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サソリ蹴りテクニックセミナー 2/4
こんにちは!
お盆休み頑張って更新続けたいと思います。
サソリ蹴りテクニックセミナー Vol.2は井出講師による「スライド」です。
2・グループ練習 井出講師の「スライド」
【グループ練習 井出講師の「スライド」】
これもグループに分けて練習しています。
まず中学生グループです。
組手構えとなり、後ろ足を前に寄せて素早く前進しています。
逃げる相手を追いかける時、詰める時に良く見受けられるかと思います。
アドバイスはこれまでと同じく、
・楽に
・膝を柔らかく
・音を鳴らさない
・頭の高さは変えない
次スライドです。
通常の入り方とは異なり、前足を送るのを我慢します。
前膝を進行方向に抜き、手から入る方法です。
以前ご紹介した「松久セミナー」の逆上と同じ入り方です。
若干テンポが異なるので、相手に取っては違和感あるんじゃないでしょうか。
組手は主導権の取り合い。
如何に相手の嫌がることをして、自分のリズムで組手するかです。
その意味ではこれもアリなんじゃないかと思います。
膝を抜いた時の体重をかける場所。
これまで意識してませんでしたが上足底でした。
それにしても井出講師、バリバリの大阪弁です。
まるで地元の友達としゃべってる感じがして妙に親近感湧きまくりです。
いつもと違う入り方。
前足を大きく踏み込む刻み突きばかりでしたので新鮮に感じます。
人と違う入り方があれば、引き出しも増えますし有利と言えば有利ですね。
上下に跳んだとして説明しますと、跳んで着地して大きく前に踏み込む従来の方法に対し、スライドはこうです。
下に沈んだと同時に前膝を抜き、手から入ります。
ただ突きが極まった時、自分の身体を相手にぶつけて距離を潰しています。
バックステップして残心取るのと比べてここはどうでしょうか。
抜きで入るスライドの刻み突きでした。
「構えは強く」良いアドバイスです。
構えが動くと押えられやすいしので技が潰されてしまいます。
構えた位置から真っ直ぐに出すだけ。
シンプル且つ適切なアドバイスです。
・前足の抜き
・前膝に引っ張られる感じで後ろ足の寄せ
・足音を鳴らさない
・構えは強く
・腰を落としたまま
おばけスライドの練習でした。
何より大事なのが、スライドで前に入った後、その場に居つかない。
足が止まればその瞬間狙われるから。
小さくでも動いていれば反応出来ます。集中力を切らさない事が重要です。
この入り方。フェイントで使いたいですね。
遠間から不気味な接近で近づいて来て間髪入れずに突きを飛ばせば、かなり違和感感じるんじゃないでしょうか。
教わった技をどう自分に落とし込むかですね。
指導する際、入り方のバリエーションがひとつ増えました。
収穫です。