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2023年9月9日 (土)道場稽古68
こんにちは!
9月に入り暑さで体力を奪われる心配もなくなり、稽古に集中出来ています。
早めに道場入りする生徒と形練習頑張りました。
バンビクラス
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹
3・固定式基本
4・移動式基本
モンキークラス
5・体幹
6・固定式基本
7・移動式基本
8・形
9・居残り稽古
-バンビクラス-
【早練】
10月神戸市・11月垂水区大会を見据え、バンビクラスの生徒も日々頑張っています。
神戸市大会は平安二段をしっかり打ち込むこと。
垂水区大会は四の形・十二の形が打てれば出場可能です。(用紙はそろそろ届くはず)
バンビの生徒は大会デビュー戦にはもってこいですので、是非形を覚えて挑戦してみよう!
組手競技に出場するには防具を揃えないといけませんので、検討されている方おられましたら連絡ください。
四の形と十二の形の順番を覚えている段階です。
順番を覚えた生徒は大会に向け、ピリッとした形が打てるようにね。
大事な部分を記しておきますので家レンする際の参考にしてください。
・強い技を出すには、引き手のスピードを上げる
・身体のふらつきを止めるには、引き手を身体に密着させる
・立ち方は全て基立ちで、同じ長さ同じ幅
【ウォーミングアップ】
横一列になり元気いっぱいで身体を動かします。
両足ジャンプ・抱え込みジャンプ・アンクルジャンプ・うつ伏せダッシュ・仰向けダッシュ
涼しいのでダッシュ・ジャンプ系入れてみました。
チビちゃんは競争好きですね!
遠くに跳んだり、素早く立ち上がったり元気いっぱい頑張る姿見せてくれるので、いつも元気もらってます。
アップの後は、柔軟とストレッチで肩甲骨・股関節回りをストレッチしました。
【体幹トレーニング】
チビちゃんに交じって、ひとつだけ参加!
私自身、長いことやってなかった体幹トレ。
1分だけでもしんどいです、、
プランク・バックプランク・バックフルアップの3種類でした。
通算24分。
【固定式基本】
基礎固め中のバンビちゃんたち。
じっくりゆっくりとスローペースで進みます。
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
・下段払い
少しずつ出来る技が増えてきました。
大きな声で気合入れて頑張る姿が可愛いすぎます。
バンビの先輩たちは、引き手の取り方に注意しよう。
手首と肘は床と平行になるようにね。
突きの練習をする際、はじめに水月の前に両拳を重ねています。
イメージは拳先と肩で二等辺三角形を作ります。
これは左右どちらで突いても同じ位置を突く意識付けでもあります。
なかなか理解するには難しいかも知れませんが、突きを狙う位置の説明をしています。
【移動式基本】
基立ちとなり追い突きの練習をひたすら行いました。
追い突きとは、
右足前なら右手で突き
左足前なら左手で突きます。
(逆突きは反対の手で突くよ)
これは形を打つ練習に入る下準備です。
指導形は全て基立ちですので、何度移動しても同じ長さ・同じ幅でなくてはいけません。
まずは立ち方や技の名前を覚え、サッと準備が出来るところを目指そう。
「左追い突き 用意」って言われれば、
右足下げて基立ちとなり、左手で水月前を突けるようにね。
もう一つ、正面蹴りでの移動基本も行いました。
蹴りで大事なことは、
①しっかり膝を抱え込む
②上足底で蹴る
③しっかり引き足を取る
です。
①が出来ていないと、サッカーボールを蹴る感じになりますので、そうならないようにね。
上手く蹴るコツを記します。
①リラックスして蹴る
②前膝は曲げたまま蹴る
③膝から下を柔らかく使う(靴とばしのように、放り投げるイメージ)
あっという間の1時間。
ホントはもっと長くやりたいところですが、集中力が途切れたら身につきませんので60分がベストかな。
最後までよく頑張りました。
(つづく)
-モンキークラス-
【体幹トレーニング】
プランク・サイドプランク・V字プランクでした。
V字プランクなんて強烈にキツいですが、1分間ピクリとも動かず美しい姿勢を保ち続けるK君。
しんどいはずですが、自分に負けず足を降ろしません。(エラい!)
