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2023年11月4日 (土)道場稽古75
こんにちは!
11月とは思えない温かさ。
とても過ごしやすく今日も良い汗をかきました。
新入会の姉妹も加わりましたので、バンビクラスでは一人ずつ自己紹介を行いました。
バンビクラス
0・早練
1・ラダー
2・体幹
3・固定式基本
モンキークラス
4・体幹
5・固定式基本
6・形
7・組手
-バンビクラス-
【早練】
大会を控えた生徒と形を練習しています。
限られた合同時間は基本を中心に行いますので、早練や2部に混じって努力を重ねています。
一人ずつ形を指導した後、最後全員で合わせました。
みんな稽古の度に上手くなってきている印象です。
自分でも感じているんじゃないかな。
今日のアドバイスを記しておきます。
全員に当てはまることなので、家で練習する時に意識してください。
・拳の握り方をキレイに
・進行方向におへそを向ける
・基立ちは前膝を軽く曲げる
・技は引き手を強く取る
・猫足立ちは右足の踵にお尻を乗せる
・前に出る足が着地した後少し遅れて突きを出す
・四股立ち下段払いの引き手は水月に小指つけ根をはめる
【ラダートレーニング】
・クイックラン
・グーパー
・ラテラル2イン2アウト
2本ずつ。
スピード系を取り入れています。
自分の身体を素早く操ることが目的です。
よりスピードを高めるコツは2つ。
1・足の裏全体で行わずつま先で駆け抜ける
2・足が床についている時間を短くする
バンビクラスは幼児が6人に増えましたが、みんなこの説明が理解出来ていました(スゴイ!)
ちゃんと守ってスピードアップ出来ていました。
いい感じです!
【体幹トレーニング】
プランク・バックプランク・V字プランク
カウント始めて通算42分経過です。
伸びてきましたね。
やればやるほど力がつくので、頑張ってジッとしよう!
プランクでは身体を持ち上げる(支える)筋肉も必要です。
頭の先から足の先まで一直線になるようにね。
【固定式基本】
今日学んだ立ち方は、
・閉足立ち
・結び立ち
・平行立ち
・八字立ち
・ナイハンチ
・四股立ち
固定式基本では主に平行立ちで行います。
肩幅程度に足を広げ、指先はまっすぐに向けて立ちます。
今日はここからさらに一つリクエスト。
両方の膝を軽く緩めて立ちます。
足がピンっ!と伸びきった状態だと踏ん張れませんので、少し曲げて溜めを作ります。
今日稽古した技は、
・引き手
・突き
・中段横受け
・上段揚げ受け
2挙動に分けて指導していましたが、
慣れてきたので1挙動で技を出す練習まで進みました。
来週は『下段払い』が加わります。
今日の座学は身体を3つの部位に分けて説明しました。
頭から首までを『上段』
首から帯までを『中段』
帯より下を 『下段』
と呼びます。
また、どこを目掛けて突きを出せば良いのかを学びました。
人体の急所は身体の中心に揃っています。
中心位置のことを『正中線』と呼び、中段では鳩尾を目掛けて突きを出します。
正中線且つ鳩尾の高さを狙って突くように指導しています。
幼児にはとても難しい内容ですが、バンビには小学生もたくさん居ますので指導しています。
四股立ちとなり、鳩尾めがけて突きの練習も頑張りました。
空手で必要な筋肉は、固定式基本や移動式を養います。
押されてもビクともしない強い身体を、先の体幹トレや四股立ち突きを通じてつけていきます。
それにしてもバンビクラスの生徒達は、とても元気があって空手教室らしい雰囲気です!
(つづく)
-モンキークラス-
【体幹トレーニング】
生徒に選んでもらっての体幹トレーニングでした。
プランク・V字プランク・サイドプランク。
ディスクを持ってる人はプランク続投でした。
グラグラ揺れる中で1分間耐え忍ぶのですから、体幹が強くならない訳がありません。
今日で169分経過です。
3時間も目前!
