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2023年7月22日 (土)道場稽古62
こんにちは!
冷房フル稼働・大型扇風機4台ブンブン回しても、体育館の中は灼熱の暑さ。
こまめに水分補給、気分が悪くなったら休憩を取り入れながら稽古することに。
これから先、メニューを見直さないといけないかも。
防具フル装備で組手稽古してたらぶっ倒れるかも知れないくらい暑いです。
【バンビクラス】
00:早連
01:ラダー
02:体幹
03:固定式基本
04:移動式基本
05:形
【モンキークラス】
06:コーディネーショントレーニング
07:体幹
08:移動式基本
09:形
10:組手
-バンビクラス-
【早連】
今週もやる気マンマンで早連です。
デビュー戦を控える生徒2名と四の形。
H君、家で練習してるんだろうな。来る度に上達しています。
幼児から1年生になって数カ月ですが、ちゃんと説明を理解しそのとおり動こうとしています。
凄く成長を感じています。
引き手が下がる癖も今週は改善されていました。
もう一人Y君。
彼もデビュー戦に向け、早連に来てくれています。
ひとつずつ課題をクリアしながら成長していってほしいと思います。
おへそを真っ直ぐ前に向けて形が打てるようにね。
初めての試合形式。
形の最中は決して、対戦相手を気にしないこと。
自分の打つ形に集中しよう!
最近入会したS君。
いよいよ形の練習に入ることに。
スペシャルアイテム "フラットマーカー“ で挙動を大分覚える事が出来たんじゃないかな??
この形を覚える事が、今一番大事なこと。
この調子で頑張ろう!
稽古後の充実した表情を見てると本人的にも達成感があったんじゃないかな?
暫く形稽古した後は、大縄跳び!
チビちゃんがたくさんいてるのでヘビと郵便屋さんでした。
昔ながらの遊びを通じて運動神経が高まればベストですね。
【ラダートレーニング】
大縄跳びの次は大人気のラダー!
・クイックラン
・グーパー
・スタックアウト
・スラローム
今日気づいたことがひとつ。
ずっと同じリズムで手拍子してみたところ、リズム感が芽生え出しました。
何とかついて来ようと頑張ってるチビちゃん見てると癒されます。
【体幹トレーニング】
・バックプランク
・V字プランク
・サイドプランク
バンビのようにプルプル震えながらも頑張るチビちゃんにまたもや癒されました。
何とか持ちこたえようとする姿を見せてくれます。
それでこそ我が生徒 みんな頑張れ!
通算12分。
【固定式基本】
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
ひたすら繰り返しています。
特に受けは挙動を2つに分け繰り返し繰り返し、身体に落とし込みます。
S君が前に立ち、号令をかけてくれました。
S君、自主的に何度も下段払いを練習していましたね。エライよ!
【移動式基本】
腰に手を当て基立ちとなり運足の練習から。
注意する事を記しておきます。
1・歩幅は常に肩幅
2・足の運び方は ”半円” を描くように
3・前膝は軽く曲げたまま
4・おへそは真っ直ぐに向ける
この基本をベースに突き(追い突き)を入れていきます。
突きを出すタイミングは後ろ足が前に着地し、ほんの僅かに遅れて突くように意識しよう。
上手く見せるコツも記します。
1・突きを出すとともに、反対の手で引き手を同時に取る
2・突き・引き手と同時に、軸足(後ろ足)の膝頭を床に向ける(締めると表現しています)
この後いよいよ『形稽古』に入ります。
【形】
ひとまず全員で四の形!
チビちゃんたちは出来なくて当たり前。
1カ月後にデビュー戦を控えるお兄ちゃんたちを優先して形稽古させてもらいました。
形は、素早く動けていかにピタっと止まれるか。
突きや受け・立ち方が極まっていなくてはいけません。
止まるところでフワフワ動いていてはダメですので、おへその下に意識を集中させ止まる練習をしてみよう!
この調子で大会に向け努力を重ねてほしいと思います。
いっぱい練習したら上手くなりますし、自信が持てるはず。
今日のバンビクラスは全員がとても頑張っていました。
(つづく)
-モンキークラス-
【コーディネーショントレーニング】
『ラダー』と『リアクティブキャッチ』を組合せることで、手と目と足の3つを同時に刺激しました。
シャッフルで軽快にラダーを駆け抜けるとともに、途中リアクティブキャッチを指定された色のスティックを握るトレーニングです。
ラダーでは、脳からの信号を身体に落とし込みますが、それにプラスして赤・黄・黒のスティックを目で追いながら、握る動作を交えました。
このトレーニングの利点を説明します。
自分とスティックとの位置関係や距離を測る能力『定位能力』、
指定された色を目で追いかける、これも『定位能力』、
一定の軸を崩さずシャッフルで駆け抜ける『リズム能力』、
投げられたスティックを状況に合わせ手を伸ばしたり、縮めながらキャッチする『変換能力』
これらは、神経の働きが最も伸びる幼児期から成長期にあたる、今必要なトレーニングです。
今、道場で空手道を学んでいますが、このような神経系トレーニングを積むことでいろんなスポーツの土台となる運動神経を高めることが出来ます。
空手道とは愚直に同じことをひたすら繰り返すことで忍耐力と技の完成度を高めますが、運動神経の土台作りに関しては、生徒を飽きさせず真剣に楽しみながら成長させてあげたいと思っています。
もっと勉強を重ね道場に取り入れますので楽しみにね!
上手く写真を撮ることが出来ませんでしたが、終盤は流れるような動きの中で指定色をキャッチする生徒が出て来ました。
駆け抜けながら手・目・足、それぞれバラバラの動きをするんですから、運動神経上がること間違いなしですね!
