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古川 哲也の形強化セミナー バランス・スピード・タイミングを極める! 5/5
こんにちは!
セミナーラストです。
中身が充実し過ぎていて、3本で纏めるつもりでしたが5本に変更しました。
それでも1本のブログを上げるのに2時間近くかかっています。
集中しながら観ては実際に身体を動かして、かちかちタイピングの繰り返し。
自宅では自由な時間はDVD観てはブログばかり書いてるかな。
上手く指導するコツ、稽古時に注意するポイントなんかを学び、道場での稽古に活かしています。
観たことを自分で文字に書き記すことでより理解度も深まるし、ブログを時々読み返し指導にブレが生じないように心がけています。(めったにしないが)
このブログにたどり着いてくれた、誰かのお役に立てていればそれは幸いなことです。
5・強化練習と先生からのアドバイス
6・Q&A集
【強化練習と先生からのアドバイス】
セミナー最後は、形名・気合も全力でスーパーリンペイを10回打つことに。
100名はいるのでしょうか、グルグル回りながらピンポイントでアドバイスする様子が収められていますが、途中やめが入りました。
古川先生が現役の頃の練習方法は、最後四股立ちになり狐受けで締めくくり、またそのまま2本目・3本目に連続して打っていたようです。
つまり10本打つ場合、礼は最初の1回目と最後の10回目の打ち終わり。
走ったり、トレーニングやったり、基本やったりの中で体力をつけることもありますが、
連続で打つことで形の中での緩急・力の抜き差しを身体に染み込ませたと仰っていました。
また10本やって終わりではなく、ひと呼吸置いて本番さながらの1本を全力で打っていたようです。
そうすると、結構良い形が打てたようです。
普段練習では今回のセミナーのようにパーツの練習をします。
それは上手くできるはず。
なぜならば、リラックスしてその挙動に注意を払えるから。
試合ではパーツの練習とは違い、入場から始まり構えから始まります。
この時点で全然違いますので、形に力みが出たり本来の力が発揮出来ません。
だからこそ、この10本連続で打つような『通し』の練習も必要だと説明されています。
『パーツの練習』(部分練習のことね)と同じくらい連続で休まず打つ『通し』の練習も同じくらいやるようにとアドバイスがありました。
ほんで最後の仕上げに全力で集中した1本。
試合が近づいてきた時の練習方法は形全体の流れの中で、どうパチンと極めれるかに焦点を当て繰り返し練習をされていたようです。
パーツの練習
通しの練習
ポイントの確認
3つの練習で形を磨くんですね。
【Q&A集】
Q1・どうすればキレが上がりますか
A1・今いる場所から次行く場所に移る時、モッサリ出ちゃダメ。完全静止した状態からの動き出しの速さ(初速と呼ばれています)を上げることと、
ゴール地点に到達した時にビヨーーンとならないこと。ビヨーーンでは速いけどキレがない。
初速が速くてパッと止まる状態をキレがあると表現されています。
Q2・クルルンファ第1挙動の猫足立ちの入る際、軸足はつま先始動ですかコツを教えてください
A2・自然と滑らかに踵からスッと入るようにしましょう
Q3・セーパイ第4挙動の後屈立ちでの右手の位置はどこですか
A3・右膝の上に右肘を持ってきます
Q4・スーパーリンペイ第17挙動の中段横受けから手を返す動作を教えてください
A4・手首で受けたまま、肘をスッと下げると相手の手を離さず掴めます
Q5・クルルンファ第15挙動の掌底当てを詳しく教えてください
A5・右足の一つ分外側を右手で掬い受けと同時に左腰を切り左掌底当てし、反対も同様に行います
Q6・クルルンファ第15挙動の掌底当てする際に前腕中程に当てますが前腕とはどこですか
A6・前腕とは手首から肘までを指しますので、狙う位置は手首と肘の真ん中まで(半分よりも短くなっちゃダメ 指定形なので注意してください)
古川先生のDVD2本所有しますが、一番繰り返し観てると思います。
説明の分かり易さ、テクニック面どちらも抜群です。