【固定式基本】
バンビ垂水区組も合流。
下半身の強さは形・組手ともに必要ですので強化していきます。
・四股立ち突き
・屈伸突き
・斜角突き
始めてのバンビ組の生徒にとって、ついていくのは大変でしょうがモンキークラスの練習ですので、説明にはある程度の時間しか割くことは出来ません。
上のクラスで稽古していくには、集中して説明を聞く力と稽古の目的を理解する力も必要となってきます。
四股立ちと前屈立ちの2種類の立ち方で行う斜角突き。
頭の高さは変えてはいけません。(膝を緩めちゃダメ)
腰のキレで逆突きするのも目的ですので、稽古の意図を汲み取ってください。
軸足を締めながら腰を切る意識です。
屈伸突きも同様です。
逆突きの瞬間、緩めた腰を正面にぶつけます。
自分に厳しく前屈立ちです。
今のこのしんどさ。
よく覚えといてください。
自分に負けず(手を抜かず)下半身強化を繰り返していれば、半年後同じメニューやってもへっちゃらになってると思います。
”継続は力なり”
【形】
稽古前に説明しました。
形稽古はひたすら自分と向き合う時間。
一本いっぽんの形を集中して打ちますので途切れた状態で連続して打つよりも、合間に小休止を挟む方が効果的。
自分の意志で小休止を挟んでください。
ただし約束事がひとつ。
人の邪魔をしないこと。
これだけは守るように。
稽古前にも伝えましたが、審査を受けるための基準を設けています。
帯に応じた技量もさることながら、稽古に取り組む姿勢です。
心構えがなってない生徒は、まずここから正してください。
垂水区組を中心に指導を行いました。
平安二段かなり細かく指導をしたところ、Sちゃん随分良くなってきました。
これからの稽古では、拳の握り方・突くタイミング・猫足立ち(軸)に注意して頑張ってください。
【組手】
組手に必要な2つのスピード。
身体を自在に操るスピードと反応スピード。
生徒たちは競い合うことが大好き。
そんな競争心を煽りながらラダーを使ったスピードトレを行いました。
ラダーの前に立ち、前足だけをマスの中に素早く出し入れ。
軸をブラさず・目線を下げずでひたすら前足だけ動かします。
前足の目的はプレス。
素早く強いプレスを相手にかけることで展開が生まれます。
プレッシャーをかけることで相手に技を出させたり、
プレッシャーをかけることで相手はビクっと居つくこともあります。
相手が技を出した瞬間に中段カウンターで抜いたり、相手が居つくと自分の技を極めるチャンス到来です。
自らの仕掛けにより試合をコントロール出来るようになると自然と勝率が高まります。
前足・後ろ足・利き構え・逆体でタイムアタックしました。
後ろ足は前回?の稽古で取り入れた、捌いてからの返し。
『後の先』で有効です。
後ろ足を素早く引くことで、突きを避ける距離を生みだします。
今日のラダーは、前のプレス・後ろのバックステップを活かすための下準備でした。
他にも荒賀龍太郎先生のセミナーDVDでもあった後ろ足の寄せ。
刻み突きを跳ばしたあと、素早く後ろ足の太ももを前足に寄せると跳びこみのスピードが上がると説明されていました。
今日は捌いて返す練習でしたので取り入れませんでしたが、刻み突きの練習の際取り入れる予定です。
2人組となり足を止めた状態で
①バックステップ(プラス前拳で捌き)
②逆上を返す
③残心を大きく取る
ペア練でひたすらこれを繰り返し、スポンジ棒を使って一人ずつ仕上げていきます。
スポンジ棒をビリヤードの玉を突く要領で、顔めがけて伸ばします。
これはノーモーションの突きと同じ軌道。
ノーモーションとは「起こり」のない状態を表します。
慣れないうちは、突く瞬間に何らかのサインが無意識のうちに出てしまいます。
例えば、
・突く瞬間、肘が下がる
・突く瞬間、溜めを作る
・突く瞬間、身体が力む
・突く瞬間、目を見開く
強い選手は、相手にバレるような余計な動作を出さず突いてきます。
せっかく捌く練習をしますので、最後の仕上げはモーションなしの突きを捌く練習です。
スポンジ棒ですのでケガの心配もありませんし、一人で全員相手してると私が持ちませんのでスポンジ棒を用意してきました。
始めたばかりで、まだまだですが難なくこなせるようになれば、フットワークをつけた対人練習に移りたいな。
組手もちょっとずつですが、実践的な内容に入ってきました。
組手はケガのリスクが付きまといます。
おしゃべりすることなく、集中力を持って稽古に励むようにね!