練習です。
構えだしの速さの意識づけでした。
かなりロングの逆上で取っていました。
【反応の妙】
「1対3の組手 -番号に反応する-」
3人の打ち込み台を扇状に並べ、端から1・2・3と予め番号を決めて置き、1と合図されれば1の人に技という具合に
素早く反応する練習です。
浪速高校のDVDで紹介したメニューと同じです。
「1対3の組手 -触れられて反応する-」
自分の至近距離に扇状に並べ、台の人がランダムでタッチします。
タッチした人以外に素早く反応して突き(蹴り)を出す練習です。
「1対3の組手 -連続で攻撃する-」
今度は3人が縦一列に並び、自分めがけてダッシュしてきます。
ハイスピードで連続して出会いを捉える練習です。
3人が連続して何周もグルグル回ってきますが中段や刻み・裏拳で先を取っています。
なかなか面白い練習方法ですね。
「後ろから肩を触る」
まず目を閉じます。
ペア相手が後ろから肩をタッチしサッと左右に動いたり、そのまま前方に回り込んだりランダムに移動します。(しゃがんで隠れてみたり、背後に密着していたり)
触られた瞬間振り返り、相手を見つけて技を出す練習です。
これも初めて知る練習方法でした。
ペア練習は3人から4人で行えますので、楽しく反応力を磨けるのではないでしょうか。
遊びの要素を取り入れることで稽古がマンネリに陥らず、生徒達も楽しみながら反応力を向上できるんじゃないかなと思いました。
試合中、咄嗟の動き(状況判断)に活きてくるかも知れませんね。
【クロージング】
日本の子供達は皆意識が高く、難しそうなことでも意欲的に取り組んでいます。
明日はもっと大事な練習をします。
明日のセミナーでは、これまでとは違う防御と攻撃技を沢山紹介しますので、もっと空手を好きになれることと思います。