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2023年9月5日 (火) 夜練1 @鵯台中学校
こんにちは!
本日から夜練が正式にスタート。
記念すべき初日に6名の生徒が参加してくれました!
8月のプレ1回目は形を2時間マンツーマン
プレ2回目は、キレの出し方に焦点をあてた2時間丸ごと形練
今日は審査前なので、基本・形を1時間かけてみっちり。
何かいつもと違うことしてみようかと、自由形をひとつ用意することにしました。
普段の稽古では、基本形に磨きをかけていますので、夜練は気分転換になるようなことをしようかと思ってます。
1・体幹
2・自由形
3・審査向け基本
4・受審形
【体幹トレーニング】
形の競技力を高めるには体幹トレは避けて通れません。
なので夜練にも導入です。
プランク・サイドプランク・バックプランク
今日からカウント開始、3分です。
久々に私も生徒に混ざってプランクしましたが、1分間の長いこと!
これを3分間涼しい顔でやるんですから、ホントに大したもんだ。
1年ちょい続けてますが確実に力ついてます。
いつの間にか私より形が上手くなり
いつの間にか突きを極められるんでしょうね、、
【自由形】
生徒が全員揃ってなかったので本日のメインである審査向けの練習は後回しです。
今日打った形はアーナン。
とおしで打つと少し長い形ですので1時間では時間が足りません。
なので最初の気合の挙動までとし半分は来週に回すことに。
バッサイ大を打つことが出来れば、もっとスムーズに応用が利くんでしょうが手こずりながらも一生懸命覚えてくれています。
霞をかけたり、正中線をずらして移動したり、掌底当てが出てきたり、抜きながらの蹴りもあります。
間合いを切りながらのかけ受け、一本拳からの肘当てまで出てきました。
今まで教わったことのない技ばかりで強烈に難しかったと思いますが、新鮮だったんじゃないかな。
みな良い顔をしています。
今日はここまで。
うんうん唸りながらも、脳みそフル稼働で折り返し地点まで到達しました。
【審査向け基本】
道場では『母指球』と『重心を乗せる』が毎回必ず出てくるワードです。
重心の乗った突きと乗っていない突き。
今日の説明ではっきりと意味(違い)が分かったことだと思います。
2度目のチェックでは、しっかり腰が入った突きをしていました。
拳先に力を伝えるにはどうすれば良いのか。
決して忘れないようにしてほしい。
前後に一歩ずつ動く基本では、どこをチェックしているのか答えを教えてます。
正面蹴りや四股立ち突き(受け)も同様です。
今日の集中力があれば、容易に理解出来る内容のはず。
帰って復習して自分のものにしてください。
基本が上手い人は形がキレイです。
最後の最後に気がつきましたが、道場に大きな鏡がありました。
指摘された癖が自分で分からないのであれば、鏡の前もしくは動画を撮影してぜひチェックしてみてください。
自分では出来てるつもりなんだと思います。
【受審形】
初めて審査に挑戦する生徒もいてますので、全員で四の形・十二の形からです。
基本同様に形も、やってはいけないことがあります。
シンプルに答えを伝えていますので、あとは自分の意識ひとつ。
軸の乗せ方・重心移動・演武線ここを丁寧に指導しています。
この後、平安二段に移りました。
指導の難しさを痛感している『整った軸』
前後左右に移動する時、斜めに転身する時、思うように極まらない時の方が多いですが、
今日とうとう6人まとめて良い動きを観せてくれました。
メッセージが、生徒一人ひとりに通じた瞬間でした。
手ごたえを感じた夜。
アドバイスひとつでここまで動きが変わるかと驚きを隠せませんでした。
やっと見つけた。
生徒がイメージしやすい言葉。
ホントにこれからが期待です。
ひと皮むけた瞬間に立ち会えました。
この調子で平安五段に移行し、一つひとつの立ち方や受け技の出し方や位置等を生徒毎に指導。
習得には個人差がありますが、めげずに頑張ってほしいと思います。
鏡の前で自分で確認しながら行うフェーズに移行します。
これからの形練(自主練)は、鏡やスマホでの撮影を通じて理想と現実を知ってもらうことから始めます。