【体幹トレーニング】
先週から難易度を上げた体幹トレーニング。
バランスディスク6枚を使ってハードに鍛えます。
今日で130分経過です。
プランク1分2セット
サイドプランク30秒2セット
来週でいよいよ、継続して1年です。
稽古回数の少なさは、創意工夫と効果的なトレーニングの積み重ねでカバーするしかありません。
大会に出場すると決めた以上は、勝たせてあげたいと心から願い日々メニューを考えています。
だから生徒には、必死に真剣に一回いっかいの稽古に本気で取り組んでほしいと思います。
【移動式基本】
前後に一歩ずつの移動稽古です。
マンネリにならないよう、少しメニューに手を加えました。
・猫足立ち / 正面蹴り → 手刀受け
・四股立ち / 下段払い → 四股立ち突き
・前屈立ち / 中段内受け
全員に共通して言いたいことがひとつあります。
全体稽古の中で、個人的にアドバイスしたことがあったとしても、それは自分に向けてのアドバイスだと思い耳をダンボにして聞き逃さず、取り入れてもらいたい。
(そうじゃないと時間がナンボあっても足りないので聞く癖をつけてね)
段々猫足立ちが良くなってきました。
呪文のように唱え続けてきたからでしょうか。
糸東流の特徴は、最短距離且つ直線的に技を出します。
手刀受けが手踊りしないように、相手の攻撃を力強く受ける姿をイメージしながら稽古すると技に迫力が出るはずです。
この言葉の意味を理解し、次週の稽古に励んでください。
これだと先週と同じなので、前足で正面蹴りを追加しました。
猫足立ちで前足が上がらないのは、重心が前に乗っているから。
重心のかけ具合は、
前 足:3
後ろ足:7
骨盤の使い方の意味も浸透し始め、美しさが出せる生徒もちらほら。
余計な力を入れず、前足を鞭のようにシャープに膝から下を飛ばす感覚です。
引き足を忘れずにね。
次、四股立ちです。
これも骨盤と肩甲骨の意識ひとつで見栄えが大きく変化します。
過去に散々、呪文唱えてますので正確な四股立ちが出来る生徒も居てます。
今日の移動稽古は、オレンジ帯の審査内容です。
斜め45度に正しく演武線を取り下段払いと、真身で四股立ち突きです。
白帯の生徒には難しかったでしょうか。
四股立ちの稽古を繰り返すことで、地面に根が生えたような安定感抜群の立ち方に変身出来ます。
空手に必要な筋肉はこの基本稽古の中から生み出されます。
もうひとつ、いつ以来だろう。
久しぶりに登場した『内受け』
前屈立ちを取るとともに、内受けです。
これも他の受け技同様に引き手で技を極めるように。
道場で学んでいる基本形では登場しませんが、指定形に出てくる受け技です。
マンネリしないよう、取り入れてみました。
ここまで平安初段・二段・五段で出てくる新しい技や立ち方は、細かく丁寧に時間をかけて指導してきました。
(四本貫手・拳槌打ち・横払い・交差受け・交差立ち・後屈立ち・肘支え受け・脇構え・肘当て・浮足立ち)
この他にも、肘受け・小手受け・掬い受け・膝当て・裏打ちなんかを学んでいきます。
7月平安五段は覚えてきた生徒も多いことだし、8月は修交会なので新しい形の稽古は行いませんので、気分転換に指定形の受け技を挟みました。
【形】
大会で勝負出来るレベルにするべく平安五段を挙動ごとに、細かく稽古しました。
形稽古の中で声を大にして伝えていたこと。
挙動間は、立ち方にない立ち方を取る。
連続写真のように細切れで説明してみました。
意味伝わったでしょうか。
後、技をどこからだすか。
この2つを身体に落とし込むことが出来たら、技に力強さが出て来ますので家レン積んで来てくれたら嬉しいな。
これでお終いではなく、応用出来る挙動が他にもありますので、次回続きをするためにも今日の稽古をおさらいしておいてほしいです。
平安五段最後の挙動、基立ちから後屈立ちを取る際の身体の動かし方と、移動する目安。
正確な基立ちが取れていないと間違った後屈立ちになりますので、ここは注意が必要です。
正直まだまだ打ち込んだ量が足りていません。
キレの出し方・パワーの伝え方を稽古していきたいと思います。
全体稽古を終え、個人稽古に移りました。
可能な限り一人ひとりにアドバイスを送り、試合形式に臨みました。
この時点で50分近く費やしていたでしょうか、、
体育館の時計がずっと止まったままなので、時間配分を忘れがちです。
【組手】
稽古時間を約10分延長し、20分だけ組手です。
予定していたメニュー全てをこなせませんでしたが、この暑さです。
形に時間を割けましたので結果オーライかと。
前後のフットワークをひとつずつ。
今日のフットワークで意識すべきは、下がった後と前に出た後に、その場に居つかないこと。
軸を真っ直ぐに保ち、バネのように柔らかく身体をコントロール出来るようにしよう。
自分から攻撃を仕掛けるタイミングと、相手の攻撃に合わせて反撃する2つの中段突きを学びました。
いわゆる『先の先』と『後の先』
普段から、間合いを信号の色で説明していますので、生徒には伝わったと思います。
最後実際に、後の先の打ち込みをして組手稽古を終えました。
※これから体育館は暑さが増してくるかと思います。
体調が優れない場合は、指導者にひと声かけた上で休憩してもらっても結構ですが決して生徒同士おしゃべりせず、見取り稽古させるようお願い申し上げます。