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2023年10月28日 (土)道場稽古74
こんにちは!
本日は6年生が修学旅行から帰ってくることもありクラブ活動は15時まで。
9月に行われた審査会の免状が届きましたのでお渡ししました。
バンビクラス
0・早練
1・空手道礼法
2・体幹
3・固定式基本
4・ミット
モンキークラス
5・体幹
6・形
-バンビクラス-
【早練】
垂水区組早めに道場入りして形の練習です。
先週までは全体で進行していましたが、今日から一人ひとりに時間を取り細かい部分を練習しています。
ほとんどの生徒に共通するのは猫足立ち。
正しい猫足立ちのカタチについて説明しました。
打ち落とし・引き手・猫足立ち
この3つを同時にです。
身体がくの字に折れてはいけませんし、立ち方が浅いといけません。
最初の印象は旗判定における影響はデカいので、一発で深い猫足立ちが出来るよう家連繰り返してほしいと思います。
段々と上手く演武出来るようになってきています。
家で頑張ってるんだろうなと感じる生徒が居てます。
上手くなりたければ自分が頑張るしかありません。
大会に挑戦すると決めた以上は、旗が一本でも自分に上がるように努力を怠らないようにね。
自分自身良く頑張ったと思えるくらい努力出来たら、今後の自信に繋がるはず。
【空手道礼法】
体験生が来てくださいましたので、
正座・座礼・立礼を先輩生徒たちと学びます。
入退室時の一礼等の礼儀作法は道場外でも役に立ちます。
空手道は武道ですので将来社会に出た時、必要とされるよう挨拶や言葉使い・礼儀作法は、技を教えるよりも先に指導することを心がけています。
正座は『左座右起』の順、万が一の時素早く立ち上がれるよう『跪座』の姿勢を取ります。
立礼にも角度があり、目付の位置にも決まりがあります。
(座る時・お辞儀をする瞬間にも敵に隙を見せてはいけません)
いろんな決まり事をスラスラ答えてくれるMちゃん。立派です。
まだ幼児なのにちゃんと覚えてくれていました。
指導が浸透してると思うとホントやりがいを感じます。
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・V字プランクでした。
空手道は同じことをひたすら繰り返します。
また我慢の連続です。
出来なかったことがいつの間にか出来るようになってきます。
しっかりした軸作りのため頑張っています。
継続は力なり!
これで39分経過です。
【固定式基本】
今日一番嬉しかったこと。
みんなの気合が過去最高にデカかった!
道場らしさ全開でした。
私はこの雰囲気はとても大好き。
上手いとか下手とかは、人がやることなので個人差があるのはしょうがないことです。
が、気合は別です。
上手い下手関係なくやる気は表現出来るはず。
今日のバンビたちは過去最高の気合を見せてくれました!
さて内容の方は初歩の初歩。
拳の握り方から説明でした。
間違った拳の握り方していたら実際にミットを突いた時ケガしますので、今日教えた方法を忘れないでね。
握り方の次は立ち方。
しっかりお手本を見せてくれていました。
平行立ちとなり、引き手・突き・中段横受けの練習に入ります。
正しい引き手を取るには4つのことを守らなければいけません。
・脇を開かない
・手首を曲げない
・引き手の高さ(身体の柔らかい部分)
・引き手の深さ(お腹よりも引く)
突きの練習では、狙う場所について説明しました。
正中線且つ鳩尾(水月)の高さです。
左右どちらで突いても同じ位置を突くようにね。
中段(お腹)を守る受け技『中段横受け』も練習しました。
なんと!2人ともついてくるではありませんか!
これにはビックリしました。
他にも基立ちを取る方法を学び、左右の正面蹴りでした。
道場中に元気な声が響いていましたね!
【ミット】
小休止中ビッグミットに興味を持つ生徒たち。
その流れで蹴りの練習に入りました。
オレンジ帯の先輩生徒にお手本を見せてもらいながら一列に並び、思いっきり蹴り!
左右足を替えながら何本蹴ったかな?
中段突きなんかも頑張りました。
今日はバンビちゃんたちのおかげで、とても活気のある練習会となりました!
(つづく)
-モンキークラス-
【体幹】
バンビと同じ、プランク・バックプランク・V字プランクでした。
キープする姿勢が良くなってきた感じがするかな。
身体を支える筋肉がついてきたのでしょうか。
プランクでは無駄な力も入っておらず頭の先から足の先まで、1本の大木のようにスラっとした見事なプランクでした。
オッ!と思わせる体幹に変貌を遂げた3年生のK君。
166分経過です。
【形】
今日は2部生も稽古時間は1時間だけです。
やむを得ず基本を除き残り時間全てを形に費やしました。
垂水区に出場するバンビたちも合流して、各自フリーで形稽古!
自ら形が打てるだけのスペースをみつけ、思いおもいに形の練習です。
どの形を打っても良いし小休止(水分補給)も自由です。
自主性を促すために完全に生徒に任せてみました。
唯一のルールは『人の邪魔をしない』
貴重な練習時間を奪ってはいけません。
俯瞰しましたが、一つひとつの技に力強さが足りません。
引き手の使い方と軸足を締める意識で形が打てないといけません。
覚えたばかりの平安三段を打つ生徒が多かったですが、肘受けくらいが初登場したくらいで出てくる技に大きな違いはありません。
それでも極めが足りないのは、それぞれの技にまだまだ基本稽古の数が足りないからだと思います。
垂水区出場組を中心に一人ひとり回って指導しています。
形競技は順番を間違ってしまうと勝てませんので、最低限スラスラ打てるようにしておいてください。
道場では、勝てる確率が少しでも上がるよう修正する場所でありたいと思います。
気になったことを記しておきます。
・一つひとつの技を極める(手技・引き手・軸足の締めのタイミングを合わす)
・向いている方向におへそを向ける(腰を切る)
・軸足を締める
・片手で技を出さず引き手を取る
・踵が浮かない
・堂々と大きな形を打つ
・打ち急がず丁寧に打つ
・四股立ちの演武線は斜め45度
・なによりも気迫!