形に可能性を感じさせます。
これで148分経過しました。
【固定式基本】
先日の夜練の続きから。
上半身だけで突く技はどこか威力が足りません。
重心を母指球に乗せることで下半身からパワーを生み出します。
今日、前から突き手を押され潰された生徒は、立ち方が間違っています。
「母指球」と「膝の使い方」です。
これを身体で理解し、形で表現出来るようになると技に力強さ(迫力)が生まれます。
形競技にも、スピード同様にパワーも必要になってきます。
力強い技の源は下半身にあります。
決して手突きにならないように。
ペラい突きじゃなく、ズドンと重い突きが打てるようにね。
あと今日みんなの突きを確認してましたが、拳の握り方がおかしな生徒がいてました。
おそらく自分では正しく握ってると思いますが、一度床に拳を当て確認してみてください。
拳立て伏せ(腕立て伏せの拳バージョン)の姿勢が取れたらオッケーです。
明日の審査に備え、基本に忠実に突き・受け・蹴りを行いました。
白帯・オレンジ帯の審査内容に沿って稽古してますので、今日の調子で頑張ってください。
四股立ち突き / 受けは、演武線・身体の上下動に気をつけてね。
上半身はしっかり前方を向けて。
しっかり集中出来ていました。
【移動式基本】
左基立ちを取り支点となる左親指の床にテープを貼ります。
そこから前後移動する右足位置にもテープを計3か所貼り、自分の基立ちを身体に覚えさせます。
最初はテープの位置を気にして足元を見ていますが、この練習で自分の長さ・幅を感覚で理解出来れば形が崩れることはありません。
準備に時間がかかることが難点ですが、手っ取り早く覚えるには効果的な練習方法ではないでしょうか。
応用で猫足立ちや四股立ちも可能ですね。(まだやってないけど)
これも、ゆりでは初めての試み。
横方向での移動式基本。
平安五段で出る、四股立ちからの横払い。
この挙動を、追い突きから振り向きざまに横払いに変え横移動です。
この稽古の目的は、
①軸足で技を出すタイミングを掴む
②軸足の張りで腰を入れる感覚を掴む
高度な稽古内容に一段階上がってきました。
これが出来るようになれば、自然と手技に重みが出てきます。
前述したように、技を極めるタイミングを間違うとペラペラの技になってしまいます。
足 → 腰 → 手 の順に下半身からパワーが伝われば、力強い技を出すことが出来ます。
そのための練習でした。
ほかにも、前屈立ちでの逆突き横移動も同様に行いました。
これも逆突きする瞬間腰を正面にぶつける感覚を掴む練習でした。
(左逆突きなら、左腰を正面に向けながら突きます)
下半身から唸りを上げて技を出すイメージです。
たった2つを延々繰り返しました。
これかっ!と手ごたえを掴んだ生徒がいてると嬉しいです。
形は基本の組み合わせです。
固定式や移動式で少しずつ難しい練習に入っています。
基本稽古の中で、身体に染み込ませ形で習ったことを一つひとつ表現してみてください。
実はもうひとつ取り入れる予定の移動式がありましたが、意図が伝わるまでに時間がかかり過ぎたので見送ってます。
よく見る
よく聞く
よく考える
常にこの3つを心がけてください。
従来とおり、縦の移動基本です。
平安五段で後屈立ちを学びましたので、これまでの立ち方をミックスした移動基本を行います。
下段払い → 猫足立ち → 四股立ち → 後屈立ち
これに手技を加えての移動基本です。
全て平安形で出てくる技で構成されています。
一つひとつの技や立ち方(歩幅・長さ・爪先の向き)を正しく理解していないと出来ないよ。
【形】
四の形・十二の形・平安二段・平安五段
立ち方の使い分けに意識を置き、丁寧に稽古しています。
基立ちと前屈立ちの区別をつける
猫足立ちの軸
四股立ちの深さ
交差立ちのカタチ
後屈立ちの顔・おへその向き
浮足立ちのライン
基本に忠実にね。
こないだの夜練での気づき。
やはり今回もはまりました。
軸と水平移動。
ここに意識を置くだけで、形の減点対象が随分と減ります。
無意識で出来るようになるまで、呪文のように唱えます。
【居残り稽古】
組手のリクエストがありましたので、3人の生徒と約30分居残りで汗を流しました。
形と違い組手は制限も少なく、思いっきり身体を動かせます。
一日の最後に組手を入れるとスカッとストレス発散して稽古を終えることが出来ますね。
中段突きのフォームの修正を行い、実際にカウンターを取る練習を行いました。
相手の刻み突きに合わせて懐に潜る練習です。
カウンターはタイミングが命。
帯を使って中段に潜るタイミングを掴む練習も取り入れました。
(台の人が帯をグルグル回し、帯に触れないようにして突く練習です)
帯を回すスピードをブンブン速めましたが初めての練習のわりには、上手くタイミングが取れていました。
第一段階では、足を止めて突きを極めるまでですが、次のステップは間合いを取りフットワークしながら入るタイミングを探り、実際に突きからの残心を取るところまで行います。
遊びの要素が強いですが、跳びこむタイミングを掴むには理にかなった練習です。
さぁ!明日は審査会!
Everything's gonna be alright!
※来週は全員13:00集合! 桜の宮まつりに向けて演武の練習会です!